( ^ω^)のニーチャンは魔王のようです
- 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:17:00.99 ID:WkuwMU6D0
- 風とともにあるE・S・P♪
風とともにあるE・S・P♪
僕は君の王子様さ!!
代理
- 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:24:11.00 ID:z4jzCq8qO
- >>1
代理ありがとうございます
まとめ様
http://maruboon.web.fc2.com/
http://www.geocities.jp/local_boon/boon/2ch2/top.html
第二話と第三話の投下です
- 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:29:25.66 ID:z4jzCq8qO
- 登場人物紹介1
( ^ω^)ブーンLV.7
HP62MP47
武道家、我流
E:旅人の服
E:スライム族の腕輪
鉄?の杖
名もない島にて魔法使いとして育つ。しかし杖などの媒体が無いと魔法を唱えられない。三年間の稽古の末に、武術を体得。ニーチャンは勇者だった。
魔法…メラ・ギラ・ヒャド・ホイミ
特技…足払い・正拳突き
所持金320G
('A`)ドクオLV.10
HP92MP0
戦士、我流
E:鎖鎌
E:旅人の服
オラクルベリーの武器屋夫婦の息子として育つ。護身術程度の鍛練を積み、ブーンと共にお互いを高め合う。ブーンの恩人。
特技…五月雨切り
- 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:30:34.91 ID:z4jzCq8qO
- 登場人物紹介2
J( 'ー`)しカーチャン
ドクオのカーチャン。ブーンにもカーチャンと呼ばせる。名前か呼称か不明。
川 ゚ -゚)クー
フードを被った女の人。橋の上にてブーンらのピンチを救う。
魔法…ヒャダルコ
( ・∀・)モララー
ブーンのニーチャン。
- 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:32:15.48 ID:z4jzCq8qO
- [サンタローズの港から北]
[期限まであと6日]
('A`)「よっ…と!!」
[ドクオは五月雨切りを繰り出した]
( ^ω^)「せいっ!!」
[ブーンは正拳突きを繰り出した]
(; ^ω^)「…ふぅ」
[ブーンらは戦闘に勝利した]
(;'A`)「この辺りは魔物の数が多いな…」
(; ^ω^)「昨日の平和っぷりが嘘のようだお」
- 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:32:49.67 ID:bDVBb9UuO
- オラクルベリー?Xなのか?
- 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:33:29.27 ID:z4jzCq8qO
- 僕たちは、日の出と共にアルカパを目指していた。
町に近付くに連れ、少しだけ魔物が弱くなっていったおかげか、昼前には難なくアルカパを見付けることが出来た。
けど、
「うがぁー!!」
(;'A`)「…また?」
[いっかくうさぎA〜Cが現れた]
[さんぞくウルフA〜Cが現れた]
(; ^ω^)「大群uzeeeeeee!!1」
第二話「城」
- 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:34:58.77 ID:z4jzCq8qO
- [アルカパ]
連戦続きだった僕たちはアルカパに着いた直後、正面に有る宿屋へと向かい仮眠をとった。
もちろん、御飯を食べてからだけど。
所持金320G→310G
('A`)「さて…」
( ^ω^)「行くお」
今は夕刻、武器屋前にいる僕たちはカーチャンからの依頼を済ませるために、武器屋のおじちゃんに会おうとしていた。
妻'ー')「あら、いらっしゃい」
(; ^ω^)(あれ、女の人?)
('A`)「すみません、ここのおじちゃんに用が有って来たんですが……」
- 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:35:13.45 ID:CGR9if9NO
- 支援
- 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:37:12.40 ID:z4jzCq8qO
- 妻'ー')「おじちゃん?あぁ、旦那のことかい?昨日の晩から帰ってないのよ」
妻'ー')「全くどこに行ったのかねぇ……」
( ^ω^)「どこに行ったか御存知無いんですかお?」
妻'ー')「全くどこに行ったのかねぇ……」
(;'A`)「あの……」
妻'ー')「全くどこに行ったのかねぇ……」
(; ^ω^)「もしもーし」
妻#'ー')「遠回しに知らないって言ってんのよ。空気読みなさい」
Σ(゚A゚;)
Σ(゚ω゚ ;)
――――――――――――――――――――
- 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:38:01.25 ID:2nsVUFl7O
- ゲームブックみたいで好き
- 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:38:10.32 ID:z4jzCq8qO
- [武器屋前]
('A`)「とにかく、情報を集めなきゃ駄目だな」
( ^ω^)「日が暮れる前に何としても見つけ出したいおね」
('A`)「なら、二手に別れるか」
( ^ω^)「ブーンは外で話しを聞くお。ドクオは宿屋や防具屋に行ってみて欲しいお」
('A`)「把握。待ち合わせはどこにする?」
( ^ω^)「武器屋前で良いお」
こうして僕達は情報集めをすることになったわけで。
- 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:40:21.91 ID:z4jzCq8qO
