( ^ω^)ブーンは刑務所に入れられたようです

1 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 00:53:19.36 ID:X/DWz64f0
まとめ様
http://www.geocities.jp/local_boon/boon_Prison/top.html

2 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 00:54:03.83 ID:X/DWz64f0
次の日、昼食を済ませたブーンは図書館へ向かう

( ^ω^)「えっと、そういえば名前は聞いたけど顔がわからないから、どの人がフォックスなのかわからないお」

ブーンが挙動不審な行動をしていると、ある男性がこっちに向かってきてブーンに話しかけてくる

<`ー´>「やあ、俺がフォックスだ」

( ^ω^)「あっ。あんたがフォックスかお?よろしくだお」

<`ー´>「あぁ、よろしく。会ったばかりでなんだが、早速剣を取りに行こうと思う」

( ^ω^)「あ、その前に聞きたいことがあるお」

<`ー´>「ん?何だ?」

( ^ω^)「昨日の面会でドルフィンと僕の会話は録音されていると思うけど大丈夫なのかお?」

<`ー´>「その件に関しては大丈夫だろう。ドルフィンもバカじゃない。何とかしてるだろ」

( ^ω^)「ほう」

<`ー´>「で、剣の件だが、中庭の倉庫に囚人が隠しているのを見つけたんだ。今もそこにあるはずだ。
     今から二人で中庭に向かおうと思う」

3 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 00:54:14.38 ID:VHRIa4WpO
ブーンかわいいよブーン

4 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 00:54:38.23 ID:X/DWz64f0
( ^ω^)「あ、まだ聞きたいことがあるお」

<`ー´>「ん?なら中庭に向かいながら話してくれ」

( ^ω^)「わかったお」

ブーン達は図書館を出て中庭へ向かう

( ^ω^)「ずっと僕のことを監視していたのかお?」

<`ー´>「ずっとじゃないが大体な。」

( ^ω^)「もしかしてディオとの銃撃戦で僕が気を失ったとき、保健室に連れて行ってくれたのは
       フォックスかお?」

<`ー´>「あぁ、そうだ」

( ^ω^)「ありがとうだお」

<`ー´>「イッツマイプレジャー」

ブーン達は中庭に入る入り口に着く

( ^ω^)「ここのドア、ロックがかかってるお。どうするんだお?」

<`ー´>「大丈夫さ」

そう言うとフォックスはポケットからICカードを取り出しドアのロックを解除させる


5 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 00:54:51.31 ID:lP7EjZ9vO
ワクテカ

6 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 00:56:00.75 ID:hBKD0gaW0 ?2BP(200)
ここ前によんだお?

7 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 00:56:04.87 ID:X/DWz64f0
(;^ω^)「そんなのどこから手にいれたんだお?」

<`ー´>「この刑務所の看守に俺達の仲間がいるからな。その仲間から借りたのさ」

フォックスはドアを開け、ブーン達は中庭に入る
すると真っ直ぐ行ったところの奥に倉庫があり、右には塔みたいな建物があった

<`ー´>「よし!ブーン行くぞ」

ブーン達が倉庫へ向かって行くとフォックスがある異変に気付く

<`ー´>「ブーン、どうしたんだ?その顔の斑点は?」

フォックスはブーンの顔に赤い色の斑点がついてるのが見えた

( ^ω^)「え?」

フォックスに問いだされブーンはフォックスのほうに顔を向ける
すると赤い斑点は別の方向に動いた

<`ー´>「こ、これは・・・赤外線!?」

フォックスは赤外線が出ているほうを見ると塔の屋上に人がいて
こっちに向かって、マシンガンを構えていた



8 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 00:56:58.98 ID:X/DWz64f0
<`ー´>「や、やばい!!」

フォックスはブーンをかばった瞬間、塔の屋上にいる者からマシンガンが襲ってきた

ズガガガガガッ

(;^ω^)「うああああぁ、な、何だああぁあ!?」

<`ー´>「やばい!逃げるぞ!!」

ブーン達はその場を離れ、中庭の入り口に戻る

(;^ω^)「い、一体いきなり何なんだお!?」

<`ー´>「テロリストだ・・・たぶんテロリストが倉庫の中にある剣の見張りをあの塔の屋上からしているんだろう
     くそっ・・・こうなったら塔の上にいるテロリストを倒してから剣を取るしかないな」

