( ^ω^)パーティをするようです
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 09:26:44.20 ID:Z7wNtsdk0
途中から回覧注意になるかもしれない

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 09:30:54.55 ID:Z7wNtsdk0


『文化祭は終了しました。生徒は実行委員の指示に従い片付けを済ませてから、各自帰宅してください』

『文化祭は終了しました。生徒は実行委員の指示に従い片付けを済ませてから、各自帰宅してください』


( ^ω^)「……」

( ^ω^)「終っちゃったお、文化祭」


 校内はなんだかがらんとしていた。下校時刻も迫っている。
 今日のところは簡単に済ませて、明日に本格的な片付けをする、という生徒が大部分をしめているようだった。



3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 09:32:29.77 ID:ZYMVw8CsO
閲覧注意の事か……?

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 09:35:17.19 ID:Z7wNtsdk0
間違えたぜ

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 09:38:23.59 ID:Z7wNtsdk0

(´・ω・`)「なんだかあっという間だったね」

('A`)「来年は受験だから、出し物できねぇしなぁ」

( ^ω^)「お」


 教室の片隅ではショボンとドクオが二人でダンボールを縛っている。
 ゴミを纏めて、明日ゴミ出しに行くつもりらしい。僕もそれに習い、ゴミ袋の口を縛った。
 クラスの女子が書いていたポスターがぐしゃぐしゃになってはいっている。

 窓の外はもう真っ暗だった。
 電灯がガラスに反射している。


('A`)「楽しかったなー」

( ^ω^)「楽しかったおー」

(´・ω・`)「まぁ、殆ど回れなかったのが心残りだけどね」

( ^ω^)「来年一杯回ればいいお」


6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 09:39:47.31 ID:ZYMVw8CsO
支援

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 09:44:19.34 ID:Z7wNtsdk0

 僕らのクラスはおばけ屋敷をやったのだ。
 試しに入らせてもらったときは不気味でしょうがなかったセットや人形も、電灯に照らされていると何だか間抜けだった。


( ^ω^)「お、もう六時だお」

(´・ω・`)「あー、本当だ。他の奴等は?」

('A`)「さっきこんにゃく捨てに行ったから、そのうち帰ってくるんじゃねぇか」

(´・ω・`)「あれ、生ゴミって今日中だっけ?」

('A`)「いや、っていうか臭いからな、ほっとくと」

( ^ω^)「バッドスムゥエル」

(´・ω・`)「滑らかな発音!」

('A`)「ゥバッドゥスムェィル」

(´・ω・`)「既に何語かわからない!」



ξ゚听)ξ 「……何やってんのよ」



8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 09:50:01.29 ID:Z7wNtsdk0

( ^ω^)「バットスメール!!」

川 ゚ -゚)「良くない香り?」

(*゚∀゚)「何がだー?」


 振り向くと、ツンたちが教室を覗き込むようにして此方を見ていた。


('A`)「特に何もやってないけど」

ξ゚听)ξ 「えええ、今あんた思いっきり嘘ついたわね」

(´・ω・`)「こんにゃく捨ててきてくれたんだよね、ありがとう。こっちは大体片付いたからさ、そろそろ帰らない?」

川 ゚ -゚)「ん? そうだな、もうこんな時間か」

(*゚∀゚)「まだまだ六時だぞー」

川 ゚ -゚)「もう六時、だろ」


 言いながら教室?≪入ってくる。
 教室にはもう僕らしか残っていない。


9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 09:56:44.38 ID:Z7wNtsdk0

ξ゚听)ξ「もう、おわりなのね」

川 ゚ -゚)「……ああ、そうだな。私のこの学校最後の思い出が、こんにゃく捨てだ」

ξ゚听)ξ「いやだから、嫌なら来なくていいって言ったじゃない」

川 ゚ -゚)「こんにゃくは好きです」

(*゚∀゚)「最後ー?」

(´・ω・`)「あれ、知らないの? クー、今月中に引越ししちゃうんだって」

(*゚∀゚)「……え? まじか?」

( ^ω^)「そっ、だお」


 重たい空気にならないように、軽々しく僕は頷く。
 其れを部活中に聞いたとき、クー本人はけろりとしていた。
「このご時世、引越 ??くらいで連絡が途切れたりなんてするもんか」と。


川 ゚ -゚)「引越し先の住所は教えるから、年賀状を頼むぞ」

('A`)「任せとけ」

川 ゚ -゚)「何時かプラズマテレビを当てるのが夢なんだ」


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 09:59:45.39 ID:Z7wNtsdk0


(*゚∀゚)「最後、最後……。離れ離れに、なっちゃうのかー」

川 ゚ -゚)「そんなドラマチックな言い方をするな。ドキドキしちゃうだろ」

('A`)「ロマンチックが止まらねー」

(´・ω・`)「胸が苦しくなるー」

( ^ω^)「切なさも止まらんおー」

ξ゚听)ξ「誰か止めてー」


(*゚∀゚)「そうだ」

 ぽん、と手を打った。



(*゚∀゚)「『おつなぎさま』しようぜ」




11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:06:46.90 ID:Z7wNtsdk0
( ^ω^)「……おつなぎさま?」

(*゚∀゚)「そー、『おつなぎさま』だ。知ってるだろー?」

ξ゚听)ξ「確か、恋人同士がやる縁結びのおまじないでしょ? それ」

(*゚∀゚)「うんうん、そーだぜー」


『おつなぎさま』というのは、僕らの学校に伝わるおまじないだ。
 いわゆる『キューピット様』『こっくりさん』の地方限定バージョン。

 用意するものはいたって簡単。
 きずな、と書かれた紙一枚と、縁結びをしたい人たち。
 床に置いた紙に手を置いて、「おつなぎさまおつなぎさまおつなぎしてください」と呪文を唱える。
  ??だそれだけの簡単な簡単なおまじない。


