ξ゚听)ξ とーちゃん! とーちゃん! (^ω^; ) なようですお 第9話

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 19:33:45.44 ID:6ugVCf9R0




ξ゚听)ξ 第9話です。






9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 19:35:34.97 ID:6ugVCf9R0

(  ^ω^) ・・・

ぴんぽーーーーーーん

あるアパートの202号室のチャイムをならす。

・・・返事は、ない。

1分近く経っても反応がないから
勝手にドアを開けようとしてみた。

すんなりと、開くドア。
開いてるお・・・鍵。


部屋の中は、薄暗い。

誰も、いないのかな・・・?
無用心な。

拍子抜けな気分になり、
帰ろうとしたとき。

ようやくブーンは、暗い部屋の中に誰かが立っていることに気がつきました。



11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 19:38:28.42 ID:6ugVCf9R0


(  ^ω^) ・・・クーさん?

川 ゚ -゚) ・・・



クーさんは呆然とブーンのほうを見たまま、
立ち尽くしています。

・・・?

いや、見ているのはブーンのいる辺り、というだけで
ブーンを見ているわけではなさそうですお。





13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 19:39:57.43 ID:6ugVCf9R0

( ;^ω^) ・・・ど、どうかしたのかお?

川 ゚ -゚) ・・・

( ;^ω^) クーさん!




14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 19:40:12.30 ID:6ugVCf9R0


少し大きな声でクーさんに話しかけると、
クーさんはびくっと体を震わせ

ブーンを見つめてきた。

とても、とても

悲しそうな目で。





16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 19:42:09.99 ID:6ugVCf9R0

 
( ;^ω^) ・・・どうか、したのかお?

川 ゚ -゚) ツンを・・・

(  ^ω^) お?

川 ゚ -゚) ツンを、悲しませてしまった

(  ^ω^) ・・・




18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 19:43:32.71 ID:6ugVCf9R0


そういえば、ツンちゃんがいる気配がない。

加えて、クーさんが玄関を見ながら
立ち尽くしている状況。

ツンちゃんが、出て行った・・・?





20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 19:45:39.55 ID:6ugVCf9R0

(  ^ω^) ツンちゃん・・・出て行った?

川 ゚ -゚) ああ・・・

(  ^ω^) ・・・探しに行くかお?

川 ゚ -゚) ・・・だめだ

(  ^ω^) ?

川 ゚ -゚) 私じゃ、ダメみたいだ

(  ^ω^) ・・・何が、あったんだお?

川 ゚ -゚) 私じゃ、ダメって言われた・・・



22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 19:48:45.69 ID:6ugVCf9R0

・・・埒が明かない。

ブーンはクーさんの様子をもっと探るため
クーさんの方にもっと近づいてみました。

・・・

クーさんは、震えていました。

顔も心なしか、白っぽいです。

普段からの白い肌でしたが、
今は青く、不健康な色・・・

本当に、どうしたんだろう?



25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 19:51:57.08 ID:6ugVCf9R0

ブーンがクーさんを気遣って近づこうとすると
クーさんは一歩下がりました。

クーさんが一歩下がった分、
さらに近づこうとすると

また、クーさんは一歩下がりました。

でも、そこで終わり。

クーさんの背中は壁にぶつかる。

クーさんはそのまま、力が抜ける感じで座り込み
顔を背けてしまいました。




27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 19:54:39.85 ID:6ugVCf9R0


(  ^ω^) クーさん

川 ゚ -゚) ・・・

(  ^ω^) ツンちゃんを、探しにいこう?

川 ゚ -゚) ・・・




29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 19:57:06.13 ID:6ugVCf9R0

クーさんは、ふるふると左右に首を振りました。

ブーンが困った顔をして見つめていると、

とうとうクーさんは泣き出してしまいました。

普段は実年齢よりかなり上に見えるくせに
今は年端もいかない、少女のような顔で泣いています。

・・・ブーンはどうしたらいいか分からず・・・

何故かクーさんを抱きしめていました。

意外にも抵抗はなく
そのまま、不思議な時間が少し流れました。




32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 19:58:09.39 ID:6ugVCf9R0

(  ^ω^) ・・・


クーさんはブーンの胸の辺りに顔をうずめたまま
小さく呟きました。

「教えてほしい」

(  ^ω^) ・・・なんだお?

