172 :1 ◆V6dhI1c01U :2007/02/05(月) 01:14:08.94 ID:Av9QYctU0
N| "゚'` {"゚`lリ「次はおれの試合か・・・」


ブチッ!!


N| "゚'` {"゚`lリ「げ、つなぎのファスナーがいかれちまった」

N| "゚'` {"゚`lリ「これじゃおれの44リボルバーマグナムが出っ放しじゃねェか・・・まあいいか」



彡. (・) (・) ミ『準準決勝2回戦!青龍!阿部剛気!!白虎!ツン海王!!』

彡. (・) (・) ミ『・・・って達人ッ!!最初から全力でいくという意思表示かッ!?ものがポロリと出ていますぞぉ−ッ!!』

川゚听)「〜〜〜ッッッ!!!!」



173 :1 ◆V6dhI1c01U :2007/02/05(月) 01:15:09.74 ID:Av9QYctU0
N| "゚'` {"゚`lリ「そうしたいところだけど・・・相手が女じゃ勃つものも勃たねェよ」

川゚听)「な、泣いて謝っても許さないわよ・・・ッッ!!!」


彡. (・) (・) ミ『始めッ!』


                      
  ―─=≡ />'ノ))     ハッ!
 ──=≡ 川゚听)     
  ─=≡ ○_  と )__ _ 
   ──=≡ >        (´__)
    ─=≡ ( / ̄ ̄ ̄   
         ( ノ      
                        
N| "゚'` {"゚`lリ「おっと危ない」

174 :1 ◆V6dhI1c01U :2007/02/05(月) 01:16:11.02 ID:Av9QYctU0
 />'ノ))
 川゚听)        <百烈脚ッ!!
 ⊂ ⊂ =つ≡つ
   ゝ ≡つ=つ
   (_/ ババババ

N| "゚'` {"゚`lリ「ほっ、ほっ」


彡. (・) (・) ミ『阿部剛気!ツン海王の攻撃を全てかわしておりますぞッ!』


/  ●   ● |「すごい・・・ッ! すごいけど・・・」

( ^ω^)「なんで反撃しないんだお?」

|(●),   、(●)、.:|「あーあれなぁ、相手が女だからなぁ・・・」

/; ●   ● |「『ウホッ』、だからか・・・」

|(●),   、(●)、.;|「そういうこった・・・」




176 :1 ◆V6dhI1c01U :2007/02/05(月) 01:17:11.09 ID:Av9QYctU0
川゚听)「あ、あんたねェ・・・」

川#゚听)「やる気あるわけッ!?」

N| "゚'` {"゚`lリ「ねぇよ・・・」

川#゚听)「ッッッ!!!!」

N| "゚'` {"゚`lリ「あーあ、相手がいい男ならなぁ」

川゚听)「・・・そう、なら」

川゚o゚)「スゥーーーー」

N| "゚'` {"゚`lリ「なんだ?」

177 :1 ◆V6dhI1c01U :2007/02/05(月) 01:18:12.03 ID:Av9QYctU0
川゚o゚)「プッ!!」

N| "゚'` {"゚`lリ「!?ぐあ!!」


彡. (・) (・) ミ『な、なにが起こったのでしょう!?突然阿部剛気が暴れだしましたッ!』


|(●),   、(●)、.:|「空気だ・・・ッ!」

/  ●   ● |「なに?」

|(●),   、(●)、.:|「阿部が暴れ出す直前、ツン海王の胸のあたりが肥大していた。」

|(●),   、(●)、.:|「恐らくは特殊な呼吸法を用いて常人の数倍の空気を肺に貯め・・・それを一気に放出したッ」

/; ●   ● |「そ、それで目潰ししたってのかよッ!?」

(;^ω^)「す、すごいお・・・ッ!!」


N| "゚'` {"゚`lリ「ちっくしょう・・・!」

川゚听)(スッ)

N| "゚'` {"゚`lリ「!?」

178 :1 ◆V6dhI1c01U :2007/02/05(月) 01:19:12.39 ID:Av9QYctU0
川゚听)「あなたは確か合気の使い手・・・」

川゚听)「それって、顔でもできるのかしらね??」

N| "゚'` {"゚`lリ「・・・ッッ!!」

      /!/{  / ヾ--r
   _  /         <_
 _>`´       ___<  スゥ
  >    r‐'" ̄ ̄ ノ ̄ ̄`ヽ、
/ ,    |  `ヽ/ ´`ヽ _   ,
 ̄/    |   ノヽ--/ ̄ ,    ` ̄ ̄ ̄
 / /⌒ヽ,|    }  ...|  /!
 レ l d     _}`ー‐し'ゝL _
  | ヽ、_,   _,:ヘr--‐‐'´}    ;ー------
  |/|  \   ノ`ヾ:::-‐'ーr‐'
    ヽ/l/|` ー------r‐'"  
      |└-- 、__/`\-:、
     __,ゝ,,_____/ \_」 \



179 :1 ◆V6dhI1c01U :2007/02/05(月) 01:20:12.19 ID:Av9QYctU0
川゚听)「・・・破ッッ!!!」

            .'  , ..  __
         `:, .∴ '    (    )
         ', ・,‘ r⌒>  _/ /
        " .   ’ | y'⌒  ⌒i     <ぐああーーーッッ!!!
  ドンッ         |  /  ノ |
              , ー'  /´ヾ_ノ
              / ,  ノ
             / / ,'
           /  /|  |
           !、_/ /   〉
               |_/

|(●),   、(●)、.;|「寸勁・・・ッ!!」

彡. (・) (・) ミ『別名1インチパンチと呼ばれる、相手に触れた状態の直突きッ!!』

彡. (・) (・) ミ『それを顔に受けてしましましたぞ〜〜〜ッッ!!!』

182 :1 ◆V6dhI1c01U :2007/02/05(月) 01:21:39.91 ID:Av9QYctU0
彡. (・) (・) ミ『阿部剛気起きあがれなぁぁーーいッッ!!ツン海王の勝利ですッ!!』

川゚听)「あなたは・・・中国拳法をなめた・・・ッ!」



-医務室-



N| "゚'` {"゚`lリ「・・・ッ!いててて・・・」
N| "゚'` {"゚`lリ「ここは・・・」

|(●),   、(●)、.:|「医務室だよばーか」
N| "゚'` {"゚`lリ「ああ、おれは負けちまったのか」
|(●),   、(●)、.:|「寸勁を顔にクリーンヒットさせられて起き上がれるやつなんかいねェよ。油断しやがって」
N| "゚'` {"゚`lリ「はは、おまえに言ってる場合じゃなかったな」
|(●),   、(●)、.:|「たく・・・」

N| "゚'` {"゚`lリ「にしても次は試合じゃないのか?」

|(●),   、(●)、.:|「ああ、もう行くさ。安静にしとけよ」

N| "゚'` {"゚`lリ「ありがとよ」



N| "゚'` {"゚`lリ「確か・・・相手は息子さんだったな」


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