( ^ω^)「でも、どうやって倒すんだお?」

ブーンはそう言うとフォックスは銃を出し、ブーンに渡した

<`ー´>「向こうはマシンガンで、こっちは普通の銃だが、今手持ちにはこれしかない。
     しかも今攻め込まないと敵に応援を呼ばれて厄介なことになりそうだからな」

9 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 00:58:07.36 ID:X/DWz64f0
ブーン達はもう一度中庭へ出て塔に向かって走る
すると容赦ないマシンガンの弾がブーン達を襲ってくる

(;^ω^)「うわわわわわーーっ!!」

<`ー´>「ブーン立ち止まるなよ!!止まるとマシンガンの餌食にされるぞっ!!」

ブーン達が塔に向かって走っていくとブーンの脚にマシンガンの弾がかする

(;^ω^)「ぐうっ!!」

<`ー´>「ブーン止まるなああぁあぁぁっっ!!走り続けろおぉ!!」

( ^ω^)「うっ・・くっ」

ブーンは痛みを我慢して塔に向かって走り続ける

<`ー´>「よしっ!後少しだ!!」

ブーン達が後少しで塔の入り口に辿り着くところまで行くと
塔の入り口から銃を持った男性があらわれる

<`ー´>「な・・!?まさか・・」

銃を持った男性はブーン達に向かって撃ってきた

10 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 00:58:48.03 ID:X/DWz64f0
男性が撃った弾がフォックスの肩にかする

<`ー´>「うっ!!くそ・・・」

フォックスは走りながら男に向かって銃を撃つ
フォックスの撃った弾は男に当たり、男はその場で倒れる

<`ー´>「はあはあぁ・・くっ」

ブーン達は何とか塔の入り口に辿り着く

( ^ω^)「フォックス大丈夫かお?」

<`ー´>「あぁ・・何とかな。かすっただけだし、出血もそんなにひどくないしな。
     ブーンは大丈夫か?」

( ^ω^)「僕も大丈夫だお。このくらいへっちゃらだお」

<`ー´>「そうか。よし!屋上へ向かうぞ!」

ブーン達は塔の中に入って階段を登っていき屋上へ向かう

11 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 00:59:22.77 ID:X/DWz64f0
ブーン達が階段を登っていくと何やらカチッという音が塔内に鳴り響く

( ^ω^)「さっきの音は何だお?」

ブーン達は慎重になり、周りを見回す
そしてブーンが上を見ると何かに気付く

( ^ω^)「フォックス!!上だお!!」

<`ー´>「なっ!?」

フォックスが上を見ると男性がブーン達に向かって銃を撃とうとしている

<`ー´>「や、やばい!!」

フォックスがそう言った瞬間、男性が銃を撃ってきた
フォックスは避けようとするが腕に命中し、後ろに吹っ飛んで倒れる

<`ー´>「ぐあっ!」

( ^ω^)「フォックス!!」

ブーンは上にいる男性を睨みつける

(#^ω^)「にゃろ〜」

ブーンが男性に向かって銃を撃つ
しかし男性はブーンが銃を撃とうとした瞬間に身を潜めたので命中しなかった


12 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:00:31.38 ID:X/DWz64f0
( ^ω^)「くそっ」

するとまた階段の上から男性が銃を撃ってきた

( ^ω^)「うわっ」

ブーンは間一髪で避ける

(#^ω^)「っのおぉ〜」

ブーンは上の階段にいる男性に向けて銃を撃つ

男性「ぐわっ」

男性はブーンが撃った銃の弾が命中し倒れる

(;^ω^)「フォックス大丈夫かお?」

<`ー´>「あぁ、左腕を撃たれたが、利き手じゃないし、片手が無事なら銃も撃てるからな」

<`ー´>「よし、ブーン行くぞ」

(;^ω^)「・・・」

フォックスは立ち上がり、再び階段を登っていく


13 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 01:01:02.70 ID:UeWrHjqjO
前に読んだぜ?

14 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 01:01:46.21 ID:hBKD0gaW0
ボブのところからじゃないの〜?

