( ∵)は( ^ω^)の遊園地にやってきてしまったようです その14
- 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/17(木) 00:56:17.43 ID:p20wO3Gm0
- 現場は、直視できないほど悲惨な状態だった。
ふわりと吹く柔らかい風からは血の臭いがして、思わず「うっ」と口を覆う。
「ブーン! 」
と、声がしたかと思えば、誰かが僕の腕を掴み
そのままぐいっと引っ張られる。
ξ;゚听)ξ「待ってブーン、落ち着いて! 」
ツンだ。
いつもはきっちり整っている髪型が、嵐の後の様に乱れきっている。
( ω )「はなせお! 」
ツンの手を叩き落すが早いか、僕は走り出した。
嫌な予感がしている。ここに来てから、いや、知らせを聞いてから、ずっとだ。
拭おうとしても拭いきれない、じわじわと沸いて出る不安。
- 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/17(木) 00:58:27.86 ID:p20wO3Gm0
-
( ゚ω゚)「ペニサス!クー!」
自分が出せるだけの声を振り絞り、張り上げる。
「園長さん!作業の邪魔になります!下がっていてください!」
現場に押し入ろうとする僕を
キャストの一人が作業を中断し慌てて止めに入る。
園長、責任者として以前に人間として最低だと、どこか客観的な自分が思う。
目の前で、自分の責任で多くの人が被害に合っている。
こうしている今も
血まみれになった小学生くらいの女の子が、担架で運ばれていく。
おそらく母親であろう女性が、泣きながら付き添っている。
- 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/17(木) 01:00:11.40 ID:p20wO3Gm0
-
それでも僕は、自身を抑えることが出来ない。
今は、ペニサスとクーがもしも被害に巻き込まれて、もしも、……
それしか考えることが出来ないのだ。
( ゚ω゚)「被害状況はど、どうなってるお!!」
「落ち着いてください!今は救助作業を……」
( ゚ω゚)「ひ、被害者の中にペ、ペニ……お、女の子はいたかお!!
髪がく、黒くて長い子と小さい子だお!」
「え、園長さ……」
「園長さん、落ち着きましょう」
- 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/17(木) 01:17:57.97 ID:p20wO3Gm0
-
( ・∀・)「今のところ、被害状況等まだ何も解っていません。
園長さんだけじゃない、キャストやゲスト、みんなが混乱しています。
あなたが冷静でいないでどうするのです」
いつもの落ち着いたトーンが、この状況ではとても迫力のあるものに聞こえて
僕はがっくりとうなだれ、言った。
( ω )「取り乱してすまなかったお。
被害状況等何か解ったことがあればすぐに報告してくれお。
……後は任せたお、案内係」
ξ;゚听)ξ「……ブーン 」
( ・∀・)「……」
- 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/17(木) 01:56:57.76 ID:p20wO3Gm0
-
その日の午後、被害状況の詳細が書かれた書類が届いた。
死傷者40人。うち死亡者3人、負傷者39人。(乗客20人
部品の欠落による車体の脱線。
部品はさび付いており、整備・点検の不備によるものと思われる。
死傷者40人か……
どうなるんだ、……この園は
死亡者が出ている以上……
復旧しました、はい再開 ってわけにはいかないだろうな
そういえば、死傷者の中に園長さんの身内の女の子がいたらしいな……
あぁ、追突の衝撃でレバーを体に打ちつけて
即死だったらしい……
- 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/17(木) 01:57:19.80 ID:p20wO3Gm0
-
翌朝、昨晩から降り始めた雨がまだやむ気配を見せない。
無期限営業停止を受け閉ざされた園に、生暖かい雨が打ちつける。
ジェットコースターの周りには、どこからか入り込んだマスコミらしき集団と
事故のをしている警察が数名。
復旧工事は中断しており、線路から投げ出された車体は
申し訳程度にかけられたビニールシートからだらしなく頭を垂たらし
雨水に晒されていた。
僕はその姿を遠目に、茫然と立ちすくんでいる。
( ω )「……」
- 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/17(木) 01:58:22.67 ID:p20wO3Gm0
-
僕のせいで、多くの人を傷つけてしまった。
希望を与えなければいけないはずのこの場所で
ぬぐいようのない恐怖を与えてしまった。
それどころか人を
ペニサスを
こ、殺してしまった。
僕が。
人生を奪ってしまったのだ。
- 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/17(木) 01:59:12.57 ID:p20wO3Gm0
-
僕は、人の笑顔が見たくて、奇麗事と言われようが本当に
それだけのために遊園地を作った。
それなのに、それなのに。
それなのに。
- 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/17(木) 02:00:32.76 ID:p20wO3Gm0
-
ツン、ドクオ、クー、モララー、荒巻、他にも心残りを挙げていけばキリがない
けれど
ごめんね、
僕は頭が悪いから、この選択肢しか思い浮かばない
( ω )「……荒巻」
君のお願いは、叶えられそうにないお。
でもまぁ、
この遊園地が無くなっても、すぐに他の遊園地が出来るはずだお。
子供や奥さんには、そこに行ってくれお。
( ω )「……君の子供は、とっても素直でかわいいんだろうお……」
見たかったなぁ、と自嘲気味に呟いて、僕はふふっと笑った。
- 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/17(木) 02:02:04.13 ID:p20wO3Gm0
-
暗闇の中で、何かの音が響く。
……トランペット?
