( ^ω^)空中庭園と海底都市のようです
- 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:29:33.93 ID:+q18Hn7l0
- 前回
一話目
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1278596995/l50
二話目準備1
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1278613049/l50
二話目準備2&三話目戦争1
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1278856501/l50
三話目戦争2&3
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1279023302/l50
四話目交響曲1
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1279182920/l50
まとめてくださっているサイト様
http://localboon.web.fc2.com/
マップみたいなの描いてみた
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_175.gif
ついでに武器
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_176.gif
- 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:30:34.58 ID:+q18Hn7l0
-
『四話目 交響曲2』
[1.黒]
生き地獄とは、これを言うのか。
真っ赤な血がそこら中に漂っていて、濁っていく海。
( A )「………」
目の前のものが、現実だとは思えなかった。
(*゚ー゚)「ドクオ、さん…」
しぃは、ただギコの隣にいるだけだった。
ただそれを見つめるだけだった。
だけどギコは、ドクオとクーを見る。
ギョロリとした目をこちらへ向ける。
- 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:31:44.70 ID:+q18Hn7l0
-
(,,゚Д゚)「…ハロー。海の騎士と海の女神、そしてその他戦士さん」
どうして、こんなにも大量の住人を殺すことが出来たのだろうか。
どうして、海の国の知恵とまで呼ばれる海王を、
ここまで傷つけることが出来たのだろうか。
(,,゚Д゚)「不思議だろ?たった二人≠ナコレを全て倒すことができたのかが」
( A )「………」
川 ゚ -゚)「その前に、君の理性を疑うよ」
(,,゚Д゚)「言ってくれるなぁ」
するとギコは剣を掲げて、何か呪文のようなものを言葉にした。
(,,゚Д゚)「3倍、開くぞ。《σκοτ?δι》」
- 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:33:04.11 ID:+q18Hn7l0
-
その言葉を放った瞬間、ギコとリッパーは黒いものに包まれて、
体はみるみる内に真っ黒いものとなった。
紫色の目がこちらをのぞく。
この前の、空の騎士との戦いと同じ、あの姿。
川;゚ -゚)「何だ、これは!」
クーは、叫ぶ。戦士達は、驚いている。
ドクオは、
反応しなかった。
- 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:34:40.61 ID:+q18Hn7l0
-
(,,゚Д゚)「開き過ぎると、ちょっと………アレなんでね。
あんまり開きたくないんだが
(,,゚Д゚)「あいつめ、途中であんなこと言い出しやがって…
(,,゚Д゚)「なら最初からそうりゃ良かったのに」
すると、ギコは剣を大きく掲げ上げ、凄い勢いで海の戦士達に向かってきた。
川;゚ -゚)「速っ…!?って、皆!守りを固めろ!!早く!!」
人間は海を制した。けれど、人間は海を全て制したわけではない。
いくら人魚でも、元の人間は泳ぎが不得意なんだ。
ならば、動けない場所を逃げるより、そこで守るほうがいい。
黒い騎士はまるで、ここが空かのような素早い動きを見せた。
- 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:35:54.10 ID:+q18Hn7l0
-
( A )「………」
川;゚ -゚)「ドクオ、ドクオ!!何をしているんだ!!
早く皆に指示を出せ!!早く!!」
( A )「………」
川;゚ -゚)「何をしている、ドクオ!!早く!!ドクオッ!!」
クーは必死にドクオに声をかける。
けれどドクオの反応はない。
黒い騎士は、海の戦士達を倒していく。
川;゚ -゚)「早く!!早く!!皆死んでしまう!!!!」
( A )「…れなかった」
川;゚ -゚)「……え?」
- 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:36:57.32 ID:+q18Hn7l0
-
(;A )「約束したのに、守れなかったんだ、俺」
川;゚ -゚)「…ドクオ?」
- 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:37:50.23 ID:+q18Hn7l0
-
なにかが流れてきた。
―?δωρ―?δωρ―?δωρ―
これは、歌?
その中に、あの呪文のような言葉があった。
―?δωρ―…君は?δωρ―?δωρ―
…何だ?