15 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:02:24.90 ID:X/DWz64f0
>>6 >>13
もう一回第7話の初めから投下したほうがいいかと思って


ブーン達がさらに屋上に向かい階段を登っていくと、
何やらまたカチッという音が聴こえてきた

( ^ω^)「何だお?また誰かが僕達を銃で狙っているのかお?」

<`ー´>「わからん・・だがブーン気をつけろよ。いつ襲ってくるかわからないからな」

ブーン達は慎重に足を運ぶ
すると階段の上から石が転げ落ちてきた

( ^ω^)「?」

<`ー´>「・・・」

しかし、それはよく見ると石じゃなく・・・

<`ー´>「やばい!!爆弾だっ!!」

フォックスがそう言ってブーン達は逃げようとした瞬間、爆弾が爆発する

16 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 01:02:24.98 ID:xEp2C82E0
鯖移転で読んで無い人ようじゃね?

17 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:03:34.39 ID:X/DWz64f0
ブーン達は爆風によって後ろに吹っ飛び階段から転び落ちる

( ^ω^)「うあああっ」

<`ー´>「ぐあああっ!!」

ブーン達は地面に倒れこむ

( ^ω^)「うっ・・くっ・・フォックス大丈夫かお?」

<`ー´>「くっ・・足が・・・」

フォックスはどうやら階段から転び落ちた時に足をひねったらしい

(;^ω^)「大丈夫かお?」

<`ー´>「大丈夫だ。ブーンは大丈夫か?」

( ^ω^)「僕は爆弾で少しケガしたけど、これくらいなら全然大丈夫だお」

<`ー´>「そうか。それならよかった・・・よし、行くぞ」

フォックスは階段を登ろうとする

( ^ω^)「無茶だお!そんな足ならこれから先、銃の狙い撃ちされるお!!」

18 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 01:04:12.23 ID:dolX5r8IO
自分は読んでないから助かるんだぜ

19 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:04:21.10 ID:X/DWz64f0
<`ー´>「大丈夫だ。俺のことなら心配するな」

(;^ω^)「駄目だお、駄目だお。そんな足じゃ危険だお」

<`ー´>「しかし、このまま立ち止まっていると敵がどんどん増えるぞ・・」

(;^ω^)「・・・」

ブーンは少し黙ってから口を開く

( ^ω^)「わかったお。これから僕一人で行くお」

<`ー´>「な!?ブーン一人で!?そんなの危険だ!」

( ^ω^)「心配しなくて大丈夫だお。僕はこれまでディオと互角の勝負をして、切り裂きジャックにも勝ったんだお」

<`ー´>「ブーン・・」

( ^ω^)「さあ、フォックスはここで休んでいてくれお。僕一人で屋上にいるテロリストをやっつけてくるお」

20 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:04:57.98 ID:X/DWz64f0
ブーンは階段を上がっていくと屋上に出る出口のところに男性がいた
どうやら、この男性が爆弾をブーン達に仕掛けてきたらしい

( ^ω^)「・・・」

男性「・・・」

二人は少し睨み合った瞬間、銃の引き金をひく

男性「ぐああっ」

ブーンのほうが銃の引き金をひくのが早かったため、男性は銃を撃つ前にやられてしまう
ブーンは屋上に出るドアを開けると、ドアから強い風が入ってくる。屋上は地上と比べて少し寒かった

( ^ω^)「・・・」

ブーンは屋上に入り、少し周りを見回す
すると右のほうに、ブーン達をマシンガンで撃ってきた男性がいた

( ^ω^)「ん?お前は・・・?」

囚人「よう。久しぶりだな〜。昨日ぶりか?」

ブーン達にマシンガンを撃ってきた男性は昨日、鏡の在り処を書いた紙を持って逃げた囚人だった


21 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:06:47.47 ID:X/DWz64f0
( ^ω^)「あっ!てめえ、鏡の在り処を書いた紙はどこにやったんだお!」

囚人「ふんっ。紙は俺のズボンのポケットの中に入ってある!
   やはりお前三種の神器を取り返しにきたのか・・・」

( ^ω^)「三種の神器・・・?」

囚人「お前三種の神器の一つの剣を取りにきたんだろ?なら、もし俺を倒すことができたなら紙と一緒にお前に
   くれてやるっ!!」

( ^ω^)「それはありがたいお」

囚人「ふふっ。お前のその普通の銃で俺のマシンガンに敵うとは思えんがな〜」

( ^ω^)「そんなのやってみなくちゃわからないお。勝負は何が起こるかわからないお」

囚人「くっくっくっ・・・」

囚人は不適に笑う

( ^ω^)「・・・」

二人の間に沈黙が走る・・・
そして、その沈黙を破るように二人は同時に銃を構えた

22 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:07:29.32 ID:X/DWz64f0
ブーンは囚人の周りを回り込みながら銃を撃つ
囚人はその場を動かずマシンガンがブーンを追って撃っていく

