以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/22(水) 22:18:39.96 ID:Mfo/otBO0<> なんでも <>川゚д川 Channelers のようです 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 22:23:05.23 ID:Tfhx3jyf0<> >>1
どうもありがとう。 本文のセンスが素晴らしすぎる。 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/22(水) 22:24:07.47 ID:Mfo/otBO0<> 支援 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 22:24:32.54 ID:Tfhx3jyf0<>  
『 ああ……うああ……!』
『 く、来るな! 誰かあぁ 』


 ── 時は集団パニックの発生直後まで遡る。


ヽiリ;゚ロ゚ノi 『 みんな、落ち着いて! お願い! 』


 室内のそこかしこで、“ 感染 ” した部員たちが喚き、うめいている。
 旧校舎の片隅、オカルト研究部の部室は狂乱の渦中にあった。

 サダコによる精神汚染能力は、
 儀式における “ 手を繋いで円陣を組む ” という段取りによって、
 またたく間の広がりを見せたのである。

 部員の中で唯一、能力の “ 感染 ” を免れたスパムだが、
 無秩序な周囲の状況に、狼狽するばかりだった。
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/22(水) 22:25:53.96 ID:HDsIQ1CW0<> チャネラまって多アアあああああああああああああああああ <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 22:26:54.26 ID:Tfhx3jyf0<>  
::(*ili□ ):: 『 きゃあああ!! やだっ、離してぇ! 』

ヽiリli゚−゚ノiそ 『 !? 』


 甲高い悲鳴に彼女は振り向いた。
 入口の傍らで、しぃが真っ青な顔で後ずさりしている。
 室内より逃げ出した男子生徒との接触が原因だった。


ヽiリ;゚ο゚ノi 『 し、しぃちゃんまで…… 』


 ── 一体これはどういう事なの。
 喧騒の中、スパムは唖然と佇む。
 直後、彼女は低い、くぐもった声を耳にした。


『 もう、……逃げられない 』


ヽiリ;゚−゚ノi そ 『!』
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/22(水) 22:28:52.72 ID:Mfo/otBO0<> 前回読んだよな…
確認してくる <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 22:29:13.38 ID:Tfhx3jyf0<>  
 声の主へと向き直る。
 いつの間にだろうか、サダコが魔法陣の中心に立ち、
 スパムの両目を、射抜くようにじっと見つめていた。


ヽiリil゚д゚ノi 『 サダちゃん!?
        な、なにそれ、どういう意味!? 』

川д川 『 岡戸さんも……知っている、でしょう?
      ……例の、七不思議。
      旧校舎で……騒ぎを起こした生徒は── 』


 唾を飲み込むと同時に、サダコの目が怪しい輝きをともす。


川゚д川 『 デ ラレ ナイ 』


 保健室の霊に閉じ込められる、という、七不思議のひとつ。
 いつの頃からだろうか、頻繁に耳にするようになった。
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 22:32:00.86 ID:Tfhx3jyf0<>  
 他愛も無い、ただの噂話にすぎないそれ。
 なにせ、実際に閉じ込められたという例を聞いたことがなかったからだ。

 怪談は被害者の噂とセットになっていることが多いし、
 そういった話のほうが、真に迫る怖さがある。

 けれど──。

 スパムは一歩身を引いたが、そこに追い打ちをかけるが如く、サダコの声が重なる。


『 シヌマ デ 』


 その時。
 奇声とともに暴れだした女子部員の手が、スパムの背中に “ ぶつかった ” 。


ヽiリli ロ ノi )) 『 いっ…… 』

『 嫌ぁああぁ! 』


 蹲る女子部員の体を押しのけ、彼女は廊下へ駆け出していった。
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/22(水) 22:33:09.23 ID:Mfo/otBO0<> 支援! <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 22:34:19.81 ID:Tfhx3jyf0<>  
 部室において、スパムは二度にわたって “ 感染者 ” と接触したことになる。
 だが、彼女は感染には至らなかった。

 なぜなら、
 スパムには予め、感染能力とは別の “ 呪い ” がかけられていたからだ。


川д川 『 ……どこへ行っても、同じ。
      許さないから。 償わせてやるから 』


 それは、サダコの中に棲む “ もう一人 ” の持つ超能力。


( コ ロ シ テ ヤ ル )