なんかの開会式みたいにトランペットのファンファーレが鳴り響いている。
それに、いやにまぶしい。
目をこしこしこすると、シルクハットで重くなった頭をよいしょと持ち上げた。
「……あれ」
と、僕は目を見開いたまま、ぽかんと口を開けた。
目の前には、真っ赤なリボンが施されたスタンドマイク。
僕の顔を、これでもかと照らす照明。
「……え、え? 」
そして、数千人を優に越すであろう群衆が
僕をじっと見つめているではないか。
- 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/17(木) 02:04:22.57 ID:p20wO3Gm0
-
一度大きく深呼吸をした後、周りを見る。
どうやらここは、遊園地にあった大きな広場なようだ。
そこに設けられたスペースに、演壇が設置され
その演壇を取り囲むように、あふれんばかりの人がひしめき合っている。
そして、壇上にあるのは、スタンドマイクと僕のみ。
……えー、っと……?
『それでは、新しい園長である、ビコーズ氏、一言どうぞ! 』
混乱する僕を尻目に、どこからかアナウンスが鳴った。
と、観衆はわあっと沸き返り、壇上の僕に一層熱い視線を送る。
- 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/17(木) 02:09:26.26 ID:p20wO3Gm0
-
わけがわからない。
僕はさっきまで確かに園長さんの記憶を見ていた。
途中、まるで映画の主人公にずっぽり感情移入していたような感覚に陥った。
それは確かに自分が感じたことではあるけれど
それが自分のものでないことは確かに解った。
で、この状況。
僕はとっさに、案内係さんや他のキャストの姿を探す。
……
わからない。とてもじゃないが人が多すぎて……
- 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/17(木) 02:13:58.79 ID:p20wO3Gm0
-
というか、挨拶って急に言われても困るよ!
ただでさえ人前ってのは嫌いなんだ。
日直で朝の号令だって緊張して前日の夜から吐きそうになったんだぞ、僕は!
(;∵)「えー、ええっと……」
とはいえ、この沈黙には耐え切れない。
とりあえずマイクの前に立ち言葉を発してみる。
( ∵)「こ、……こんにちは、」
僕が小さく遠慮がちに発した声が、マイクを通じて広場に通り渡ると
わあっとひときわ大きな歓声が起きる。
……うう、なんだこれ、なんだこの状況
もうやだ、もう絶えられない。
でも目の前にはこの人数。逃げ出すこともできるはずも……。
よし。
ここは覚悟を決めて……。
( ∵)「ええっと、僕は、新しく園長になった……」
- 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/17(木) 02:15:19.46 ID:p20wO3Gm0
-
続きを言おうとして、詰まる。
新しい園長?……
そんなもの、ここに必要なのか?
