第1話

1 :愛のVIP戦士:2007/02/15(木) 01:21:48.59 ID:CgJ8rfo30
( ^ω^)「大学は今日休みだしネトゲするお♪」

ブーンがネトゲをしようとした瞬間家のインターホンが鳴る
ピンポーン

( ^ω^)「誰だお?出るのめんどいから居留守使うお。」

ピンポーンピンポーン

(#^ω^)ビキキッ「・・・」

ピンポーンピンポーン

(#^ω^)「しつけー」

(#^ω^)「しょうがない。出るお」

2 :愛のVIP戦士:2007/02/15(木) 01:22:23.99 ID:CgJ8rfo30
ブーンは玄関に向かう

( ^ω^)「はーいだお」

ブーンは玄関を開けた瞬間、男性に拘束される

(;^ω^)「何するお!!やめるお!!」

警察「内藤ホライゾンだな!?お前を殺害容疑で逮捕する!!」

( ^ω^)「殺害!?何のことだお!?」

警察「つげこべ言わずに来い!!」

( ^ω^)「うあああああ」


3 :愛のVIP戦士:2007/02/15(木) 01:23:20.19 ID:CgJ8rfo30
警察A「早いところ罪を認めたほうがいいぞ。証拠はもうそろってるんだ」

警察B「そうだ。凶器にお前の指紋がついていたんだ」

(;^ω^)「何のことだお!?殺害なんかしてないお」

警察B「まだそんなことを言うのか。凶器には被害者の血がついていて、
   その凶器にはお前の指紋がついていたんだ。お前以外に誰が考えられる?」

(;^ω^)「・・・」

警察A「内藤ホライゾン!殺害を認めるな?」

( ^ω^)「・・・」

警察A「何とか言わんかぁあぁあああああ!!」

(#^ω^)「だから僕はやってないて言ってるんだお!!!」

警察がブーンを殴る

( ^ω^)「ぐああっ!」

( ^ω^)「何するんだお!!」

警察A「内藤ホライゾン・・お前が容疑を認めるまで俺は殴るのをやめないぞ・・」

警察B「俺も参加させてもらおう」

( ^ω^)「うっ・・うぁっ・・・やめるおーーーーー!!!!!」

5 :愛のVIP戦士:2007/02/15(木) 01:24:39.40 ID:CgJ8rfo30
ブーンは警察に無理やり容疑を認めるようにされたブーンはVIPEER刑務所に移送された

看守長「これからお前には番号が与えられる!お前の番号はA1005だ!この番号を呼ばれたら
    メシ食ってようが何してようがお前のことだ!」

看守長「A1005!!これから身体検査を行う!身に着けてるもの所持品をこのトレイに出せ!!」

( ^ω^)「うぅ・・・何でこんなことになるんだお・・」

ブーンは裸になり身長、体重、視力などを検査する

( ^ω^)「ふう。やっと終わったお」

一人の囚人がこっちを見ていることにブーンは気付く

( ^ω^)「ん?」

一人の囚人(ウホッいい男)

( ^ω^)「・・・?」

6 :愛のVIP戦士:2007/02/15(木) 01:25:22.86 ID:CgJ8rfo30
所長「え〜、私がこのVIPPER刑務所の所長のビップです」

所長「この刑務所では自由に所定の敷地内を歩いたり運動したりできます。電話も自由にいくらかけてもかまいませんし
   、シャワーも読書も自由です。質問がある人はいますか〜?」