―?δωρ―だけど少し待って…―?δωρ―
―?δωρ―…を知りたいなら―?δωρ―
今、何か
歌の中に、声が…
- 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:38:29.48 ID:+HSrmnOj0
- まってた
- 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:38:54.69 ID:GAOI5BPYO
- ktkr支援
- 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:39:33.53 ID:+q18Hn7l0
-
だけどそのときドクオの目の前で
(,,゚Д゚)「ボサっとしてると」
二つの剣のリッパー らしき黒い剣が
(,,゚Д゚)「俺は容赦なく」
振り下ろされた
(,,゚Д゚)「殺す」
- 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:40:09.06 ID:+q18Hn7l0
-
川;゚ -゚)「ドクオォッ!!??」
女神の叫びは
ドクオの耳に届いたけれど
すぐに声は
きこえなくなった
- 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:40:58.81 ID:+q18Hn7l0
-
そう言えば
俺は何で 伝説って呼ばれているんだろうか
闇の国は いつ作られたんだっけ
…あれ
何でだ 俺は この世界の騎士なのに
何で
俺
この世界の 歴史を 過去を
覚えていないんだ?
- 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:41:55.47 ID:+q18Hn7l0
-
[#.?]
(,, Д )「…ハッ」
(,,゚Д )「ハハハ…」
(,,゚Д゚)「ハハハハハハハハハハハ!!」
(,,゚Д゚)「ハハハハハハハハハハハハハ
ハハハハハハハハハハハハハ
ハハハハハハハハハハハ!!」
(,,゚Д゚)「もう、どうでもいい」
(,,゚Д゚)「そうか…あいつは……。いや…」
(,,゚Д゚)「…殺してしまえ。全て。全てを」
(,,゚Д゚)「全て消せ」
(,,゚Д゚)「消して、しまえ。そして俺が頂点に立つんだ」
- 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:42:58.35 ID:+q18Hn7l0
-
[2.世界のどこかにて]
('A`)「………」
―…おーい。
('A`)「……ん…?」
―……。
('A`)「…声?」
―起きろー。
('A`)「うわ。何?」
声が聞こえた。不思議な声だ。
ドクオはその声に答えた。
ここは一体どこなのだろうか。真っ白い空間に、海の騎士が一人きり。
それに、どこからか声が聞こえてくる。誰の声なのだろうか。
- 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:44:12.17 ID:+q18Hn7l0
-
―…空の騎士から聞いたでしょ。
('A`)「…何を」
―ホワイトチャペル≠フ話。
('A`)「ああ聞いた。ということは、まさか…」
―…僕が、ホワイトチャペル≠セよ。
どうやらこの声は、ホワイトチャペルという人物の声らしい。
本当に人物かは分からないけれど、
とにかくこの声の主に、ホワイトチャペルという名前があることは分かった。
('A`)「もうなんというか、展開がくるくる変わってわけ分からん」
そう言うと、ホワイトチャペルは悲しそうな声でこう言った。
- 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:45:09.09 ID:+q18Hn7l0
-
―…ごめんね………。
('A`)「何であなたが謝るんだ?」
どうしてホワイトチャペルが謝ったのか。
確かこれが初対面のはずなのに、いきなり謝られても困る、と
ドクオは謝った理由をさり気なく聞いてみた。
―それは、空の騎士がここに来たら話すから…。
空も呼んで=B
もしかして、あの時そう言ったのは、ホワイトチャペルなのだろうか。
- 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:46:08.45 ID:+q18Hn7l0
-
('A`)「というかここどこだよ。皆は…皆は、どうなったんだよ」
―………話す。全部話すから、待っていて。
空の騎士とは、前に話したことは知っているよね。
('A`)「ああ」
―けれど、それじゃダメなんだ。
開いて、触れないと…ここに連れてくることは出来ない。
………ホントは…戦いなんて…。
('A`)「さっきからわけ分からん。一体何がどうなってるんだよ」
―…闇の騎士が戦争をしかけたのも、全て……僕の、せいなんだ。
だから謝らなくちゃいけない。
この世界に、たくさん、たくさん。
皆に謝らなくちゃいけない。
全てを話さなきゃいけない。全て、全てを…話さなきゃ。
- 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:47:08.08 ID:+q18Hn7l0
-
('A`)「………」
―ごめんね。空の騎士が来るまで、暫く…待っ……
そしてホワイトチャペルの声が、一時的に途絶えた。
ドクオはこの白い空間に一人、取り残されてしまった。
- 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:48:06.51 ID:+q18Hn7l0
-
[3.触れた]
ξ;゚听)ξ「ブーン様!闇の国が…!」