マシンガンが2発ほどブーンの脚にかする

(;^ω^)「ぐっ!!」

ブーンは少しよろめきながらも、屋上のもう一つの出口の裏に隠れて身を潜め、しゃがみ込む

( ^ω^)「うっ・・・少し撃たれたお。でも脚は動くから致命傷にはなってないお」

囚人はマシンガンを構えながらブーンのほうに近づいてくる

( ^ω^)「はあはあっ」

ブーンは呼吸を整える
呼吸が整ってくるとブーンは少しだけそこから体を出し、囚人に銃を撃つ

囚人「ぬっ!くっ!おのれ!!」

囚人もマシンガンを撃ってくるがブーンは体を引っ込める


23 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:08:17.06 ID:X/DWz64f0
(;^ω^)「このまま此処にいても駄目だお。囚人の後ろに回りこむお」

ブーンは立ち上がり、その場から離れて出口の裏を回りこみ、囚人の後ろに行こうとしていた

(;^ω^)「はあはあ」

囚人はブーンが身を潜めていた出口の裏の一歩前まで辿り着く
囚人はマシンガンを構えて一歩前に進むと、そこにはブーンはいなかった

囚人「何!?いない!?」

( ^ω^)「後ろだおおぉぉおっ!!」

ブーンは囚人の後ろに回りこんでいた

囚人「!?」

囚人がこっちに振り向いた瞬間、ブーンは囚人に銃を撃った

24 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:08:55.51 ID:X/DWz64f0
囚人「ぐはっ!!」

ブーンが撃った銃の弾が囚人の脚に命中する
囚人はその場で地面に倒れこむ
ブーンは囚人に銃を構えながら、囚人の元へ向かう

( ^ω^)「ゆっくり銃を捨てて、正座して両手は上にあげるお!!」

囚人「ぐぅっ・・」

囚人はブーンの言われた通りにする

( ^ω^)「さあ、ゆっくり右手でズボンのポケットから鏡の在り処を書いた紙を出して
       僕に渡すお!!」

囚人「・・・」

囚人は無言のまま、ブーンの言う事を無視する

( ^ω^)「さあ!早く出すお!!そうしないと撃つお!!」

囚人「くっくっくっ」

囚人は不適に笑う

25 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:10:48.87 ID:X/DWz64f0
( ^ω^)「!?」

(;^ω^)「何がおかしいんだお!?」

ブーンはそう言うと銃声が聴こえる
その銃声はブーンに向かって撃たれたものだった

( ^ω^)「な、何いぃ!?」

ブーンは後ろから腕を撃たれる
ブーンは撃たれた腕を別の腕で抑えながら後ろを振り向くと囚人の仲間がいて、ブーンに銃を構えていた

(;^ω^)「もう一人いたなんて・・・」

囚人の仲間がブーンのほうに向かって銃を捨て、両手をあげろ、と命令してくる
ブーンは言われた通り、地面に銃を捨て、両手をあげる
囚人は立ち上がりブーンに言う

囚人「くっくっくっ。形勢逆転だな・・」

(;^ω^)「くっ・・・!」

26 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:11:38.67 ID:X/DWz64f0
囚人はブーンに銃を構える

囚人「THE・ENDだ!」

(;^ω^)「・・・」

囚人が銃を撃とうとすると別の方向から銃声が聴こえ、囚人が吹っ飛ぶ

囚人「ぐああぁっ!!」

( ^ω^)「!?」

続けて銃声が鳴り、囚人の仲間も吹っ飛ぶ

( ^ω^)「何だお!?一体何が起こったんだお!?」

すると屋上の入り口にフォックスの姿があった

<`ー´>「おい、ブーン。何が大丈夫なんだよ。ピンチな状態に立たされてんじゃねえよww」

( ^ω^)「フォックス!!」

どうやらフォックスが脚を引きずりながら屋上まで辿り着き、ブーンを助けたらしい

27 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:12:51.40 ID:X/DWz64f0
( ^ω^)「フォックス・・助かったお・・・足は大丈夫なのかお?」

