内藤エスカルゴ - 完結作品一覧 - ( ^ω^)は合成士のようです - 1話
1 名前:( ^ω^)は合成士のようです ◆gMIGdyOjeA :2008/10/06(月) 22:36:38.33 ID:B4Bvhljv0
( ^ω^)「投下、してみるお。」





"おいしい毒薬"と"まずい良薬"

この二つを混ぜたからといって "まずい毒薬"や"おいしい良薬"ができることはない。
それは太古の神が定めたルール
そのルールを侵せる者が存在するとすれば・・・・・・


3 名前:( ^ω^)は合成士のようです ◆gMIGdyOjeA :2008/10/06(月) 22:38:35.70 ID:B4Bvhljv0
世界の端にある人口数千人の小さな島、VIP島
世界が常に新しいテクノロジーを求め日々進歩している中、
約100年前からまったくその姿を変えていない
この島の住人はいつでも"作り出す"ことが出来るため、
進歩のため努力しようとする必要が無い
そのため一般的な世界と比べ技術力は大幅に下回っていた
ビルなどの巨大な建造物はなく、せいぜいバスが定期的に島の中を走っているぐらいだ



その島の北の森の中
お昼を少し過ぎたころ
静かに鳴く鳥の声に混じって大きな声が聞こえてくる


(♯^ω^)「ブーンはもういやだお!こんな島出て行くお。」

('A`)「落ち着けよ。外の世界に出ても合成ができるようにはならない。
いやな環境から逃げるのは子供のすることだ。」

(♯^ω^)「ドクオはいいお!この島でも有数の合成士一族の長男だからお!
ブーンは自分が何を合成できるかも知らないんだお!父さんも母さんも何も教えてくれないままブーンを孤児院に捨てたんだお。」



4 名前:( ^ω^)は合成士のようです ◆gMIGdyOjeA :2008/10/06(月) 22:42:25.03 ID:B4Bvhljv0
そうブーンは幼いころに孤児院にあずけられたのだ
この島の人間は皆、名字がその力の行使の対象、つまり合成情報をあらわしている
重さを合成する一族は【錘(オモリ)】明暗を合成する一族は【灯(アカリ)】という名字だ
その情報を知られたくないために名前を隠す者もいる
つまり情報を知るためには親の名字が一番のヒントになる
しかしブーンは自分の名字を覚える前に孤児院に預けられてしまったので、力の情報がわからない

(;'A`)「き、きっともうすぐ合成情報を見つけられるって!諦めずに頑張れよ。」

(♯^ω^)「ほっといてくれお!頑張れなんて無責任な言葉だお!
生まれたときから情報がわかっている、優等生のドクオは劣等生のブーンの気持ちなんかわかるわけないお!!」

そういうとブーンは島の北側の浜辺を目指してドクオの前から走り去った
バスにゆられて数十分
目的の場所に到着した

( ^ω^)「こうなったら、自力で島を出るしかないお。」

浜辺につくと早速いかだを作る準備に取り掛かる
あちこちに落ちている朽ちて倒れた木を一箇所に集め、丈夫な蔦を探す

( ^ω^)(・・・・・・北の大陸が地図で見たとき一番近かったお。1cmぐらいしかなかったからすぐにつくはずだお。
力仕事は苦手じゃないお。)


5 名前:( ^ω^)は合成士のようです ◆gMIGdyOjeA :2008/10/06(月) 22:44:23.71 ID:B4Bvhljv0

ブーンは集めた木をまとめて縛ろううとした

その時
浜辺で遊んでいた子供がふと目に入った
ある子が細長い木の棒を一瞬で海に映ったようなライトブルーに変えた。

( ^ω^)(・・・・・・!)