- ('A`)「すみませーん、武器屋の主人見掛けませんでしたか?」
宿「さぁ、ちょっとわからないなぁ…」
町A「あそこのおっちゃん、自分が天空の勇者の末裔だって自慢してたなぁ…確か…ト……トンソク?」
道「昔、北に有る城にはオバケがいるなんて噂があったんだが…実は今もいるんだってよ……オ バ ケ が!!」
町B「知らないなぁ…最近また、魔物が増えてきてるからね。襲われちゃったんじゃね?ww」
防「聖水は便利だぞ〜、この辺りの魔物になら効果覿面さ!ただ、うちの防具が売れなくなるのは悲しいねぇ」
子「かなちいねぇ」
('A`)「ありがとうございましたー」
……………………………………………………
- 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:40:47.86 ID:CGR9if9NO
- 支援
- 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:42:08.12 ID:rPpGdZOWO
- http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1203601639/
- 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:42:12.26 ID:z4jzCq8qO
- ( ^ω^)「すいませんだお、お聞きしたいことが有るんだお」
門番「うむ、どうかしたかね?」
( ^ω^)「武器屋の主人さんを探してるんですお」
門番「ん?シラネーヨさんのことかね?」
門番「彼なら昨晩、宝の情報ktkrとか言いながらレヌール城に出掛けて行ったが…」
( ^ω^)「レヌー…ル城?」
門番「ここから北に向かったところに城が有るんだよ。昔は幽霊が住んでるなんて噂も有ったらしいがね」
門番「今はどうなんだか…宝にしても怪しいものだ」
( ^ω^)「ありがとうだお」
- 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:43:31.58 ID:z4jzCq8qO
- ('A`)「天空の勇者の末裔のシラネーヨさん………ねぇ」
( ^ω^)「宝を探しにレヌール城に行ったらしいお」
('A`)「で、どうする?」
( ^ω^)「行くしか無いんじゃないかお?」
('A`)「やっぱり?」
(; ^ω^)「また連戦続きなのかお…」
('A`)「それなら大丈夫だ、聖水と薬草を買っといたからな」
('A`)つ聖水x8薬草x8
(* ^ω^)「さすがドクオだお!気が利いてるお!」
[ブーンらは聖水と薬草を手に入れた]
所持金310G→78G
- 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:44:59.98 ID:CGR9if9NO
- 支援
- 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:45:57.29 ID:z4jzCq8qO
- ('A`)「ジリ貧だな…背に腹は変えられないってか」
( ^ω^)「とにかく行くお!早めに済ませておきたいんだお!」
[ブーンらは町の外へと歩き出した]
門番「そろそろ陽も暮れると言うのにどこへ行くんだね?」
(; ^ω^)「ちょっとレヌール城まで行ってきますお」
門番「そうかそうか、気を付けて行くんだよ」
('A`)(果たして門番としての意味は有るのだろうか…?)
[ブーンらはアルカパを後にした]
――――――――――――――――――――
- 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:47:53.75 ID:z4jzCq8qO
- [一方]
[ラインハット]
侍女「うぅ…申し訳ございませんクール様……」
大臣「クール様!?クール=ラインハット様はおられぬか!?」
兵「大臣、どうかされましたか!?」
大臣「どうしたもこうしたも…クール様が!!クール様がいなくなられて!!!」
*「私がどうかしたか、大臣」
侍女「へ?」
大臣「クク、クール様!?」
川 ゚ -゚)「何か問題でも有ったのか?」
- 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:48:02.19 ID:CGR9if9NO
- 支援
- 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:49:21.94 ID:z4jzCq8qO
- 大臣「いえ、昨日病に伏せたとお聞きしまして、行ってみましたら侍女が寝ている始末……私はてっきり………」
川 ゚ -゚)「王室は騒がしいからな、昨日から王子の間を借りていただけだ」
*「そうだぞぉぉ!私が看病してたんだぁぁぁぁ!!」
大臣「ヒート!?お前は何をしt」
「大臣すまない、私が勝手を申し出たからだ」
「侍女にも迷惑をかけたな」
侍女「いえ…」
大臣「クール様がそうおっしゃるなら」
侍女(いつ戻って来られたのですか?)
*(さっき、戻って来たみたいだぞぉ…)
侍女(例の裏道ですか?)
- 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:50:33.36 ID:z4jzCq8qO
- 大臣「いえ、昨日病に伏せたとお聞きしまして、行ってみましたら侍女が寝ている始末……私はてっきり………」
川 ゚ -゚)「王室は騒がしいからな、今は王子の間を借りていただけだ」
*「そうだぞぉぉ!私が看病してたんだぁぁぁぁ!!」
大臣「ヒート!?お前は何をしt」
川 ゚ -゚)「すまない、私が勝手を申し出たからだ」
川 ゚ -゚)「侍女にも迷惑をかけたな」
侍女「いえ…」
大臣「クール様がそうおっしゃるなら」
侍女(いつ戻って来られたのですか?)
*(さっき、戻って来たみたいだぞぉ…)
侍女(例の裏道ですか?)