<`ー´>「あぁ、何とか歩くくらいは大丈夫のようだ・・まったくお前は心配するな、とか言いながら心配かけさせやがって・・」

(;^ω^)「ごめんだお」

<`ー´>「まあ、いいけどよwwじゃあ敵も倒したし、倉庫に行くか!」

( ^ω^)「あ!ちょっと待つお!」

<`ー´>「?」

ブーンはそう言うと倒れて気を失っている囚人のポケットから紙を取り出す

( ^ω^)「やったお!あったお!」

<`ー´>「何だ?それは?」

( ^ω^)「鏡の在り処が書いてある紙だお」

<`ー´>「え!!マジかよ!!」

( ^ω^)「これで、剣も手に入れて、鏡も手にいれれるお」



28 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:14:09.16 ID:X/DWz64f0
ブーン達は塔から出て倉庫に向かう。
倉庫に前まで着くとフォックスが倉庫の扉の鍵をこじ開けて中に入る

( ^ω^)「ん・・何だか薄暗いお」

倉庫の中は全体的に薄暗かった

<`ー´>「この倉庫の中にあるはずなんだが・・・」

ブーン達は周りを見渡す

( ^ω^)「?」

ブーンは草刈り機の上に何か光っているのが見えた

<`ー´>「ブーンどうした?」

( ^ω^)「何か草刈り機の上で光っているのが見えたお」

ブーン達は草刈り機の上で光っているものが何かを確認しに行く
するとその光っていたものはブーン達が探していた剣だった

( ^ω^)「剣だお!」


29 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:14:53.94 ID:X/DWz64f0
剣は思ったより小さく、時代を感じるようなものがあった

<`ー´>「よしっ!これを持って帰ってドルフィンさんに連絡を入れるか」

フォックスが剣を取ろうとすると後ろから銃声が聴こえた

<`ー´>「ぐあぁっ!!」

フォックスはその場でしゃがみ込む

(;^ω^)「フォックス!!」

フォックスの脚から銃の跡があり、血が流れていた

<`ー´>「くっ・・・」

(;^ω^)「・・・」

ブーンは銃を撃ってきたほうを見る
すると覆面の男がドラム缶に半分身を潜めながら、こっちに銃を構えていた

(;^ω^)「あいつが撃ってきたのかお!?」

すると覆面の男は再び銃を撃ってきた


30 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:15:37.16 ID:X/DWz64f0
( ^ω^)「うあああ」

ブーンは右に避けるが覆面が撃ってる銃もブーンを追って、右へ撃ち続ける
これは明らかにブーンを狙っていた

(;^ω^)「くそっ」

ブーンは銃に追われながらも銃を出し、覆面の男性に向かって2発撃つが
ブーンが撃った瞬間覆面の男性はドラム缶に隠れる

(;^ω^)「はあはあ・・」

ブーンは銃を構えながらドラム缶のほうへ向かう
ドラム缶のほうへ足を運んでいると倉庫の上でガタッという物音が聴こえた

( ^ω^)「!?」

ブーンは物音につられて上を見る
すると覆面の男性がドラム缶から身を出し、一気にブーンに銃を撃ってくる

31 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:16:22.70 ID:X/DWz64f0
( ^ω^)「ぐわああっ!!」

ブーンは覆面の男性が撃ってきた弾を2発くらってしまう

(;^ω^)「うっ・・ぐっ・・・」

ブーンは倒れなかったが、ダメージは大きかった
すると覆面の男性がドラム缶から完全に身を出し、こっちに向かってくる

(;^ω^)「!?」

覆面の男性「おいおい、俺を失望させないでくれよ。ブーン。君はディオに勝ったくらいだから
      もっとできる奴だと思ってたのに。」

(;^ω^)「こ、この声は・・・!!」

そう、ブーンにとってこの声は聞き覚えのある声だった

覆面の男性「俺が誰だかわかるか?」

覆面の男性は自ら覆面を取る

ドドドドドゴゴゴゴゴゴゴ

(;^ω^)「お、お前は・・・」

覆面の男性の正体はなんとボブだった

32 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:17:05.57 ID:X/DWz64f0
(;^ω^)「な・・!?何でこんなことをしているんだお!?」

