第12話

33 : ◆x4rswkGbI2 :2007/03/05(月) 20:28:06.22 ID:vhQksrmE0
ブーン達が先に進むと、怪しげなエレベーターがある
エレベーター以外に他の進む道はないのエレベーターに乗ることにする

( ^ω^)「ここは・・地下1階らしいお」

するとエレベーターのドアは自動的に閉まり、ボタンとか何も押していないのに
エレベーターが勝手に下へ降りていく

(;^ω^)「な!勝手に降りていくお!!」

川 ゚ -゚)「・・・」

エレベーターが地下2階で止まりエレベーターのドアが開く
エレベーターが開くとカラランッという音がした
ブーン達は警戒しながらエレベーターから出る
エレベーターを出たその先は不気味な部屋だった。
何やら不気味な人形を天井から何体も吊るしてあった
ブーン達をこんな目にあわせている犯人の趣味だろうか?
ブーン達は警戒しながら先へ進むと・・・

( ^ω^)「ん?」

川 ゚ -゚)「どうした?」

34 : ◆x4rswkGbI2 :2007/03/05(月) 20:29:47.33 ID:vhQksrmE0
ブーンの目の先には社長部屋にあるような机と椅子があり、その椅子には男性が座っていた

川 ゚ -゚)「あいつは・・・」

(;^ω^)「ビップ所長!!」

所長「やあ 諸君、。よくここまで辿りついたな。その健闘は褒めてあげよう・・・」

( ^ω^)「まさか全部所長の仕業かお・・・?」

所長「このゲームを始めたのは私だ。」

(;^ω^)「・・・」

  ・
  ・
(`∀´#)「このスカタンがあぁっ!!俺達にこんなことをしている敵は未だに正体不明だっ!!しかしこの刑務所内で
     こんな仕掛けを作るとしたら、刑務所内の関係者の可能性もあるだろうがああぁっ!!」

(;^ω^)「そ・・・そうか・・ごめんお・・」
  ・
  ・

(;^ω^)「ディオの言った通りだったお・・・」

35 : ◆x4rswkGbI2 :2007/03/05(月) 20:31:45.77 ID:vhQksrmE0
所長「今日、何故こんな目に合わされているかわかっていないだろう?」

( ^ω^)「何でこんな目に合わすんだお?」

所長「それは生を尊重していない愚かものだからだ。」

( ^ω^)「どういうことだお?」

所長「一人欠けているが君達3人は親から生まれたその体を大切にしていない。つまり親に対する感謝の気持ちがない・・・
   親には心配かけてばかりだ・・」

( ^ω^)「?」

所長「クー・・・君はこの今刑務所にいるのは麻薬を使ったからここにいる・・君はその体を・・・生に対して感謝していない
   ・・・」

(;^ω^)(麻薬!?)

川 ゚ -゚)「・・・」

36 : ◆x4rswkGbI2 :2007/03/05(月) 20:32:44.83 ID:vhQksrmE0
所長「ブーン・・・君はゲームに勝った・・母親を返してあげよう・・・」

(;^ω^)「か・・カーチャン・・・?」

  ・
  ・
( ^ω^)「あっ!カーチャン?僕だお。ブーンだお♪」

留守番電話サービスに転送します・・・ピーッ

ブーンは電話をするが母親は出なかった。どうやら留守のようだ


('A`)「ん〜、カーチャンとは確か電話したけど出ないんだっけか?」

( ^ω^)「・・そうだお」
  ・
  ・

(;^ω^)「ま、まさか・・・!?カーチャン・・!!」

所長「さあ、ゲームをしよう」
   

37 : ◆x4rswkGbI2 :2007/03/05(月) 20:34:12.14 ID:vhQksrmE0
所長「ここに一つの鎖がある・・・これをクーは右手、ブーンは左手の手首につけるんだ・・・」

( ^ω^)「・・・」

ブーン達は言われた通り鎖をつける

所長「最後のゲームだ。それを外すには2つの鍵が必要だ。それぞれの鍵穴はお互いの手首のところの鎖にある・・・
   制限時間は5分だ。この部屋のどこかに鍵はある。もし鍵をみつけられないと鎖の中にある小型爆弾が爆発し吹っ飛んでしまう・・
   もしこのゲームに勝つことが出来たなら・・・クー。君を無罪放免にしてあげよう。」