所長「ないようですね。」

看守「全員左に向けえぇぇ」!支給品を受け取り通路の奥へ!これから始まる個々の房へ入房するぞ!!」

ブーンはこれから自分が住む房へ案内される

看守「ここがお前の場所だ!」

( ^ω^)「・・・」

ブーンが房へ入るとさっき身体検査のときにこっちを見ていた囚人がいた

10 :愛のVIP戦士:2007/02/15(木) 01:51:33.52 ID:CgJ8rfo30
さっきの囚人「よろしく」

( ^ω^)「よろしくだお。名前は内藤ホライゾン。ブーンでいいお」

さっきの囚人「俺はボブ。君ここに入るの初めて?」

( ^ω^)「・・・初めてだお」

ボブ「そうか。俺はこれでここに入るの3回目なんだが君を見るの初めてだからな」

( ^ω^)「とりあえずこの所持品置きたいんだけど、ベッドの下を上のどっちに置けばいいお?」

ボブ「あ〜、上でいいよ。俺高いところ苦手なんだ」

( ^ω^)「わかったお」




11 :愛のVIP戦士:2007/02/15(木) 01:52:45.92 ID:CgJ8rfo30
ボブ「そういえばブーン。君ここに入るの初めてなんだろ?」

( ^ω^)「そうだお」

ボブ「そうか。ならあまり他の囚人からお金を貸してと言われても貸すなよ。絶対だ!」

( ^ω^)「・・・?わかったお」

ブーンはそのとき刑務所に入れられたショックで何故貸したらいけないのかなどのことは深く考えなかった

ボブ「今日は出房時間は終了だから、出れないから何でここに入ったかとかの話をしようぜ」

( ^ω^)「僕は無実だお」

ボブ「?」

ボブ「あぁ、何か言いたくないんだな」

( ^ω^)「・・・」

ボブ「俺は捕まった理由は・・・」

15 :愛のVIP戦士:2007/02/15(木) 02:16:49.19 ID:CgJ8rfo30
ボブ「俺が捕まった理由は万引きしてたらさ〜、運悪く監視カメラにうつってよ〜・・・」

( ^ω^)「・・・」

ボブはブーンが凹んでいる様子に気付く

ボブ「まあ、こんな話はいいか!出房時間も終わってるし、今日はもう寝よう寝よう!」

( ^ω^)「・・・おやすみだお」

ブーン達は就寝につきブーンはベッドの中で考えことをしていた

( ^ω^)(・・何でこんなことになったんだお・・・)

ブーンはどうすることもできずに涙を流した

( ;ω;)(うぅ・・・家に帰りたいお・・)

16 :愛のVIP戦士:2007/02/15(木) 02:19:20.71 ID:CgJ8rfo30
ブーンは泣き疲れていつのまにか寝ていて、起きると朝になっていた

( ^ω^)「ん?もう朝かお?」

ブーンはまわりを見回すとそこは昨日から住んでいる房の中だった

( ^ω^)「そうだったお。僕は昨日から刑務所の中にいるんだったお」

ブーンはふうっと溜め息をつくと開房の点呼が鳴った

ジリりりりりり

( ^ω^)「うおっ!びっくりしたお!」

ボブ「ん〜?あ〜もう朝か・・・」

( ^ω^)「おはようだお」

ボブ「あ、ブーンおはよう」

ブーンは着替えを終え、朝食に行く準備をする

( ^ω^)「これでおkと!」

( ^ω^)「朝食の時間だから先に行ってるお」

ボブ「おう」

17 :愛のVIP戦士:2007/02/15(木) 02:20:43.36 ID:CgJ8rfo30
ブーンは一人で食事をしていると一人のDQN囚人がやってきた

DQN「ここいいか?」

( ^ω^)「どうぞだお」

DQNはブーンの隣に座って食事を始める

DQN「お前昨日から入った新人か?」

( ^ω^)「そうだお」

DQN「そうか、じゃあ挨拶変わりにこれやるよ」

DQNはそう言うと自分が嫌いなサラダをブーンにあげた

( ^ω^)「い、いらないお。僕はサラダは嫌いなんだお」

DQN「あ〜ん、お前よ〜、俺がせっかくやったサラダがいらないってか〜?」

( ^ω^)「ち、違うお。僕はサラダがき・・・」

DQNはブーンを殴る

( ^ω^)「ぐあああ」

DQN「てめえ調子こいてんじゃねえぞおぉおコラ〜!」

21 :愛のVIP戦士:2007/02/15(木) 03:21:00.15 ID:CgJ8rfo30
DQN「オラオラオラ!!てめえここに入ったばかりなのにいい気になってんじゃねーよ!!」