ボブ「ブーン、ここは刑務所の中だ。全員何かの罪を犯してここにいる。
   そんな奴がテロリストなんかしていて何ら不思議ではないだろ?」

(;^ω^)「違うお!ボブは優しい人だったのにこんなことするわけないお!!」

ボブ「ブーン・・俺はお前だから優しく接していたんだ・・・」

( ^ω^)「え?」

ボブ「君が大統領側の差し金と知った今となってはもうどうでもいいことだがなっ!!」

( ^ω^)「大統領・・・?何のことだお?」

ボブ「ブーン、もうとぼけなくていいぜ。君は今、俺に騙されて、はらわたが煮えくり返っているだろう・・
   俺もはらわたが煮えくり返っている!!愛する人がまさか敵だったとはなっ!!」

(;^ω^)「・・・」

ボブ「さあ!!銃を構えろ!!それが開始の合図だ!!ここでお前とお前との思い出を葬ってやるっ!!」

33 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:17:44.83 ID:X/DWz64f0
(;^ω^)「ボブ・・・」

ブーンは銃を構えようとしなかった

ボブ「どうした?銃を構えないなら、試合放棄とみなし俺は勝手に撃つぞ?」

ボブはブーンに銃口を向ける

(;^ω^)「嫌だお!例えボブがテロリストでもできないお!!」

ボブ「ふんっ!偽善者め!!」

ボブはブーンを撃つ

(;^ω^)「うがあっ!!」

ボブの右脚に銃が当たる

ボブ「さあ・・・反撃しないと君は俺に一つも傷を負えないまま死んでしまうぞ?」

ボブはさらにブーンに向かって銃を撃つ

( ^ω^)「うあああああっ!!!」

34 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:18:20.49 ID:X/DWz64f0
ブーンはボブが撃った銃をくらいまくり、血だらけになる

(;^ω^)「う・・うぅ・・・」

ボブ「ふんっ!反撃してこないからつまらなくなってきたな。そろそろ終わらせるか」

そう言ってブーンの心臓を狙うボブ

( ^ω^)「はあはあ・・・ボブ」

(;^ω^)(あんな優しかったボブがこんなことを・・・しかも僕を裏切って・・・)

だんだんブーンはボブに対して怒りがこみあげてくる

ボブ「さあ!終わりだ!!」

ボブは銃のゆっくりとブーンに向かって引き金を引こうとした瞬間、ブーンは銃の引き金を引きボブのほうに
向かって3発撃つ

ボブ「何!?」

35 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:19:47.59 ID:X/DWz64f0
しかし、ブーンが撃った銃の弾はボブから外れる

ボブ「おいおい、一体どこを撃ってるんだよ、ブーンww」

しかし、ボブの腕と脚からいきなり血がふき出し、脚がガクッとなる

ボブ「な、何いいぃぃ!?」

ボブが脚を見ると銃で撃たれた跡があった

ボブ「ば、バカな!?一体何故!?ブーンが撃った弾は外れたはずだ!!」

ボブは後ろを見る
するとボブの後ろにはドラム缶があり、ドラム缶には銃の弾が跳ね返ったような跡があった

ボブ「な・・・!?ま、まさか・・」

( ^ω^)「跳弾だお。跳弾は普通に撃つのより、ダメージは大きいんだお」

ボブ「くっ・・ブーン!!」

( ^ω^)「これで条件は同じだお!ボブ!!覚悟するお!!」


36 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:20:28.27 ID:X/DWz64f0
ボブ「ブーンがそんな知識を持っていたとはな・・・ディオに勝つのも
   うなずけるかもしれないな」

( ^ω^)「勝ってないお。引き分けだお!」

ボブ「そうなのか?まあ、どっちでもいいがな!ブーン・・・俺は後、この銃に一発しか弾が入っていない
   つまり、次で俺が外してしまうと自動的に負けということだ」

( ^ω^)「・・・」

ボブ「ブーン、わかるな?次の一発で決着がつくんだ!!」

( ^ω^)「・・・」

ブーンは黙ったまま口を開かなかった

ボブ「さあ、銃を構えろ!この一発に全身全霊をこめて撃ってこい!!」

( ^ω^)「・・・」

ブーンは無言で銃を構えようとする

ボブ「さあ!行くぞおおぉおぉおお!!」

二人の銃から引き金がひかれる

37 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:23:03.18 ID:X/DWz64f0
ブーンが撃った弾はボブの心臓に命中し
ボブが撃った弾もブーンの心臓に命中した