周りの子供たちがはしゃいでいる
中心の子が得意そうに色を変えている
木の棒を白や緑に・・・・・・・

( ^ω^)「あれは・・・・・・色の合成。【色(シキ)】一族の子かお。
あんな小さな子にも合成ができるのになんでブーンは出来ないんだお!」

ブーンは己がうちに沸き起こる感情を抑えつつ、いかだ作りに専念した

( ^ω^)「出来たお。」

いつ沈んでもおかしくない、いかだが出来上がっていた

( ^ω^)「こんなんじゃ、いつ沈むかわかんないおwwでも北の大陸は近いからきっと大丈夫だお。」


6 名前:( ^ω^)は合成士のようです ◆gMIGdyOjeA :2008/10/06(月) 22:46:25.25 ID:B4Bvhljv0

完成したいかだを海に浮かべて、乗り込む

( ^ω^)(さよならだお、ドクオ。)

親友の事を思いつついかだでの航海に出発した
腐って倒れた木で作ったいかだは小さな波でも不安な音をたてる
ブーンは休むことなく漕ぎ続けた

・・・・・・
・・・

( ^ω^)「まだ、着かないのかお。もう三時間はこいでるお。地図上ではもっと近かったはずだお。なのに陸が見えてこないなんておかしいお!」

休憩をはさみつつ漕ぎ続けたブーンにも限界がきた
漕ぐのをやめて空を見上げていた

次の瞬間

( ^ω^)「お?お?」

グラッと波で大きく揺れる
それにあわせて、木と木をつないでいた蔦が緩み始める
歪みは徐々に大きくなる
ブーンは必死に蔦を引っ張る


7 名前:( ^ω^)は合成士のようです ◆gMIGdyOjeA :2008/10/06(月) 22:48:03.65 ID:B4Bvhljv0

( ^ω^)「やばいおwwと、とりあえず帰るお。」

ブーンは引き返そうと蔦を離し・・・・・・
当然、いかだはばらばらになった
なすすべなく海に落ちるブーン

( ;ω;)「はぁ、、はぁ、まだ死にたくないお。」

手元に残った木にしがみつくブーン
南国の海はまだ暖かい季節
刻々と時間が過ぎていった・・・・・・

( ;ω;)「も、もうだめだお・・・・・・暗くなってきたお。こんなんじゃ船にも気づいて貰えないお。死ぬ・・・の・・・かお・・・」

意識が途絶える直前、すぐ近くを漁船が通った気がした




( ´ω`)「・・・・・・」

( ^ω^)「お、お・・・・・・」

目が覚めたとき自分が何かやわらかいものの上にいることに気づいた
閻魔様の待合室だろうかと思った
ぼやけていた目のピントが次第に合ってくる


8 名前:( ^ω^)は合成士のようです ◆gMIGdyOjeA :2008/10/06(月) 22:50:09.98 ID:B4Bvhljv0

自分はベッドの上にいて脇のいすには一方的に突き放した親友が寝ていた
外はまだ暗い

( ^ω^)「・・・・・・まだ、なのかお。今日は何日だお。」

ドクオがいるということはまだ生きているということだ

( ;ω;)「よかったお。よかったお。」

自分への悔しさと生の喜びがブーンが涙を止めるのを阻む

( ;ω;)「ぐすっ、ひぐっ、っすん」

('A`)「ウルセーな。こっちはずっと一緒にいてやったんだから寝かせ・・・ブーン!!」

( ;ω;)「ドクオぉぉぉぉぉぉぉ。ごめんだお!ごめんだお!」

('A`)「よかった、起きないかと思ってたんだ。お前が漁船に拾われてなかったらと思うとぞっとするな。」

( ;ω;)(漁船?ということは最後のあれは勘違いなんかじゃないお。でもライトも当たってなかったし。どうやって気づいたんだお?まぁ、助かったんだからいいお。気にしないお。)


9 名前:( ^ω^)は合成士のようです ◆gMIGdyOjeA :2008/10/06(月) 22:52:12.26 ID:B4Bvhljv0

('A`)「医者は肉体には殆ど損傷が無くて、何で3日も起きないか不思議がってた。
なんにしろ助かってよかったよ。今日はもう寝て明日の朝遊びに行くぞ。」

( ;ω;)「3日たったってことは明日は月曜だお。学校はいいのかお?」

('A`)「親友の退院祝いだ。別にバチは当たらないだろ。」

親友が土日の間もずっと自分の心配をしてくれていたことに感謝しても仕切れない気持ちになった
そして、学校をサボってくれるとも。島内有数の合成士一族のドクオが
学校をサボって一族から何もいわれないわけがなかった
それなのに平気でやってくれるという。自分のために・・・・・・
ブーンは暖かくなった心を抱えながら夢に落ちて行った