 脳内に響く声を押し留め、彼女は混乱の中をゆっくり歩き出した。


川゚д川 『 ……絶対ニ 』
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 22:37:01.38 ID:Tfhx3jyf0<>  
 狂騒に憑かれた部員たちのシルエットが、
 宵闇彩る教室の中、なおも不気味にうごめいていた。
 隅の席では、一台のノートPCが青白い光を放っている。


『 オカルト研究部・会報No.6
 七不思議を検証する! 旧校舎に潜む奇怪なウワサ 』


 ディスプレイには、おどろおどろしいフォントで綴られた見出しが、大きく映し出されていた。

 校舎から逃がさないための保険。
 憎むべき 『 あいつ 』 に、恐怖を存分に味わわせるための、呪縛が。
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 22:38:09.99 ID:Tfhx3jyf0<>  


                    http://boonsoldier.web.fc2.com/channel.htm
           http://localboon.web.fc2.com/100/top.html

                         纏

              http://kurukurucool.blog85.fc2.com/blog-entry-497.html
    http://boonfestival.web.fc2.com/channelers/list.html


  <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 22:39:52.29 ID:Tfhx3jyf0<>  

==
===


 不意打ちで “ 感染者 ” に教室に引きずり込まれた直後。
 荒々しくドアが閉められると、視界は真っ黒に染まる。


(( 从゚□゚ilリル) 「ひゃぁっ!?  やめ、離せっ!」


 暗闇の中、肩を抱く影を、僕は必死で押しのけた。
 だが──。


(( 从>д<ilリル ) 「くそっ! このっ……!」

「しっ! 大きな声を出しちゃだめだ」

Σ从 □ilリル 「うわぁぁっ」


 強引に振りほどくべく上体を捻ったものの、相手の力は予想外に強く。
 僕たちはもつれ合いながら、派手な音をたてて床へすっ転んだ。
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 22:42:00.09 ID:Tfhx3jyf0<>  
【 2F 職員室 】


从X、X;リル 「いててて……」


 うつ伏せの状態で、何度目かもわからない顔の痛みに悶絶する。


「落ち着いて! 僕は正常だ! 悪霊なんかじゃない!」

从'。`;リル 「へ?」


 そのまま、脚を掴んでいる相手のほうへ上半身を向ける。


从゚、゚;リル 「 “ 感染者 ” では、ない?」
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 22:42:30.45 ID:Mfo/otBO0<> sienn
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 22:43:52.23 ID:Tfhx3jyf0<>  
「君の言う感染ってのは、悪霊に取り憑かれることだね?
 なら大丈夫。  大丈夫だから、安心して欲しい」


从'д`;リル 「あ、あああ」 ホッ

「手荒な真似をしてすまないね」


 “ 感染 ” は免れた──。
 力が抜けた。  確実に寿命が縮んだ。

 暗くてよくわからないが、相手が男子生徒であることは間違いなさそうだ。
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 22:45:10.50 ID:Tfhx3jyf0<>  
 話を聞かせて欲しい、と繰り返す影に向かって、僕は体をよじったまま答える。

  _, 、_
从/ロ#リル 「……わかったから、その……。
       手、早く抜いて欲しいんだけどっ」

「こ、これは失礼」


 男子生徒は今気づいたとばかり、スカートの中で内腿に絡めていた両腕を外す。
 そのまま立ち上がってドアをロックすると、敏捷な動きで電灯のスイッチを入れた。

 こちらもそそくさ起き上がり、お尻をはたく。
 幸いというべきか、蛍光灯は切れておらず、室内はすぐに明るくなった。


Σ从゚ロ゚リル 「あ、キミは!」

「ん? どこかで会ったかい?」
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/22(水) 22:46:00.34 ID:Mfo/otBO0<> しえん <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 22:47:38.60 ID:Tfhx3jyf0<>  
从・、・;リル 「さっき……って、覚えてないんだ?」


 彼は、旧校舎に乗り込んだ直後、
 西棟の一階で、モップを持って追いかけてきた男子生徒だった。


「ひょっとして、僕が悪霊に憑依されていたときかな?」

从゚、゚;リル 「えっ?! アンタさっき感染してないって」

「ああ。 いつの間にか正気に戻れたみたいなんだ。
 憑依されていた時のことはおぼろげにしか覚えていないが、
 とにかく、今は幻覚や幻聴は感じないし、意識もはっきりしている」