- 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:50:34.62 ID:CGR9if9NO
- 支援
- 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:51:44.15 ID:z4jzCq8qO
- 川 ゚ -゚)「何をしている、各々持ち場に戻るんだ!!」
侍女「は、はい!!」
*「了解だぁぁぁぁ!!!」
[謁見の間]
大臣「して、クール様。御報告が…」
川 ゚ -゚)「何だ?」
大臣「魔物の活発化が原因と思われますが、城下町にて被害が何件か報告されております」
川 ゚ -゚)「具体的には?」
大臣「主だった件では商品輸入出の際に魔物に襲われ商品が奪われておりまして、他では旅の者にも被害が出ております」
川 ゚ ー゚)「それなら付近の警備を厳重にし、街道にも兵を派遣するようにすれば良いではないか」
大臣「はっ、直ぐ様通達致します」
- 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:57:41.86 ID:z4jzCq8qO
- 川 ゚ -゚)「何だ、それだけか?」
大臣「いえ、もう一つ…グランバニア王より書状が届いております」
川 ゚ -゚)「グランバニア?珍しいな。内容は何だ?」
大臣「それが…領内にて保管している、例のマントの引き渡しを要求すると……」
川 ゚ -゚)「………………その書状に、嘘偽りは無いのか?」
大臣「刻印や厳重に運ばれましたところを察するに」
大臣「いかがなさいましょう?」
川 ゚ -゚)「あれは数日前に奪われただろう?無理な物は無理だ」
川 ゚ -゚)「まぁ、戻ってきたなら話しは別だが…」
――――――――――――――――――――
- 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:58:29.45 ID:CGR9if9NO
- 支援俺だけかよ・・
夜勤だからラスト支援
不本意ながら某スレに投下中を伝えてサル防止
荒れたらごめん
- 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 00:59:30.30 ID:z4jzCq8qO
- 僕達が到着したのは夜になって、直ぐの頃だった。
遠目で見て分かる程に荒れ果てた城。
僕は今にも出そうなこの城から離れたくて堪らなかった。
[夜]
[レヌール城]
(; ^ω^)「結局夜かお……」
('A`)「雰囲気出てるなー」
(; ^ω^)「雨降りそうだお…怖いお」
('A`)「じゃあ、シラネーヨさんの捜索と行こうか」
(; ^ω^)「無視かお!?」
('A`)「お?良い感じに門が開いてるじゃねーか」
- 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:00:23.54 ID:ocGqT55wO
- 支援
- 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:01:16.75 ID:z4jzCq8qO
- (((((((((((((((('A`) 門
(; ^ω^)「ちょww早いおwww」
((((((; ^ω^)((((('A門
バタン
(; ^ω^)「……お?」
(; ^ω^)つ門ガチャガチャ
[門は開かなかった]
[どうやら鍵がかかっているようだ]
( ^ω^)「………」
( ^ω^ )「……………」
- 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:02:14.24 ID:5+5LaPeS0
- 嫌いじゃないな
- 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:03:09.71 ID:z33BKl5MO
- そろそろ支援はじめるぜ
- 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:03:14.22 ID:z4jzCq8qO
- ( ;ω;)「ドクオぉぉぉ!!!」
(((( ;ω;)))「イタズラかお!?開けてくれお!!」
ガチャガチャ
[門は開かなかった]
(((( ;ω;)))「怖いお、怖いお」
*「旅人かね?こんな夜中にどうなされた?」
((( ;ω;))))「ひぃっ!?」
――――――――――――――――――――
- 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:03:41.84 ID:ocGqT55wO
- 支援
- 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:04:02.88 ID:z4jzCq8qO
- [レヌール城内]
[1F大広間]
('A`)「うーん…」
ガチャガチャ
[門は開かなかった]
('A`)「何だこれ、開かねーじゃん。薄暗くてよく見えねーし」
('A`)「まっ、いいか」
('A`)「シラネーヨさーん」
('A`)「どこですかー?」
[ドクオの声は虚しく響き渡った]
('A`)「シラネーヨさーーん」
('A`)「どこでs」
- 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:05:31.95 ID:z4jzCq8qO
- [ドクオは何かにつまづいた]
('A`)「のわっ」
(;'A`)「痛ぁっ!」
(;'A`)「………なんだこれ?」
[ドクオは足下を調べた]
(●皿●)……
[どうやら人の骨のようだ]
(;'A`)「うわ!気持ち悪っ!!」
(;'A`)「こんなとこに人骨かよ…全く……」
[ドクオは歩き出]
*「気持ち……悪い?」
- 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:06:58.34 ID:R6lTgtV5O
- 支援
- 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:06:59.00 ID:z4jzCq8qO
- (;'A`)「え?」
[ドクオは人の骨を調べた]
*「そんなこと言うなんて………」
(●皿●)「酷いじゃないか!!!」
[なんと、人の骨がしゃべっている]
(;゚A゚)「うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」
((((;゚A゚))))ジンコツシャベッタ、シャベッタジン・・コツ・・・
(; A )………
[ドクオは気を失った]
- 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:07:26.29 ID:ocGqT55wO
- しえ
- 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:08:44.38 ID:z4jzCq8qO
- [レヌール城]
[池のほとり]
(* ^ω^)「いやぁ、モンじいさん、何かもうすいませんでしたお」
