- 6 名前: ◆IgPB3k.W/o :2007/06/21(木) 15:06:27.44 ID:kV32qZi0O
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第三話
(; 'A`)「早速お出ましかよ」
ブーン、ドクオ、ショボンは咄嗟にしゃがんで身を隠した
ドクオが苦々しげに呟く
調理室にいる全員の、いや、椎はまだ包丁を研いでいる
それ以外の者は割られた磨りガラスの方を注視した
そこに居たのは……
( ∵)「アヒャヒャヒャヒャ、出てこい蛆虫共が。お前等の顔陥没させてやるよwww」
どうやら卓球部のビコーズのようだ
- 7 名前: ◆IgPB3k.W/o :2007/06/21(木) 15:08:18.30 ID:kV32qZi0O
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(´・ω・`)(卓球部か、ということはあと一人居るね)
( ∵)「フヒャヒャwwwまずはお前等だwww」
ビコーズの手にはトンファー、いやアレは
(´・ω・`)(アイツの持ってる武器は卓球台のネットを立てる金属部分だね)
( 'A`)(哀れwww)
ビコーズは椎に向かって手を振り上げ…
(# ー )「なに?」
( ∵)「……」
(;; ∵)(この人やんべぇぇぇー!!!!!)
ビコーズは脱兎のごとく逃げ出した
- 10 名前: ◆IgPB3k.W/o :2007/06/21(木) 15:16:28.77 ID:kV32qZi0O
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ξ゚听)ξ「ブーン!!」
( ^ω^)「YES Sir!!」
隠れていたブーンが姿を現した
( ∵)「……」
ショボンもドクオも姿を現した。
ビコーズはようやく理解する。
自分の今置かれている絶対絶命の状況に。
(´・ω・`)「残念だったね、手っ取り早く文化部の弱そうなところを狙ってリタイアしようと思ったんだろ」
(# ^ω^)「そうはいかんざき!!」
ビコーズは本当に驚いたようだ、磨りガラスの所為で中の様子を伺えなかったのが運の尽きだ
- 11 名前: ◆IgPB3k.W/o :2007/06/21(木) 15:18:05.35 ID:kV32qZi0O
- (; ∵)「げぇっ!?何故空手部が!?そうか、これは公明のわry」
( ^ω^)「志村、後ろ!後ろ!」
ビコーズが振り返るとそこには……
( 'A`)「シッ」
ドクオが上段回し蹴りを放っていた
ショボンの足は綺麗な放物線を描きビコーズの顎を的確にとらえる
空手は本来一撃必殺の技。その中でも大技である上段回し蹴り。
それを不意討ちで、まして素人が受けるとどうなるか
( ∵)「……」ドサッ
ビコーズは泡を吐きながら失神した
- 12 名前: ◆IgPB3k.W/o :2007/06/21(木) 15:19:32.28 ID:kV32qZi0O
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(´・ω・`)「あーぁ、やっちゃった」
( ^ω^)「ドクオがビコーズを気絶させた所為でジョーンズの居場所を聞けないお」
二人がドクオを非難する
(; 'A`)「だって格好良く倒したかったんだもん」
ξ゚听)ξ「やっばりアンタ達強いわねぇ」
泡を吐いているビコーズを平気な顔で踏みつけながらツンが言う
(´・ω・`)「……しかし部長を倒さなきゃ意味ないからなぁ」
(; ^ω^)「ショボン、アレを見るお」
ブーンが恐る恐る指を差す
(;´・ω・)「……予想GUYだよ」
- 13 名前: ◆IgPB3k.W/o :2007/06/21(木) 15:21:27.45 ID:kV32qZi0O
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(* ー )「ランラララ♪」
( e )「・・・」
鼻歌を唄いながら包丁を研ぐ椎の横に血塗れになったジョーンズが転がっていた
(* ー )「ランラララ♪」
さっきと変わらず鼻歌を唄う椎、ただ一つ違っているのは彼女の研いでいる真っ赤に染まった包丁だ
(; ^ω^)(この人ガチでやべーYo)
まだバトルは始まったばかりだ
しかし唯一つ、たった一つだけ一同全員が共通で分かったことがあった
( ^ω^)(´・ω・`)( 'A`)ξ゚听)ξ「ギコ死んだなwww」
- 18 名前: ◆IgPB3k.W/o :2007/06/21(木) 15:37:16.67 ID:kV32qZi0O
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――VIP学園格技場―――
( ,,゚Д゚)「ふぇーくしゅん!!」
( ´∀`)「大丈夫かモナ?」
( ,,゚Д゚)「あぁ、多分誰かが俺の噂をしてる」
モナーがにんまりして言う
( ´∀`)「きっと椎ちゃんモナwwwこの色男www」
(*゚Д゚*)「んなわけねーよ!!」
ブーン達が向かった場所は大体見当が付く、恐らく調理室だろう
( ,,゚Д゚)(アイツ等が護ってくれるなら一先ずは安心か)
プギャーは自分の道具一式を持ち出ていった
( ,,゚Д゚)(取り敢えず様子を見るか)
ギコはまだ知らない、自分に回避不可能な死亡フラグが立っていることを
- 24 名前: ◆IgPB3k.W/o :2007/06/21(木) 16:09:44.78 ID:kV32qZi0O
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/ ,' 3「卓球部はもう脱落か、つまらん。
阿部、お前ワシと賭けんか?どの部活が最後まで残るか」
阿部「私はハインリッヒですね、彼女は頭もキレますから、身体能力的に空手部、柔道部、剣道部バスケ部も捨てがたいですがね・・・」
/ ,' 3「ホッホッホwwwなるほどまぁ誰が勝つかは時の運じゃがな」
/ ,' 3「今度はどこがきえるかな」
To Be Continued