第13話

4 : ◆x4rswkGbI2 :2007/03/09(金) 00:09:33.19 ID:0ZuUc3rn0
所長「約束通り君は此処に連れてきた。母親を解放しよう・・・」

( `ω´)「あぁ・・俺は寝る・・・疲れた・・」

  ・ 
  ・
それから数ヶ月、ブーンの姿が消える

('A`)「最近ブーンの姿みねえな〜」

('A`)「ブーンの部屋に行ってみるか」

ドクオはブーンの部屋に向かう
ブーンの部屋にはネクラがいた

('A`)「なあ、ブーン知らないか?最近みないんだけど・・・」

il||li( -_-)「・・・」

('A`)「・・・」

il||li( -_-)「知らないです・・・」

('A`)「え?あ・・・そう・・」

5 : ◆x4rswkGbI2 :2007/03/09(金) 00:10:19.20 ID:0ZuUc3rn0
('A`)「一体ブーンの奴どこに行ったんだ?」

('A`)「・・看守に聞いてみるか」

('A`)「あの、すいません」

看守A「ん?何だ?」

('A`)「あの、受刑番号A1005ブーンを最近みないんですけど、どこにいるか知ってますか?」

看守A「はあ〜?そんなの俺が知るわけないだろ!」

('A`)「・・・」

すると別の看守がやってきて、看守Aに話しかける

看守B「おい!聞いたか?」

看守A「ん?どうした?」

看守B「所長がミスターブイアイピーだったらしい!」

看守A「何!?

6 : ◆x4rswkGbI2 :2007/03/09(金) 00:11:50.01 ID:0ZuUc3rn0
('A`)(ミスターブイアイピー・・)

ドクオは看守達の話が気になって、その場で盗み聞きする

看守A「所長がミスターブイアイピーてマジかよ!!」

看守B「あぁ・・所長の行動が怪しかったんで看守の一人が所長の後を尾行してみると所長がミスターブイアイピーの使っている道具
    を持っていたらしいんだ!」

看守A「マジかよ!?で、所長は今どこにいるんだ!?」

看守B「所長は今、強制懲罰隔離房に収容されているらしいぜ。ちなみにこの刑務所でもミスターブイアイピーの犠牲者になっている
    者がいるらしい・・・」

看守A「えぇ!?それ誰だよ!?」

看守B「聞いて驚くなよ・・あのディオがミスターブイアイピーの犠牲者になっているらしいぜ」

('A`)(ディオが!?)

看守A「マジかよ!他には誰かいるのか?」

看守B「あとは・・・何だっけな・・・名前が出てこないな・・確か語尾に「お」をつける変な奴らしいが・・」

看守A「はあ〜?wwそんな奴いったっけかあ〜?www」

('A`)(な!?ブーンが・・!?)

8 : ◆x4rswkGbI2 :2007/03/09(金) 00:13:04.66 ID:0ZuUc3rn0
ドクオはその場を離れ、強制懲罰隔離房へ向かう

('A`)「・・まさかブーンがミスターブイアイピーの犠牲者になっていたなんて・・」

看守「おい、何だ!お前!ここから先は立ち入り禁止だ!」

('A`)「頼む!所長に会わせてくれ!聞きたいことがあるんだ!重要な事なんだ!」

看守「何?所長に?その慌てようからすると確かに重要な事そうだな・・・確かに所長は今強制懲罰隔離房に居る・・
   まあしかし、規則なんでな!ここから先は立ち入り禁止なんだ」

('A`)「頼む!ブーンが今どこにいるか心配なんだ!数秒だけでいいから会わせてくれ!」

看守「え〜い!鬱陶しい!早くここから立ち去れい!!」

('A`)「くっ!くそっ・・!!」

9 : ◆x4rswkGbI2 :2007/03/09(金) 00:15:03.23 ID:0ZuUc3rn0
ドクオは一旦部屋に戻り、警備が薄くなる夕方に再度強制懲罰隔離房に向かう事にする
そして夕方になり・・