僕に話しかけて来たのはモンスターじいさんと名乗る人だった。
門前で慌てふためく僕をここまで連れてきて、温かいミルクを振る舞ってくれたのだ。
爺'*`)「いやいや、わしも久々に人に会ったんでなぁ…驚かせてしまって悪かったのぅ」
爺'*`)「ん……?」
(- -)「ピキー」
[スライムが現れた]
爺'*`)「おぉ、来たのか」
( ^ω^)「…お腹減ったんだおね?」
爺;'*`)「!?」
- 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:09:51.54 ID:z4jzCq8qO
- (*- -)「ピキー!」
( ^ω^)「こんなので良いならあげるお、僕の非常食だから大事に食べてくれお?」
[ブーンは燻製肉を差し出した]
(*- -)「ピキキー!」
[スライムは喜んでいる]
爺;'*`)「お前さん…魔物と話せるのか?」
[スライムは立ち去った]
( ^ω^)「これは、僕の力じゃなくて…腕輪のおかげなんだお」
[ブーンはスライム族の腕輪をモンじいに差し出した]
爺'*`)「…………」
[モンじいは腕輪をみつめている]
(; ^ω^)「………?」
- 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:11:01.10 ID:z4jzCq8qO
- 爺'*`)「少年よ」
(; ^ω^)「お?」
爺'*`)「魔物とは…なんだと思う?」
( ^ω^)「…?」
爺'*`)「わしの家系は代々より、素質有るものに力を授けることじゃったんじゃ」
( ^ω^)「力?」
爺'*`)「そう、魔物と心を通わす力…モンスターマスターの力じゃ」
爺'*`)「しかし、10年程前。ある男に渡したのが間違いじゃった…」
( ^ω^)「………」
爺'*`)「その男はマスターの力を使い、魔物を使役し、村々を襲い、人々を恐怖へと陥れた」
- 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:11:20.60 ID:R6lTgtV5O
- 支援
- 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:11:56.69 ID:R6lTgtV5O
- 支援
- 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:12:03.26 ID:z4jzCq8qO
- 爺'*`)「名はカンダタ…しがない盗賊をしていたそうな」
爺'*`)「まぁそれも、当時の勇者のおかげで止めることが出来たんじゃが」
( ^ω^)(ニーチャン…)
爺'*`)「しかし、周囲に伝わっていった事実は魔物は悪ということだけ。結局、マスターの力は廃れ、今ではモンスターハンターなんて職業も出来てしまった」
( ^ω^)「…………」
爺'*`)「少年よ、この力をどう使うつもりじゃ?」
爺'*`)「魔物とは…なんだと思う?」
- 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:12:45.99 ID:R6lTgtV5O
- 支援
- 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:12:48.01 ID:ocGqT55wO
- しえ
- 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:15:31.42 ID:z4jzCq8qO
- 魔物とはなんだ、と聞かれても僕は考えたこともなかった。
話せる魔物が友達?じゃあ、話せない魔物は友達じゃないんだろうか?
( ^ω^)「………僕は」
敵意の有無?多分これが関係してるんじゃないだろうか?
( ^ω^)「僕にとっての魔物は………」
そんな僕の葛藤もこの一言で、記憶の中から忘れ去られてしまうのである。
爺'*`)「なーんてな」
(; ^ω^)「へ?」
爺'*`)「こんな老人の戯言なんて、真に受けてはいかんぞ」
爺'*`)「今のは軽く聞き流しなされ」
( ^ω^)「ちょwwww」
- 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:15:54.90 ID:RIf3F6WE0
- 支援
- 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:16:57.48 ID:ocGqT55wO
- 支援
- 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:17:20.35 ID:z4jzCq8qO
- 爺'*`)「ふむ…それよりも、お友達を早く探さないと大変な目に合うぞえ」
(; ^ω^)(また戯言を言うのかお?)
爺'*`)「…ここには数ヶ月前から、盗賊一派が住み着いておるからのう」
(; ^ω^)「mjd!?」
( ^ω^)「…シラネーヨさんとドクオが危ない!!」
⊂二二二(; ^ω^)二二⊃ブーン
[ブーンは駆け出した]
爺'*`)「おいおい…忘れ物じゃよ」
[モンじいは腕輪を投げつけた]
(; ^ω^)「あわわ…」
腕輪⊂(^ω^ ;)パシッ
[ブーンは腕輪を受け取った]
⊂二二二(; ^ω^)二二⊃ありがとだおー
[ブーンはまた駆け出した]
- 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:18:26.56 ID:z4jzCq8qO
- 爺'*`)「ふむ…最後に良い子と出会えて良かったわい………」
[スライムが現れた]
(;- -)「ピキー、ピキー!」
爺'*`)「おぉ、すまんな…最期にお前と会えて良かったよ」
(#- -)「ピキキ、ピキー!!」
爺'*`)「ははは、その通りかもしれんのう」
爺 * )「昔から本題については明かさず、語らず」
爺'*`)「…卑怯なんじゃよ、わしは」
(- -)「ピ………」
爺'*`「おぉ、もう時間が無いようじゃの
(#- -)「ピキッ!?」
爺'*「お別れじゃ………」
- 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:19:15.69 ID:z4jzCq8qO
- 爺'「すまんの、ワシなんかに付き合ってもらって…」
爺「…あの力……天空の……に使わ……欲し……の………」
[モンじいは消えてしまった]
(#; ;)「ピキィィィィィィッ!!!11」
[続く]
- 54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:19:59.87 ID:2nsVUFl7O
- 期待
- 55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:20:21.41 ID:z4jzCq8qO
- 取り敢えず第二話終了です
一息ついてから第三話投下します
- 56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:22:10.87 ID:6JxonBVz0
- 読んでるぜ、頑張れ