( ^ω^)「ぐうっ!!」

ボブ「ぐああぁっ」

二人は吹っ飛び、倒れる

ボブ「がふうっ!ま、まさか相打ちに終わるとはな・・・しかし俺は後悔はしていないぞ・・
   好きだった奴と同じところで死ねるな・・ん・・・・・。」

ボブは意識が完全になくなる
ボブが完全に意識を失うとブーンの指がぴくっと動く



38 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:24:09.55 ID:X/DWz64f0
( ^ω^)「うっ・・・」

ブーンは生きていた

( ^ω^)「生きているお・・・」

ブーンは心臓のところを服の上から触る
すると、そこにはボブがくれたネックレスがあった

( ^ω^)「・・・」

ブーンはネックレスをみつめていると、だんだん涙が溢れてくる

( ;ω;)「うっ・・ボブ・・・」

倉庫の中はさっきの銃撃戦とは嘘のように静かになり時が止まっていたようだった
倉庫の中で二人の愛と友情が消えた


39 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:24:54.20 ID:X/DWz64f0
ブーンとボブとの銃撃戦から2週間が過ぎる

保健室の中のベッドの中でブーンは横になっていた

( ^ω^)「退屈だお・・・」

ボブとの銃撃戦で重症を負ったブーンは保健室で治療を受けていた

( ^ω^)「先生!僕のケガはまだ治らないのかお?」

(*´・д・)「まだ一週間しか経っていないのにまだに決まってるでしょ!全く!あんたは毎度毎度大怪我をしてきちゃって!!」

( ^ω^)「ごめんだお。でも退屈だお。何かすることないかお?」

すると保健室にフォックスが入ってくる
フォックスは松葉杖をついていた。まだ完全にケガは治っていないようだ

<`ー´>「よう、ブーン」

( ^ω^)「あ、フォックス!よかったお。退屈で退屈でしょうがなかったんだお!」

<`ー´>「そうなのか?まあ、退屈ならちょうどいい。お前に話があるんだ」

40 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:25:58.61 ID:X/DWz64f0
( ^ω^)「話?何だお?」

<`ー´>「ドルフィンさんと約束していただろ?俺がドルフィンさんの代弁で話してやるよ」

( ^ω^)「あ!そういえばそうだったお!鏡はどうなったんだお?」

<`ー´>「鏡は俺の仲間が取り返してくれたよ」

( ^ω^)「そいつはよかったお」

<`ー´>「で、えっとまず何から話せばいいのやら・・・」

( ^ω^)「・・・僕のトーチャンのことを話してほしいお」

<`ー´>「ブーンの父さんか・・いいのか?聞くと辛い思いをするかもしれないぞ?」

( ^ω^)「別にいいお。覚悟は前から出来てるお」

<`ー´>「ブーンの父さんは・・・」

41 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:27:03.88 ID:X/DWz64f0
<`ー´>「もうこの世にはいないんだ・・」

(;^ω^)「え!?」

<`ー´>「ブーンの父さんは俺達と一緒に政府に所属していたんだ。しかしテロリストによって殺されてしまった・・・」

( ^ω^)「・・・」

<`ー´>「辛いか?この話は一旦やめて、続きはまた今度にしていいぞ?」

( ^ω^)「大丈夫だお。続けていいお」

<`ー´>「そうか。わかった・・・そうだな・・やっぱり順番に話そう」

<`ー´>「テロリストに三種の神器を奪われた大統領は俺達政府に三種の神器を奪い返すように命令したんだ。
     三種の神器っていうのは古くから伝わるいい伝えで、この三種の神器を保管しておくと国が繁栄する神秘の力を
     持っているらしいんだ。テロリストがこれを奪ってきたのは大統領の政治が納得いかなくて国に反乱を起こしたかった
     からだろう。そして俺達がこの刑務所の中に三種の神器があることを見つけると、ディオと互角の勝負をしたお前がいて
     お前を味方にしようと思ったわけだ。ちなもにドルフィンさんは大統領側近の大臣だ!」