( ^ω^)「いい気になってないお!痛いお!やめてくれお!」

DQN「っせえんだよ!!俺はお前が泣くまで殴るのをやめない!!」

( ^ω^)「痛いお痛いお」

DQN「フハハハハハ!ちょっとはやり返してきたらどうなんだよ〜www
   ずっと俺のターン!!・・みたいな感じだぜ?www」

看守「こら!お前達!何やってるんだ!!」

DQN「ちっ」

( ^ω^)「うぅ・・痛かったお・・」

看守「これからお前達は言動を慎むように!!わかったな!?」

DQN「へいへいwwわかりやしたよサーセンwww」

22 :愛のVIP戦士:2007/02/15(木) 03:22:49.77 ID:CgJ8rfo30
ブーンは残っていた朝食を食べ終え、食器を片付けているとボブが朝食をとりにやってきた

ボブ「!おい!ブーン!どうしたんだ!?そのケガ!?」

( ^ω^)「・・・何でもないお」

ボブ「何でもないことないだろ!!誰かに殴られたような跡があるじゃないか!!」

( ^ω^)「ほっといてくれお」

ボブ「いや・・・ちょ・・おい!!」

ブーンはそう言うと自分の房に帰った



25 :愛のVIP戦士:2007/02/15(木) 03:27:07.46 ID:CgJ8rfo30
( ^ω^)「痛たたた。いっぱい殴られたお。
       何でこんな目にあわなきゃならないんだお・・・」