(*゚∀゚)「おれはそーゆー、おまじないとか好きなんだ」

(´・ω・`)「へぇ、初めて知ったよ」

(*゚∀゚)「へへへ」

('A`)「でもあれって恋人同士がやるやつなんだろ。こんな大人数でできんのか」

(*゚∀゚)「出来るぜー。あれは元々恋人達のためだけにあるまじないじゃあないからなー。寧ろなかまの結束を促すおまじないだ」

ξ゚听)ξ「……詳しいわね」


12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:08:28.42 ID:3l4st3eX0
おっ
支援する

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:08:43.38 ID:vJZU9hedO
しえん

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:12:36.10 ID:Z7wNtsdk0

(*゚∀゚)「あったり前だろー」

(; ^ω^)「お……」

(*゚∀゚)「なんだよお前ー、どうしたんだよー」

 けらけらと朗らかに笑ってみせる。
 正直、僕はそういう、おまじないだとかいう類の話が得意ではなかった。
 だが周りの四人を伺うと、どうやら皆乗り気のようだ。

 逃げ場 が ない!


(*゚∀゚)「なぁなぁ、やろうぜやろうぜ」

(´・ω・`)「うん、まぁ面白そうだし、いいんじゃないの」

川 ゚ -゚)「おお、私も結構嫌いじゃないぞ。ひとりかくれんぼとか好きだったしな」

ξ゚听)ξ「んー、クーがそういうなら、いいんじゃないの」

(; ^ω^)「あうあう……」


 逃げ場 が ない!


(*゚∀゚)「よっしゃきまりー! じゃあ準備しようぜー」


15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:15:23.73 ID:JW5c0dZQO
支援

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:17:09.26 ID:ZYMVw8CsO
支援!

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:18:55.79 ID:vJZU9hedO
支援ッ

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:19:03.75 ID:Z7wNtsdk0

(*゚∀゚)「知ってたかー? 今伝わってる遣り方じゃあちょっと不完全なんだ」

(´・ω・`)「不完全?」

(*゚∀゚)「そー、紙はただの紙ではなくて、和紙が好ましい。字の色は赤な」

('A`)「和紙? あー、裏に血糊ついてるけど、」


 ドクオがついたてに駆け寄って、張ってあった紙を一枚べりっと剥がす。
 入場者が壁に手を着いたときの質感がどうの、と大道具の高岡が嫌に拘っていたのを思い出した。
 高岡を呪いたくなった。


(*゚∀゚)「お、それいいじゃん! おっけーおっけー」

川 ゚ -゚)「赤か。マッキーでいいかな」

ξ゚听)ξ「書くときに下に何か敷きなさいね」

(´・ω・`)「き、ず、な、っと。書いたよー」

('A`)「よし、んじゃ手置くか」

(*゚∀゚)「あ、その前に鞄もってこいよ。終ったらちゃっちゃと帰ろうぜー」

(; ^ω^)


19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:21:29.44 ID:Z7wNtsdk0
(; ^ω^)「あうあうあう」

(*゚∀゚)「鞄用意できたかー。そんじゃ皆手ぇ置いてー」

川 ゚ -゚)「置いたぞー」

(´・ω・`)「あれ、ブーン? はやくしなよ」

(; ^ω^)「お、おっお」

ξ゚听)ξ「皆置いたわよ」

(*゚∀゚)「よっしゃー、やるぜー」








「おつなぎさまおつなぎさまおつなぎしてください」









20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:22:48.89 ID:Z7wNtsdk0








(*゚∀゚)「おれたちがけっしてこころこわれることのないように!」











01 おつなぎさま



21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:26:23.58 ID:Z7wNtsdk0



02 暗闇


 暗闇があった。
 手を伸ばしても何も触れない。幾ら瞬きをしても、瞳が光を吸い込まない。
 重たい何かがまとわりついているように、体が重たい。


( ^ω^)「……お?」


 呟いた声はかすれていて、自分の存在が酷く不確かな気がした。
 なんだが首が痛い。寝すぎてしまった直後のように、手足の先が熱を持っている。


( ^ω^)「ここ、どこだお」




22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:28:15.89 ID:vJZU9hedO
支援だ!

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:28:55.23 ID:B6wFL/8wO


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:30:36.44 ID:Z7wNtsdk0

 暗い。目は確かに開いたはずなのに、暗い。
 黒い。黒い。
 何も見えない。聞こえない。心臓の音が五月蝿かった。手足が脈打つ。

 次第に、自分はまだ目を開いていないのではないかと不安になって、目を擦る。
 その内に、本当に其処に自分の目があるんだろうかと不安になって、頭を振る。


( ^ω^)「……首痛い」


 頭の中に重たくて生ぬるいお湯を詰め込まれたような、鈍重とした感覚。
 それから何も見えない不安。


( ^ω^)「誰も、いないのかお?」


25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:32:18.06 ID:B6wFL/8wO
しし

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:33:57.78 ID:Z7wNtsdk0


「んんんん……」


( ^ω^)「!」


 暗闇の向こうから、聞きなれた声がした。
 さっきまで一緒に居た声だ、と安心感が心臓に広がる。


( ^ω^)「誰か、居るのかお!」


「……ブーン?」


 そう僕を呼ぶ声は、


1 (´・ω・`)
2 ξ゚听)ξ
3 ('A`)

>>31


27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:35:14.75 ID:3l4st3eX0
1 (´・ω・`)