从'。`;リル 「……そう、だったのか」


 サダコの能力は、気を失うことで解除されると考えていいようだ。
 あの時は “ 感染 ” していたせいで酷い形相だったが、
 明かりの下で改めて見ると、男子生徒は背が高く、整った顔立ちをしている。

 彼は前髪をかき上げながら言った。


「僕は二年の山田という。 オカルト研究部の副部長だ」
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 22:50:09.02 ID:Tfhx3jyf0<>  
从'。`リル 「副部長……? ああ、僕は」

「内田ドクミくんだね。 井戸中との会話はところどころ聞こえていたよ」

从゚、゚リル 「あ、うん、そうです」


 よろしく、と、屈託の無い笑顔で手を差し出してくる。
 なんとも言えないむず痒さを覚えつつも、シェイクハンドに応じるべく手を伸ばす。

 が、その時。
 荒々しくドアを叩く音に、僕らははっと我に返った。

 すりガラスのすぐ向こうから漏れる呻き声。
 “ 感染者 ” がやって来たのだ。
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/22(水) 22:50:19.16 ID:Mfo/otBO0<> 支援 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 22:52:28.93 ID:Tfhx3jyf0<>  
●第二四話 『 パーティ ・ オブ “ パディズ ” ── VS. サダコC 』


 ドアのロックをいま一度確かめると、
 辺りにまばらに並んでいたスチールデスクのひとつを “ 滑らせ ”、扉を塞ぐ。


「見かけによらず力あるんだねぇ。
 この机、キャスター付いてないみたいだけど」

从'ロ`;リル 「見てないで手伝ってよ!
       ……じゃなくて、手伝ってください」


 教室とばかり思っていたが、改めて見回すと、ここはどうやら職員室だったらしい。
 デスクはいくつか持ち出された形跡があった。
 歯抜けに並んでおり、残っているのは総じて錆び錆びのおんぼろばかりだ。

 ドアを叩いてゾンビのようにうめく “ 感染者 ” は、男女一人ずつの、計二人。
 残りは未だスパムを取り囲んでいるのだろうか。

 意のままに操っている、というほどではないが、
 少なくとも彼らは、サダコの精神状態に連動しており、
 彼女の意思で、僕たちを襲ってきているのだろう。
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/22(水) 22:54:33.16 ID:Mfo/otBO0<> しえんよ <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 22:55:15.17 ID:C4xURWWC0<> 山田AAなしかwww <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 22:55:34.64 ID:Tfhx3jyf0<>  
从 、 リル (くそっ、結局戦うしかないのか……?)


 明確な敵意。
 これが、似たような能力を持っていた 『 屋上の男 』 との相違であり、
 我々を窮地に追い込んだものの正体だ。

 無力感に唇を噛み締める。
 悲しい憎悪がサダコを突き動かしている。  説得は無理だった。
 というより、僕がなぜ昔のいじめについてど忘れてしまったのか、今もってわからない。

 あんまりにも目まぐるしく、色々なことがありすぎて……。
 今の僕自身、きっとまともな精神状態ではないのだろう。


『 救えないよ、誰も 』


 ずきん。
 頭の奥に鮮烈な痛みを覚える。
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 22:58:17.97 ID:Tfhx3jyf0<>  
 誰も彼も救うだなんて、おこがましいことだとわかっている。
 けれど。


从 、 ;リル (── くそっ)


 頭を振って、リフレインする “ 彼女 ” の声を払った。

 咄嗟のことだったとはいえ、いつまでも篭城を続けるわけにはいかない。
 こうしている間にも、スパムはサダコに何をされているか、わかったものではない。


「ところで君。  なんでそんなに、服、濡れてるんだい?」


 至って呑気な口調で、山田がそう言った。
 オカ研の副部長──。
 サダコの言葉どおりなら、こいつもいじめに加担していた人物らしいが。
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/22(水) 22:59:12.23 ID:Mfo/otBO0<> ふぅむ <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/22(水) 22:59:26.76 ID:he2fjfSZ0<> 待ってた! しえん <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 23:00:19.45 ID:Tfhx3jyf0<>  
从'、`;リル 「……色々あったんスよ」

