263 :1 ◆V6dhI1c01U :2007/02/05(月) 02:24:41.64 ID:Av9QYctU0
-医務室-



川--)「う・・・ん・・・」

( ^ω^)「あ、き、気がついたかおッ!?」

川゚听)「あなた・・・」

( ^ω^)「ごめんだお・・・おいらキレると何がなんだか分からなくなっちゃって・・・」

川゚听)「別にいいわよ・・・試合なんだから」

( ^ω^)「そ、そうかお?ツンさんは優しいんだおッ!」

川///)「な、なんでよッ!?普通でしょッ!!」

( ^ω^)「そうかな・・・」



264 :1 ◆V6dhI1c01U :2007/02/05(月) 02:25:37.46 ID:Av9QYctU0
川゚听)「そんなことより・・・お友達の試合でしょ。応援しなくていいの?」

( ^ω^)「あ、そうだったお!始まってしばらくたってるハズだお!それじゃお大事に、だお!」

川゚听)「あ、ちょっと。あんた試合が終わってからずっとついててくれたの?」

( ^ω^)「うんそうだお。起きないんじゃないかって心配だったから」

川゚听)「そ、そう・・・     ・・・アリガト・・・」

( ^ω^)「え?」

川///)「な、なんでもないわよッ!さっさと行きなさいよッ!!」

(;^ω^)「???わ、わかったお」





川゚听)「あれがほんとうに・・・内藤エースの息子なのかしら・・・」

265 :1 ◆V6dhI1c01U :2007/02/05(月) 02:26:36.91 ID:Av9QYctU0
わあああああああああああああぁぁぁぁあぁぁ


(;^ω^)「い、今どうなってるんだお?」

|(●),   、(●)、.:|「おう、ブーン君。いまのところは・・・」


/( ゚ )( ゚ )ヽ「・・・くっ」

/; ●   ● |「はぁはぁ・・・ おれの亜音速熊手をあれほどくらってまだ倒れないのか・・・ッ!」


( ^ω^)「おっおっ、クマ巳さんが押してるおッ!」

|(●),   、(●)、.:|「そう見えるかい」

(;^ω^)「え?」

|(●),   、(●)、.:|「あいつはもう亜音速熊手を数十発はいれてる」

(;^ω^)「そんな・・・!」

|(●),   、(●)、.:|「あいつにあれ以上の技がなければ・・・確実にあいつは負けるッ」



/( ゚ )( ゚ )ヽ「おいぼっちゃん空手、そいつでお終いか?」

/; ●   ● |「くっ・・・!」

266 :1 ◆V6dhI1c01U :2007/02/05(月) 02:27:33.21 ID:Av9QYctU0
         /ニYニヽ
       /( ゚ )( ゚ )ヽ
     /::::⌒`´⌒::::\   死ねッ!
     | ,-)___(-、|
     | l   |-┬-|  l |
     \   `ー'´   /l!| !
     /        \ |i
   /       ヽ !l ヽi
   (   丶- 、    しE |そ  
    `ー、_ノ   煤@l、E ノ 


/  ●   ● |「おっと」


トン  トン


|(●),   、(●)、.:|「あのステップ・・・」




267 :1 ◆V6dhI1c01U :2007/02/05(月) 02:28:33.09 ID:Av9QYctU0
/  ●   ● |「あんたみたいに大振りなやつ相手にはよォ、それ相応の闘いかたってのがあんだよッ」