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:36:04.16 ID:vWnLB3sEO
面白そう支援

3

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:36:37.86 ID:JW5c0dZQO
2

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:37:20.61 ID:ZYMVw8CsO
1(´・ω・`)

支援

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:39:55.36 ID:qTF4F8FR0
3


32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:40:14.76 ID:QMGRWlPJO
2
コープスパーティ思いだした。

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:45:56.54 ID:oGS/XnJTO
支援するぞ

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:46:35.14 ID:Z7wNtsdk0

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:39:55.36 ID:qTF4F8FR0
3



('A`)「っていうか、なんだこれ、暗っ!」

( ^ω^)「ドクオ!!」


 声のほうに向かって呼びかける。
 床に手を着くと、ぱちんと間抜けな音がした。
 汚れてざらついた、けれどつるつるとしたさわり心地。何度も触ったことがある、教室と同じリノリウムだ。


('A`)「ブーン? 何だよ、これ、何処にいるんだお前」

( ^ω^)「ここだお! こっち!」


 そういうが、僕にも自分の位置が掴めない。
 ドクオは声の距離からして、そう遠くない位置にいるようだったが、手を伸ばした程度で触れられるほどは近くないらしい。
 適当に手を振り回しても、空をかするばかりだった。



35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:53:05.54 ID:ZYMVw8CsO
支援

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:54:03.20 ID:Z7wNtsdk0

('A`)「いや、こっちって言われても、全然わかんないんだけど」

( ^ω^)「僕にもよくわからんお」

('A`)「んー、おー、あいてっ」

( ^ω^)「お? どしたお?」

('A`)「何かに床に、……鞄か?」


 ごそごそと何かを漁る音のあと、ぱちんと乾いた音がする。
 目に眩い光が刺さって、僕は思わず悲鳴を上げた。
 黄色い電球の光。少し遠くに丸く光源がある。うっすらと部屋の中が照らされるのを確認するよりも、僕はその光源に這いずりよった。

 自分の顔を照らしてしまったらしく、目を押さえているのは、確かに僕のよく知 ??ドクオだった。


( ^ω^)「ドクオぉおおお」

('A`)「おおぉぉお、ブーン。これ、誰の鞄だ? 何で懐中電灯なんか入ってんだ」


37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:55:27.49 ID:soRjrrcZO
支援

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:55:29.19 ID:qTF4F8FR0
支援

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:55:44.79 ID:vWnLB3sEO
つC

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 10:59:14.01 ID:Z7wNtsdk0

 そういってドクオは手元の鞄を照らす。
 学校指定の鞄。そのもち手に腕時計が巻きつけられている。
 おそらくショボンの鞄だ。


( ^ω^)「お化け屋敷のじゃないかお?」

('A`)「あー」


 お化け屋敷の小道具として、懐中電灯をそれぞれ持ち寄ったのを思い出したらしい。
 確か僕の鞄にも、ラジオつきの懐中電灯が入っていたはずだ、と改めて辺りを見回す。
 どうやら此処は教室のようだった。それにしても、暗い。


( ^ω^)「電気が切れちゃったのかお?」

('A`)「んー? っていうか、他の四人は何処行ったんだよ」

( ^ω^)「お? そういやいないおー。……」


41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 11:06:11.69 ID:Z7wNtsdk0

 ドクオが僕の見るほうをやんわりと照らしてくれる。
 見ると、見慣れた僕の鞄がすぐ其処に落ちていた。一安心、と其れを抱きかかえる。
 光で影が大きく滲んだ教室は、なんだか違和感があった。

 違和感。

 
( ^ω^)「……机、なんかちっちゃくないかお?」

('A`)「え?」


 僕らは高校生だ。使う机や椅子も、必然的にそれなりの大きさになってくる。
 僕が使っていた机は、少なくとも僕の足の付け根くらいまでの大きさはあった筈なのに。


('A`)「すげぇ、十号の机とか久しぶりに見た」


 椅子の背を照ら??ながら、ドクオは呟いた。
 そのとおり、十号と剥がれ掛けたシールが貼り付けてある。
 それから懐中電灯の光をくるくると廻して、部屋の中を観察した。


42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 11:06:36.14 ID:SAgsCnrnO
支援

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 11:08:48.52 ID:3l4st3eX0
おっおっ

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 11:09:14.00 ID:Z7wNtsdk0

 壁に貼ってある紙はびりびりに破られ、教室の端に幾つか固められた机や椅子の脚は曲がっている。
 カーテンの破れた窓の外に光を当てても、闇に吸い込まれるようにガラスに反射することさえない。
 それから床を照らして、ドクオが息を詰らせた。


( ^ω^)「こんな机、高校にあるわけないお」

('A`)「ん、んんん、うん、……だよな」

( ^ω^)「……ドクオ、ここ、どこだお?」

('A`)「そんなの、俺が聞きてぇよ」


 無理矢理にドクオの肩を引くようにして懐中電灯の光を他へやる。
 壁にかかった黒板は、荒れ果てた教室とは対照的にまっさらな顔をさらしていた。
 床にあった黒茶けた汚れ。僕らがお化け屋敷で作った偽者の血糊とは比べ物にならない、

 あれは確かに血が乾燥したものだった。



45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 11:09:42.29 ID:ZYMVw8CsO
支援ッ!

