第2章・第2話
- 26 名前:>>24ありがとうございます。:2008/01/01(火) 23:30:16.77 ID:fdBnfkEeO
- ドクオはあまりに狂っている状況に周りを見ている余裕などなかった。
めまい、息切れ、吐き気が襲う。自分以外見る事が出来なくなった。
(;´・ω・`)「ドクオ!!」
ショボンに声をかけられ少し落ち着きを取り戻す。
(;´・ω・`)「落ち着くんだ。僕は君とチームを組むつもりだ。
君の友達の話を聞いた時、僕は君のその頭の良さと仲間思いなところに感動したんだ。他の知らない奴とチーム組む気もないしね。君と組むのが1番いいルートだ。」
- 27 名前:>>25誤字すいませんww:2008/01/01(火) 23:32:10.58 ID:fdBnfkEeO
- ('A`)「・・・信じていいんだな??」
(´・ω・`)「予選の時は僕も警戒したところがあったが・・・今は君を信じれる。だから君も僕を信じてほしい。」
やはり、俺の人を見る目はすばらしい力を持っているな。
ドクオはそう思った。
チームになった事がわかると、黒服はまた目隠しをさせ、別の部屋に移動させられた。
ビルの最上階。そこの一室にモララーはいた。
- 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 23:34:17.87 ID:fdBnfkEeO
- ( ・∀・)「段々と面白くなってきたねぇ。」
VIPコンツェルン。今や世界トップクラスの企業。その社長こそが彼、モララーだった。
( ・∀・)「予選ではすごいものたくさん見させてもらったからねぇ・・・」
この『ゲーム』の内容はすべてモニターで監視されていた。ホールや『カウント100』の建物、二回戦の会場にももちろん監視カメラがついていた。
モニターを眺めながらモララーは無線を取り出す。
- 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 23:37:01.12 ID:fdBnfkEeO
-
( ・∀・)「私だ。モララーだ。予選で当たった人物・・・ドクオだっけか?あぁうん、そいつのチームと
流石兄弟のチームを戦わせろ。あぁ。それでいい。」
( ・∀・)「兄弟の力で押し切るか、勝負強いドクオと頭の回るショボンらが勝つか。これは見物だねぇ・・・」
一人広い一室で、モララーは高笑いしていた。
- 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 23:39:53.19 ID:fdBnfkEeO
-
ドクオとショボンは相手チームが来るまで『ゲーム』でどちらがギロチン役、コール役をするか考えていた。
('A`)「正直なところ、お互いギロチン役はやりたくねぇ仕事だと俺は思うんだ。」
(´・ω・`)「だよね。下手したら大怪我、じゃ済まないからね・・・」
('A`)「そこでだ。俺は和えてギロチン役になろうと思う。」
- 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 23:41:32.11 ID:fdBnfkEeO
- (´・ω・`)「!?なんでだい??」
('A`)「俺は人を見る目には自信がある。だがショボンみたいな頭の回転は無い。そして今回は相手がどんな人間か見る事ができない。これは俺にとってかなり不利だ。」
それは前回のカードの勝負でも明らかだった。彼は相手の性格、態度から予想し、賭けに出る勝負をした。
勝負運という意味ではかなり強いものをもっているが、そんなあやふやな核心のないものでショボンを危険に曝す訳にはいかなかった。
- 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 23:44:42.09 ID:fdBnfkEeO
- ('A`)「それに俺はお前の頭の良さならきっと勝てるとおもうんだ。」
(´・ω・`)「・・・わかった。僕が責任を持って君の五体を守ろう。約束する。」
「相手が到着しました。各自準備を始めてください。」
第2話 終了
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