ブーンはDQNの理不尽な行為と無実で刑務所に入れられた悲しみでまた涙が出てきた

( ;ω;)「うぅ・・もう嫌だお。こんなところ早く抜け出したいお。早く家に帰りたいお」

さっきのDQNがブーンの房へやってくる

DQN「おい!ちょっとトランプのババ抜きやるんだけどよ〜、
  人数足らないからお前も一緒にやらねえか?」

DQNは何かたくらんでそうな顔でブーンを誘う

( ^ω^)「トランプ・・わかったお。やるお」

ブーンは本当は断りたかったが断るとまたさっきのように殴られたりするだろうから
断ることができなかった

DQN「そうかwwじゃあこっちでやるからついてこいよwww」

30 :愛のVIP戦士:2007/02/15(木) 03:58:27.72 ID:CgJ8rfo30
DQN「さてやるか!」

( ^ω^)「・・・」

ブーンは、本当は楽しくできるババ抜きをこんなDQN達相手に
ババ抜きを楽しめるはずがなかった

DQNの仲間「よっしゃー俺上がりー!」

次々と上がっていく人が続出する

( ^ω^)「やった僕も上がりだお」

ブーンも何とか上がり、ババを最後まで持っていたのは朝食のときにブーンを殴ったDQNだった

DQN「ふんっ。まあ、いいさ。次からが本番だからな」

( ^ω^)「?」

DQN「次から最後までババを持っていたやつは全員からボッコボコな!」

31 :愛のVIP戦士:2007/02/15(木) 03:59:46.35 ID:CgJ8rfo30
( ^ω^)「!」

( ^ω^)「嫌だお!!何でボコボコにされなきゃいけないんだお!」

DQN「ようは負けなきゃいいんだよ、負けなきゃ。どうする?やめんのか〜?」

( ^ω^)「やめるお!バカバカしい!!」

DQN「別にやめてもいいけど途中でやめるやつは強制で全員からフルボッコな!」

DQNの仲間達がニヤニヤこっちを見ている

( ^ω^)「うぅ・・・わかったお!やるお!」

DQN「そうこなくっちゃな!www」

42 :愛のVIP戦士:2007/02/15(木) 12:43:22.13 ID:CgJ8rfo30
DQNの仲間「よっしゃー!俺も上がったぜーーー!!」

ブーンはDQNとDQNの仲間達とババ抜きをしている中、次々と上がっていくものが続出する

(;^ω^)「うぅ・・やばいお」

気がつくと後残ってるのはブーンとDQNだけだった

( ^ω^)「・・・」

ブーンは自分の手札を見てみると自分の手札にはババはない
どうやらババを持っているのはDQNのほうだった

DQN「ほら、どうした?お前の番だよ!俺のカードを引けよ〜」

( ^ω^)「僕の手札は残り一枚・・・これで引いたのがババじゃなかったら上がれるお」

DQN「ほらほら、早く引けっつってんだよ!!」

( ^ω^)「どっちがババなんだお。わからないお・・・」

DQN「早くしろ!!!」

( ^ω^)「・・神様!!!」

ブーンはDQNの手札からカードを引く


43 :愛のVIP戦士:2007/02/15(木) 12:45:57.93 ID:CgJ8rfo30
ブーンはDQNから引いたカードを恐る恐る見る

( ^ω^)「・・・」

( ^ω^)「!」

DQN「ぶっはっはっはっ!!残念だったな!!!」

ブーンが引いたカードはババだった

(;^ω^)「くそっ!でもまだ終わりじゃないお!ババを引かせたらまだチャンスはあるお!!!」

DQN「さ・て・と、どっちにしようかな〜♪」

DQNはブーンの手札を裏から観察するようにみる

DQN「ん〜〜〜、こっちにするか♪」

DQNはババじゃないほうの普通のカードを引く

DQN「ぎゃはははははーっ!!!俺も上がりだーーー!!!!!」

( ^ω^)「・・・」

DQN「残念だったな!!実はこれババのカードの切れ端を少し折ってあって、
  どれがババなのか見分けがつくようにしてたんだよっ!!」



44 :愛のVIP戦士:2007/02/15(木) 12:47:25.26 ID:CgJ8rfo30
( ^ω^)「な!?そ、そんなのイカサマだお!!この勝負は無効だお!」

DQN「イカサマに気付かないほうが悪いんだよ!このウ゛ォケwwwはじめに約束した罰ゲームは守ってもらうぜ!」

( ^ω^)「う、うぁ・・」

DQNとDQNの仲間達は一斉に立ち上がりブーンに向かってくる

( ^ω^)「やめるお!!僕のそばに近寄るなおぉぉぉおおお!!!」

DQNとDQN達はブーンを囲みブーンをボッコボコにする

DQN「おらおらおら〜!!」

( ^ω^)「痛いお痛いお。やめてくれお」

51 :愛のVIP戦士:2007/02/15(木) 17:18:03.97 ID:CgJ8rfo30
看守「おい!お前達!何やってるんだ!!」

看守はブーンとDQNを見る

看守「・・・またお前達か。お前達全員強制懲罰隔離房に収容する!!」

DQN「な!?ちょっと待ってくれよ!ちょっと男同士でじゃれあっただけだよ!許してくれ!」

看守「うるさい!!早く来い!」

看守はDQNを強制懲罰隔離房に連れて行き、その後他の看守達がやってきてブーンとDQNの仲間達全員
強制懲罰隔離房に連れて行かれた

52 :愛のVIP戦士:2007/02/15(木) 17:36:32.05 ID:CgJ8rfo30
看守「受刑番号A1005氏名内藤ホライゾン!これで2度目だ!お前が問題を起こしたのは!
   しかし立場的に被害者に見えたという報告があったので収容期間は1ヶ月のところを
   1週間にし、この完全個室の房で一日の食事と一日のシャワー以外は禁止とする!わかったな!?」

( ^ω^)「・・・」

ブーンは強制懲罰隔離房に収容される

( ^ω^)「うぅ・・真っ暗だお。一人だお。寂しいお」

( ^ω^)「・・・」

ブーンはその房にある唯一外が見れるところから外の景色を覗きこんだ

( ^ω^)「あ、鳥さんがいるお」

鳥は外で気持ちよさそうに空を飛んでいた

( ^ω^)「鳥さん空を飛んで気持ちよさそうだお。
       僕もあんなふうに自由に空を飛べるようになりたいお。」

その日の夜、ブーンは空を飛ぶ夢をみた

⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン 空は気持ちいいお♪

第一話 完

To Be Continued


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