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 11:17:53.11 ID:wKrfkYNK0
これは支援

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 11:18:15.20 ID:xt7q8wVNO
いいよいいよー

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 11:18:39.07 ID:Z7wNtsdk0

 黒板の横についていた電気のスイッチを押すと、本当にあっけなく電気は付いた。
 無機質な光が遠慮なく床の汚れや、荒れた教室内を照らし出す。
 窓から覗いた廊下はやはり真っ暗で、懐中電灯で照らしてみようとは思えなかった。

 床の汚れから逃げるようにして、ドクオは小さな机の上に腰掛ける。


('A`)「なんだよ、此処」

( ^ω^)「わかんないお。僕が教えてほしいお」

('A`)「わっけわからん……。クーは? ショボンは? ツンは?」

( ^ω^)「わかんないお。僕が教えてほしいお」

('A`)「なんなんだよ、わけわかん ?-ぇよ」

( ^ω^)「わかんないお、」

('A`)「……『おつなぎさま』か?」


49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 11:22:59.88 ID:Z7wNtsdk0

 不機嫌そうに眉を寄せるドクオに向かい合うようにして、僕も机に腰掛ける。
 小さな机は、僕の椅子よりも小さく感じられた。
 ドクオはショボンの鞄を抱きかかえて、僕は自分の鞄を傍らに置いて、相対する。

 この教室に転がっていた鞄は、僕とショボンのもの二つきりだった。


( ^ω^)「ここ、小学校かお?」

('A`)「じゃ、ないのか? 椅子も机も小さいし、一年生の教室って感じだろ」

( ^ω^)「……」


 なんで小学校に僕らは、と聞きたくなるが、それをドクオに聞いてもしょうがないに決まってる。
 空気が冷え?|、なんだか気分が悪かった。
 なんだかホラーゲームに入ってしまったようだ、と想像しかけて、全く笑えない、と僕は首を振る。
 
 否定の言葉が思いつかなくて怖かった。


50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 11:23:46.11 ID:7q2bQadTO
フリゲって参考になるよね

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 11:27:52.46 ID:Z7wNtsdk0


( ^ω^)「とりあえず、此処から出て帰り道探さなきゃお」

('A`)「そうだな……クーたちもどこかにいるのかな」

( ^ω^)「あ、……かも、しれないお」

('A`)「だったら、一緒に行動した方がいいよなぁ」

( ^ω^)「おっ」


 机から降りて、空気を変えるように明るい声を強いて出す。


( ^ω^)「じゃ、探しにいこうお!」

('A`)「……ん、そうだな」


52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 11:33:54.58 ID:3l4st3eX0
昼ごはんのお供

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 11:34:18.81 ID:Z7wNtsdk0

 教室から洩れる電灯の光をあてに、手探りでスイッチを探す。
 教室の電気がついたのに廊下がつかないということは無いだろう。
 ぱちり、と小気味のいい音がして、蛍光灯が天井で瞬いた。

 僕とドクオは顔を見合わせて、一先ずほっと息をついた。

 廊下の先は普通の学校のように、幾つも教室が並んでいる。
 僕らが居たのは三つ並ぶ教室のうち、丁度真ん中のものだったらしい。
 左手には、一つの教室と階段を挟んで二つの教室が並んでいる。


( ^ω^)「お、かたっぽ、灯りがついてるみたいだお?」

('A`)「あ、ほんとだ」


 右には一つの教室と、階段。


('A`)「どっち行く? ブーンが決めろよ」

( ^ω^)「んー」


1 右の階段
2 左手の明かりがついた教室


54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 11:35:29.69 ID:Z7wNtsdk0

安価
>>58

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 11:38:11.86 ID:ZYMVw8CsO
2

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 11:39:09.83 ID:soRjrrcZO
2

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 11:39:38.05 ID:oGS/XnJTO
2

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 11:46:13.83 ID:SAgsCnrnO
2

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 11:52:50.22 ID:Z7wNtsdk0

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 11:46:13.83 ID:SAgsCnrnO
2


( ^ω^)「灯りついてるし、教室行ってみようお」

('A`)「ああ、うん。そうか、誰かいるかもしれないしな」


 ドクオはショボンの鞄を抱きかかえるようにしている。
 ふと、ためしに入れてもらったお化け屋敷で、ドクオが本気で涙目になっていたのを思い出した。
 笑ってやりたいが僕も怖いので、黙っていることにする。

 電気のついた廊下の窓から外を覗くが、やはり暗すぎて何も見えない。
 空気が冴えすぎているように、僕らの足音がいやに??§きく聞こえた。

 教室の前の扉の前に立って、軽くノックをする。


( ^ω^)「おっお、失礼しますおー」

('A`)「しつれいしま、」


60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 11:57:50.67 ID:Z7wNtsdk0


 例えば、後から考えれば、という話だが。
 
 僕らが電気をつけた時点で、その教室の前の廊下にも電気がいきわたっていて、それは確かに教室から確認できたはずなのだ。
 もしも廊下の電気が勝手についたのなら、それを確認しに外に出る人間がいたって可笑しくない。
 この灯りがついた教室の中に人がいたなら、様子を覗くくらいならするはずなのに。


('A`)「す?」



(*゚∀。;:..



 そこには、死体があった。




61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 12:05:53.33 ID:Z7wNtsdk0

 真っ赤な血が床を濡らしている。
 さっき居た教室にあった汚れとは一線を画した、真新しい鮮血。
 甘くて生臭いような匂いが鼻を突き刺す。
 真っ先に足を踏み入れた僕の上靴が、ぴちゃりと嫌な音を立てた。滑って転ぶ寸前のような感触に、思わずドクオに縋りつく。

 転びたくない。絶対に転びたくない。
 触れたら、僕まで死んでしまう気がした。


( ゚ω゚)「う、あ」

( ゚ω゚)「ああああああああああっ、あああ、ああああああっ!」


 口からぼろぼろと零れるように悲鳴が飛び出てくる。


(*゚∀。;:..