「私は、何か間違っていただろうか?」

(  ^ω^) ・・・

「間違ってたの・・・?」




34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 19:59:36.50 ID:6ugVCf9R0


(  ^ω^) ・・・わからないお

「・・・」

(  ^ω^) でも

「・・・でも?」

(  ^ω^) すれ違ったのは、確かだお・・・

「・・・」





38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 20:04:17.04 ID:6ugVCf9R0

クーさんは、顔を上げた。

もう、泣いてはなかったけど
目はあいかわらず赤かった。

下のまつ毛も、まだ乾いていない。

・・・てか

それが確認できるくらい

顔が、近い・・・

・・・

・・・・!!

やれやれ、ブーンは何を考えているやら・・・





40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 20:05:20.53 ID:6ugVCf9R0

川 ゚ -゚) すれ違い?

(  ^ω^) だお。いろんな事がすれ違ってたお

川 ゚ -゚) ・・・

(  ^ω^) まず、一つ言わせてほしいお

川 ゚ -゚) ・・・ん?

( *^ω^) お弁当ありがとうだお

川 ゚ -゚) ・・・




41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 20:05:50.30 ID:6ugVCf9R0


クーさんは何も言わず、顔を背けた。

どんな表情に変わったのかは、分からないお。

顔を背けたまま、
クーさんは「それで?」と続きを促した。

 


45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 20:12:35.07 ID:6ugVCf9R0


( *^ω^) ブーンの好きなもの、沢山入ってたおー
       ほんとうに、おいしかったお!
 
「・・・嘘だ」

(  ^ω^) ?

「だって、喫茶店で別のごはん、食べてたじゃないか」

(  ^ω^) ・・・あれは、付き合い上しかたがなく食べただけだお

「・・・」

(  ^ω^) 後で、メインとしてクーさんのお弁当を頂きましたお

「・・・そうか」






48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 20:14:31.70 ID:6ugVCf9R0

(  ^ω^) ・・・

「・・・ぷっ、そうか」

クーさんは、そうか、そうかを一人で繰り返していた。

よく分からないけど
ようやく、ブーンは気がついた。

ひょっとしてあの時、クーさんが一番悲しんでいたのは

自分が折角作ったお弁当が

心を込めて作ったお弁当が
ブーンに軽く扱われたと感じた・・・

ことなのかも



53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 20:17:36.63 ID:6ugVCf9R0


(  ^ω^) それからね、クーさん

川 ゚ -゚) ・・・なに?

(  ^ω^) ツンちゃんのこと、それからブーンのこと

       ・・・色々、真剣に考えてくれて、ありがとうだお

川 ゚ -゚) ・・・

(  ^ω^) でも・・・

川 ゚ -゚) ・・・でも?

(  ^ω^) 自分ひとりで、決めちゃダメだお

川 ゚ -゚) ・・・

(  ^ω^) ブーンにも、君たちの事、真剣に考えさせてくれお




55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 20:20:36.36 ID:6ugVCf9R0

クーさんは俯いて、こう言った。

「お前も、そんな事言うのか」

(  ^ω^) ・・・言うお。
       今日の出来事じゃ、
       ブーンに言えた立場じゃないかもしれないけど・・・

「いや・・・悪かったよ。
 ツンが出て行って、ちょっとはこれでも頭が冷えた。

 ・・・悪かった」


(  ^ω^) ・・・

「ツンに・・・謝るよ。
 お前にも。
 
 ・・・私はちょっと、思い込みの激しい性格なようだ。
 ごめん」

( *^ω^) ・・・よしよし



56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 20:22:57.86 ID:6ugVCf9R0


ブーンは、クーさんの頭を撫でました。

クーさんはそれを嫌がることなく
素直に受け入れてくれました。

よし。

弱ってる。

畳み掛けよう。





58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 20:26:17.80 ID:6ugVCf9R0


(  ^ω^) 最後に、もう一つ

川 ゚ -゚) ・・・なに?

(  ^ω^) ブーンはずっと、二人の傍にいるお

川 ゚ -゚) ・・・

(  ^ω^) ブーンにとって、一番の幸せは
       乱暴者で、優しい君と
       ちょっと打算的で、寂しがり屋のツンちゃんと一緒にいること

川 ゚ -゚) ・・・

(  ^ω^) それに比べたら、恋人とか、そんなのいらないお?

川 ゚ -゚) ・・・ちぇ

(  ^ω^) ・・・

川 ゚ -゚) 結局、私は間違ってたんじゃないか・・・

(  ^ω^) ・・・



60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 20:27:38.09 ID:6ugVCf9R0


川 ゚ -゚) 今にして思えば

(  ^ω^) お?