- 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:27:59.01 ID:z4jzCq8qO
- 一息つきました
投下始めます
- 58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:28:01.74 ID:ocGqT55wO
- あげ
- 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:29:08.48 ID:z4jzCq8qO
- [レヌール城]
[門前]
(; ^ω^)つ門ガチャガチャ
[門は開かry]
(; ^ω^)「結局開かないお…」
(; ^ω^)「裏口とか無いのかお……?」
[ブーンは城壁を伝って歩き始めた]
( ^ω^)「お?」
[ブーンは階段を発見した]
(* ^ω^)「うはwww発見wwww」
( ^ω^)「待っててくれお、シラネーヨさん!あとドクオ!!」
[ブーンは階段を登り始めた]
第三話「潜入」
- 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:30:48.50 ID:z4jzCq8qO
- [レヌール城内]
[1F大広間]
(●皿●)「イヒヒヒヒヒヒヒ!!」
[人の骨のモシャスが解けた]
(゚血`)「ニンゲン、オドカス、タノシイwww」
[マネマネが現れた]
*「おうおう?まぁた侵入者かぁ?」
[???が現れた]
(゚血`)「オヤブン、ニンゲン、ネテル、タノシイwww」
*「お前はいちいちタノシイタノシイってうっせーよwww」
[???はドクオに近づいた]
*「おっとと、鎖鎌?物騒なもん持ってるねぇ」
[???はドクオから鎖鎌を奪い取った]
[???は斧を取り出した]
*「こんなもんは……ッ!!」
- 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:32:18.17 ID:z4jzCq8qO
- [???は斧を振り落とした]
*「使えなくしてやるっ!!!」
[鎖鎌は壊れてしまった]
*「ふぅ…。おい、マネすけ!そこの邪魔な荷物は玉座にでも持ってっとけ!!」
(゜血`)「ワカッタ、ウヒヒ、タノシイwww」
[マネマネはドクオを担ぎ上げ、運び始めた]
*「ったく、もう少し品があれば可愛いペットなのによ……」
*「おやぶーん、大変だよぅ。侵入者がまだいるみたいだよぅ?」
[???の子分が現れた]
- 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:32:39.72 ID:W/gOrOgN0
- しえん
- 63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:32:43.01 ID:soY4nYz1O
- 支援
- 64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:33:14.08 ID:z4jzCq8qO
-
*「あん?何なんだ一体?皆してお宝目当てってか?」
「……………まぁいいか」
[???は歩き始めた]
[月明かりが???の顔を照らす]
( ゚∀゚)「俺様の宝物は誰にも渡さねぇよ!!!」
―――――――――――――――――――――――――
- 65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:35:19.73 ID:z4jzCq8qO
- 小さな螺旋階段を抜けた先には、部屋のようなものがあった。
鉄檻のような、落下式の扉。
それは最近になって開かれたようで、つっかえ棒のようなもの添えられてて。
ここから入れそうだと確信した僕は、中へ入ることに決めたんだ。
[レヌール城内]
[棺の部屋]
( ^ω^)「おー、やっぱり中に繋がってそうだお………」
( ^ω^)(それにしても怖いお…)
僕は昔から一人の時に見たり聞いたりする怖いものが嫌いだ。
- 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:35:34.16 ID:z33BKl5MO
- 支援
- 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:36:07.77 ID:z4jzCq8qO
- 小さな螺旋階段を抜けた先には、部屋のようなものがあった。
鉄檻のような、落下式の扉。
それは最近になって開かれたようで、つっかえ棒のようなものが添えられていた。
ここから入れそうだと確信した僕は、中へ入ることに決めたんだ。
[レヌール城内]
[棺の部屋]
( ^ω^)「おー、やっぱり中に繋がってそうだお………」
( ^ω^)(それにしても怖いお…)
僕は昔から、一人の時に見たり聞いたりする怖いものが嫌いだ。
- 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:36:08.07 ID:ocGqT55wO
- 支援
- 69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:36:35.99 ID:syYZzZ740
- 支援してやんよ
- 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:37:05.23 ID:z4jzCq8qO
- 『何か出ますよ』っていうこのふいんきryをわざわざ出さなくても良いのに…と毎度ながらに思うからだ。
†ガタガタ
Σ(^ω^ ;)「……ッ!?」
[棺から物音が聞こえる]
三(; ^ω^)「………」
†ガタガタガタ
[棺から物音が聞こえる]
三三(; ^ω^)「……………………」
†ガタガタガタガタガタガタガタ…………
三三三(; ^ω^)「お……」
†……………
[棺から物音が]
- 71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:38:31.45 ID:z4jzCq8qO
- †羽`皿)「うがぁ!!!!」
[棺から魔物が飛び出して来た]
( ;ω;)「やっぱりぃぃぃぃ!!1」
そして、こういう時に限って恐れてたものがやって来る…というタイミングの良さ。
[ブーンは逃げ出した]
⊂二二二( ;ω;)二二⊃「無理だお無理だお無理だお無理だお無理だお……!!!」
[ブーンは城内を走り回っている]
ドクオがいたら話しは違うんだけど。
やっぱり僕は一人じゃ無理だ。
⊂二二二( ;ω;)二二⊃「無理だお無理だお無理だお無理だお無理だお無理だお無理だお……!!」
[ブーンは尚も走り回っている]
- 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:40:15.27 ID:ocGqT55wO
- 支援
- 73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:41:20.46 ID:z4jzCq8qO
- ドクオ、シラネーヨさん。どこにいるんだろ?