        ∩___∩      
        | ノ ⌒  ⌒ヽハッ 
        /  (●)  (●)  ハッ  
       |     ( _●_) ミ   
 ___ 彡     |∪| ミ  
 ヽ___       ヽノ、`\   
       /       /ヽ <  
      /      /    ̄  
     /     /  
     (_ ⌒丶...     
      | /ヽ }.       
        し  )).      
          ソ  トントン   

|(●),   、(●)、.:|「見たことねェ技だな・・・」


/( ゚ )( ゚ )ヽ「ちっ・・・ちょこまかと・・・ッ!!」


ブンッ


/  ●   ● |「くらわねぇよッ!」


268 :1 ◆V6dhI1c01U :2007/02/05(月) 02:29:35.61 ID:Av9QYctU0
    ∩___∩  
    | ノ     ヽ
   /    ●   |      スパァン!
   |      ( _●) ーニ三
  彡、     |∪||   r'´) 
    ゝ     ヽノ _三  'ー'´)
   /    ー-−ニ ̄‐ヽ   ̄,_)'
          一 - ―゙ゝ_,.) 
                
                    
/( ゚ )( ゚ )ヽ「ぐぁあ・・・ッ!」

/  ●   ● |「まだまだァッ!」


スパァンスパァン!


/( ゚ )( ゚ )ヽ「・・・ッ!」


彡. (・) (・) ミ『愚地クマ巳ッ!圧倒的だァーッ!!』



( ^ω^)「いける・・・いけるハズ・・・なのに・・・」


( ^ω^)「なんでクマ巳さんの勝つ姿が思い浮かばないんだお・・・ッ

269 :1 ◆V6dhI1c01U :2007/02/05(月) 02:30:35.68 ID:Av9QYctU0
/  ●   ● |「こいつで・・・ッ!」

シュッ



/( ゚ )( ゚ )ヽ「・・・うぇ・・・」


     /´Y`ヽ
 o ゚ ゚o/(/)(\)ヽo゚ ゚ o
   / ⌒`´⌒ \   うぇぇ・・・・・・
  | ,-)___(-、|
  | l    `⌒´  l |
   \       /


/  ●   ● |「ッ!?」




270 :1 ◆V6dhI1c01U :2007/02/05(月) 02:32:08.46 ID:Av9QYctU0
     /ニYニヽ
    /( ゚ )( ゚ )ヽ
   /::::⌒`´⌒::::\
  | ,-)___(-、|  馬鹿かてめぇwwww
  | l   |-┬-|  l |   
   \   `ー'´   /   

/; ●   ● |「しまっ・・・」
             ,:'^i     
             / |  | / /  ,ィ^i!       
      i"`、   /   | ~ !  /  / / //  /
     ! ..ヽ /   / |  i  / /ゝ/    /
      ヽ : ヽ  /   ! ~ !/  /_..,'  /  /
     /  \ \  / | i!  /  / /  / ヒュッ
  (^''ー、_  /  ヽ  \,_,.j   ^ー'   i /
   `丶、`''ー-、_ヽ         ヽ     _,,
      `''-、     、       `ー‐'"~_,,)
        `ヽ             ,-'"~ 
          ヽ、..,__    _,,,...-く   
             ヾ        `ヽ、 
ドッ!
     ∩,,,,彡,,,,.∩       
    .ミ ノ ー ー ヽ         
   彡   ○  ○ ミ    ブーッ!!
   彡   ( _●_) ミ   
  彡彡、   |'   ≦ 三     
 .ミ  (/   ,,ゝ'゚     ≦ 三 ゚。 ゚
  ヽ/ ミ彡(,,,。≧      三 ==-     
   .ミ      ァ,       ≧=- 。    
  / /\  リイレ,、     >三  。゚ ・ ゚

