122 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 22:54:45.52 ID:Yrw3nTUG0
第二十話

車に乗り込んでから一時間がたった。時計は10時半を指している。

('A`) 「後三十分くらいで宿泊先につくけど・・パーキングエリアによっとこうか?」

( ‐ω‐)「zzz・・」

ブーンはいまだに眠ったままだった。

('、`*川 「とりあえず寄っておきましょうか。後で行きたくなったらまずいし・・」

ξ゚听)ξ「うん、私も賛成よ」

('A`) 「それじゃあ寄ろうか。ツン、ブーンを起こしてやってくれ」

123 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 22:58:39.28 ID:Yrw3nTUG0
ξ゚听)ξ「わかったわ。ブーン、起きて!!」

( ‐ω‐)「・・・」

ξ゚听)ξ「ブーン!!」

( ^ω^)「・・お。ついたのかお?」

('A`) 「まだだよ。パーキングエリアについたから一回降りるよ」

ブーンは目の前の光景を見回した。そこには見慣れた景色が広がっていた。

( ^ω^)「いつものパーキングエリアだお!久しぶりにきたお!」

124 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 23:03:03.80 ID:Yrw3nTUG0
('、`*川 「そういえば、毎年このサービスエリアに寄ってるわね」

ξ゚听)ξ「もう御用達ねw」

毎年同じところに行くブーン一家にとって、このパーキングエリアは見慣れた物になっていた。

( ^ω^)「じゃあトイレいってくるお!」

('A`) 「俺も行きたかったんだ。一緒に行こうか」

( ^ω^)「おっおっ!いくお!」

ξ゚听)ξ「じゃあ私たちも行ってくるね。待ち合わせはどうするの?」


125 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 23:07:27.02 ID:Yrw3nTUG0
('、`*川 「あそこがいいわよ。いつもご飯食べる所・・」

('A`) 「そうですね。一番分かりやすいですから。そこにしましょう」

('、`*川 「了解よ。それじゃあ後でね♪」

男組と女組に別れて、それぞれ行動を取っていく。

( ^ω^)「おっおっ!トーチャン、今回泊まる所はどんな感じだお?」

('A`) 「よろこべ、いつもよりいい所だ。色々と設備も整っているぞ」

(*^ω^)「ホントかお!?スゲー楽しみだお!!」

('∀`) 「今年こそついてきて正解だぞ」

126 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 23:10:59.94 ID:Yrw3nTUG0
二人はトイレに着くまで宿泊する所の話で盛り上がっていた。
そして、トイレについて用を足す。だが人が多すぎてはぐれてしまう二人。

( ^ω^)「トーチャンどこいったお・・とりあえず集合場所に行けばいいお」

ブーンが食堂に歩き出そうとしたその瞬間、つなぎの男が目に入った。
そして、目が合う。

阿部「・・・・・・・」

その男は何も言わずにツナギのチャックを外しはじめたのだ。そして・・

阿部「やらないか」

( ^ω^)「こいつはまさか・・」

128 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 23:14:47.65 ID:Yrw3nTUG0
一度だけ目にしたことのある漫画「ksmsテクニック」
その漫画にこれにそっくりなシーンがあった。

(;^ω^)「阿部さん・・?」

阿部「僕の名前を知っているようだね。もう一度言う。やら・・」

その言葉を聞き終わる前に、ブーンはその場を走って後にした。

( ^ω^)「はぁはぁ・・まさかホントにあんな男が実在するなんて・・」

('、`*川 「どうしたの?ブーンちゃん、息荒くして・・」

(;^ω^)「い、いや・・なんでもないお」

('、`*川 「?」


129 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 23:16:56.41 ID:Yrw3nTUG0
('A`) 「ブーン、ちょっと・・」

ドクオがブーンを呼んだ。

(;^ω^)「どーしたお?トーチャン」

('A`) 「その慌て様・・まさか、あの男にあったのか?阿部高知・・」

(;^ω^)「!!!」

('A`) 「あいつはここのパーキングエリアにたまに出没する危険人物だ。捕まらなくてよかったな」

ブーンは思わず顔が青ざめてしまう。


131 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 23:20:13.52 ID:Yrw3nTUG0
ブーンは思わず顔が青ざめてしまう。

(;^ω^)「もし・・捕まってたら」

('A`) 「ご想像の通りだ」

ブーンの体ががくがく震える。その様子に気がついたペニサス。

('、`*川 「あら・・そんなに震えてどうしたの?ブーンちゃん」

(;^ω^)「ななななんでもないお!心配しなくて大丈夫だお!?」

いつも見せない動揺っぷりにペニサスは疑問を浮かべた。

('、`*川 「ホントに?」

ブーンの顔を覗きこむペニサス。やはりブーンはかなり動揺しているが・・

132 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 23:24:55.61 ID:Yrw3nTUG0
(;^ω^)「大丈夫だお!心配しないでお!」