( ^ω^)「そうだったのかお。もしかして刑務所の中に僕を入れたのもあんた達かお?」

<`ー´>「?いや、それは俺達じゃない。俺達政府がこの刑務所に三種の神器を見つけたときにはお前はもうここにいたんだ」

42 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:28:12.80 ID:X/DWz64f0
( ^ω^)「そうかお・・・」

<`ー´>「でも、それはどういうことだ?ひょっとして無実でここに入れられたのか?」

( ^ω^)「そうだお。僕は無実なんだお」

<`ー´>「な!?マジかよ!証拠とかはどうなったんだ?」

( ^ω^)「わからないお。状況を把握できないままこの刑務所に入れられたんだお!」

<`ー´>「そうなのか・・・わかった!そのことを大統領に言って出所してもらうように頼んでみるよ!」

( ^ω^)「ありがとうだお!恩に着るお!」

<`ー´>「あぁ、まかせとけって!ただし無実の場合だけどなっ!」

( ^ω^)「大丈夫だお!僕はれっきとした無実だお!」

<`ー´>「そうか!じゃあ大統領にそう伝えておくよ!」

そう言ってフォックスは保健室から出る

43 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:29:14.98 ID:X/DWz64f0
フォックスは刑務所内の電話でドルフィンに電話する

【´┌⊇┐`】「はい、ドルフィンだ」

<`ー´>「ドルフィンさんですか?大統領にかわってくれませんか?」

【´┌⊇┐`】「大統領に何の用だ?電話で大統領と話すのは危険だ。私が用件を聞いて、それを大統領に話そう」

<`ー´>「わかりました。一応さっきブーンに話してきました」

【´┌⊇┐`】「そうか。それはご苦労だったな・・・」

<`ー´>「ただブーンが大統領の子供だということだけは言ってませんが・・・」

【´┌⊇┐`】「それはそれでいいんだ。大統領自らそれはふせてくれと言っていたからな。」

<`ー´>「何故、大統領は自分が親だということを隠すのです?」

【´┌⊇┐`】「大統領はブーンが小さい頃、奥さんと離婚してブーンは幼い頃から父親なしで育ってきている。
        ブーンが大人になった今、私が父親と名乗るものが現れるとブーンは今頃父親顔して来るな!と
        ブーンは言うと大統領は思っているのだろう。それでブーンは父親を恨み、父親が大統領と知る事によって
        大統領が政治しているこの国自体をブーンが嫌いになってしまうと思っているのだ。大統領は自分は嫌われてもいいが
        大統領が愛するこの国だけは嫌いになってほしくない。そう願って大統領は自分が大統領だというころを隠しているのだ」

<`ー´>「そうだったのですか・・・」

44 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:31:07.01 ID:X/DWz64f0
その頃ブーンは、フォックスが帰って暇になっていた

( ^ω^)「フォックスが帰って暇になったお。ちょっと昼寝でもするお」

三種の神器の件が終わり、ブーンは保健室で休養する。
しかし、ブーンが何故この刑務所に入れられたのか、まだ謎のままだった
これから新たな危機が迫り来ることをブーンは知らず、刑務所の中で暮らしていた・・・

第7話 完

To Be Continued

45 名前: ◆x4rswkGbI2 :2007/02/24(土) 01:33:32.80 ID:X/DWz64f0
第8話が出来次第、また投下したいと思います
読んでくれた読者の方々、ありがとうございました

46 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 01:36:39.87 ID:dolX5r8IO
乙ー

47 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 01:40:00.65 ID:a8MDGok7O
乙!!

48 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 01:47:12.88 ID:kclvyeJ4O


まだ続くんだな

49 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 02:30:00.88 ID:h9W4LI+DO
乙!続きがんがって

50 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 02:37:11.57 ID:oIyQgSqnO


51 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 03:17:38.52 ID:3iWOFAdgO
/(.^.)\

52 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 04:06:58.21 ID:h9W4LI+DO
保守

53 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 04:49:14.54 ID:h9W4LI+DO
寝る前の保守

54 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 05:25:57.00 ID:McGeM5c3O
これはすごい説明口調
捕手

55 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 09:37:47.43 ID:ARmMGcBLO
作者は中学生なの?

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