( ^ω^)(明日は漁師さんにお礼にいくお・・・。)


翌日

('A`)「起きろ!まずは漁師さんにお礼を言いにいくぞ。」

ドクオがブーンを揺らす。

( ‐ω^)「合成するお。ドクオの声と小鳥のこe・・・・・・むにゃむにゃ。」

(♯'A`)「お   き   ろーーーーーーーーー!」

ドクオは力の限り揺する


10 名前:( ^ω^)は合成士のようです ◆gMIGdyOjeA :2008/10/06(月) 22:54:25.09 ID:B4Bvhljv0

( ‐ω^) 「な、なんなんだお!?地震かお?地震でもいいお・・・・・・ふにゅぅ。」

(♯'A`)「そうか・・・なら地震で瓦礫に生き埋めになる気分を味あわせてやる
【俺の重さ】と【シーツ】を合成する。」

ドクオが囁いた瞬間

( ☆ω☆)「ひぐぅ・・・・・・重いお、重いお!!起きるから許してくれお!」

('A`)「分解」

ドクオが再び囁くとブーンは急に静かになった

( ‐ω-)「ありがとうだおー。すやすや。」

(♯'A`)「おまえは俺を完全に怒らせた!!!
【柱のコンクリートの重さ】と【シーツ】を合成するッ!!」

( ☆ω☆)「ふぎゃん!!!!!」

ブーンは見事に気絶した
その後ブーンが覚醒するまで待ち、二人で助けてくれた漁師のもとへ向かった


11 名前:( ^ω^)は合成士のようです ◆gMIGdyOjeA :2008/10/06(月) 22:56:07.14 ID:B4Bvhljv0
( ^ω^)「ところでドクオ」

('A`)「ん、なんだ?」

( ^ω^)「今日は月曜日だけど漁師さんは漁じゃないのかお?」

('A`;)「まぁ奥さんとかいるんじゃね?」

( ^ω^)「ちょwwこっち向けおwそのくらい考えるお」

('A`;)「ブ、ブーンの心配をしてたからッ!」

( ^ω^)「かわいくもなく女の子でもないお前に言われてもうれしくないお。
っとそんなこといってたら着いたお。やっぱバスは便利だお。
ごめんくださいだお。」

そういって玄関をノックする。

ミ,,゚Д゚彡「なぁんだ?こないだ助けてやったガキじゃねぇか。」

出てきたのは髭を派手に生やしたおっさん

( ^ω^)('A`)「ニートだ(お)!!」

ミ,,゚Д゚彡「チゲェよ!今日は休みだ。午後から派手に降るらしくてな。」



13 名前:( ^ω^)は合成士のようです ◆gMIGdyOjeA :2008/10/06(月) 23:00:03.09 ID:B4Bvhljv0

( ^ω^)「こないだはありがとうだお。でもどうして気づいたんだお?
真っ暗で見えなかったはずだお。」

ミ,,゚Д゚彡「それがよぉ、おかしなもんだ。船のエンジンが急にとまりやがったんだ。
かけなおしてみても、かからないもんで、何かに引っかかったか、と思って
外に出て海面をのぞくとおめぇが木にしがみついて浮いてた、ってことよ。
ありゃぁ、おめぇの合成かなんかか?」

( ^ω^)「ブーンは合成情報がまだわかんないお。だから、合成も出来ないお。」

自分の合成情報を知らないものは合成をすることができない
それは、この島での常識
もっとも、ブーンはそのせいで苦しんでいるのだが・・・・・・
合成術にはレベルがある
自分の実力を超えるものや、自分の情報と異なるものは合成できない
振れ幅は合成しようとしてみるまでわからないことだが・・・・・
簡単なのは手元に存在する二つのもの合成すること
海の【青】と【枝】
自分の【重さ】と【シーツ】
上位者はその場にないものも合成できるようになる
合成術は一見便利なように見えて多くの制約がある


