内藤エスカルゴ - 現行作品一覧 - / ,' 3校長が思いついたようです - 第二話
5 : ◆IgPB3k.W/o :2007/06/21(木) 00:08:12.42 ID:kV32qZi0O
第二話

VIP学園大グラウンド


(=゚ω゚)ノ「まったく毎度毎度困ったシジイだょぅ」

( ´ー`)「しらねーよ」

此処には4つの部活の部室が集まっている

野球部、水泳部、バレー部、バスケ部だ


(=゚ω゚)ノ「取り敢えずどっかと組むょぅ」

小さいほうの男が言う。

( ´ー`)「……まかせる」

背が高いほうの男はどうでも良いようだ

(;=゚ω゚)ノ「やる気を出すょぅ!!
部費が無くなったら後輩に顔向けできないょぅ」

( ´ー`)「しらねーよ」

6 : ◆IgPB3k.W/o :2007/06/21(木) 00:09:45.69 ID:kV32qZi0O
ピンポンパンポン♪


/ ,' 3「っしゃー、やっぞ!!はっやっぞ!!

部長ども!!部費はもったか!?取り敢えず制限時間は16:00までだ!!
あと13:00から特別参加する奴がいるからなー、気を付けろよー

ソイツは学校側の人間だからな


んじゃバトルロワイヤル
ス タ ー ト だ !!!!

おらワクワクしてきたぞっ♪」




(;=゚ω゚)ノ「とにかく武器を探すょぅ」

( ´ー`)「わーったよ」

――遂に部活対抗バトルロワイヤルが開始された――


7 : ◆IgPB3k.W/o :2007/06/21(木) 00:11:30.78 ID:kV32qZi0O

―――VIP学園格技場――

(´・ω・`)「始まったね……」

一同は静かに開始の言葉を聞いていた


(; ^ω^)「こーしちゃいられないお」

始まると同時にブーンが走りだす


⊂二二( ^ω^)二⊃


(;; 'A`)´・ω・`)「っちょwwwおまwww」

ブーンは凄い速さで駆け出した。
残された二人も慌てて駆け出しす。

(´・ω・)「なんとも……あんなに焦ってどこに行くんだか」

( 'A`)「決まってんだろwwwフヒヒッwww」


この二人にはブーンが向かってい場所がわかっているようだ



8 : ◆IgPB3k.W/o :2007/06/21(木) 00:13:31.63 ID:kV32qZi0O

( ^ω^)(ツンはボクが護るお)

格技場と調理室の間にはバスケ部、水泳部、野球部、バレー部の部室がある

そんなものは関係ないとばかりにブーンは走る、走る、走る



調理室が見えてきた、あそこにツンがいる


(; ^ω^)「ツーーーry」

愛しい人の名前を呼ぼうとしたその時、キラリと光る物がブーンの足元に飛来しそれを妨げた

「グサァッ!!」

( ゜ω゜;)「くぁせふじこry」

足元には包丁が刺さっていた



14 : ◆IgPB3k.W/o :2007/06/21(木) 00:21:08.07 ID:kV32qZi0O
ξ゚听)ξ「あらっ、ブーンじゃない」

愛しい人は悪びれた様子も見せずに言った

(; ^ω^)「あうあう、ツンが心配できたんだお」


ブーンは自分の気持ちをハッキリと伝える

一方

ξ///)ξ「そんなこと言ったってなんにも
でないんだからぁー」

女の子の方はひねくれている

どーみてもツンデry

ξ゚听)σξバルス(▼▼作メメメ)

( ^ω^)(もうこの作品はダメかもわかんね)