……
僕は、園長さんの最後を見た。
園長さんの体験したこと、この園に起きたこと
そして園長さんは自らの手でこの園に幕を引いたこと。
それを知っている、まるで自分の様に体験した。だから
……僕は
- 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/17(木) 02:15:43.36 ID:p20wO3Gm0
-
“パチン”
どこかから指を鳴らす音がして、その瞬間目の前の群集達が、ふっと姿を消す。
( ∵)「! 」
先ほどまで人で溢れ返っていた広間は、一瞬にして静寂を取り戻し
目の前にはがらんとただっ広いスペースだけが目の前に現れた。
「どうしたのさ」
呆気に取られる僕に、ぼんやりとした声が投げかけられて
見ると、スペースの真ん中に一人の男が立っている。
( ・∀・)「せっかく用意してあげたのに、さ」
( ∵)「ど、どういう…… 」
- 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/17(木) 02:16:23.63 ID:p20wO3Gm0
-
( ・∀・)「ん、だって。せっかくのお披露目の場なのにさ。
お客さんが誰もいないって言うんじゃやるきでないじゃない」
( ∵)「…… 」
あ、もっといっぱいお客さんが欲しかったかな、と
指を鳴らそうとする案内係さんを、とっさに制止する。
( ∵)「僕……いやです」
( ・∀・)「? 」
まだマイクは生きてるみたいで、僕の声ががらんとした広場に響く。
( ∵)「僕は……園長にはなりたくない」
- 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/17(木) 02:20:04.35 ID:p20wO3Gm0
-
こぶしをぎゅっと握り締め、はっきりと言い切った僕を見て
一瞬あきれた顔をした案内係さんの顔が、ぐっと険しくなる。
( ・∀・)「どういうこと? 」
( ∵)「ここは園長さんが作って、園長さんが自分の意思で閉めたんです」
( ・∀・)「……君に
案内係さんが何か言おうとするのを遮って、言葉を続ける。
( ∵)「園長さんは事故で沢山の涙を見ました。
大切な人を亡くしました。
もう、ここがあっても誰も幸せにならない、笑顔にならない。
事故の件で、キャストのみんなを、ここに縛り付けたくない
園長さんはそう思ったから……」
( ・∀・)「君になにがわかる 」
- 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/17(木) 02:22:52.64 ID:p20wO3Gm0
-
いつもの、冷静で穏やかな案内係さんとは違う、暗くて鬱屈な声。
空気がぴんと張り詰める。
( ・∀・)「そんなのこじ付けだ。彼は重責から逃げただけだ。
僕らを捨て置いて、自分だけ勝手に逃げ出したんだ」
( ∵)「……確かに、
そうかもしれません。でも……」
( ・∀・)「ここに縛り付けたくない? ……ふざけるな」
案内係さんは、聞こえるか聞こえないかの声で吐き出すように呟き
背を向け、感情を押しつぶしたような、冷静な声で続けた。
- 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/17(木) 02:29:45.87 ID:p20wO3Gm0
-
( ・∀・)「……どういうわけかは解らないが
君はこの園にあった事故と、園長の最後を知ってしまったみたいだね
でもね、君は知らないよ。
園長がいなくなってからの僕らが、どれだけ苦しんで
どれだけ……だから僕は、僕が……」
言いかけて、言葉を詰まらせる。
( ∵)「……案内係さん、
もしかして、ここは君が……」
- 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/17(木) 02:30:07.03 ID:p20wO3Gm0
-
うおっ! んだこれ! ……あ、なんだびっくりした
どうした?大声あげて
いやいや、一瞬人間かと思った、人形だよ人形。
ほう、ここのマスコットか。それにしてもよく出来てる。
今にも動き出しそうだ。
大きな耳が着いてるな。モデルは猫か犬か兎か。
なかなか男前ないい顔つきをしてるじゃないか。
オークションにでも出したら高値がつきそうだ。
おいおい、盗むんじゃないぞ
冗談。で、これどうするよ。
どうって……特に捜査の役になりそうもないしな。
面倒なことになるかもしれないし、倉庫にでも仕舞っておくしかないだろ
……勿体無いが、まぁ・そうするしかないだろうな
- 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/17(木) 02:30:27.33 ID:p20wO3Gm0
-
「ねぇ、……寝てるの?」
へんじはない。
⌒*リ´・-・リ「こんなところで眠ったら寒いよ、かぜひくよ」
そばにすわって、よびかけてみると、耳がぴくりと動いた。
⌒*リ´・-・リ「眠っているなら良いけど、起きてるなら聞いて。お願いがあるの。
……わたしの、お母さんと……パ、パパのこと! 」
あ、でもね。パパっていってもおとうさんじゃないの。
わたしの本当のおとうさんはね、もう天国に行っちゃっていないんだ。
- 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/17(木) 02:31:10.11 ID:p20wO3Gm0
-
でね、パパっていうのは、おかあさんの恋人のこと!