僕は帰りたくてしょうがなかった。
[レヌール城内]
[4F廊下]
⊂二二二( ;ω;)二二⊃「無理だお無理だお無理d」
( ゚ω゚)扉「あうち!」
[ブーンは扉にぶつかった]
(((( ;ω;)))「うぅ…こんなとこ来なければ良かったお………」
[ブーンは震えている]
- 74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:42:11.35 ID:z4jzCq8qO
- 「コ…ツ、オモ…、タ…シイwww」
[何かがこちらに近づいてくる]
(; ^ω^)「はっ……ヤバいお!?」
(^ω^; 三 ;^ω^)(取り敢えず隠れとくお…)
[ブーンはバルコニーへの扉に飛び込んだ]
[レヌール城内]
[4F玉座]
(゚血`)[オヤブン、メイレイ、タノシイwww]
(-A-)「…………」
(゚血`)「ココデ、オケー、タノシイwww」
[マネすけはドクオを部屋に投げ飛ばした]
(-A゚)「痛っ!」
('A`)「ん…なんだここ?」
- 75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:43:08.19 ID:syYZzZ740
- しえぬ
- 76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:43:28.61 ID:z4jzCq8qO
- (゚血`)「オマエ、オトナシクシロ、タノシイwww」
(;'A`)「あ、ちょ、なんだお前!?」
[魔物は部屋を出た]
[魔物は扉を締めた]
(#'A`)「おい、人の話しは最後まで…!!」
[魔物は立ち去ったようだ]
[扉は開かry]
(#'A`)「くそっ、どうなってんだよ!!」
「ドクオ!そこにいるのかお!?」
[扉の外から声が聞こえる]
(#'A`)「ブーン、そこにいるのか!?早くここから出してくれ!!」
(#'A`)「がいこつは喋るし、シラネーヨさんは見当たらねーし、どうなってんだよ!!」
- 77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:45:44.44 ID:z4jzCq8qO
- 「ちょww落ち着けおwww鍵はさっきの魔物が持ってっちゃったお」
「鎌で何とかならないのかお!?」
(*'A`)「おっ、その手が有ったか!!」
[ドクオは腰に手を当てた]
(;'A`)「あれ………………?」
[ドクオは鎖を手に入れた]
(;'A`)「ちょww鎌がねーよwww」
「mjd!?」
(;'A`)「mjdy!!早くさっきの魔物から鍵を奪ってきてくれ!!」
「把握!探してくるから待ってろお!!」
(;'A`)「いいから、早く行け!!」
[ブーンは立ち去ったようだ]
- 78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:47:52.07 ID:z4jzCq8qO
- (;'A`)「はぁ、打つ手無しねぇ…」
………………………………………………………………………………
( ^ω^)「とにかくあっちに向かえば会えるかも知れないお!」
⊂二二二( ^ω^)二二⊃ブーン
[レヌール城内]
[4F東の塔]
壁‖(やったよぅ、侵入者発見だよぅ……)
――――――――――――――――――――
- 79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:50:11.45 ID:z4jzCq8qO
- (('A`)「しゃーねー、ゆっくり待つとしよう」
(●('A`)「にしても、この部屋…何か臭うな」
(●皿('A`)「なんだろ?」
[ドクオは足下を調べた]
[赤い液体が辺りに広がっている]
キヒ(●皿('A`)「…………血?」
[物音が聞こえる]
[ドクオは振り向いた]
キヒヒヒ(●皿(` )彡「…………?」
[がいこつ剣士が現れた]
(;'A`)「……mjsk!?」
[ドクオは不意を突かれて動けない]
(●皿●)「キヒヒヒ!」
[がいこつ剣士はドクオに斬りかかった]
(;'A`)「……つぅ……ッ!!」
[ドクオは腕を斬りつけられた]
- 80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:52:03.92 ID:z4jzCq8qO
- [ドクオに14のダメージ]
(#'A`)「痛ってーんだ……よ!!」
[ドクオは鎖を投げつけた]
(●皿●)三
[ミス、がいこつ剣士には当たらなかった]
(;'A`)「早い!?」
(●皿●)+
[がいこつ剣士は斬りかかった]
[ドクオは鎖を手に持ち構えた]
(#'A`)「…あー、もう!!魔法なんて使えねぇっつうの!!!」
[ドクオは鎖を投げつけた]
[鎖は剣に巻き付いた]
(;●皿●)キヒヒヒヒ
[どうやら剣が鎖から取れないようだ]
(;'A`)(ブーン、早くしてくれ……)
――――――――――――――――――――
- 81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:53:36.82 ID:qBLxLT+PO
- wktk
- 82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:54:11.31 ID:z4jzCq8qO
- [レヌール城内]
[2F西の塔]
(; ^ω^)「あの魔物、ちっとも見つからないお…」
僕はドクオに会えたことで、少し落ち着きを取り戻していた。
鍵が有れば直ぐに合流出来る。
それだけで、先程までの怖さが嘘のように吹っ飛んでいた。
( ^ω^)「お?」
(゚血`)「オサンポ、オレ、タノシイwww」
(; ^ω^)(ktkr!!1)