15 名前:( ^ω^)は合成士のようです ◆gMIGdyOjeA :2008/10/06(月) 23:02:00.65 ID:B4Bvhljv0

('A`)「もしかしたら何か目覚めたのかもな。」

( ^ω^)「ねーおwwアニメの見すぎだおw」

('A`)「アニメなめんなよ!」

その後お昼をご馳走になり、漁師のおっさんの自慢話をひたすら聞く羽目になった
そうしてるうちに雨が降り始めた

ミ,,゚Д゚彡「降ってきやがったか。
おめぇら、この雨はだいぶキツくなる。今のうちに家に帰りな。
ここまでくるのに山道通ってきたんだろ?
帰りは大回りでも海岸線よりの森を通って帰りな。
まだバスがあるだろうから。」

( ^ω^)「そうしますお。ほんとお世話になりましたお。
(自慢話うぜかったお。なにが鮫と素手で戦った、だお。ありえねーお。)」

( ^ω^)('A`)「失礼しました(お)」

ニーt、もといおじさんの家を出た二人は帰途に着いた




18 名前:( ^ω^)は合成士のようです ◆gMIGdyOjeA :2008/10/06(月) 23:04:00.81 ID:B4Bvhljv0
'A`)「ところでブーン。
これから海岸線側を通って帰ったらマジカルもえぇちゃん、の時間に間に合わない。
山道のバスを使わないか?」

( ^ω^)「ドクオが人の忠告を聞かないのは珍しいお。でも賛成だお。」

二人は山道をバス停までおしゃべりをしながら歩いて行った
バス停についてからバスが来るまでの30分ほど雨は強くなるばかりだった

( ^ω^)「バスが来たお。急ぐお!魔法少女もえぇちゃんのフィギュア情報は今日発表だお。」

('A`)「俺は30枚ほど応募しようかと思ってる。」

( ^ω^)「あまいお。ブーンはもうすでに50枚はがきを買ってあるお。」

前も見えないような大雨の中で進むバスに乗っているのは
くだらない話をする二人だけだった。
二人の会話と雨の音だけが世界を形成していた


ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!ドーン!!

大きな音が鳴り、世界が・・・・・・崩れた


19 名前:( ^ω^)は合成士のようです ◆gMIGdyOjeA :2008/10/06(月) 23:06:06.36 ID:B4Bvhljv0

振り返るとバスの後ろの道は土砂崩れでなくなっていた

(;^ω^)「やばいお。急ぐお!」

ブーンが叫ぶ
運転手は震えながらアクセルを踏み込む
しかし雨でぬれた泥道にタイヤをとられ思うように進まない

ゴゴゴゴ・・・・・・

再び凶悪な大地のうなり声が聞こてくる

運転手は我先にとバスを飛び出して行った

(;^ω^)「ちょw客をおいて逃げやがったお!」

(;'A`)「ヤバイ、ブーン逃げるぞ!」

ブーンとドクオが飛び出した矢先
ついに斜面が崩落してきた
真っ黒い絶望が眼前に迫る

( ;ω;)「もうだめだお!!」

吐き出された言葉は命との別れのあいさつ


21 名前:( ^ω^)は合成士のようです ◆gMIGdyOjeA :2008/10/06(月) 23:08:29.22 ID:B4Bvhljv0
だが、二人を飲み込もうとしていた土砂は二つに割れて流れていった

( ;ω;)「?よか・・・ったお・・・」

(;'A`)「ブーン!ブーーン!」

ドクオの叫び声が遠くから聞こえる
最後に見た景色は雲の間からのぞく穏やかな日の光だった



ぼやけた光を感じ、まぶたを開いた

( ‐ω‐)「また、病院かお・・・・・・?」

(;'A`)「ブーン!よかった気づいたんだな!」

( ^ω^)「あれから、何日たったんだお?」

(;'A`)「今日は水曜日だ!また、長い間眠ってたんだよ!」

( ^ω^)「そうかお・・・・・・でも生きてて良かったお。ドクオありがとうだお。」

(;'A`)「いや、実は俺も何が起きたかわからないんだ。」

( ^ω^)「ドクオじゃない・・・・・・のかお?」



24 名前:( ^ω^)は合成士のようです ◆gMIGdyOjeA :2008/10/06(月) 23:11:06.67 ID:B4Bvhljv0
確かにドクオが何かを合成した記憶は、ない
自分が合成できないのは自分自身が一番知っている
なぜ、土砂は自分たちを避けたのか・・・・・・

