内藤エスカルゴ > 短編・中編一覧 > ( ^ω^)シンプルストーリーのようです > スレ
( ^ω^)シンプルストーリーのようです
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/22(木) 23:46:53.86 ID:EXSHHlgKO
立つ訳がない

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/22(木) 23:47:25.06 ID:qv8EtnADO
支援

3 名前:綾部あや ◆AYAYOvpoRs :2009/10/22(木) 23:47:55.39 ID:SxjbN2Em0
( ^ω^)がんばるお

( ^ω^)がんばったお

( ^ω^)成功だお

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/22(木) 23:48:21.41 ID:iaoOAPXEO
支援

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/22(木) 23:48:29.91 ID:EXSHHlgKO
何故立ったし

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/22(木) 23:53:11.56 ID:iaoOAPXEO
>>5
書けよう

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 00:00:02.29 ID:F24yC7uB0
色づく世界の片隅で震えている腕で花を抱く

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 00:00:32.25 ID:kZ4rVg5x0
ACIDMANかよ

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 00:08:33.28 ID:YPAGA3nrO
( ^ω^)「スレ何か立たねーよwwwワロスwww」

( ゚ω゚)書き込みが終了しました

( ^^ω)「ハハッワロスワロス」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 00:14:12.93 ID:YPAGA3nrO
( ^^ω)「書き込みが終了しましたwwwwプゲラwww」

( ^ω^)キリッ「どうすんだおこれ」

( ^ω^)「放置プレイ?」
( ^ω^)「それはねーよ」

と(^ω=ω^)つ

( ^ω^)「うむ」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 00:18:37.46 ID:KgeDC9zG0

 僕の目には、光が届かない。
 お日様を見上げてみても、ライトで照らしてみても。
 僕の目には、暗闇しか映らない。

 物心が付く前。
 僕は車に撥ねられた。
 数メートルも跳ばされたが、大きな怪我もなく、命に別状も無かった。
 ただ、光を失った。





( ^ω^)シンプルストーリーのようです




 
 
 

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 00:18:47.67 ID:YPAGA3nrO
( ^ω^)「スレタイを見直すお」


( ^ω^)シンプルスt(ry


( ^ω^)「おkシンプルなストーリーな」

( ^ω^)「…」

( ;^ω^)「ギシアンガチホモファンタジー…?」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 00:21:28.89 ID:KgeDC9zG0
おっと>>1いたのか
これは失礼した

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 00:22:51.55 ID:YPAGA3nrO
(´゚ω゚`)「呼ん( ;^ω^)こんなスレたててすみませんでしたお樹海に凸してきますおさようなら」


15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 00:27:23.49 ID:YPAGA3nrO
>>13
こんなみすぼらしい屑に構わねぇでやっちまってくだせぇ

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 00:31:30.86 ID:wxZkBJvrO
>>13支援

17 名前:乗っ取ってごめんよ:2009/10/23(金) 00:35:14.32 ID:KgeDC9zG0

 僕の目には、光が届かない。
 不便か、と訊かれれば不便だと言わざるを得ない。
 光が欲しいか、と問われれば迷わず首を縦に振るだろう。

 だからといって、不幸だとは思わない。
 そうなるべき運命の下に生まれたのだから。
 それを否定することは、僕自身を否定することだから。

 悲しまれることも、哀れまれることも。
 世間では当然かもしれないが、僕としては迷惑だ。
 目が見えないのがハンデだとしても、僕は生きている。
 普通の人と同じように、生きているから。

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 00:41:26.58 ID:KgeDC9zG0

「内藤うぃーっす!今日も元気か!」

 彼はジョルジュ長岡。
 僕の友達で、小学校からの付き合いだ。
 友達、と言っても、僕がわかるのは声だけで、顔も、どのくらい背があるかもわからない。
 ただ、トレードマークは眉毛だと、いつだか聞いた。

「おはようだお、長岡」

 僕は、彼と同じ高等学校へ通っている。
 彼は普通科、僕は身体障害者用の特別学級へ。
 休み時間にはこうして、僕のクラスへ遊びに来る。

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 00:45:33.33 ID:jRmETi070
支援

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 00:50:34.86 ID:KgeDC9zG0

 僕のいる特別学級には、様々な障害を持った生徒がいる。
 僕と同じように目が見えなかったり、耳が聴こえなかったり、手足が不自由な子もいる。
 知的障害の子も少なくはない。