 その死体は、酷く損傷していた。
 手足は可笑しな方向に捩れ、顔が半分崩れている。
 刃物で滅多刺しにしたようなその胴は、肉が抉れ、今にも二つに千切れそうだった。
 どろどろと広がった内臓は、切られ踏み躙られたように潰れ、もう一度押し込んでもきっと機能しないに違いない。


62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 12:05:58.08 ID:oGS/XnJTO
うわああああああああ

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 12:07:13.05 ID:3l4st3eX0
ぎゃあああああああああああああああああああああ

夜じゃなくてよかったwwwwww

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 12:07:46.60 ID:fVu4uNbO0
パーティってコープスパーティのことか

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 12:13:16.62 ID:/gKYhpQfO


66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 12:17:08.83 ID:Z7wNtsdk0

( ゚ω゚)「し、あ、うああ、ああああっ!」

(゚A゚)「……」


 ドクオはかたかたと震えている。
 しきりに瞬きを繰り返し、無機質な光に照らされたその光景から目を離せないようだった。
 見た事のある顔が、半分を残して潰れている。

 駄目だ、このままでは僕もドクオも、死んでしまう。

 わけの分からない焦燥感に駈られ、直ぐ後ろに居たドクオを押して、扉を閉めた。
 ばん、と破裂するような音を立てて引き戸が閉まる。
 ドクオは押されたまま、僕は押したまま、リノリウムに座り込んだ。
 口からはやはり悲鳴が洩れ続けていたけれど、そのうちに息が続かなくなって僕は二酸化炭素を吐き出す。


( ゚ω゚)「はっ、はっ、はっ、あ、ああああああ、ああ」

(゚A゚)「……し、ん、でた……?」

( ゚ω゚)「ああああ、あああ、」

(゚A゚)「しっ、ぃあ、あああ、……ぐ、うおげぇえええ」


67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 12:19:07.15 ID:vJZU9hedO
しえぇぇぇん

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 12:22:30.06 ID:3l4st3eX0
ドクオこっちみんなwwwww

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 12:24:16.52 ID:Z7wNtsdk0

 体を丸めて、ドクオは廊下に胃の中身を吐き出した。びちゃりと生ぬるい音がする。
 僕はやっと息を整えて、扉を背にそれを眺めていた。
 張り付いた真っ赤な光景を、丸まったドクオの白いシャツで掻き消そうとするけれど、酸っぱい匂いに釣られそうになって顔を背けた。

 床に液体が落ちる音はまだ続く。
 文化祭の手伝いやらでまともな昼食は摂れていないはずなのに、一体何が出ているのだろう。


(;'A`)「う、え、えぇえええ」

(; ^ω^)「だ、だ、大丈夫かお?」

(;'A`)「ぅおぇ、え、げほっ、……っぇえええ」


 体を引き ??るようにして寄せ、背中を擦る。
 不安になって覗き込むと、黄色い吐しゃ物が緑色のリノリウムに広がっていた。胃液だ。
 よかった、血じゃあない、と僕は内心で一息ついた。


(;'A`)「は、……ありがと」

(; ^ω^)「おっ、お」



70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 12:29:46.82 ID:Z7wNtsdk0

 一頻り吐いて落ち着いたのか、胃の辺りを押さえながらもドクオは口を拭う。
 確か鞄にお茶が入ってたな、と差し出すと黙って三口ばかり飲み、お礼と共に返された。


(;'A`)「あれ、死んでた、よな」

(; ^ω^)「……お」

(;'A`)「人形とかじゃ、ないよな」

(; ^ω^)「多分お」

(;'A`)「どういうことだよ、これ……」


 ドクオは頭を抱える。
 僕は後ろの教室を振り返った。
 扉一枚を挟んで、向こうには、あの真っ赤な風景が広がっているのだ。


(; ^ω^)「ツンたち、無事だおね?」

(;'A`)「わかん?-ぇよ」


71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 12:31:32.90 ID:Z7wNtsdk0


 頭を振った。


(;'A`)「でも、此処可笑しいよ。狂ってる。駄目だ、早く逃げないと」


 窓の外は、暗いまま。









02 暗闇




72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 12:32:38.32 ID:Z7wNtsdk0
一旦終了
やる気が出たら続き書くかも

取り敢えず飯作って食べてくる

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 12:32:54.60 ID:VK/wzXjrO
わくわくする支援

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 12:34:02.44 ID:3l4st3eX0
いいねいいね
ホラーなミステリアスなの好きだよ

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 12:35:45.19 ID:Mj3+4FnpO
こりゃ面白い

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 12:46:31.12 ID:PhdLK/d3O
凄く面白い
続き期待


77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 12:55:16.88 ID:/VnAZMvZO
支援

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 13:02:38.79 ID:e2MQD4VI0
昼飯まえにスレ検索してきたけど
おもしろそうだー すげえー

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 13:10:06.74 ID:TLbMxVjCO
コープスパーティまんまじゃないか
元ネタ表記ぐらいはしよう

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 13:18:23.63 ID:Z7wNtsdk0
昼飯食ってきた

元ネタ表記忘れてたごめん
フリーゲームの「コープスパーティー」

あらすじを聞いて「やれんじゃね?」と思った
ぶっちゃけやったことはない
後悔はしている

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 13:18:59.21 ID:7q2bQadTO
コープスやってた方がマシかね

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 13:21:18.81 ID:Z7wNtsdk0
急用が入ったので席をはずします
残ってたら続き書く
残らなかったらまた今度

ちなみにただ今クールート爆進中

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 13:25:25.00 ID:3l4st3eX0
キター!!!