川 ゚ -゚) 私は、怖かっただけ

(  ^ω^) ・・・

川 ゚ -゚) お前に彼女が出来れば、私に居場所はなさそうだもの

(  ^ω^) ・・・

川 ゚ -゚) それ位なら、いっそって思ってたのかも

(  ^ω^) ・・・

川 ゚ -゚) ・・・




62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 20:29:51.98 ID:6ugVCf9R0

(  ^ω^) 大丈夫だお

川 ゚ -゚) ・・・うん

(  ^ω^) ブーンは、ずっとクーさんの居場所だから

川*゚ -゚) ・・・

(  ^ω^) ・・・

川*゚ -゚) ・・・やっぱ、あったかいな。お前は

(  ^ω^) ・・・そうかお?

川 ゚ -゚) ああ・・・
     ツンが・・・お前を父親に選んだのが、よく分かるよ

(  ^ω^) ・・・どうだろう

川 ゚ -゚) ・・・?



65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 20:32:18.65 ID:6ugVCf9R0

(  ^ω^) ブーンも・・・こうしてクーさんと話せてるの、
       実は、ツンちゃんのおかげだお?

川 ゚ -゚) ・・・

(  ^ω^) ブーンはちょっと、怒りっぽくなってた。
       それを、ツンちゃんが電話でたしなめてくれたお

川 ゚ -゚) ・・・そう・・・だったのか

(  ^ω^) うん

川 ゚ -゚) いいなあ・・・ブーンは

(  ^ω^) ?

川 ゚ -゚) ・・・私は、ツンちゃんに諦められてしまった

(  ^ω^) !

川 ゚ -゚) ブーンと、私と、ツンちゃんとじゃ、無理なのかなあって言われた

(  ^ω^) ・・・



66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 20:33:02.95 ID:6ugVCf9R0

川 ゚ -゚) ブーン・・・私じゃ、無理なのか?

(  ^ω^) ・・・前の・・・なら

川 ゚ -゚) ・・・

(  ^ω^) 今のクーさんなら、大丈夫だお

川 ゚ -゚) ・・・ほんとう?

(  ^ω^) だお。

川*゚ -゚) ・・・ありがとう

( *^ω^) ・・・どういたしまして

川*゚ -゚) ・・・探しに、いくか

( *^ω^) ・・・だお。
       一緒に、探しに行くお。

       これから、3人で一緒に生きていくために



69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 20:35:39.44 ID:6ugVCf9R0

川*゚ -゚) ・・・

( *^ω^) ・・・? どうしたお?

川*゚ー゚) ぷっ・・・

(  ^ω^) ・・・?

川*゚ー゚) お前、さっきから・・・ちょっと臭いぞ?

(  ^ω^) そうかお?

川*゚ -゚) ・・・何度も、言わなくていい

(  ^ω^) ・・・そいつは、失礼したお

川*゚ -゚) ふん



72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 20:38:07.21 ID:6ugVCf9R0

少し・・・普段のペースを取り戻したかお?

でも、クーさんの表情はまだ少し柔らかい。

ブーンとクーさんの間に
暖かい空気が流れてますお。

これはきっとブーンの独りよがりではなく

クーさんも感じてくれているはず。

心地よい空間。

でも、まだ足りない。

早く、この中に入ってほしい。

今はきっと、寒い思いをしているだろうから・・・


ツンちゃん。



74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 20:39:23.28 ID:6ugVCf9R0


(  ^ω^) さ、そろそろ・・・愛娘を探しにいくお

川 ゚ -゚) ああ・・・そうだな!

(  ^ω^) ・・・どこに行ったんだおね・・・

川 ゚ -゚) うーん・・・





76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 20:41:07.73 ID:6ugVCf9R0

考えてみると、
ツンちゃんがいきそうな場所があまり思い浮かばない。

ツンちゃんとの、思い出の場所・・・

ちろるちょこを買ったコンビニ
よく、お使いに行かされたスーパー

それに・・・
3人でいった、海・・・

これくらいかお・・・?


意外と少ない・・・


クーさんは・・・?