(;^ω^)「分かってるお!!急ぐお!!」
空の国は慌しかった。闇の国が、空の国に攻めてきているのだ。
しかもたった二人で、ここまで来ている。
一体、何が起こっているのか分からないまま、城の頂上へと駆け上がる。
ξ;゚听)ξ「見えました!」
城の頂上で、たった二人の侵略者の姿をとらえた。
それは、黒い、黒い、黒い姿をした、あいつ。
( ^ω^)「…あ」
- 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:48:58.48 ID:+q18Hn7l0
-
(;^ω^)「…あああ」
( ;゚ω゚)「あああああああああっ!!」
ブーンはそいつを覚えていた。真っ黒い姿に、真っ黒い剣の騎士。
あの時の戦いで、開けた≠ニ思われるあの姿。
ギコ、闇の騎士の、開いた℃p。
( ;゚ω゚)「あ…」
ξ;゚听)ξ「あれって…」
空を海へ落としたほどの騎士。その騎士が女神と共に、たった二人きりで
この空を倒そうというのだろうか。
- 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:50:25.12 ID:+q18Hn7l0
-
(;^ω^)「…闇の…騎士」
闇の兵士は、全くいない。
どうやら本当に二人だけのようだ。
ξ;゚听)ξ「まさか本当に二人で…?戦争を破棄したのかしら」
それは驚くを超えて呆れてしまうほどに、異常なこと。
普通はそんなこと有り得ない。考えられない。
けれどどんどんその姿は近づいてきて、
近づいて、近づいて、近づいて、
近づいてきた。
- 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:50:57.07 ID:+q18Hn7l0
-
―早く開いて―
( ^ω^)「お…?」
- 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:51:41.85 ID:+q18Hn7l0
-
ξ゚听)ξ「どうしたんですか?」
( ^ω^)「今、なにか…」
( ^ω^)「声が聞こえたような…」
―ヒントあげるから、開いて―
- 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:52:40.75 ID:+q18Hn7l0
-
―君は空≠セ―
―ジャック、君は空だよ―
―空の騎士、君は空にいるんだよ―
―ジルは海だよ、海の騎士は海だよ―
―早く開いて これ以上待つわけにはいかない―
―α?ρα?―
―α?ρα?―α?ρα?―
―α?ρα?―α?ρα?―α?ρα?―
頭に声が流れてきて、上手く思考できない。
これは、歌?
歌が聞こえる。
声が、聞こえた。
ぎゅるりと流れて、流れて、流れる歌。
これは、何だろう。
- 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:53:29.53 ID:+q18Hn7l0
-
(;^ω^)「何だお?何なんだお?」
(;^ω^)《α?ρα??》
流れてきた言葉を、自然と口にしてしまった。
(;^ω^)「あ」
- 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:54:11.42 ID:+q18Hn7l0
-
視界がだんだんと 白くなっていった
ツンの声が聞こえたような気がしたけど 声はもう無かった
いつのまに こんなことになってしまったんだろう
世界はぐるぐる回っていて 時間もぐるぐる回っていて
止まら ない
- 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:55:41.13 ID:+q18Hn7l0
-
[#.?]
―ピッ―
##「うぇええぇええん」
#「…ホラ、なみだふいて」
##「だって、いたいよう!ちがでてるよう」
#「だいじょうぶだよ。かすりキズだよ。ほら、いたいのいたいのとんでけー」
##「いたいよう」
#「いいことおしえてあげるね!
ヒトのからだのなかには血小板っていうものがあって、
それがキズをちゃんとふさいでくれて、なおしてくれるんだよ。
だから、まってて。なおるのをまっていて。
まってればかならずいたいのもとんでって、しかもちゃんとなおるんだ!」
##「ぐすっ…。なんでもしってるんだね」
#「ぼくはものしりだからね」
- 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:56:21.22 ID:+q18Hn7l0
-
##「なんだかげんきがでてきたみたい。ありがとう!」
#「げんきでてきた?それはよかった!」
##「えへへ…」
#「おおきくなったら、ぼくがまもってあげるから」
##「…うん」
#「だから、もうないちゃだめだよ」
##「うん」
#「わらってるほうが、ぜったいかわいいから」
##「…うん!」
- 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:57:35.70 ID:+q18Hn7l0
-
[#.?]
―ピッ―
#「おとなになったら、ぼくたちけっこんしようね」
##「もちろん!ぜったい、ぜったいやくそくだよ!」
#「わかった。やくそくな!」
##「ゆーびきーりげーんまーん」
#「うーそつーいたーらはーりせーんぼーん」
##「のーます」
#「ゆーびきった!」
##「やくそく、だよ」
- 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 22:58:57.26 ID:+q18Hn7l0
-
[#.?]