「風邪を引いてしまうよ。 ひとまずこれを着るといい」

从゚、゚;リル 「へっ。 ああ、どうも」


 ……飄々としているというのかなんなのか。
 彼のペースだと、どうにも緊張感が削がれてしまう。

 ぶかぶかのブレザーに袖を通したところで、山田はようやく真面目な顔つきになった。


「さて、では手短に質問するけれど」

从'。`リル 「え? ああ、そういえば」


 聞きたいことがどうこうと言ってましたっけ。
 そう答えると、山田は大きく首を縦に振った。


从'、`リル 「なんですか?」
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/22(水) 23:02:04.59 ID:DW+ItKMaO<> つまんね
つまんね
つまんね
つまんね
つまんね <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 23:02:38.38 ID:Tfhx3jyf0<>  
 彼は目を輝かせ、大仰なジェスチャーを交えつつ言う。


「君と井戸中は、互いを “ チャネラー ” だと認識していたね」

从゚、゚リル 「あ、はい。
      って、あなたもチャネラーについて御存知なんですか?」

「もちろん。 チャネリングは高度な降霊技術の一種であり、
 僕らのようなオカルトマニアにとって一つの到達点だからね」
   ,_
从'。`リル 「へ?」


 チャネリング。
 シャーマニズムだのスピリットだのアカシックレコードだのと、
 よくわからん何かと意識レヴェルでやり取りする、よくわからん能力のことだ。

 自称する人間によって実に様々な解釈のある、曖昧な言葉。
 宇宙エネルギーだとか高次意志だとか、接続する対象も十人十色。
 ともかくも、霊媒体質のある人間はチャネラーと呼ばれることがあるらしい。
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 23:05:10.32 ID:Tfhx3jyf0<>  
 最近の、いわゆる二重人格の超能力者を指す俗称 “ チャネラー(ねらー) ” 。
 警察の隠語であったそれとは、言葉の指す対象が異なるはずだが、
 ちょっと考えてみると、語源は似たようなものなのかも知れない。

 学問の領域にもよるが、憑依現象を多重人格と同一視する考え方は多いのだ。


「フフッ……いいね……これは是非とも我がオカ研にズビッ欲しい人材だよ。
 がしかし、今聞きたいジュルリのはそういうことではなく」

从'д`;リル 「えーと、はぁ(早く言ってくれよ)」


 憑き物を操る超能力、か。
 なんとなく、ネクロマンサーという言葉が頭に浮かんだ。
 そうなると、あながち “ 悪霊 ” という呼び方も間違ってはいない気がしてくる。

 山田は大袈裟な咳払いのあと、続けた。


「 同じ “ チャネラー ” である内田くんに、見解を聞きたい。
 この事態は ──つまり悪霊によるパニック現象は、
 使役している井戸中を倒せば、全て収まるのか?」
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/22(水) 23:07:21.73 ID:Mfo/otBO0<> こういうやつはたちが悪い <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 23:08:21.92 ID:Tfhx3jyf0<>  
从'。`リル 「……ええ、おそらくは」

「それだけわかれば充分だ」


 僕の両肩を掴み、真っ直ぐな視線で問う。


「頼む。 部長を助けるために力を貸してくれないか?」


 ─── 一瞬面食らったものの、返事の代わりに大きく頷いてみせた。

 ここまで首を突っ込んだ以上、最後まで事件を見届ける意志はある。
 どうにかできるものならしたいし、第一、簡単に逃げられるとも思わないわけで。

 山田は満足げな笑みを浮かべ、さらに強く肩を揺さぶる。
 わかったから近い近い顔めっさ近い。
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/22(水) 23:11:10.75 ID:7K4q9y0P0<> C <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 23:11:23.54 ID:Tfhx3jyf0<>  
 思わず仰け反ったところで、彼はようやく手を離した。


「内田くん。
 ひょっとしたら僕たち、似たもの同士なのかも知れないね」

从'、`;リル 「な、なんスか、やぶからぼうに」

「口調も被ってるしさ」
   ,_
从゚、゚;リル (えっそこ? てか別に被ってなくね?)