ここでおそうじの仕事してるっておかあさんがいってたんだけど
ねこさん、しってるかな?
……あ、でも、パパはリリのことまだしらないんだけど、
リリはおかあさんからパパのこと聞いてるんだ。
でもね、パパにリリのこと話すまえに
お母さんとパパに、赤ちゃんができちゃったからなかなか言い出せないみたい。
……ええっと、そんなことはどうでもいいんだ。
お願いっていうのはね、
⌒*リ´・-・リ「ここを早く元に戻してほしいの! 」
- 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/17(木) 02:32:58.21 ID:p20wO3Gm0
-
リリね、ニュースで見たよ。
ここで事故がおきちゃって、ひとがいっぱい怪我をしたって。
でもね、お母さんから聞いたんだ。
パパが赤ちゃんと家族みんなでここに来るのを楽しみにしてるって。
……その中にリリはいないんだけどね。けどね。
⌒*リ´・-・リ「リリがいなくってもいいから
お父さんと赤ちゃんとママと三人でもいいから。
……そのためには、ここが無くなったら困るの! 」
わたしはねこさんの手を取って、ぐっと握った。
「……わ、かった……やくそく」
⌒*リ´・-・リ「! 」
- 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/17(木) 02:33:13.63 ID:p20wO3Gm0
-
「ぼ、ぼくが、この園を……なくさせはしな、い」
ねこさんが、かすれた小さな声で答え、わたしの手をにぎりかえす。
⌒*リ´・-・リ「……やくそくだよ! 」
「あぁ」
- 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/17(木) 02:41:43.96 ID:p20wO3Gm0
-
少女が園から去ると、僕は早速準備を始めた。
人集めは簡単だ。
ここに尾を引く者、未練を残すものは履いて捨てるほどいる。
それぞれがここに思い入れを残し、それぞれがここから抜け出せずにいる。
悪い言い方をしてしまえば、僕はそれを利用した。
作ったスペースにキャストを起き園を定着させると
不安定ながらそっくりな遊園地は完成した。
ここを作ること自体、さして時間はかからなかった。
あとは待つだけ。これで約束は果たせる。
……しかし、すぐに問題は起きた。
闇だ。
- 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/17(木) 02:48:58.30 ID:p20wO3Gm0
-
それは、ある日突然現れた。
もともとここは僕がむりやりこじあけて作った粗末なものだった。
そこに、園長不在の遊園地という不安定なものを乗っけてしまったのだから
歪みが生じるのも無理はない。
それが闇という形で現れて、園を食らい始めたのだ。
想定していなかったというわけではないのだが。
まさかこんなに早くに起こるとは思わなかった。
僕は慌てて、新しい園長を探し始めた。
探し始めて数日が経ったが
僕はなかなか適任を見つけることができず、途方にくれていた。
いくら急いでいるとは言っても、誰でも良いというわけではない。
明確な基準こそないものの、だからこそ難しかった。
やがて疲れ果て捜し歩くのに嫌気が差した僕は、
しばらく荒巻の病室で一人ぼんやりとしていた。
無論、会話ができるわけでもないし、荒巻には僕の姿すら見えない。
それでも、穏やか眠っている彼には、恐らくもう時間がない。
ということは、誰の目から見ても明らかだった。
……――急がなければ。
- 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/04/17(木) 02:56:41.34 ID:p20wO3Gm0
-
そんな時、僕の目の前に一人の少年が現れた。
彼は荒巻の孫で、年齢は中学生か小学生か。とにかくまだ子供だ。
僕は彼を慎重にカンサツし、機会を待った。
しかし、カンサツの途中で荒巻は死んでしまった。
絶望した。僕は約束を果たせなかった。
僕がぼやぼやしていたから、僕が無能だから。
もっと上手くやれたはずなのに。絶対に無理なことじゃないはずなのに。
荒巻が死んだのだから、もう約束に意味はない。
でも、だからといって計画を中止するわけにはいかなかった。
僕は荒巻の病室を出ると、すぐに行動に移った。
もう時間がない。
荒巻の死を悲しんでいる時間も、自分の無能さを嘆いている時間さえも。
あそこが無くなってしまったら僕は、また暗闇に引き戻される。
もういやだ。暗闇はいやだ。寒いのはいやだ。
大丈夫、計画通りに彼を園長にすればすべて解決する。
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