あくまで大丈夫と言い張っている。

('、`*川 「そう・・」

こういうブーンは絶対に折れないので、とりあえずそれだけいっといたブーン。

('A`) 「バーちゃんにはさすがにあんな話出来ないよな。さぁ、ここは恐ろしいから早くいこうか」

(;^ω^)「いくお!!」

家族は軽食を取って、また車に乗り込む。ブーンは車に乗るまで、ずっとあたりを警戒していた。

('A`) 「もう大丈夫だよ、心配するな」


133 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 23:30:31.98 ID:Yrw3nTUG0
優しくブーンに諭すドクオ。

( ^ω^)「お・・」

('A`) 「もう大丈夫みたいだな。じゃあ行こうか」

そしてブーン家族がもう一度宿泊先へ向かったその頃・・

阿部「あぁ、いい人材を逃したな」

少し落ち込んでいる阿部さんがいましたとさ。

('A`) 「よし、もう少しで着くよ。でも二時以降じゃないとチェックインできないから、それまでどこかで待とう」

ξ゚听)ξ「そうね、暑いし、ホテルのプールにでもいればいいんじゃない?」


134 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 23:33:08.69 ID:Yrw3nTUG0
('A`) 「あぁ、確かあのホテルのプールは宿泊予定者ならタダで入れるな。かなりでかいし、そこに行こうか」

('、`*川 「賛成〜」

また少しして、無事についた4人はプールへと向かう。

( ^ω^)「ホントに今回はいつもと違ういいホテルだお・・」

ξ゚听)ξ「これはプールも期待できそうね」

('、`*川 「そうねぇ」

ゆっくりとプールへ向かう4人。入り口へ着く。

( ^ω^)「それじゃあまた後でだお」

ξ゚听)ξ「うん」

('、`*川 「ツン、行こうか」

それぞれ更衣室へと向かっていく。

135 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 23:35:49.76 ID:Yrw3nTUG0
( ^ω^)「そういやトーチャンと二人きりになるの、久しぶりなんだお」

('A`) 「そういえばそうだな・・って、もう着替え終わってるのか!?」

まだドクオは上も脱いでいないのにブーンは水着になっていた。

( ^ω^)「おっおっ、トーチャン、忘れたかお?僕がいつも着替えるのが早いことお!」

('A`) 「そういえばそうだったな。お前はいつも俺が着替えようとした時に終わってたもんな」

( ^ω^)「おっおっ!そうだお!トーチャン、待ってるから早くするお!」

('A`) 「わーってますよ」

数分後、ドクオも着替え終わった。


136 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 23:37:31.60 ID:Yrw3nTUG0
( ^ω^)「よっしゃ!いくお!」

('A`) 「はいはい・・元気だな、ブーン」

二人並んでプールへと向かっていった。女性陣はまだ出てきていない。

('A`) 「全く・・女性はこういうところが遅いよな」

愚痴を丁度言い始めてたときに・・

ξ゚听)ξ「遅くて悪かったわねえ・・・」

('、`*川 「ホントよ」

('A`) 「なっ、二人とも・・てかツン!」


137 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 23:38:39.04 ID:Yrw3nTUG0
ξ゚听)ξ「なによ?」

(*'A`) 「おま、ビキニかよ!歳考えろ!」

そういいつつも、ドクオの顔はなんだかにやけている。
ツンのスタイルはとても年齢を感じさせない、素晴らしいスタイルをしている。

ξ゚ー゚)ξ「ふふ、本当は嬉しいくせにw顔で分かるわよ」

(*'A`) 「なっ!」

('、`*川 「ほら、また顔にやけてますよ、ドクオさんw」

(*'A`) 「あっ・・!!」

( ^ω^)「ホーントしまりの無いかおしてるお・・」

ブーンも少し呆れ気味だ。ドクオは急に恥ずかしくなったからなのか、

('A`) 「・・・早くいくぞ」

138 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 23:39:10.40 ID:Yrw3nTUG0
それだけ言って、近くの椅子へと座った。ツンが静かに寄ってきた。