( ^ω^)「おいお前!鍵を渡せお!?」
(゚血`)「タノシイwww…?」
[魔物はブーンに気付いたようだ]
(゚血`)「……………」
[魔物はモシャスを唱えた]
- 83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:55:40.23 ID:z4jzCq8qO
- (; ^ω^)「あれ?」
(^ω^似)「お?」
(; ^ω^)「僕がいるお?」
(^ω^似)「………僕と遊ぶお?」
(; ^ω^)「急に何言ってるんd」
[魔物は鉄?の杖を振りかざした]
(; ^ω^)「熱…ッ!」
[ブーンに12のダメージ]
(^ω^似)「おっおっおっ」
(; ^ω^)「おま……」
- 84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:56:14.15 ID:z4jzCq8qO
- [ブーンは杖を振りかざした]
[杖から光が溢れてくる]
[ブーンの体力が回復した]
(# ^ω^)「不意打ちなんて卑怯だお!?」
(# ^ω^)「そっちがその気なら力ずくで奪ってやるお!!」
[ブーンは魔物に飛びかかった]
(^ω^似)ニヤ
――――――――――――――――――――
- 85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:57:05.03 ID:ocGqT55wO
- 支援
- 86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:58:07.99 ID:qBLxLT+PO
- 熱いのかw
- 87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:58:27.34 ID:z4jzCq8qO
- [レヌール城内]
[5F王室]
*「親分、おやぶーん!侵入者を見つけたよぅ!」
( -∀-)「zzZ」
*(またマントを羽織って寝てるよぅ…)
*(装備できないなら重いだけだと思うよぅ)
*「おやぶーん、起きてくださいよぅ!」
( -∀゚)「んあ?」
( -∀゚)「…おい、今何時だと思ってんだ?」
*「2時を回ったとこですよぅ…じゃなくて、侵入者を見つけたんですよぅ!!」
( ゚∀゚)「メンドイ
眠い
お前やれ、以上」
( -∀-)「zzZ」
*「全く、駄目な親分だよぅ…」
- 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 01:59:28.30 ID:qBLxLT+PO
- 羽織るだけw
- 89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 02:00:09.39 ID:z4jzCq8qO
- *「まぁいいよぅ、マネすけがなんとかしてくれるよぅ…」
*「ふあぁ、僕も少しだけ眠るよぅ……」
*「…zzZ」
――――――――――――――――――――
(# ^ω^)「はっ!」
[ブーンは正拳突きを繰り出した]
(^ω^似)「おっ」
[魔物は杖で弾き軌道を逸らした]
(# ^ω^)(さっきから往なして避けるばっか…僕のくせに生意気だお!!)
[ブーンは杖を振りかざした]
[氷の礫が魔物に襲いかかる]
- 90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 02:02:05.12 ID:z4jzCq8qO
- (^ω^似)「おっおーww」
[魔物は杖を振りかざした]
(# ^ω^)(僕のくせに……ん?)
[魔物の杖が閃光を発する]
(; ^ω^)(僕のそっくりさん…術だとしたらモシャスかお?てことは、あの魔物はマネマネ?)
[氷の礫は溶けてしまった]
[ブーンは魔物に飛びかかった]
[魔物の杖が閃光を発する]
(; ^ω^)(隙が一つも無いお)
[ブーンはひらりと身をかわした]
(^ω^似)「おっ!」
[マネすけは正拳突きを繰り]
( ^ω^)(マネマネは確か、名前を呼ぶとまごつく…だったかお?なら…)
- 91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 02:02:43.64 ID:ocGqT55wO
- 支援
- 92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 02:04:22.18 ID:z4jzCq8qO
- [ブーンはひらりと身をかわした]
(; ^ω^)(昔習った通りなら…問いかけるだけで………)
(^ω^似)ニヤ
[魔物は屈みこみ足払いを繰り出した]
(; ^ω^)「な…しまっ!?」
[ブーンの体勢は崩れている]
[ブーンはこけてしまった]
(^ω^似)「ふっ!」
[魔物は正拳突きを繰り出した]
( ゚ω゚)「うぐっ…!」
[ブーンに26のダメージ]
(^ω^似)「おっおーww僕は強いおww」
[魔物ははしゃぎ喜んでいる]
( ω )「……………………」
( ω )(今しか…無いかお?)
(^ω^似)「おっおww楽しいおwww楽しいおwwww」
- 93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 02:07:10.59 ID:z4jzCq8qO
- [魔物ははしゃぎ喜んでいる]
( ω )「…ブーン?」
Σ(^ω^似;)
( ω )「…君はブーンかお?」
((((^ω^似;)))))「おっ…おっ……」
( ω )「…?」
[魔物は怯えている]
((((゚ω゚ 似;)))))「…………………」
[魔物のモシャスが解けた]
( ω )(怯えているのかお…?)