と思ったが急用かwww
いってらー

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 13:25:59.71 ID:st6J6TOtO
フリゲのホラーアドベンチャーは良作多いよね
コープスをどう料理するのか>>1に期待

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 13:28:24.25 ID:7q2bQadTO
   解  散  !  !

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 13:30:53.17 ID:TLbMxVjCO
原作ありでも良作は多い
期待

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 13:31:25.04 ID:Cpufy85zO
支援

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 13:38:53.85 ID:fVu4uNbO0
プレイしたことないのかよ・・・

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 14:06:34.34 ID:oGS/XnJTO
純粋に面白い
支援だ

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 14:13:41.19 ID:3l4st3eX0
ほっしゅほっしゅ

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 14:18:07.67 ID:89GeMjEm0
コープスパーティーか…やってみようかな
視覚的や聴覚的なグロが苦手な僕にもできますか?

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 14:32:35.13 ID:7q2bQadTO
>>91
しるか。やって無理ならやめれば良いだけだろ

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 14:48:53.86 ID:3l4st3eX0
>>91
なにごとも挑戦

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:06:37.57 ID:4FyVRomF0
あばば

95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:18:02.80 ID:4FyVRomF0
03 家庭科室


 階段へ引き返し、これまた電気をつけて僕らは廊下を進んでいた。
 外の景色が見えないおかげで、ここが何階なのかわからない。ただ上へ向かう階段は無かったので、どうやら最上階らしい。
 ドクオはしきりに頭を振り、瞼に焼きついたあの光景を振り払おうとしていた。


('A`)「この鞄さぁ、俺たちの所に二つあったってことは、他のやつらのところにも、二つずつあったのかな」

( ^ω^)「かもしれないお。変な漫画とか入れてないかお?」

('A`)「おう、今日は特に何も変なものは入ってない、はず。食べてない弁当とか、そんなん」

( ^ω^)「入ってるときは入ってるのかお……」


 無理やりにふざけあいながら、真っ暗な教室を覗き込む。
 誰もいない構内は酷く静かで、軽口でも叩いていないとまた叫びだしてしまいそうだった。


('A`)「静かだな」

( ^ω^)「誰もいないおね」


96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:20:50.82 ID:4FyVRomF0
ID変わってるけど>>1だよ

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:23:40.00 ID:3l4st3eX0
キター!!!!支援支援

98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:24:36.99 ID:4FyVRomF0

 この階も上の階と同じ構造をしているらしい。
 今僕たちが使っている階段を挟んで、右手に三つの教室、左手に二つの教室が並んでいる。
 よく見ると教室の前には手洗い場があり、蛇口をひねれば水が出るようだった。

 右手の手洗い場を覗き込むと、水の流れた後が見て取れる。


「……ブーン、ドクオ?」


('A`)( ^ω^)「「!」」


 聞きなれた声。
 ドクオと僕は、我先にとあらそうように後ろを振り返る。
 そこに居たのは、


1 (´・ω・`)
2 ξ゚听)ξ
3 川 ゚ -゚)

>>103


99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:32:26.64 ID:knCSOF/e0
ksk

100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:36:49.93 ID:qTF4F8FR0
kskst

101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:38:09.61 ID:f4PUMoXo0
1

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:39:25.22 ID:3l4st3eX0
1

103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:39:40.67 ID:jUXxPHdX0
3

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:44:01.13 ID:ZYMVw8CsO
支援

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:48:45.47 ID:qTF4F8FR0
支援

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:49:44.94 ID:4FyVRomF0

103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:39:40.67 ID:jUXxPHdX0
3



( ^ω^)「クー!」

川 ゚ -゚)「ああ、良かった、やっと人に会えたぞ、おい……」


 僕が駆け寄ると、クーは一安心したとでもいうように膝に手を突いた。
 その手は小刻みに震えていて、僕はなんともいたたまれない気持ちになる。


('A`)「大丈夫か?」

川 ゚ -゚)「ああ、平気だ。……元気ではないが。お前ら、上の階にはもう行ったか?」


 青い顔をしたクーが恐る恐るとこちらを伺ってくる。
 答えようか答えまいかと ?僕とドクオは顔を見合わせた。
 その様子で答えを察したのか、クーはゆらゆらと首を振る。


川 ゚ -゚)「不謹慎だけれど、グロ画像とは比べ物にならないもんだな」

('A`)「……おう」


107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:51:03.98 ID:B6wFL/8wO


108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:51:46.96 ID:vWnLB3sEO
支援

109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:54:46.51 ID:4FyVRomF0

川 ゚ -゚)「とにかく、もうこの話は止めにしようか。他の二人は? 会ってないのか?」

( ^ω^)「お、会ってないお。合流したら、早いところ出口を探して、出なきゃなんないお」

川 ゚ -゚)「うん、それなんだけれど、……私は今日携帯忘れたんだが、お前たち、使えないか?」

( ^ω^)「けいた、い」

('A`)「……あああ!! 携帯!」


 完全に忘れていました。本当に有難う御座います文明の利器。
 僕の鞄を探り、携帯電話を取り出してあける。開閉式が小気味のいい音を立てた。


川 ゚ -゚)「まぁ、なんとなく落ちは知れているんだが……」








( ^ω^)「どう見ても圏外です……本当に、本当に有難う御座いました……」


110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 15:56:50.72 ID:VK/wzXjrO
ですよねー

111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:01:03.32 ID:BzMIDgu70

川 ゚ -゚)「……まぁ、人が増えたってだけでも十分な収穫だよ、な?」

('A`)「そーだな……」


 意気消沈する気力ももったいないといわんばかりにクーは歩き出す。
 その足取りは迷いが無く、明確な行き先を持っているようだった。
 僕とドクオはそれについていきながら、何処へ行くのかと問いかけた。