ξ゚ー゚)ξ「そんな落ち込まないでよw」

('A`) 「うん・・」

ξ゚ー゚)ξ「じゃ、いこうか!」

ツンはドクオの手を取って、近くのプールまで走っていった。

('、`*川 「なんかあの二人は完全に自分の世界に入ってるみたいだね」

( ^ω^)「ホントだお」

('、`*川 「ブーンちゃんは私と一緒に泳ごうか?」

( ^ω^)「そうするお!!」

139 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 23:40:15.97 ID:Yrw3nTUG0
しばらくして・・

( ^ω^)「ちょwwwバーちゃん泳ぐの速すぎだおwww」

('、`*川 「そう?まあ水泳部に入ってたからねw」

ペニサスは周りの注目を集めていた。
それぞれ、それなりに楽しんでいるようだ。
時間はあっという間に過ぎて、二時半になっている。

('A`) 「あはは〜♪待てよ〜ツン〜♪」

ξ゚ー゚)ξ「私を捕まえてごらんなさい〜♪」

完全にはたからみたらおかしい人と化していた二人。その光景を目撃するブーンとペニサス。

141 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 23:44:57.24 ID:Yrw3nTUG0
( ^ω^)「・・これは」

('、`*川 「マズイわね・・私たちまで変な目で見られちゃたまんないわ。ブーンちゃん」

( ^ω^)「?」

('、`*川 「見つからないように先に上がっちゃうわよ」

( ^ω^)「把握したお!!」

その場からこっそり抜け出し、更衣室へと逃げていったブーンとペニサス。その様子さえ気がつかなかったおかしな二人組。
十分後・・


142 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 23:47:46.78 ID:Yrw3nTUG0
('A`) 「捕まえた!」

一目の少ない所でツンを捕まえるドクオ。

ξ*゚听)ξ「ちょwww抱きつかないでよww」

(*'A`) 「ホントは嬉しい癖にww」

ξ///)ξ「もう・・」

(*'A`) 「フヒヒwwってか今何時だろう?」

ξ゚听)ξ「そういえば・・ブーンと母さんもいないわ」

('A`) 「もう二時半か!多分先にいっちゃったぞ!!」

ξ゚听)ξ「うそっ!私たちも急がないと!」

そういって二人はそれぞれ準備を済まし、ロビーへと向かっていった。そこに待っていたのは・・

143 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 23:48:58.76 ID:Yrw3nTUG0
( ^ω^)「・・・・・・」

('、`*川 「・・・・・・・」

冷たい目で自分達を見てくるブーンとペニサスだった。

(;'A`) 「そ・・そんな目で見ないで下さい・・」

ξ;゚听)ξ「そ、そうよ・・」

('、`*川 「あなた達・・自分達がどんな姿で映ってたかわかる?」

ξ;゚听)ξ「・・・・・・」

('、`*川 「あれじゃあ、痛い中年夫婦よ?」

( ^ω^)「そうだお。まだカーチャンとトーチャンは若く見えるからいいかもしれないお」


144 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 23:49:39.52 ID:Yrw3nTUG0
( ^ω^)「確かに・・綺麗なカーチャンにイケメンなトーチャンだけどお・・」

ξ*゚听)ξ(*'A`) 「・・」

思わず説教されてる立場を忘れて、照れる二人。

( ^ω^)「でも痛かった事には変わりないお。これから気をつけてお」

('、`*川 「その通りよ。頼むわね」

(;'A`) ξ;゚听)ξ「はい・・」

しょぼくれてしまう二人だった。しばらくして、部屋に案内してもらったブーン一家。
しばらく団欒を楽しみ、夕飯を食べ、風呂に行く事になった。


145 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 23:50:05.99 ID:Yrw3nTUG0
( ^ω^)「おっおっ!温泉だお!」

('、`*川 「元気いいねw」

( ^ω^)「当たり前だお!楽しみにしてたお!!」

('A`) 「よし、カギはこっちが持ってくよ。多分早いだろうし。それじゃあ向かおうか」

ゆっくりと温泉まで向かう4人。男湯と女湯に別れるところまでやってくる。

ξ゚听)ξ「それじゃあ後でね」

('A`) 「うん」

勢いよく男湯ののれんをくぐるドクオとブーン。

146 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 23:51:13.36 ID:Yrw3nTUG0
('A`) 「そういや、こうして二人で風呂に入るのも久しぶりだな」

( ^ω^)「そういえばそうだお」

話しながら服を脱いでいく二人。

( ^ω^)「よし!先いくお!とーちゃん、早くくるお!」

そのまま小走りで風呂へ向かっていくブーン。

('A`) 「やっぱはえーな・・」

その姿を呟きながら見つめたドクオ。


147 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 23:51:29.75 ID:Yrw3nTUG0
('A`) 「さて、俺も準備できたし、行くか」