「あ、長岡だー」

「昨日の見た?」

「おう、ガキ使だろ?やっぱり山崎はあーでなくちゃな!」

 初めは僕に会いに来ていた長岡も、今ではクラスの人気者だ。
 普段、このクラスには来訪者はほとんどいない。
 いたとしても、保護者が主だ。

 障害者というレッテルが原因だと、僕は知っている。

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 00:59:34.40 ID:KgeDC9zG0

 過去に、普通化の生徒から嫌がらせを受けたことがある。
 僕だけでなく、このクラスのほとんどが経験済みだ。

 小学校や中学校は、そんなことはなかった。
 両親の計らいで一般の学校へ通っていたけれども、皆普通に接してくれた。
 目が見えない、と自己紹介をすると、嫌悪感を抱く子はいても、嫌がらせなんて無かった。

 高校へ入学して、それは始まった。
 最初は靴を隠されたり、足をかけられたりといった、まだ可愛いものだった。
 が、日に日にエスカレートし、階段から突き落とされかけたりもした。

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 01:06:57.62 ID:KgeDC9zG0

 毎日続く嫌がらせに、一度は自殺も考えた。
 目が見えない生活というのは、言葉で説明するよりもずっと不便だ。
 両親への負担もかかる。
 いっそ、死んでしまったほうが、僕も、両親も楽になるのかもしれない、と。

 そう思い始めた頃、彼が、ピクニックに出かけようと言った。
 目が見えないのにピクニックも無いだろう、という僕の説明を無視し、次の休みには彼に連れ出された。

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 01:12:55.59 ID:KgeDC9zG0

 バスに乗り、電車を乗り継ぎ、更に歩いて。
 滅多に外出しない僕にとっては苦行以外の何でもなかったが、なんとか辿り着くことができた。

 そこは、静かで、空気が清んでいて。
 訊けば、隣県の湖だと彼は言った。

「ここの湖、すげー綺麗だろ……あぁ、すまん」

 気にしないでくれ、と返した。
 目が見えなくてもわかる。
 彼が言うように、すばらしい景色なのだろう。

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 01:19:35.34 ID:BArO6hsc0
支援

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 01:19:36.99 ID:KgeDC9zG0

「小さい頃に親父とお袋が大喧嘩してよー。んで、親父が俺を連れて家を出ちまったんだ」

 彼は、そう語りだした。

「朝っぱらから出て、当ても無く車走らせて、着いたのがここなんだ」

 ペットボトルを渡され、口に運ぶ。
 中身はスポーツ飲料のようだ。

「しばらくぼーっと眺めてたらさ、親父が、なんだか馬鹿馬鹿しくなっちまった。って言ってさ。そのまま日帰り旅行になった」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 01:27:37.71 ID:KgeDC9zG0

 不意に、声をかけられた。
 長岡の対応を聞いていると、どうやら僕らと同じ、ピクニック客のようだ。
 声の方向へ軽く会釈をする。

「……と、どこまで話したっけか。えーっと……そうそう、それでな」

 ピクニック客に別れを告げ、彼が続ける。

「帰ってから、親父が謝ったんだけどさ。お袋、夕飯の準備してて。親父の好物のロールキャベツ作ってんの」

「おばさんはわかってたんだお」

「なー。なんだかんだ喧嘩するくせに、やっぱ相手のことよくわかってるんだよな」

 笑う彼に誘われ、僕も笑い出す。

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 01:36:53.29 ID:KgeDC9zG0

「んで、次の親父の休みに、またここに来たんだよ。今度はお袋も一緒に。すぐ近くにホテルがあるんだけど、そこに泊りがけで」

 言葉が止まる。
 どうやら喉を潤しているようだ。

「あの時はわからなかったけど、この場所さ。なんだか落ち着くんだ。冷静になれるっつーか、なんというか」

 それは、僕も感じていた。
 とても静かで、風の音しか聴こえない。
 まるで、僕しかいないかのように。

「お。いい場所だお」

「やっぱりわかる?流石は内藤。違いのわかる男だな!」

 あはは、と声を上げて笑う。

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 01:40:28.87 ID:wxZkBJvrO
シエンフエゴス

