内藤エスカルゴ - 現行作品一覧 - ( ^ω^)はポッポのようです - 第4話
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/16(木) 03:11:01.43 ID:eUC2nfVDO
第4話


( ^ω^)「おっおー!いい朝だお〜」

昨日、麦藁の子に森の入り口まで送ってもらった僕達は結局ポケモンセンターで一夜をすごしたお。
あそこ、食事に寝床にといたせりつくせりなのにタダとかwwww

レッド「今日はきちんと道にそっていくから大丈夫だって!!」
(;A;)「やだやだやだよぉ〜」

視界のすみで駄々ごねが見えるのは気のせいだお!!

('(゚∀゚∩「昨日のは一生の不覚だよ!!もう負けないよ!」
( ^ω^)「お!糸、とれたのかお?」
('(゚∀゚∩「とれたよ!!」

レッド「よーし!!じゃぁ出発するぞー!」
('A`;)「ま、待ってよぉ!置いてかないでよぉ!ついてくよぉ!」

レッドさん、ドクオの扱い方をマスターしたみたいだお〜

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/17(金) 19:42:16.37 ID:4S4QL+tWO
( ^ω^)「おっおっwドクオ、今は朝だから昨日みたいに暗くないから大丈夫だお」
('(゚∀゚∩「朝が終われば昼がくるよ!昼が終われば夜がくるよ!夜が終わr…(;A;)「暗いの怖いよぉ!!」
(;^ω^)「ちょwwwなおるよいらんこと言うなおw」

まぁそんなこんなで僕達は再びトキワの森に入っていったんだお。

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/17(金) 19:43:58.80 ID:4S4QL+tWO
レッド「なになに…“スピアーの巣に注意!”かぁ〜」

トキワの森に入ってしばらくすると看板があったお。

レッド「げぇ…スピアーかぁ…怖いなぁ」
(;A;)「おっきなドクバリこわいよぉ!!」

スピアーっていうと確かビードルの進化したやつだったかお?
あいつには僕はいい思い出ないお…

('(゚∀゚∩「この時期のスピアーは凶暴だよ!新しい女王が決まるんだよ!」
( ^ω^)「お!やっぱりなおるよは詳しいんだおね」
('(゚∀゚∩「奥に行くとスピアーの巣があるよ!スピアーの巣には近づいちゃだめだよ!」
(;^ω^)「無駄に近づいたらなにが起こるかは想像できるお…」

障らぬスピアーに祟りなし、だお。

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/17(金) 19:47:53.28 ID:4S4QL+tWO
途中ビードルやキャタピーが何度か飛び出してきたけど、なおるよと僕で圧勝だったお。ゲプッ。

「トレーナーはっけーーん!!!!」
(^ω^;)「お?またトレーナーだお!!」

森の中盤にさしかかると、たくさんの麦藁帽子をかぶった少年がいたお。
この人数でお揃いかお(笑)
うけるんですけど(笑)

レッド「また虫取り少年かぁ…」
('A`)「なんかなれてきた」

ドクオですらガクブルしなくなるくらい、この森では虫ポケモンばかりでてくるお。

( ^ω^)「じゃぁドクオ戦えお」
('(゚∀゚∩「そうだよ!戦いになれなきゃ捨てられちゃうよ!」
('A`)「うん、ちょっといってみるわ」
(;^ω^)「お!?」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/17(金) 19:50:15.60 ID:4S4QL+tWO
なんてこったい!!
冗談半分でけしかけたのに、あのドクオがついに戦うって言い出したお!?

虫取り「今日の朝早起きして捕まえたムシコレクションを見せてやる〜!!!」

おー…やっぱり最初はキャタピーですかおw
見飽きたおww

('A`)「レッド、俺戦ってみる」
レッド「ん??ドクオ、どうしたんだ?」

ドクオがキャタピーの前に立ちはだかるのを見てレッドさんが首をかしげてるお。

レッド「そんなとこにいたら戦いに巻き込まれちゃうぞ?」
('∀`)b「俺もやるときはやるぜ…」

ドクオがレッドさんの方を振り返りニヤッと笑ったけど…
きめぇお。

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/17(金) 19:53:28.83 ID:4S4QL+tWO
レッド「ドクオ!戦う気になったのかぁ!?」