78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 20:42:33.66 ID:6ugVCf9R0



川 ゚ -゚) ツンが行きそうな所・・・

川 ゚ -゚) ツンを連れてよく図書館にいったが・・・
     いまの時間じゃ、閉まってるな

(  ^ω^) ・・・うーん

川 ゚ -゚) ・・・





80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 20:44:14.13 ID:6ugVCf9R0

とりあえず、コンビニに向かうことにしたお。

クーさんと二人、並んで歩く。

もう日も落ち、
わずかに冷たい風が顔を撫でていく。

昼間が暑かっただけに、
気持ちのいい風。

どうせなら、3人で並んでこの風を感じたかったお。

少し、心が焦る。

どこにいったのかな・・・





81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 20:46:18.57 ID:6ugVCf9R0

川 ゚ -゚) コンビニ・・・いないな。

コンビニについても
無愛想な店員さん以外、店内に人影は無かった。

つづいて探しに行った
スーパーにもいなかった。

しょうがなく、
閉まっている図書館の方にも足を向ける。

・・・二人とも歩きながらダンマリだったけど
それをようやく、クーさんが破った。




83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 20:48:29.50 ID:6ugVCf9R0

川 ゚ -゚) ・・・ツンと初めてあったの、病院だったなあ

(  ^ω^) ・・・そうなのかお

川 ゚ -゚) 看護婦に友人がいてな。
     その友達を訪ねていったとき、声かけられたんだ

(  ^ω^) ・・・

川 ゚ -゚) 最初は、なんだこの変な子・・・って思ったのに

(  ^ω^) ・・・

川 ゚ -゚) いつ間にか、いるのが普通になって

(  ^ω^) ・・・

川 ゚ -゚) 今じゃ、いなくなると探し歩いてる。
     客観的に考えたら・・・不思議なことだな

(  ^ω^) ・・・ブーンもだお・・・




86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 20:52:47.86 ID:6ugVCf9R0


川 ゚ -゚) 長い間、一緒にいる感じがするのに

(  ^ω^) ・・・うん

川 ゚ -゚) 思い出すと、本当に、短いな

(  ^ω^) ・・・これから、長くするお

川 ゚ -゚) ああ・・・でも

(  ^ω^) ・・・

川 ゚ -゚) ツンちゃん、何処にいる・・・

(  ^ω^) ・・・





88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 20:56:14.30 ID:6ugVCf9R0

川 ゚ -゚) ・・・そういえば、ブーン

(  ^ω^) お?

川 ゚ -゚) お前は、どこでツンちゃんとあったんだ・・・?

(  ^ω^) ・・・

川 ゚ -゚) ・・・

(  ^ω^) ・・・

川 ゚ -゚) ・・・ん?




90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 20:58:07.42 ID:6ugVCf9R0

あれ?

ツンちゃんと会ったのは
そういえば

・・・

クーさん、さっき、病院っていたかお?

ブーンも、そういえば、病院であったおね・・・

あれ?

ツンちゃん、病気でもなんでもないのに

なんでそんなに、病院に?




92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 21:00:25.81 ID:6ugVCf9R0


( ;^ω^) ・・・?

川 ゚ -゚) ? どうした?

( ;^ω^) ツンちゃんって・・・どこか悪かったのかお?

川 ゚ -゚) ・・・体は、健康そのものだったと思うが

( ;^ω^) ブーンとツンちゃんが出会ったのは・・・病院だお?

川 ゚ -゚) ・・・え?

( ;^ω^) ・・・?

川 ゚ -゚) ・・・ちょっと待て。びっぷ病院か?

( ;^ω^) ・・・うんだお

川 ゚ -゚) それは・・・あの病院がツンちゃんに何か関係があるって事なのか?



94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 21:02:11.45 ID:6ugVCf9R0


( ;^ω^) ・・・うーん・・・

川 ゚ -゚) ・・・もしや、ツンちゃんの関係者があそこで働いている・・・とか?

(  ^ω^) ・・・

川 ゚ -゚) ・・・

(  ^ω^) 考えられるおね

川 ゚ -゚) だろう?

(  ^ω^) ・・・

川 ゚ -゚) ・・・




96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 21:04:48.77 ID:6ugVCf9R0


ツンちゃんは、一人でブーン達の前に飛び込んできた。

でも、ひょっとしたら

これから、ツンちゃんの関係者・・・

血のつながりのある人・・・?

もしかして・・・親? 家族?

に会うことになるのかもしれない。

そう考えると、ブーンの頭の回転は止まってしまいました。

クーさんが何も言わない所をみると、
たぶん、同じなんだおね・・・




98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 21:06:36.33 ID:6ugVCf9R0



(  ^ω^) ・・・びっぷ病院・・・いってみるかお?

川 ゚ -゚) ・・・ああ

(  ^ω^) ・・・

川 ゚ -゚) ・・・



また、だんまりになる二人。

静かに、びっぷ病院へと進路を変更した。

コンビニの近くなので、大分戻らないといけない。

その間・・・

二人の想像は、かなり悪い方向にいっていたと思うお。

でも、本当は・・・






99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/29(土) 21:07:19.19 ID:6ugVCf9R0






ξ゚听)ξ 第9話おわりです







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