―ピッ―
(,,゚Д゚)「…あっ」
(*゚ー゚)「あっ」
(,,゚Д゚)「あの…」
(*゚ー゚)「なぁに?」
(,,゚Д゚)「えと、あの…その」
(*゚ー゚)「?」
(*゚ー゚)「どうしたの?」
(,*゚Д゚)「あ…」
(,* Д )「あ…の……」
- 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 23:00:51.38 ID:+q18Hn7l0
-
(,* Д )「ええと…えっと…えっと」
(,*゚Д゚)「あああ…やっぱり…」
(,* Д )「やっぱり、なんでもない…」
(*゚ー゚)「…?」
(*^ー^)「ふふっ、へんなの」
- 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 23:01:38.58 ID:+q18Hn7l0
-
[4.白と白と白]
まっしろけっけの空間に、騎士が二人、そこにいた。
空の騎士と、海の騎士。二人の騎士はそこにいた。
どこを見ても、白、白、白。ずっと光が当たっているみたいに。
そこに地面らしきものは無い。ただ、よく分からないところに浮いている。
中心なんてないけれど、とりあえず勝手に中心と定めた場所には、
一つの画面のようなものが、ポツンと存在していた。
今は何も映っていない。ただ、ノイズが流れている。
( ^ω^)「ここ、どこだお」
空の騎士は、辺りを見回す。
けれど何も無い。ただ、白があるだけ。
('A`)「俺にもよく分からない。けど、待てと言われたからここで待っていた」
( ^ω^)「いつここに来たんだお?」
- 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 23:02:41.19 ID:+q18Hn7l0
-
('A`)「それも分からない。ここにいると時間が狂ってくるみたいだ」
くるくる回って、真っ白世界。
真っ白な空間には、何も無い。
すると、ホワイトチャペルの声が聞こえた。
―二人ともいるね。
落ち着くような、落ち着かないような、不思議な声だ。
( ^ω^)「お?その声は…」
―僕はホワイトチャペル。前に一度、話したことがあるね。
海に落ちたとき、「ジャックに用がある」と言って話しかけてきた、あの時の声。
ブーンはそのことをよく覚えていた。
('A`)「で、どうして俺たちはこんなところにいるんだ?」
- 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 23:03:28.88 ID:+q18Hn7l0
-
( ^ω^)「もう僕たちにはわけが分からないお。
急に闇の国が戦争をしかけてきたかと思ったら、今度は奇襲。
どうなってるんだお?」
―今から全て話す。二人揃ったから、全て話しても大丈夫かな…。
その中で、どうしてここにいるのかも話すと思うよ。
だから、だから…ちゃんと、話を聞いていて。
そうして、まず国の歴史≠フことについて、
ホワイトチャペルが質問した。
―……ねえ、君達は…自分達の国の歴史、
覚えていない=Aよね。
('A`)「…俺は…覚えて、いない」
( ^ω^)「え?そんなの覚えてるに決まってるお!」
( ^ω^)
( ^ω^)
(;^ω^)
(;^ω^)「………あれ」
- 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 23:04:26.75 ID:+q18Hn7l0
-
―まずはそこから話していこうかな。
…いや、どこから話せばいいんだろうなあ。
全て話してたら、全部ひっくりかえってしまうかもしれないな。
どうやら、ホワイトチャペルは困っている様子だった。
('A`)「じゃあとりあえず、ホワイトチャペルは何者なのか
…それを話してもらいたいんだが」
―…分かったよ。
じゃあ、ちゃんと話すから、聞いていてね…。
ホワイトチャペルは、この世界のことについて、
まずは自分自身のことから語り始めた。
『四話目 交響曲2』end
- 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 23:06:24.04 ID:+q18Hn7l0
- 交響曲2終わりました。
何かこれ書いてると眠たくなります。なんでだろ。
よし、また書き溜めておきます。
支援感謝です。
- 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 23:09:58.18 ID:HVPTFpC40
- 乙!
- 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 23:11:02.19 ID:GAOI5BPYO
- 乙!
頑張れ
- 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 23:17:02.90 ID:oq74YU4GP
- おつおつ
- 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/19(月) 23:25:07.74 ID:+q18Hn7l0
- もし、早く次ができたら、続いてここに投下します。
頑張ります。