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 01:43:22.94 ID:KgeDC9zG0

 しばらく笑ったあと、呼吸を整えて、切り出した。

「……長岡」

「どうした?」

 僕の重たい口調に気付いたのか、いつも軽快な彼の口調に真剣味がかかる。

「僕、昨日まで、死のうと思ってたんだお」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 01:44:51.96 ID:KgeDC9zG0
 
「どうして?」

 寄り道せずに。

「目が見えないから、皆に迷惑をかけるお」

「迷惑なんかかかってねーよ」

 遠回りせずに。

「それに……学校の皆から、嫌がらせを受けるお」

 真っ直ぐに、伝えた。

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 01:50:57.55 ID:KgeDC9zG0

「僕が生きてると、皆嫌なんだお。だから、僕はいないほうがいいんだお」

「……」

 彼は、黙って聴いていた。

「死んじゃえば……僕なんか死んじゃえばいいんだお」

 黙って、聴いてくれた。

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 01:56:25.65 ID:KgeDC9zG0

「……なぁ、内藤?」

 しばらくして、彼が口を開いた。
 僕はと言うと、鼻水と涙を混ぜながら、嗚咽を漏らしている。

「正直、さ。目が見えないってのは、俺にはわからないんだ」

 静かに。

「目を瞑れば、見えない世界ってのはわかる。でも、目を明ければ、すぐに元の世界に戻れるんだ」

 ゆっくりと。

「そんなもんは偽者だ。同じ世界なんかじゃない」

 子供を慰めるように。

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 01:59:08.48 ID:SGj2cEYKO
君はうつろな目と掠れきった声でこう呟く

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 01:59:46.22 ID:KgeDC9zG0

「だから、俺にはわからないんだ」

「……お」

 僕と彼の、わかりやすい壁。
 目が見えるか見えないかの差。

「でもな。俺と内藤は同じ世界で生きてるんだよ」

 見えないけれど、彼に顔を向ける。

「目が見えなくても、世界はそこに、確かにあるんだ。俺と内藤が生きてる、世界は」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 02:04:58.46 ID:KgeDC9zG0

「目が見えねーなら、俺がお前の目になってやるよ。あれ?これ、なんかの漫画であったよな?」

「読んだことないお。むしろ読めないお」

 苦笑いしながら返す。

「あー、すまん……学校で嫌がらせする奴がいるなら、俺がぶっ飛ばしてやる」

「いや、暴力はよくないお」

「ん?そうか?まぁ、とりあえず、さ」

 彼の声が上から聴こえた。立ち上がったのだろう。

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 02:09:14.04 ID:KgeDC9zG0

「そんな、重く考えるなよ。目が見えないから何だってんだよ。呼吸もできるし、音楽だって楽しめる」

 いつもの、彼の口調に戻っていた。

「同じ世界に生きてんだ。一人ってわけじゃない。もっと単純に、人生楽しもうぜ?」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 02:09:52.96 ID:wxZkBJvrO
シエンタ

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 02:15:09.01 ID:45srdi/3O
支援でござる

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 02:16:51.33 ID:KgeDC9zG0

 いつもの日常に戻った。
 いや、前と同じというわけではない。
 ほんの少しだけ、変化がある。

 例えば、靴を隠されたら、長岡の靴を一人片方ずつ履いて、肩を組んで帰ったり。
 教室を移動する時も、長岡が僕の時間割を確認して、付き添ってくれるようにもなった。

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 02:21:05.41 ID:KgeDC9zG0

 何をされても、長岡と一緒に笑っていた。
 そんな僕を見て、苛め甲斐が無いと感じたのか、徐々に嫌がらせも減り、今では無くなった。





「――藤。内藤?おーい!内藤!」

 耳元で叫ばれ、僕は椅子から転げ落ちた。

「ぎゃはははは!内藤!何やってんだよ!」

「お?お?長岡かお?」

 いつの間にか、昔へタイムスリップしていたらしい。

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 02:22:18.24 ID:SGj2cEYKO
イイハナシダナー;∀;