「この戦いが終わったら、君もオカ研に入らないかい。 歓迎するよ」

从'皿`;リル 「……ヤな予感するんで、そういう事言うのやめてください」

「予感か……フフッ。
 さすがは “ チャネラー ” 女子高生といったところかな」 ジュルリ

从-、-;リル (本当は女子高生じゃないんだけど)


 残念なイケメン。  伊達にオカ研の副部長を務めているわけではないようだ。
 彼の話を聞いていると、事を起こす前から体力を奪われる感じがする。
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/22(水) 23:11:26.73 ID:Mfo/otBO0<> しえしえ <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 23:15:01.60 ID:C4xURWWC0<> しえーん <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 23:15:18.20 ID:Tfhx3jyf0<>  
「黒魔術を使う魔女が主人公の学園漫画、知ってるかな?
 僕がオカルトに目覚めたのって、あの作品のお陰なんだよね」

从'。`;リル 「あ、ああ、そうなんですか(知らないよ……)」

「君には大いに期待しているよ、黒井ドクミくん。
 ……フフッ」


(( 从 皿ilリル ゾワゾワ…


 兎にも角にも、我々に道は一つしかない。


「井戸中……あの女、絶対許さない」

从'、`;リル 「……」


 確かに、この事態は彼女が引き起こしたものだけれど──。
 モヤモヤしたものを覚えつつも、今の僕には、
 冷たい感じのする切れ長の目を、ただ見上げることしかできなかった。
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/22(水) 23:17:46.36 ID:AdprREaF0<> 黒井? <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 23:17:53.85 ID:Tfhx3jyf0<>  
 〜 〜 〜


 数分後。
 僕らはおのおのの武器を手に、ドアと対峙した。


「君、それは抱えるにはいささか重くないか?
 僕のと換えてあげようか?」

从゚、゚;リル 「……いいんスよ。
      むしろこれ、鈍器じゃなくって飛び道具だし」

「ん?  ……ああ、なるほどね」


 カラカラ鳴る車輪を見下ろし、山田は頷く。

 彼の両手にはアルミ製の脚立。
 僕は、黒い布の端を掴み、傍らにオフィスチェアを携える。
 さらに、小さな三角フラスコをひとつ、ブレザーのポケットに無理やりねじ込んでいた。
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 23:20:29.36 ID:Tfhx3jyf0<>  
 旧職員室は、その家具のほとんどを新校舎に移しでもしたのか、
 目だった教材教具も見当たらず、広々としていた。
 いかにもなスチールデスクが並んでいたおかげで、
 教室ではないとわかったようなものだ。

 武器になりそうなものは、僕の横にあるキャスターつきの椅子が二脚と、
 端に立てかけてあった、サイズの小さい脚立くらいのものだった。

 “ 滑らせる能力 ” を使えば、デスクも大いなる凶器になるのだろうが、
 ドアを外さない限り、廊下にまでは持ち出せそうにない。


从 、 ;リル (水道、確か少し戻ったところにあったよな……?
       どうだったっけ?) ドキドキ


 プラスチック製のフラスコは、隅のダンボールに押し込まれていたものだ。
 スクリューキャップ付きで、ペットボトルの代用としては申し分ないのだが、
 いかんせんサイズが小さく、運べそうな水量もたかが知れている。
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/22(水) 23:20:33.57 ID:DEsEnAyu0<> 支援だあああああ <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/22(水) 23:21:19.35 ID:7K4q9y0P0<> しえ <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 23:23:14.02 ID:Tfhx3jyf0<>  
 さらに、肝心の水がここにはない。
 隣接する給湯室は職員室と直接通じているが、扉には当然のように鍵がかかっていた。
 おそらくは廊下側も同じだろう。
 ハイドロキネシスはあまり当てにできない。
 
 “ 感染者 ” が体当たりしたのか、ひときわ大きな音がドアから響いた。

 ドアを塞いでいたスチールデスクは、既に元あった場所へ戻している。
 彼らは正気を失ってはいるものの、ドアをスライドさせる程度の知能は残っているはず。
 ロックを外せば、ただちに教室へ飛び込んでくることだろう。
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/22(水) 23:25:31.53 ID:Mfo/otBO0<> 支援です <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 23:25:41.21 ID:Tfhx3jyf0<>  
「そういえばさ」

从'。`;リル 「はい?」


 椅子の背をガチガチに握り締めていたところ、山田がぽんと僕の肩を叩いた。


「知ってるかな。  さっき言ってた漫画。
 あれ、実写映画にもなったんだけどね」

从'、`;リル 「はぁ……そうなんですか」

「うん。 その中でね」


 山田は満足げに頷くと、


「職員室に閉じ込められた複数の生徒がさ、
 謎の魔術で一斉にミンチにされるシーンがあって……」

从 ロliリル (なんか物騒なこと語りだしてる────!)
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/22(水) 23:27:02.99 ID:7K4q9y0P0<> 支援 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 23:29:11.34 ID:Tfhx3jyf0<>  
「生徒が犠牲になるごとに、黒板に書かれた数値が人数分減っていくんだけどさ。
 それまで一人ずつだったのが、そのシーンで一気にガーッて」