川 ゚ -゚)「家庭科室だよ」

( ^ω^)「家庭科室?」

川 ゚ -゚)「本当は恐ろしいからこんなことは考えたくないんだがね、……自衛の手段は、必要だろ?」

( ^ω^)「自衛…・・・」

川 ゚ -゚)「『あれ』、…?|『あのこ』はどう見ても他人に殺、……危害を加えられていた」

('A`)「その犯人に襲われるかもしれない、から?」

川 ゚ -゚)「……うん」


112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:07:44.07 ID:BzMIDgu70

 見れば、クーは制服ではなく、ツンの名前が刺繍されたジャージを羽織っていた。
「汚れてしまったから借りたんだ。取り乱してね」とクーは軽くジャージの袖を引っ張る。
 さっきからクーが持っているぬいぐるみのキーホルダーがついた鞄は、ツンのものらしい。


川 ゚ -゚)「その辺のほうきなんかじゃどうにも不安だからね」

(;'A`)「だからってなんで家庭k、……包丁か……!」

川 ゚ -゚)「万能包丁は色んな意味で万能だぜ」

(; ^ω^)「怖っ! 発想怖っ!」


 家庭科室は一階にあるのか、階段を下りていく。
 既に電気はついていた。


川 ゚ -゚)「んーっと、ここだな」

('A`)「小学校にも家庭科室ってあんだな」

川 ゚ -゚)「調理実習とか、やっただろ。やんなかったのか?」


113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:11:11.19 ID:3l4st3eX0
すぃえん

114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:12:34.62 ID:e2MQD4VI0
サイト飛んだら音楽流れた
その音楽すげえいいな

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:14:26.65 ID:BzMIDgu70

 家庭科室の扉を開く。ここは流石に明かりはついていなくて、ずんずんと入っていったクーが手探りでスイッチを探し当てた。
 ぱちん、と切り替わる音。
 何度か光がまたたいて、電気がついた。

 箱のような机と、一つ一つに設置されたコンロと流し。
 教卓も同じようなつくりになっている。


( ^ω^)「あ、この棚包丁って書いてあるお。これ」

川 ゚ -゚)「あ、じゃあそこだな。開けてくれ」

( ^ω^)「おっお」


 すぐ近くにあった小さな戸棚を開き、「包丁」と書かれた引き出しをひく。
 むわり、と生臭い香り ??した。
 ん? と眉を寄せるのも一瞬。


(; ^ω^)「おっ、お?!」


116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:17:04.01 ID:e2MQD4VI0
ちょ、リロミスってた
支援

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:19:07.64 ID:BzMIDgu70

 ばっ、と手を離して、後ろへ下がる。
 背中に衝撃と、ドクオの濁った悲鳴。どうやらぶつかってしまったらしいが、そんなことにはかまってられない。
 あわてて手を確認した。

 正常な肌色。


川;゚ -゚)「ぶ、ブーン? どうした?」

(; ^ω^)「っち、血、血が、……っ」

川;゚ -゚)「血?」


 血相を変えたクーが戸棚を覗き込み、顔をしかめる。
 僕の目がおかしくなったのでなければ、クーも確かに同じものをみたはずだ。
 べっとりと血で濡れ、てらてらと光を反射する何本かの包丁を。


118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:19:25.11 ID:vWnLB3sEO
クーがなんか怪しく見えるんだが…
支援

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:22:35.05 ID:BzMIDgu70

(;'A`)「うお、なんだよ、これ……」

川;゚ -゚)「いや……わからない」

('A`)「全部汚れてるんじゃねぇか? うわぁ……」

川;゚ -゚)「これじゃあ、だめだな。包丁は使えない」

('A`)「ん、……」

(; ^ω^)″


 さっきの血のせいで、あの真っ赤な風景が蘇る。
 僕の手は小刻みに震えていた。
 それを見て、ドクオが少しだけ目を細める。


('A`)「いや、血くらいなら、洗えば使えるだろ」

川;゚ -゚)「……お前、そんな思い切り良かったか?」

('A`)「俺はピンチになればやれる子なんだよ」


120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:27:57.94 ID:e2MQD4VI0
支援だ

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:31:06.67 ID:BzMIDgu70

 じゃあじゃあ、と流しに水が流れる音がする。
 ドクオが包丁を洗っているのだった。
「私も手伝おうか」とクーが問うたが、ドクオは「いや、いいよ。俺がやるって」と押し切った。

 僕は、情けなけれども手伝おうかとは言い出せなかった。
 血が恐ろしくてたまらない。触れたくも無い。見たくも無い。
 あんなものを見てしまったら、しょうがない、とクーは震える僕の肩を軽く叩いた。


川 ゚ -゚)「私だってまだ頭から離れない。……離れないよ」

(; ^ω^)「あ、……ごめんお」

川 ゚ -゚)「うん、大丈夫だ」


 ドクオは僕らに背中を向けているので、その表情は見えない。
 けれどその手つきは酷く淡々としていて、なんだか無機質に感じられた。
 流水に何度も包丁を入れては、泡立てたスポンジで擦る。神経質にさえ感じられるほど丹念な手つきだった。
 


122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:33:26.04 ID:3l4st3eX0
しえーん

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:34:24.44 ID:BzMIDgu70

(; ^ω^)「……」


 頭を振って渦巻きを作る思考を振り払う。
 ドクオはさっきからずっと一緒に居た。
 だからそれはありえない。ありえない、はずだ。


('A`)「こんなもんで、いいかな」


 きゅ、と蛇口が捻られた。
 ドクオは手から雫を落としながら、包丁を軽く上げて、すぐに眉を寄せてから下ろした。
 ぽたん、ぽたんと刃の先から水が滴る。


川 ゚ -゚)「ああ、いいんじゃないか?」

('A`)「布巾布巾」


124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:39:22.78 ID:e2MQD4VI0
支援