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 02:24:23.77 ID:KgeDC9zG0

「何ぼーっとしてるんだよ。あれか?昼飯でも考えてたのか?」

 長岡に釣られて、周りも笑う。

「ち、違うお!僕はそんなに食いしん坊じゃないお!」

「この前一緒に行ったラーメン屋じゃ3杯を完食してたじゃねーか」

 どっ、と周りが笑う。

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 02:27:07.37 ID:KgeDC9zG0

「おーん……僕は食いしん坊じゃないお……」

 手助けを借りて椅子に戻り、塞ぎ込む。

「ははは、すまんすまん……ところで、お前に会わせたい人がいてよ」

 長岡が切り出した。

「誰だお?」

「俺のクラスメイトなんだけどよー、いつもお前のこと話してたら、会ってみたいってさ」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 02:30:17.48 ID:KgeDC9zG0

 誰だろうか。
 彼の友達なのだから、悪い人ではないだろう。

「で、会ってくれねーかな?」

「お。別に構わないお」

 友達が増えることはいいことだ。

「マジでか!よっしゃ、実はもう呼んでるんだけどよ!おーい、津出ー!いいってよー!」

 彼の呼ぶ声が聞こえ、しばらくしてから、清んだ声が聞こえた。

「は、はじめまして。内藤くん、だよね?あ、あたし、津出レイって、言います」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 02:33:09.64 ID:KgeDC9zG0

「おー、津出くんかお。僕は内藤だお。声、すごく高いお!羨ましいお!」

 握手をしようと手を出す。

「あー、内藤。えっとな、津出は女子だ」

 場が凍る。
 目が見えないせいなのか、空気を読む能力に長けている。
 これは不味い。ピシピシと音を立てて、場が凍っていく。

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 02:37:59.32 ID:KgeDC9zG0

「えーっと……津出、その、内藤はさ、ほら、異性と話すの、先生とかお母さんくらいでさ、うん」

 長岡の、必死のフォローが聞こえる。
 僕はというと、手を差し出したままの状態で固まっていた。

「いや、内藤も悪気は無いんだよ。そうだよな?内藤……内藤?おーい?」

 聞こえはするものの、動けない。
 と、不意に手を握られた。
 体温の違いのせいだろうか。握られた手は、冷たかった。

「よろしくお願いします、内藤くん」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 02:46:23.13 ID:KgeDC9zG0

 僕の目には、光が届かない。
 お日様を見上げてみても、ライトを照らしてみても。
 僕の目には、暗闇しか映らない。

 僕の周りには、皆がいる。
 僕は皆と違って目が見えないけれど、同じ世界で生きている。
 同じ世界を歩いている。
 
 まだまだ先は長いし、歩き始めたばかりだ。
 途中で転ぶかもしれないけれど、僕には皆がいる。
 皆がいれば、何も怖くない。

 普通のことかもしれないし、単純かもしれないけれど、僕は、それで幸せだ。





( ^ω^)シンプルストーリーのようです おわり




 

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 02:47:19.94 ID:KgeDC9zG0
乗っ取ったのにこのgdgdはなんだ
>>1ごめんなさい

寝る

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 02:57:44.24 ID:ZOmKnPts0
>>48
なんでそんなに自虐すんだよw


50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 03:00:09.00 ID:BArO6hsc0


51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 03:03:55.96 ID:KgeDC9zG0
>>49
乗っ取りさせてもらったのにこんな展開になって申し訳ないじゃないか

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 03:39:18.30 ID:KTsUKQjC0
むしろのっとりでいきなりここまで書けるのがすごい
他になんか書いてた?


53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 03:45:05.45 ID:KgeDC9zG0
しがない空気作者です

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 04:02:01.95 ID:xuiVVun30
さらに


( ^ω^)シンプルストーリーのようです

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 04:02:45.16 ID:oE4CisOj0
しえん

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 04:07:29.07 ID:xuiVVun30
「おはようだお毒男。」

いつもと変わらない朝。気だるそうな友。そしてお決まりの

「おはよう内藤。今日もテンション高いなおい。」

の挨拶。何故か今日はその挨拶が妙にくすぐったくて、嬉しくて。
僕は思わずニヤニヤしてしまった。

「な、なんだよお前、今日は特に気持ち悪いなぁ。」

毒男は不思議そうな顔をしながら僕の顔を見る。
僕もニコニコしながら毒男の顔を見る。

嗚呼、こんな毎日がずっと続きますように。
単純で、いつも変わらない毎日だけど、それが今では愛しい。


ありがとう。


( ^ω^)シダ3プルストーリーのようです


57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 04:08:25.15 ID:xuiVVun30
それが今では愛しい ×