 彼は嬉々とした表情で、聞いてもいない先を続ける。

  _, ,_
从 ロliリル 「だー! やめてくださいよ!
       イヤな予感しまくりじゃねーか!」

「ははっ。 いやあ、緊張を紛らせてあげようと」

从 皿 ;リル 「……そーゆーのいらないから。
       とにかく、さっき言った段取りで頼みますからね!」


 山田はにこやかに笑い、僕の背中を軽く叩いた。
 さらに、ドアに向かうついでとばかり、人の頭をくしゃりと撫でてゆく。
 ……馴れ馴れしいというか、いちいちスキンシップの過剰な男だ。
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 23:32:09.26 ID:Tfhx3jyf0<>  
「いいかい、開けるよ」

从゚、゚;リル 「……はい」 ゴクリ


 固唾を飲んでそちらを見守る。
 今の僕らに、道はひとつしかない。
 
 かちん。
 ドアのロックが引き上げられた音だ。

 そして。
 僕らの抵抗、開始の合図。


「あああ……死にたくない! いや、いやあああ!」


 山田が十センチほどドアを開くと、途端、“ 感染者 ” の手がかかる。
 続けざま、勢いよくドアが開かれ、
 涙その他で顔をぐしゃぐしゃにした女生徒が、そこから半身を乗り出した。
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/22(水) 23:34:12.57 ID:mCYGKQpS0<> 支援 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 23:34:23.07 ID:Tfhx3jyf0<>  
「うりゃあっ!」


 女生徒の体が完全に室内へ入った、その瞬間を見計らって。
 ドア脇に控えていた山田が、無防備な彼女の背へ、脚立を打ち振るった。


「あぐぁっ!?」
 
从゚ロ゚;リル 「そぉい!」


 女生徒は正面から床に倒れ伏す。
 僕はすぐさま、脇に用意してあった暗幕を、倒れた彼女目掛けて放り投げた。
 小走りで駆けてきた山田が脚立を構えなおす。


从゚、゚リル 「!」


 と。
 まずは暗幕を被せて、動きを封じるつもりだったのだが──。
 予想に反し、その下のふくらみは起き上がる様子がない。
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/22(水) 23:35:51.49 ID:Mfo/otBO0<> しえんた <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/22(水) 23:36:17.76 ID:DEsEnAyu0<> 支援 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 23:38:23.19 ID:Tfhx3jyf0<>  
从'。`;リル 「こ、これって……」

「よし。 一人目、撃破かな」


 どうやら、最初の一撃で気を失ってしまったようだった。
 
 こちらは半ば想像していた通り、“ 感染者 ” たちは不測の攻撃に弱い。
 というより、攻撃に対抗する手段を持っていないに等しい。
 操られているというよりは、幻覚と幻聴に苛まれ、それらに引きずられているだけなのだ。

 サダコにとっては、接触による感染を拡大させるための駒に過ぎない。
 そう、彼らも立派な事件の被害者なのである。


「う、うわっ!」

Σ从゚ロ゚;リル 「あぶない!」


 ほっと一息ついた、その直後。
 “ 感染者 ” の男子生徒が、山田のいる後方の窓から飛び込んできた。
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 23:41:15.49 ID:Tfhx3jyf0<>  
 とうとう気づいたらしい。
 実は最初から、廊下に面した窓のひとつは開け放たれていたのである。

 もちろんそこには、もともとすりガラスの窓がはめ込まれていた。
 だが、山田がここに侵入した際に枠ごと取り外し、
 応急処置的に、重ねたブラインドをかけてごまかしていたのだ。

 “ 感染者 ” の意識レベルでは、認識できないのかと思っていたが、
 やはりそのようなことは無かったようだ。

 
从゚皿゚リル 「うりゃぁ!」


 僕は反射的に、そばにあったスチールデスクを押して “ 滑らせた ”。
 ブラインドに絡まり、着地の振動でふらついていた男子生徒は、
 デスクの衝突で側方に弾かれ、泡を吹いてそのまま動かなくなる。


「よし!  助かったよ、ナイスだ」
  _, 、_,
从 、 ;リル 「どういたしm……あの、いちいち頭を撫でないでくれます?」
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/22(水) 23:42:09.42 ID:AdprREaF0<> C <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 23:44:23.88 ID:Tfhx3jyf0<>  
「しかし、案外呆気ないものなんだな」