( ^ω^)「この部屋に中に・・?」

川 ゚ -゚)「時間がない・・探そう」

( ^ω^)「うん」

ブーンは右に行こうとするとクーは左に行こうとする。二人は鎖で繋がれているので共に行動しないと歩けなかった。

( ^ω^)「ちょっと右に行きたいんだおw」

川 ゚ -゚)「私は左のほうを探したいのだが・・・」


38 : ◆x4rswkGbI2 :2007/03/05(月) 20:34:54.02 ID:vhQksrmE0
( ^ω^)「わかったお。じゃあ左のほうを探すお」

川 ゚ -゚)「すまないな」

所長「あと4分・・・」

(;^ω^)「どこだお?全然みつからないお・・・」

川 ゚ -゚)「怪しい所があったらそこを徹底的に調べろ!そこに何かあるかもしれない!」

( ^ω^)「わかったお」

川 ゚ -゚)「・・・」

(;^ω^)「駄目だお!見つからないお!」

所長「残り3分・・」

39 : ◆x4rswkGbI2 :2007/03/05(月) 20:35:59.92 ID:vhQksrmE0
( ^ω^)「みつからないお・・・」

川 ゚ -゚)「今度は右のほうを探そう!」

( ^ω^)「うん」

しかしブーン達は一向に鍵を探してもみつけれなく、時間が刻々と経っていく

所長「残り1分・・・」

(;^ω^)「も、もう駄目だお!!」

川 ゚ -゚)「諦めるな!この部屋の中に鍵はあるはずなんだ!」

( ^ω^)「本当に鍵なんてこの部屋にあるのかお?元々初めからそんなのないんじゃないのかお?」

所長「いや・・・違う。鍵はこの部屋の中にある。君達が探すのが下手なだけで・・探しきれていないから鍵が出てこないんだ
   ・・・」

(;^ω^)「嘘だお!鍵なんて初めからないんだお!」

川 ゚ -゚)「・・・」

40 :愛のVIP戦士:2007/03/05(月) 20:36:56.75 ID:vhQksrmE0
所長「残り20秒・・・」

(;^ω^)「もう・・・駄目だお・・」

川 ゚ -゚)「最後まで諦めるな!この部屋の中に鍵はあるはずだ!」

( ^ω^)「・・・」

川 ゚ -゚)「どうした?ブーン・・・」

ブーンの表情がさっきまでと変わり、次第に何か企んでいるような顔になっていく・・・

川 ゚ -゚)「ブーン・・・?」

( `ω´)「・・・」

ドドドドドゴゴゴゴゴゴゴ

41 : ◆x4rswkGbI2 :2007/03/05(月) 20:37:43.14 ID:vhQksrmE0
ブーンはポケットから鍵を取り出し、自分の手首についてる鎖の鍵穴にさしこみ鎖を外す

川 ゚ -゚)「な!?」

クーの手首には鎖が繋がれたままだった

川 ゚ -゚)「ま・・まさか・・・お前・・・」

( `ω´)「・・・」

ドドドドドゴゴゴゴゴゴゴ

  ・
  ・(回想シーン)
  ・
??「私はいつも君をみている・・・」


( ^ω^)「何か最近、さっきまで昼だったのに、気がつくと寝ていて朝になってたりすることがあるんだお」


??「私は何者でもない。存在しない」

??「君は生きるための体と魂を持っているありがたみを感じていない・・・」
  ・
  ・
  ・

42 : ◆x4rswkGbI2 :2007/03/05(月) 20:38:41.39 ID:vhQksrmE0
川 ゚ -゚)「・・・!!」

クーは驚きで声が出せなかった
  
  ・
  ・(回想シーン)
  ・
(`∀´#)「・・・!!」

ディオが出口に出ようとした矢先、出口の外に一人の男性が立っていた

(`∀´#)「き・・貴様は・・・!?ば・・バカな・・・!?」

残り2秒・・・残り1秒・・

( `ω´)「ゲームオーバー」

(`∀´#)「!?」

出口の外にいたブーンが出口の扉を閉めようとする

(`∀´#)「やめろおおぉおおぉおおっっ!!」

 ・
 ・
 ・

43 : ◆x4rswkGbI2 :2007/03/05(月) 20:39:24.78 ID:vhQksrmE0
所長「3・・・・2・・・1・・」

川 ゚ -゚)「うっ!!うああああああああああっっ!!!」

鎖から小型爆弾が発動し、クーの右腕が吹っ飛ぶ

所長「鍵はエレベーターのドアの中に隠してある・・・」

 ・
 ・

エレベーターが地下2階で止まりエレベーターのドアが開いた

エレベーターが開くとカラランッという音がした
 
 ・
 ・

所長「ゲームオーバー・・・」

第12話 完

To Be Continued


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