('A`)「よしっ!行くか!」

ドクオは自分の部屋から出て強制懲罰隔離房に向かってる最中、何者かに跟けられている感じがして周りを見回す
しかし、周りには誰もいなかった

('A`)「・・気のせいか?」

('A`)「・・・」

ドクオが思い過ごしか。と思い、その場から少し歩くと・・・

('A`)「!!」

ドクオは後ろから正体不明の誰かに羽交い絞めされ、電気スタンガンで気絶させられる

('A`)「・・・ぐっ!」
   ・
   ・
   ・


10 : ◆x4rswkGbI2 :2007/03/09(金) 00:15:54.92 ID:0ZuUc3rn0
('A`)「はっ!」

('A`)「こ、ここは・・!?」

ドクオは周りを見渡す
そこは社長部屋にあるような机と椅子がある部屋。そう、ビップ所長がいた部屋である
するとドクオは椅子に誰かが座っている事に気付く

('A`)「あ、あれは・・・?」

( `ω´)「やあ、ドクオ」

('A`)「ブーン!?」

( `ω´)「・・・」

('A`)「お前こんなところで何してんだよ!?いや・・それより大丈夫か!?ミスターブイアイピーにゲームをやらされたんだろ!?」

( `ω´)「・・・」

( `ω´)「君は何か勘違いしているようだが、私はブーンではない・・・」

('A`)「え?」

12 : ◆x4rswkGbI2 :2007/03/09(金) 00:17:17.90 ID:0ZuUc3rn0
('A`)「何言ってんだよ!ブーンだろ?どこからどう見てもブーンじゃないか!どうしたんだよ!?」

( `ω´)「見た目はそうかもしれないが私はブーンではない。私の名前は・・世間的に言うとミスターブイアイピーだ。」

('A`)「な!?どういうことだ!?ブーンおかしくなったのか?ミスターブイアイピーは所長のはず!!」

( `ω´)「それは違う。ミスターブイアイピーは私だ。所長はミスターブイアイピーの受け継ぎし者。
      本物のミスターブイアイピーはこの私だ!」

('A`)「・・・!!」

( `ω´)「所長は私のゲームで生き残り、そのおかげで生を尊重し、私の思想に賛同した」

('A`)「・・・」

( `ω´)「そして君の言っているブーンは今私の中にいる・・」

('A`)「何?どういうことだ!?」

( `ω´)「1つの体に2つの精神があると言えばわかるか・・・」

('A`)「何!?・・ま、まさか・・・・・二重人格!?」

( `ω´)「その通りだ・・・」


14 : ◆x4rswkGbI2 :2007/03/09(金) 00:18:24.98 ID:0ZuUc3rn0
( `ω´)「私がこの刑務所に居るのも、生を尊重しない奴がこの刑務所に集中している為。
      このブーンも、また生を尊重していない・・・」

('A`)「?」

('A`)「何が言いたいんだ?」

( `ω´)「ブーンを刑務所に収容させたのは私だ。ブーンの殺害捏造を造ったのだ!」

('A`)「な・・!?」

   ・
   ・
( ^ω^)「だから僕は無実だお!!」

('A`)「おいおい。俺が捕まった理由を言ったじゃないか。言ってくれてもいいだろ?」

( ^ω^)「違うお!!本当に無実なんだお!!」
   ・
   ・

('A`)「ブーンの言っていたことは本当だったのか・・・」


15 : ◆x4rswkGbI2 :2007/03/09(金) 00:19:42.83 ID:0ZuUc3rn0
( `ω´)「ブーンのゲームは一緒に居た者を誰でもいいから所長の所まで連れてこれたら母親を解放することだった。」

('A`)「・・・」

( `ω´)「次は君の番だ!さあゲームをしよう」

('A`)「何?」

( `ω´)「ルールは簡単だ。」

( `ω´)「君の妹は女子刑務所のほうに収容されている・・そう、男子囚人の中で人気ナンバー1の・・・
      確かクーだったかな・・・?」

('A`)「・・何が言いたい!?」

16 : ◆x4rswkGbI2 :2007/03/09(金) 00:21:29.90 ID:0ZuUc3rn0
ミスターブイアイピーは机の中から銃を出す

( `ω´)「君がこのまま私を生かし続ければ私はクーにゲームを仕掛けるだろう。しかし君がこの銃で私にトドメをさせば
      クーはゲームをしないで済む・・・」

( `ω´)「しかし、人を殺害するということは生を尊重していないということだ・・
      しかも私を殺せばブーンまでも殺す事になる」

('A`)「・・・」

( `ω´)「さあ・・どうする?」

ドドドドドゴゴゴゴゴゴゴ

第13話 完

To Be Continued




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