(;'A`)「誰かが助けてくれた、とか?」

( ^ω^)「可能性は低いお。」

合成は便利なようで融通がきかない
自身の持つ情報しか合成できない

( ^ω^)「ところでドクオ。明日は学校に一緒にいくお。」

('A`)「わかった。迎えに来る。」

それじゃあな、ドクオは部屋を後にした

( ^ω^)「ねむいお・・・・・・」

ブーンの意識は沈んでいった


過去の目覚めとは異なる感覚
確かに生きているのだと再確認する

( ^ω^)「よく寝たお。」

( ^ω^)(不思議な夢を見たお。自分がおぼれてる傍で浮いてたお。)


26 名前:( ^ω^)は合成士のようです ◆gMIGdyOjeA :2008/10/06(月) 23:13:51.21 ID:B4Bvhljv0

夢について考えている最中にノックの音が響く

('A`)「ブーン!入るぞ。」

ドクオがそういって許可なしに入ってくる
学校に行くはずなのにドクオは手ぶらだった

( ^ω^)「どうして手ぶらなんだお?」

('A`)「今日は特別授業だよ。半日合成の練習だ。」

( ^ω^)「そうかお。それじゃあおやすみだお。」

そういて布団にもぐる
間髪いれずドクオが布団を引き剥がした

('A`)「がばっ、とな。行くぞ。遅刻する。」

( ^ω^)「ちょww一番キライな授業だお。何で半日もあるんだお!?やっぱり行かないお。」

('A`)「いいかげんにしろ!図書館でこの島の能力者一覧を見てみるぞ!
まだ、半分しか見てないだろ。」

( ^ω^)「そ、そうだったお。」



32 名前:( ^ω^)は合成士のようです ◆gMIGdyOjeA :2008/10/06(月) 23:17:43.38 ID:B4Bvhljv0
学校の図書館にある情報図鑑に古今東西の情報が載っている
材料は遺伝することが多いが、そうでない例も少なくない
さらに絵までついてる情報もあるので、図鑑はかなりの厚さになっていた
ブーンは半分まで調べ、試してみたところで諦めていた

('A`)「みんなも心配してるぞ。」

(;^ω^)「わ、わかったお。」

力を使えないブーンだが友人達とは仲良くやっている
ドクオに諭され二人で病院を出て学校に向かう

('A`)「ところで、もえぇちゃんフィギュア応募のためのパスワード知りたい?ww」

( ^ω^)「ちょwwぜひ!お願いするお。」

('A`)「今日の昼飯、購買の暗褐色パンでどうだ。」

( ^ω^)「きたねーおwwしかも、あれ絶対パンじゃねーお!」

('A`)「いいのか?応募できないぞ?」

(;^ω^)「くッ!屈辱だお。わかったお。教えてくれお。」


33 名前:( ^ω^)は合成士のようです ◆gMIGdyOjeA :2008/10/06(月) 23:18:34.85 ID:B4Bvhljv0

('A`)「"次週、新キャラ登場!"だ。」

(;^ω^)「パスワードがネタバレだお!!まだ見てなかったのに・・・・・・ひどいお。」

('A`)「教えてくれって言ったのはブーンのほうだよな?」

隣を歩いているドクオがしてやったり、といやらしい笑みを浮かべている

( ^ω^)「鬼畜だお!」

('A`)「それ鬼畜って読むぞ・・・・・・」

(;^ω^)「わざわざ言わなければきっとバレなかったおww」

くだらない話ほど盛り上がる
楽しい日常が永遠に続けば
誰もがそう思う
だが何があるかわからなくとも
時は進む


to be continued...


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