ドクオもゆっくりと扉に向かっていった。

( ^ω^)「トーチャン、おせーお!!」

やはり、お風呂時というのもあってか結構人が沢山いた。もうブーンは頭、体を洗って湯舟に浸かっていた。

('A`) 「はやっ!俺も洗ってくるよ」

ドクオもゆっくりと頭、顔、体を洗って、ブーンの近くの湯船に浸かる。

('A`) 「ふぅー、やっぱ温泉はいいな。体の疲れが取れる気がする」

( ^ω^)「いや、それは気のせいですお」

('A`) 「んなわけあるか!いいか、温泉ってのはな・・」

148 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 23:51:53.34 ID:Yrw3nTUG0
それからドクオの温泉についての話が五分程続いた。

('A`) 「とにかく素晴らしい効能があるってこった!わかったか?」

(;^ω^)「は、はい・・わかりましたお・・」

正直半分もドクオの話を覚えていないブーンはただ分かったというしかなかった。少しのぼせてきているブーン。

('A`) 「まあ、その話はおいといてだな・・」

( ^ω^)「お?」

('A`) 「こういう機会がたまたまあったから、聞こうと思ったんだが」

('A`) 「ブーン、お前は夢があるか?」

いきなりの質問で戸惑うブーン。

149 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 23:52:54.19 ID:Yrw3nTUG0
('A`) 「夢はあった方が絶対にいい。自分のためになる」

( ^ω^)「トーチャンは高校生くらいのとき、夢はあったのかお?」

だんだんと人の数もまばらになっていく湯船で二人は話を続ける。

('A`) 「俺は・・あったね」

( ^ω^)「どんな夢だったんだお?」

('A`) 「Jリーガーになりたかった。俺が昔サッカーやってたのは知ってたよな?」

( ^ω^)「知ってるお」


150 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 23:54:31.71 ID:Yrw3nTUG0
('A`) 「俺の所属していたサッカー部は強豪校だった。そこに入る為に中学時代は必死に勉強したな」

('A`) 「そんで、ようやく合格出来た。そしてサッカー部に入ったのさ」

('A`) 「そこは強豪校なのに珍しく一般の奴でも入れる部でな」

( ^ω^)「・・・・・」

('A`) 「俺は必死に推薦組みに追いつこうと努力した。本当に必死に」

('A`) 「でもな?元から持った物が違うからな。努力じゃどうにもならないことが沢山あった」

('A`) 「結局、三年の最後の大会もベンチ入りしただけで、試合には少ししか出れなかった」

('A`) 「俺はそこでJリーガーの夢をあきらめたんだ」

151 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 23:54:48.38 ID:Yrw3nTUG0
( ^ω^)「そうだったのかお・・」

('A`) 「そして俺はまた受験勉強を必死にやって、国立の大学に入ったんだ」

('A`) 「そこで、ツンに会ったのさ」

( ^ω^)「おっ〜」

('A`) 「ブーン、お前にはまだまだ可能性が沢山ある。今、一番なりたいものってあるか?」

( ^ω^)「お・・・・」

少し考え込むブーン。

( ^ω^)「僕は、何かしら社会の役に立てる人になりたいお」

( ^ω^)「だから・・公務員とか、福祉関係の仕事につきたいと思ってるお」

優しいブーンらしい答えに納得するドクオ。

152 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 23:55:05.58 ID:Yrw3nTUG0
('A`) 「いい夢だな。俺ら家族はブーンの夢を精一杯応援するからな。まずは大学に受かるんだぞw」

( ^ω^)「おっおっおっ!わかってるお!任しておいてくれお!」

今日はブーンの様子がどこか頼もしく見えたドクオ。

('∀`) 「・・いい目をしてるな、ブーン」

('∀`) 「さて、そろそろ上がろうか。のぼせそうだ」

( ^ω^)「そうするお!」


153 : ◆gk43jgqTBM :2007/01/29(月) 23:55:21.53 ID:Yrw3nTUG0
二人は風呂から上がり、すぐに着替え部屋に戻ると・・

ξ゚听)ξ「遅いよっ!」

('、`*川 「私たちより遅いなんて・・色々と話してたのねw」

女性陣よりも出てくることが遅かった事によって、相当な時間話し込んでいたと気がついたブーンとドクオだった。
その日は、全員すぐに眠りについた。
ブーンは、今回の家族旅行でまだまだ色々な聞けそうな気がして楽しみでならなかった。こうしてブーン一家、旅行一日目が終了した。

第二十話 完





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