(;血`)「オヤブン、オレ、コワイ、タノシイwww」
[魔物は逃げ出した]
( ω )(とにかく助かったお…)
[魔物は何かを落としていった]
- 94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 02:07:55.24 ID:z4jzCq8qO
- ( ω )(結構効くお…)
[ブーンは杖を振りかざした]
[杖から光が溢れてくる]
[ブーンの体力が回復した]
( ^ω^)「ふぅ…もう少し早く思い出せたら楽だったのにお」
[ブーンは何かを拾い上げた]
[ブーンは扉の鍵を手に入れた]
――――――――――――――――――――
- 95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 02:08:05.18 ID:R6lTgtV5O
- 支援
- 96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 02:08:35.21 ID:ocGqT55wO
- 支援
- 97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 02:10:47.59 ID:z4jzCq8qO
- [レヌール城内]
[4F玉座]
(;●皿●)キヒヒヒヒ
(;'A`)「そろそろ限界だな…」
(;●皿●)+
[がいこつ剣士は鎖を断ち切った]
('A`)「やっぱり?」
(●皿●)「キヒヒヒヒヒヒ!!」
[がいこつ剣士は斬りかかった]
(;'A`)「くそっ!!」
[ドクオは身をかわした]
(●皿●)+
[がいこつ剣士は斬りかかった]
[ミス]
[がいこつ剣士は斬りかかった]
[ミス]
(;'A`)(せめて盾さえ使えれば違うんだろうけどなぁ…)
- 98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 02:11:50.39 ID:z4jzCq8qO
- (●皿●)「キヒヒヒ」
[がいこつ剣士は斬りかか]
(○皿●)「キヒ!?」
[閃光ががいこつ剣士を貫いた]
[がいこつ剣士に17のダメージ]
(;'A`)「遅すぎだろ…jk」
――――――――――――――――――――
( -∀-)「zzZ」
*(結局、少ししか寝れなかったよう…)
(;血`)「オヤブン、アイツ、コワイ、タノシイwww」
[マネすけが現れた]
- 99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 02:12:57.65 ID:RIf3F6WE0
- 支援
- 100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 02:14:39.97 ID:z4jzCq8qO
- *「マネすけ?どうしたんだよぅ?」
*「親分、マネすけが戻ってきてるよぅ」
( -∀゚)「聞こえてるっての」
*(こういう時だけ早いんだよぅ…)
( ゚∀゚)「で、何が有ったんだ?」
(゚血`)「オレ、ナマエ、コワイ、キヅイタ、タノシイwww」
( ゚∀゚)「ほぅ、マネすけの弱点を分かってるやつか…そりゃすげぇ」
( ゚∀゚)「かなり魔物に精通してるやつだな」
( ゚∀゚)「マネすけ、案内しろ!面白いことが有るかもしれねぇ」
(゚血`)「タブン、シタニイル、タノシイwww」
*(結構親バカだよぅ…)
- 101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 02:18:30.63 ID:z4jzCq8qO
- ( ゚∀゚)「何ボケっと突っ立ってんだ」
( ゚∀゚)「お前も来るんだよ、いよぅ!!」
(=゚ω゚)ノ「ぼ、僕もですかよぅ!?」
( ゚∀゚)「あぁ、もしかしたらマント目当てかもしれねぇしな」
( ゚∀゚)「今のうちにケリつけてやる」
――――――――――――――――――――
[???が飛び出してきた]
(○皿●)
[がいこつ剣士は驚き立ちすくんでいる]
*「はっ!」
[?は正拳突きを繰り出した]
(○皿○)………
[がいこつ剣士に42のダメージ]
[がいこつ剣士を倒した]
( ^ω^)「これでも頑張って来たんだお」
- 102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 02:18:53.61 ID:qBLxLT+PO
- wktk
- 103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 02:19:53.15 ID:z4jzCq8qO
- [ブーンらは勝利した]
('A`)「…さてと」
[がいこつ剣士は何かを落としていた]
[ドクオは銅の剣を手に入れた]
('A`)「ふぅ…これでやっと振り出しに戻ったな」
[ブーンは杖を振りかざした]
[杖から光が溢れてくる]
[ドクオの体力が回復した]
(; ^ω^)「ちょっと精神的に疲れたお」
('A`)「大丈夫か?」
(; ^ω^)「少しの間、魔法は使えそうに無いお」
[ブーンは今までに起こったことを話した]
- 104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 02:20:28.51 ID:z4jzCq8qO
- ( ^ω^)「とにかく、シラネーヨさんを探して早くここから出ないとだお」
(;'A`)「俺も銅の剣じゃまともに戦えそうに無いからな」
[ドクオは今までに起こったことを話した]
('A`)「とにかく、行ってない部屋の何処かにシラネーヨさんがいるはずだ」
( ^ω^)「把握、出口を見付けながらシラネーヨさんを探すお」
('A`)「出口を確保するなら、取り敢えず下に行ってみるか」
( ^ω^)「だお」
- 105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 02:23:04.05 ID:z4jzCq8qO
- こうして僕は、ようやくドクオと合流することが出来たんだ。
後はシラネーヨさんを探して、アルカパに戻るだけ。
それだけで、僕は自分の目的の為に、ニーチャンに会うために冒険が出来るんだ。
ただ、僕たちは気付いていなかった。
上の階から忍び寄る、その影の存在に。
[続く]
- 106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 02:24:24.84 ID:oGeqrQbeO
- 乙
- 107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 02:24:46.45 ID:z4jzCq8qO
- 投下終わりました
遅い時間なのに支援ありがとうございます
質問、罵倒、その他諸々何でも有れば答えさせて下さい
- 108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 02:24:59.34 ID:qBLxLT+PO
- WKTKWKTK
- 109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 02:25:33.70 ID:fesC2NWmP
-
- 110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 02:28:58.67 ID:soY4nYz1O
- 乙
- 111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 02:40:28.86 ID:RIf3F6WE0
- 乙だぜ
- 112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 02:51:04.43 ID:sDWYHeoe0
- 投下する時間が遅いよバーローwww
- 113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 04:03:44.90 ID:CGR9if9NO
- 乙
きちんと完結させてな
V大好きなんだよwww
- 114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 05:48:42.34 ID:aS+q1v180
-
- 115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 06:08:43.46 ID:x6d478dV0
- う
- 116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 08:15:32.03 ID:x6d478dV0
- ん
- 117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 09:17:09.36 ID:5P9dXbEuO
- こ
で読む
- 118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 09:17:57.34 ID:vIhOO8gpO
- よむほ
- 119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/22(金) 10:35:05.21 ID:W/yw04E60
- ('A`)がビアンカポジションということは、( ^ω^)と('A`)の子供が天空の勇者か・・・