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:41:14.49 ID:8BG5NnAXO
しゃー

126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:44:07.38 ID:BzMIDgu70

 そのあたりにかかっていた布巾の埃を払い、また丁寧に水をふき取る。
 そしてそれを、すこしだけ迷ってからそのまま布巾に包み、「ショボンごめん」と謝りながら鞄のポケットへと入れた。


川 ゚ -゚)「それじゃあ、行こうか」

('A`)「……何処へよ」

川 ゚ -゚)「皆を探しに、だよ」

( ^ω^)「……おっお」


 クーが立ち上がり、スカートを払う。
 まだ震える手で制服を握りながら、僕はどうしてこんなことになっているんだろう、とぼんやり思った。
 この期に及んでも、危機感は、まだなかった。






03 家庭科室



127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:44:39.41 ID:eWJNnYkq0
えん!!

128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:45:49.46 ID:BzMIDgu70
これまた一旦終了
ちょっとコープスパーティのプレイ動画を見ながら質問があったら答えていくような


129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:47:22.15 ID:e2MQD4VI0


いまん所疑問はないな

130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 16:57:42.60 ID:BzMIDgu70
おk
無いようなので寝ます

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 17:03:34.93 ID:tRzI8mSTO
クー……
他の二人 って……
全員で6人だろ……
あとの一人はどうしたんだよ

132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 17:04:39.36 ID:3l4st3eX0
おつ!

133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 17:06:16.55 ID:jUXxPHdX0
>>131
一人死んでる

134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 17:09:45.18 ID:tRzI8mSTO
>>133
そんな描写あった?
ロウロウ

135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 17:11:15.54 ID:jUXxPHdX0
>>134

>>60
>>61

136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 17:12:37.45 ID:nVFVD7t60
>>134
(*゚∀゚)
(*゚∀。;:..
見た事のある顔が、半分を残して潰れている。

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 17:15:01.18 ID:tRzI8mSTO
なるほど
どっちみちクーは見てないはずなんだがな

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 17:22:16.75 ID:XT4T5lY1P
文章から想像するのも大事だぜ

139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 17:29:40.46 ID:rtIuv7qMO
>>137
>>106

もうちょっとちゃんと読んでからにしろよ

140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 17:32:45.67 ID:xUUKJop20
wktk

141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 17:35:43.83 ID:tRzI8mSTO
見たのも上の階のだろ

142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 17:45:28.63 ID:rtIuv7qMO
>>141
なんだただの文盲か

ドクオとブーンがどの階から来たか
クーが他の二人といった意図

もう少し読解力つけるために本でも読んだらどうだ

143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 17:49:32.08 ID:3l4st3eX0
おひょー

144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 17:50:55.76 ID:fVu4uNbO0
>>95から>>98の間に下の階に降りた描写がなかったからな

145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 18:05:25.17 ID:7q2bQadTO
ブーン系小説読む前にしっかりと本読んでおかないとね!( *^ω^)




馬鹿か

146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 18:38:52.23 ID:ScKJJ71s0
落ちつけよ


ゲームやってみた
なかなか

147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 19:08:08.40 ID:0GCKw0B/0
支援

148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 19:38:19.45 ID:mN6aldgGO
ほし

149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 19:56:48.78 ID:I3g4LijSO
スターミー

150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 20:36:27.13 ID:mN6aldgGO
補給

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 21:18:12.72 ID:I3g4LijSO
☆-≠≠≠≠≠≠≦≦≦≦

152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 21:40:53.24 ID:oz01dTXdO
うむ

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 21:41:03.97 ID:Z7wNtsdk0
まだ残ってる?

154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 21:42:33.74 ID:Z7wNtsdk0
なぜだかIDが安定しない!
まぁいいや、>>1です

まだ残ってるみたいだからハイパーステータスタイム
今から書きます

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 21:43:23.53 ID:Fh+8nDUEO
まっとった!

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 21:45:13.45 ID:Z7wNtsdk0
ブーン

本編主人公。語り部
【おくびょう】【けつえききょうふ】
★★☆☆☆
持ち物・自分の鞄

157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 21:46:13.09 ID:I3g4LijSO
☆----←←←≠≠≠≦≦≦≦<<<<

158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 21:47:40.71 ID:Z7wNtsdk0
ドクオ


【おくびょう】【    】
★☆☆☆☆☆
持ち物・ショボンの鞄
    万能包丁

発狂条件
【不明】

159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 21:49:23.28 ID:Z7wNtsdk0
クー


【れいせい】【    】
■■□□□□
持ち物・ツンの鞄

160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 21:52:57.57 ID:Z7wNtsdk0
犠牲者リスト

【ひとりめ】
鋭利な刃物で滅多刺し
失血死
加害者は不明

161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 21:53:56.21 ID:/VnAZMvZO
見てるぞ

162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 21:54:31.29 ID:Z7wNtsdk0
ただ今のルートはドクオ寄りのクールート
それじゃあこれで投下は終わり
おやすみなさい

163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 21:59:40.30 ID:I3g4LijSO
>>162
えっ?

164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 22:06:00.37 ID:feczVTkJO


165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 22:25:17.67 ID:xUUKJop20
( ゚д゚ )

166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/07(土) 22:55:30.77 ID:PNyojbFyP
コープスパーティといや、骸骨のある廊下に進んだら出られなくなる場所があったよな
詰んだかと思ってびびったわ

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