それが愛しい ○

みすた

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 04:15:13.12 ID:KgeDC9zG0
支援

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 04:19:56.16 ID:xuiVVun30
ξ゚听)ξシンプルストーリーのようです

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 04:24:23.24 ID:KgeDC9zG0
頑張れ

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 04:25:41.20 ID:DbBwDiy0O
もうなんかとにかく支援したいから支援


62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 04:25:42.80 ID:xuiVVun30
「ツン!すまんお!教科書忘れたから一緒に見せてほしいお!」

隣で間抜けな内藤が、更に間抜けな顔で私にお願いしてくる。

「まぁ、別にいいけど・・・・・・。」

「ツンは優しいお!ありがとうだお!」

満面の笑みで私の顔をまじまじと見てくる内藤。私は恥ずかしくなって、

「ほら!見るなら勝手に見なさいよ!この間抜け!」

と、ついきつく言ってしまう。
こんな毎日が、いつまでも続けばなぁとふと考えてしまう。

内藤に私の胸の中の思いを伝える勇気はないけど、こんな毎日が続くなら、私は幸せです。


ξ゚听)ξシダ3プルストーリーのようです

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 04:26:35.45 ID:xuiVVun30
(´・ω・`)シンプルストーリーのようです

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 04:37:58.70 ID:xuiVVun30
授業も終わり、休む暇もなく塾の支度を済ます午後4時過ぎ。
変わらない毎日、親からの重圧、息抜きすら叶わない学生生活。

「毎日勉強勉強・・・・・・。なんだか疲れたなぁ。」

小学生の時に戻りたいと思う毎日。

「行ってきます。」

返事のない我が家。仕事に人生を捧げた父と母の毎日は遅い。
変わらない塾への道。気分も乗らないせいか、最近は塾のペースにすらついていけない。
憂鬱な僕に掛かる懐かしい声。

「おっ!ショボンだお!高校違ってからなかなか会わなかったから懐かしいお!元気だったかお?」
「あいかわらずしょぼくれ ??顔してんなお前は。」
「たまにはメールくらいしなさいよ!連絡なかったからちょっと心配だったのよ。」

これはこれは変わらない面子。

「ねぇ、今から暇?暇ならカラオケい か な い か ?」

反応も昔と変わらず。なんかいいな。こういうのも。

変わらないと嘆くんじゃなくて、自分から変えていくものなのかな?そう思わされた。
変わらなくて嫌気がさしてた毎日。
だけど今日から、新しく変わりそうで、心が躍った。


(´・ω・`)シンプルストーリーのようです

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 04:38:42.78 ID:xuiVVun30
眠いし

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 04:49:00.90 ID:KgeDC9zG0
頑張った

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 05:00:38.55 ID:/30g7D9NO
いいはなしだな

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 05:46:37.52 ID:CSm785bFO
みんなすごくいい

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 06:14:18.52 ID:xuiVVun30
寝てた。ラスト。

―シンプルストーリーのようです―



70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 06:21:03.61 ID:xuiVVun30
「僕はこの変わらない毎日が愛しくて、ずっと続いて欲しいお。」

「毎日みる同じ顔、だけど俺はそんな皆が好きだから、この時間が永遠であって欲しい。」

「この思いを伝える勇気は無くても、この時間が続くなら、私はこのままでもいい。」

「変わらないって嘆くんじゃなく、自らで未来を変えていくんだ。」


皆の時間は変わらない。だけど一人じゃないんだ。

( ^ω^)「僕が」
('A`)「俺が」
ξ゚听)ξ「私が」
(´・ω・`)「僕が」

皆がいるから、この平凡も、悪くない。



ーSimple Storyのようです。―

おわり

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 06:22:13.15 ID:xuiVVun30
gdgdごめんなさい。おやすみんこ

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 06:25:44.09 ID:g5MCA6B4O
いやよかった!

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 07:36:45.02 ID:COZIqV8M0


74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 07:36:56.54 ID:nIBti0cPO
>障害者というレッテルがなんたらかんたら
ってなんだどう言うことだてめぇこのやろう

うんこしてぇ

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 08:36:09.58 ID:bv8eFnC/O


76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 10:24:12.40 ID:Iry4Rotq0


77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/23(金) 11:02:31.02 ID:dz+qPiDV0
良かった乙

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