271 :1 ◆V6dhI1c01U :2007/02/05(月) 02:33:28.41 ID:Av9QYctU0
/  ●   ● |「ぐはッ・・・!」



彡. (・) (・) ミ『だ・・・・・・打震だァーーーーーッッ!!!』



(;´_ゝ`)「ば、馬鹿なッ、たったあれだけで体得したってのかッ!?」




/( ゚ )( ゚ )ヽ「まだわかってねぇみたいだな・・・ここはよ、戦場なんだよ。敵のことなんざ関係ねえ。思考を停止させちゃいけねぇ。」


/; ●   ● |「がっ・・・グハッ・・・!」


/( ゚ )( ゚ )ヽ「それができなかったおまえも・・・」



ブンッ

274 :1 ◆V6dhI1c01U :2007/02/05(月) 02:34:44.88 ID:Av9QYctU0
      /!/{  / ヾ--r
   _  /     ̄    <_
 _>`´        ___<_
  >    r‐'" ̄ ̄ ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ 二 グシャッ
/ ,    |  `ヽ/ ´`ヽ _  三,:三ー二
 ̄/    |   ノヽ--/ ̄ ,    ` ̄ ̄ ̄
 / /⌒ヽ,|  ミ }  ...|  /!
 レ l d     _}`ー‐し'ゝL _
  | ヽ、_,   _,:ヘr--‐‐'´}    ;ー------
  |/|  \   ノ`ヾ:::-‐'ーr‐'"==-
    ヽ/l/|` ー------r‐'"    ̄ ̄

/  ●   ● |「ぐああああッッ!!!」

          トv'Z -‐z__ノ!_
        . ,.'ニ.V _,-─ ,==、、く`
      ,. /ァ'┴' ゞ !,.-`ニヽ、トl、:. ,  ドサッ
    rュ. .:{_ '' ヾ 、_カ-‐'¨ ̄フヽ`'|:::  ,.、
    、  ,ェr<`iァ'^´ 〃 lヽ   ミ ∧!::: .´
      ゞ'-''ス. ゛=、、、、 " _/ノf::::  ~
    r_;.   ::Y ''/_, ゝァナ=ニ、 メノ::: ` ;.
       _  ::\,!ィ'TV =ー-、_メ::::  r、
       ゙ ::,ィl l. レト,ミ _/L `ヽ:::  ._´

/( ゚ )( ゚ )ヽ「その程度だったってこった。」

彡. (・) (・);ミ「しょ、勝者レックスッ!」


(#^ω^)「ぐっ・・・・・・ッッッ!!!」

276 :1 ◆V6dhI1c01U :2007/02/05(月) 02:35:45.26 ID:Av9QYctU0
(#^ω^)「卑怯なまねをッッ!!!」

/( ゚ )( ゚ )ヽ「・・・ああッ?まだ言ってやがんのかてめぇは」

/( ゚ )( ゚ )ヽ「結局は勝者が全て。敗者は何を言っても言い訳にしかならねェッ!」


/( ゚ )( ゚ )ヽ「どんな手をつかおうが……最終的に…勝てばよかろうなのだァァァァッ!!」


(#^ω^)「ッッッ!!」



/ ,' 3  `ヽーっ「レックスの言う通り」

( ^ω^)「徳川さん・・・」

/ ,' 3  `ヽーっ「この大会は武器の使用以外はなんでもあり、だ。レックスはそれに違反していない。」

( ^ω^)「わかってます・・・わかってますけど・・・ッ!!」

/ ,' 3  `ヽーっ「まあ何にせよ・・・これで残り2人にしぼられたわけだ」


( ^ω^)「・・・医務室に行ってきます・・・」


/ ,' 3  `ヽーっ「ああ・・・」

277 :1 ◆V6dhI1c01U :2007/02/05(月) 02:38:00.79 ID:Av9QYctU0
支援ありがとうございます。もう少しで終わる予定です。


-医務室-

( ^ω^)「クマ巳さんッ!大丈夫かおッ!」

/  ●   ● |「ああ・・・いてて、そんなに騒がなくてもokだ」

(;^ω^)「あいつ・・・姑息なまねを・・・ッ!」

/  ●   ● |「いや・・・あれはおれが馬鹿だったんだ、試合中に油断するなんてありえないことだからな・・・」

( ^ω^)「でも・・・ッ」

/  ●   ● |「ブーン・・・」
/  ●   ● |「勝てよ・・・ッ!」

( ^ω^)「ッ!もちろんだお・・・ッ!」





川゚听)「・・・」



川゚听)「わたしも言おうと思ったのに・・・」


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