レッドさん、めっちゃ嬉しそうだお。

レッド「よ〜し!それじゃぁドクオ、ひっかくだ!!」
('∀`)「ドクオ、いっきまーす!!!」

レッドさんの命令と同時にドクオが走りながら腕を振り上げて、キャタピーまで距離を一気につめて…
やっぱりヒトカゲって強いんだおね〜
キャタピーがドクオに糸を吐こうと頭を上げた瞬間には勝負はついたお。

(×。×)「きゅぅ…」
虫取り「おいらのキャタピー!!!」

ドクオが爪を戻した時にはキャタピーはお腹を向けて倒れてたお。

('A`)「…また、つまらぬものを切り裂いてしまった……」

こいつマジきめぇお。

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/17(金) 20:06:21.58 ID:4S4QL+tWO
レッド「やるじゃないかぁ!!ドクオ〜!」

レッドさんに頭をなでてもらってドクオ、照れてるおww

('∀`)「ふひw俺、けっこうやるじゃんww」

きめぇw
けどこれでドクオのポケモンへの恐怖心が薄まったならよかったお〜

('(゚∀゚∩「人見知りなおったよ!!」
( ^ω^)「おっおっwよかったおw」

虫取り「お前やるなぁ!けど…でてこい!おいらのトランセル!!!」

トランセルって身が堅くてあんまうまくないんだお…
だから僕はキャタピーの方が好きです。

レッド「ドクオ!まだいけるよな?」
('∀`)+「余裕ww」

ドクオは再び腕をふりあげてるお。
そっか…こいつまだひっかくしか覚えてないんだったおね(笑)

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/17(金) 20:08:39.89 ID:4S4QL+tWO
虫取り「ふっふっふ…オイラのトランセルの固くなるはすg…('A`)「うっせ…!」

ドクオが動けないトランセルに攻撃を仕掛けるのは造作ないことだったお。
卑怯だけど…

( ^ω^)「悲しいけど、これって戦争なのよねー」
('(゚∀゚∩「あいつ鬼畜だよ!!」

ドクオに引っかかれたトランセルは、静かに横たわってるお。

虫取り「オイラのトランセルがぁ!!うわぁぁぁん!!!」

虫取りの少年が泣きながらドクオをにらんでるお。
当たり前っちゃ当たり前だけど。

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/17(金) 20:09:40.32 ID:4S4QL+tWO
虫取り「やい!お前卑怯じゃないか!!」

お?
少年はレッドさんに文句をつけはじめたお。

虫取り「オイラはまだ戦う準備できてないのに攻撃を仕掛けてくるなんて…」

少年がトランセルをボールに戻しながら文句言ってるお。
負けた理由語り(笑)ですかおww乙wwww

レッド「わ、悪かったよ…ドクオもわざとやったわけじゃないんだ、こいつまだ戦闘になれてなくてさ…」
虫取り「そんなの関係ないね!!ルール違反にはかわらないさ。ルール違反だなんてトレーナーとして最悪だ!」
レッド「そ、そんなぁ…」
虫取り「でもオイラは優しいから許してあげないこともない」

少年をニッと笑ってるけど、あんま気持ちいい笑顔じゃないお…

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/17(金) 20:15:14.07 ID:4S4QL+tWO
レッド「ほ、本当か!?」
虫取り「ただし!!条件がある」

少年はレッドさんに向けて人差し指をあげたお。

虫取り「この森の奥にでっかいスピアーの巣があるのは知ってるよな?」
レッド「あぁ、看板に書いてあったやつだろ?」
虫取り「オイラ達虫取りはそのスピアーの巣のせいで心ゆくまで虫取りを楽しむことができないんだ。」

お?これってまさか…?

虫取り「だから、スピアーの巣を攻撃してほしいんだ」
レッド「えぇっ!?」

めっちゃ驚くレッドさん。
まぁ当前の反応だおね…

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/17(金) 20:29:36.65 ID:4S4QL+tWO
レッド「スピアーの巣を攻撃って…スピアーはどうするんだよ!?」
虫取り「この森のスピアーは本来こんなにいるはずがないんだ。今年はあることが原因でスピアーが異常繁殖したみたいなんだ…」
レッド「あること?」

レッドさんが首を傾げてるお。
あることってなんなんだお?