 床で痙攣する男子生徒を一瞥し、ですね、と曖昧に返事する。
 確かに、“ 感染者 ” たちは、気を失うのも早いようである。


从'、`;リル (ちょっと可哀想だけど、勘弁してくれよ)


 強い衝撃を与えれば、意識を奪うのは容易い。
 それがわかったのは大きな収穫かも知れない、が。

 
「いやはや。 それにしても君、力持ちなんだねえ」

从-ヮ-;リル 「……ホンモノの 『 力持ち 』 は、こんなもんじゃないスけどね」

「うん?」


 ……つまりその、しぃちゃんという恐ろしい例外も存在していたことだ。
 “ 感染者 ” によって個人差はあるのだろうし、過信は禁物だろうけど。

 ともかくも、これで二人目。
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 23:47:09.14 ID:Tfhx3jyf0<>  
「……右に一人、部長の周りに二人、だ。
 どちらも距離は離れている」


 入口から廊下の様子を窺った山田が、僕のほうに目配せする。
 僕は両脇に椅子を携え、彼の後ろまで移動する。


「覚悟はできたかい?」

从゚−゚;リル 「う、うん」

「よし、行こう!」


 山田に続き、僕もそろりと廊下に出た。
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/22(水) 23:48:02.99 ID:Mfo/otBO0<> しえんしえん <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 23:49:33.70 ID:Tfhx3jyf0<>  
【 2F 職員室前 ・ 廊下 】


川д゚川 「!!」

ヽiリli;凵Gノi 「────!」


 右手方向、階段正面の中央ホール。
 そこにはやはり、壁際にスパムと、取り巻くサダコ達がいた。
 我々が現れたことを察知し、彼女たちは同時にこちらへ振り向く。


ヽiリli;ロ;ノi 「や、山田くん……ドクミちゃん!?」

「部長! 怪我はありませんか?」

ヽiリ;゚ヮ゚ノi そ 「あ、あなたたち、無事だったのね!」

「そちらもね。 よかった」


 スパムが僅かに顔を綻ばせた。
 彼女達の間にどんなやり取りがあったのかはわからないが、
 未だ感染はしていないらしい。
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 23:52:08.95 ID:Tfhx3jyf0<>  
 彼女を取り囲む “ 感染者 ” は二人。
 サダコは彼女の真向かいに立っている。

 そして、我々と彼女たちの間には、一人の男子生徒。
 廊下の壁に手をつき、苦しそうな唸り声を上げていた。


川д#川 「────」


 サダコがぼそぼそと何かを呟いたが、
 先ほどより場所が離れてしまったせいもあり、聞き取ることはできなかった。
 だがおそらくは、“ 感染者 ” に対する、何らかの指示だったのだろう。

 直後、“ 感染者 ” の男子が、びくんと上半身を跳ね上がらせる。
 紅潮し、歯を剥き出しにした恐ろしい相貌で、こちらへ向き直った。

 サダコの目に、僕の姿はどう映っているのか。
 それは想像するに容易い。
 いじめていた相手と結託した僕に、怒り心頭であることは間違いないだろう。


从 ロ リル 「井戸中さん!」


 脚立を構えて臨戦態勢をとる山田。
 彼の隣に並び立つと、僕はめいっぱい叫んだ。
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/22(水) 23:53:34.13 ID:Mfo/otBO0<> 支援 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 23:54:13.38 ID:JxlcSLNTP<> おおきてたのか! <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 23:54:45.69 ID:Tfhx3jyf0<>    ,_
从゚、゚;リル 「復讐はダメだ……だなんて、綺麗ごとを言うつもりはない。
       いじめられっ子の反乱? けっこうなことじゃないか!」


 チラリと横を見れば、ちょうど山田と目が合った。
 真剣なような、冷徹なような、思惑図りかねる表情。
 僕は慌てて視線を戻し、続ける。


从 ロ リル 「キミの主張が本当なら、周りの連中には、しっぺ返しがあって当然だ。
       こういった形でなければ、キミの “ 反乱 ” 、むしろ応援してあげたいくらいだ。
       ……僕が昔できなかったことだから!」


 けれど。
 そこで言葉を区切り、目を下に向ける。
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/22(水) 23:59:18.35 ID:Tfhx3jyf0<>  
川#д川 「……何が、言いたいの」