16 : ◆IgPB3k.W/o :2007/06/21(木) 00:22:59.82 ID:kV32qZi0O

再び調理室のドアが開かれた

( 'A`)「はぁ、はぁ、お前速過ぎ」

(´・ω・`)「ドクオは体力無さすぎだよ」

ショボンとドクオも到着したようだ


(;*゚ー゚)「……またえらく豪勢なメンバーが出てきたわね」

奥から料理部の部長である椎もでてきた


17 : ◆IgPB3k.W/o :2007/06/21(木) 00:24:55.07 ID:kV32qZi0O

(*゚ー゚)「それで空手部三人衆が揃ってなにかご用ですか?」

椎は右手に調理用油、左手にはチャッカマンという超攻撃スタイルだ


ξ///)ξ「私たち、女の子二人でとっても心細かったんだから……」

そういうツンの手にも中華包丁と刺身包丁が握られている

(; ^ω^) 'A`)´・ω・`)「俺達必要なくね?」

19 : ◆IgPB3k.W/o :2007/06/21(木) 00:26:33.61 ID:kV32qZi0O

三人はすっかり忘れていた。部活で使用する道具は使うことができるというルールを。


( ^ω^)「ってかボク達そんなに強くないんじゃないかお?」

( 'A`)「使えるとしたら……帯?」

(´・ω・`)「あるあr……ねーよ」

今更ながらに自分達の置かれている不味い状況に気付いた



20 : ◆IgPB3k.W/o :2007/06/21(木) 00:28:19.28 ID:kV32qZi0O

(´・ω・`)(冷静に考えてみるとこのゲームは相当僕達には不利にできてるなぁ。単純に考えられるだけで野球部はバット、アーチェリー部はアーチェリー、化学部は薬品、剣道部は竹刀か。あっ、そういうことなら防具もOKか)

ショボンは急に黙り込み思考に更ける

( 'A`)「取り敢えず俺達はお前等に危害を加えるつもりはない」

ドクオが此処に来るに至った経緯を説明する


21 : ◆IgPB3k.W/o :2007/06/21(木) 00:30:13.98 ID:kV32qZi0O

( ^ω^)「ボクたちは料理部の味方だおwww」

それを聞いたツンは再び頬を赤く染め

ξ///)ξ「べっ、別にあんた達なんか当てにしてないんだから!!
ただ弾避けにはなると思うから傍において上げるわよっ!!」

(´・ω・`)(素直じゃないね、まぁそれがツンの個性だからね)

( ^ω^)「とにかく!!料理部は、ってかツンはボクが護るお!!」


ドクオはこの時単純にブーンに感銘を受けた。それと同時に背後からの強烈な殺気にも気が付いた。
半端じゃない程の殺気に圧倒されながら後ろを振り返る。


24 : ◆IgPB3k.W/o :2007/06/21(木) 00:31:53.45 ID:kV32qZi0O

汗が止まらない、一体後ろになにが居るというのか……。


(;; 'A`)チラッ



(# ー )ゴゴゴッ


そこに修羅がいた


(# ー )「ドクオ、なぜブーンは好きなツンの為に大急ぎで此処まで来たのに

何 故 ?

何故にギコは来ないのだ?」


低く小さな、しかし
しっかりとドクオに聞き取れる声で椎が問う


27 : ◆IgPB3k.W/o :2007/06/21(木) 00:34:12.55 ID:kV32qZi0O

恐らくここで「ギコは椎のことを心配していた」等といっても無駄だと動物的勘でドクオには分かった。

ではどうする?

誰かに椎の怒りの矛先を向けなければならない


ギコの為にこの身を犠牲にするか?
いや、そればダメだ。
すまない、ギコ

(;; 'A`)「ぎっぎっギコは自分のことで精一杯ぽくて、なんと言うか……あまり気に掛けていなかった」


卑怯とでも言うが良い、しかし貴様等には分かるまい、このプレッシャーが。
捕食者独特の鋭い眼光を前にして抵抗をするなどとは愚か者のすることよ


28 : ◆IgPB3k.W/o :2007/06/21(木) 00:39:19.38 ID:kV32qZi0O

(# ー )「……そっか。」

(*゚ー゚)「あーぁ、早くギコと逢いたいなぁ」

椎の表情から怒りが消える。今の彼女の表情は無だ。

(; 'A`)(これはギコ死んだかもしんね)

(;´・ω・)(この場合仕方ないか……)

(; ^ω^)(ってか椎さん、包丁を研ぐのはやめて欲しいお)


(*゚ー゚)「ぎーこ、ぎーこ、ぎーこ、ぎーこ……」

椎はリズミカルに包丁を研ぎだした
彼女が口ずさんでいる言葉が包丁の磨がれる様子を表しているのか、はたまた最愛の人の名前なのかは誰にもわからない……。

31 : ◆IgPB3k.W/o :2007/06/21(木) 00:41:08.25 ID:kV32qZi0O

『ガッシャーン!!』


突然、調理室の磨りガラスが割れた。
いや、割られたのだ。


割れたガラスの下にはトンファーの様なものが転がっていた






To Be Continued



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