虫取り「それはまたあとで話すけど…本来ならもう女王スピアーが決まってこの森からスピアーが一気に飛び立つ時期のはずなんだよ。けどまだ女王スピアーが決まってないんだ…女王スピアーの統率がないとスピアーはこの森をでれない」

少年はそこでフゥとため息をついたお。

虫取り「あることっていうのは誰かが放ったスピアーのことなんだ…」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/17(金) 20:31:54.76 ID:4S4QL+tWO
レッド「それが女王スピアーとなにが関係あるんだ?」

そうだお!関係ないお!!

('(゚∀゚;∩「関係あるんだよ!!」
( ^ω^)「お?なんでだお?」

虫取り「ったく、お前はムシポケのこと全然知らないんだな…」

うっせーおムシオタww

虫取り「そのスピアーが本来女王スピアーになるはずのスピアーと争ってるんだよ」
レッド「はぁ…?」
虫取り「群れのスピアーはどちらについていいのかわからないってわけさ。強い女王についてきたいのに争いになかなか決着がつかないからな…」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/17(金) 20:38:18.21 ID:4S4QL+tWO
レッド「それで俺にどうしろっていうんだ?」
虫取り「本当ならオイラ達虫取りが何とかしたいんだけど、オイラ達のムシポケじゃスピアーには歯が立たないんだ…だからお前によそ者としてスピアーの巣を攻撃してもらいたい」

そうかそうか、攻撃か…

(゚ω゚ )「ハァァァ!!?」
レッド「えぇぇ!?」
虫取り「お前が巣を攻撃したら、争っているスピアーが怒って攻撃してくるだろうから、群れのスピアーは二匹のスピアーを比べて女王スピアーを決定できるってわけよ!!」

こいつ軽い感じで言ってるのがマジむかつくお。

('(゚∀゚;∩「……」
( ^ω^)「なおるよどうしたんだお?」
('(゚∀゚;∩「スピアーの巣に攻撃とか僕の人生オワタよ…」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/17(金) 20:45:47.91 ID:4S4QL+tWO
レッド「こ、困るよ!!そんな頼みなんか聞けない!」

レッドさん流石だお!

虫取り「ふーん…オイラは別にお前がルール違反トレーナーとしてこれからのトレーナー人生をあゆんでいくのは全然かまわないんだけどなぁ」
レッド「ぐぅ……」

なんという恐喝…(^o^)
こいつマジうぜぇお…

虫取り「そのヒトカゲでどうにかなるだろ?」

少年が役立たずのヒトカゲを指差して親指たててるお。

(;゚A゚)「ブヒッ!?おおお俺ですか!!?俺はいないよードクオは留守だよー」

ドクオは慌てレッドさんの後ろに隠れるけど、尻尾が丸見えなんだお、クソやろう…

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/17(金) 22:24:54.40 ID:4S4QL+tWO
('(゚∀゚∩「観自在菩薩般若…ブツブツ」

なおるよに至っては何か唱えてるおwwww

レッド「わかった、なんとかするよ…けど少し待ってくれ!!」
虫取り「少しって何日だよ?」
レッド「3日…3日待ってくれ!!」

レッドさん、何言ってるんだお…?

レッド「俺もまだトレーナーになりたてでスピアーにとても太刀打ちできるレベルじゃないんだ!!」
虫取り「うーん…わかった、じゃぁ3日は待つよ」

ちょwwスピアーに特攻ですかwwww死亡プラグたちますたおね!!!

虫取り「頼んだよ!それじゃぁオイラはムシポケゲットしてくるよ〜」

そう言うと少年はどっかに行っちゃったお。
勝手な野郎しねお…

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/17(金) 22:30:15.23 ID:4S4QL+tWO
レッド「皆、今日から特訓を始めるぞ!!」
(;'A`)「いたいのやだよぉ…」

お!特訓かお…
強くなるのは嬉しいけど面倒くさいお。

レッド「ホライゾンはLv.12、なおるよはLv.10、ドクオはLv.7か…」

おぉ〜僕が1番みたいだおw

('(゚∀゚∩「ホライゾンなんかすぐにぬいてやるよ!!」
( ^ω^)「負けないお」
(;A;)「強いやつやだよぉ…」

レッド「ホライゾンとなおるよはお互い闘ってトレーニングするんだ!!」

お!なおるよと闘うのかお…
おもしろそうだおw

レッド「ドクオはまずはこの森のポケモンに慣れていこうな!」
(;A;)「ヒグッ…うん…」

こうして僕達のトレーニングが始まったんだお。

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