 サダコが怒りを露わに睨めつける。
 だが、僕は怯むことなく、自らの意志を口にした。

  _, 、_
从゚Ο゚;リル 「キミの周りにいるのは、オカ研ではなく、写真部の部員たちだろう?
       キミが、自身の革命に、関係の無い他人を巻き込むというのなら。
       復讐のために、何を犠牲にしても、虐げてもいいと思っているのなら」


 巻き込まれた彼ら、
 そして、──しぃちゃん。

   ,_
从 ロ リル 「僕は、自分の助けたいもののために、キミのチカラに抗うだけだっ!」


 渾身の主張は、ほの暗い廊下にこだまする。

 それは、今の僕にできる、ささやかな抵抗のひとつであり──。


 決意表明だった。



 (続く) <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/22(水) 23:59:37.69 ID:Mfo/otBO0<> ふむ… <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/23(木) 00:00:45.45 ID:MAuMnzMW0<>  
※支援ありがとう。  今回でサダコ編終わりだと言ったが、すまんありゃ嘘だった。
  次話は9割方出来ている。
  それと、確実性を欠く投下予告は今後出来るだけ控える。 すまんかった。


※細かいことではあるが、22話Bパートの65レス目は、左と右の描写が逆になっている。
  想定している旧校舎の構造では、


(西棟)  階段   (東棟)
     ┌─┼─┐ 
┬──┘  │  └──┬
階段   正門(南)  階段
    

 中央棟と東・西棟で、階段の位置が廊下の逆サイドに存在している筈なので。
 方向感覚に乏しい……他にもミスしている箇所があるかも。
<> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/23(木) 00:01:43.17 ID:3vgTvz/u0<> 乙! <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/23(木) 00:02:33.87 ID:J4ZFqIPZ0<> おつ! <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/23(木) 00:03:06.01 ID:MAuMnzMW0<>  
※まとめに関してだが、多方面に気を使わせてしまったようで、
  なんというか、色々と申し訳ない。

  内藤エスカルゴさん、芸さん、そしてブーン芸VIPに依頼してくれた方、
  過去にまとめor保管していただいた、
  フェスティバロスさん、くるくる川 ゚ -゚) さん、短い( ^ω^)さん、ブーンスタイルさん、
  前回投下時、まとめに関して何かと気を払ってくれた読者の人……。

  様々な方に助けられた上で、ここでこうして駄文を綴るに至っている。
  読んでくれる方、代理スレ立てしてくれた>>1も含め、
  皆さん本当にありがとうございました。  (この場にて失礼)

 (芸さんへ、もしよろしければ、20話のおまけストーリーもまとめていただけないでしょうか。
  どうしようもない話なので、スレではまとめないで欲しいと書いたのですが、
  なんだかんだで、後の話への伏線もどきを挿入してしまったため……)


※芸したらば雑談スレ>940
  仰るとおり、 『 ( ^ω^)ブーンが復讐の感染をさせるようです 』 のパロディ(オマージュ?)。
  復讐劇 ・ 感染能力 ・ 舞台が学園、という共通項があるエピソードなので
  (最初から意識して作ったわけではないが)、どこかにあの名台詞を使わせてもらおうと思っていた。
  気づいてもらえて嬉しい反面、ネタ解説する羽目になってちょっと恥ずかしい。
  当然ですが、復讐感染の作者さんとは別人です。


 おやすみ。 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/23(木) 00:05:42.86 ID:9gvEPR5AO<> おうふキテター!
乙!!

クリスマスに予定されてた特別編?の投下はやっぱナシ? <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/23(木) 00:08:33.39 ID:5P5scWDS0<> 乙です
今一番好きな現行だ <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/23(木) 00:08:37.53 ID:MAuMnzMW0<> >>73
すまないが、おまけは来年の投下になる可能性が高くなってしまった。
その辺は、次話投下時にでも改めて。 <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/23(木) 00:13:15.41 ID:ebqukGFj0<> 乙だ!芸さんにまとめられて読み始めた新参だけど、現行で一番楽しみにしてます! <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<>sage<>2010/12/23(木) 00:17:11.54 ID:DuEWtC1fP<> 乙!
次回も待ってるよ <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/23(木) 00:45:10.18 ID:cU0LLYexQ<> 超乙!
次も待ってる <> 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2010/12/23(木) 00:46:22.59 ID:Kb9geYXvO<> 乙 <>