- 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:06:59.21 ID:0KwNnMOpO
- 僕らは帰り道を見付けるために、下の階へ降りていた。
上の階から入って来たのだから、上から出る方が簡単なはず。
けど、開け放されていたことを考えると、どうもそこを入り口として使っているようにしか思えなかった。
そして脱出の際にそこで出くわして、城内をさ迷うリスクを考えたら正面の門を開けとくのが得策と僕は考えたのだ。
[レヌール城内]
[1F大広間]
('A`)「どうだ、開きそうか?」
( ^ω^)「さっきの鍵が入りそうだ…お?」
ガチャ
[門が開いた]
- 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:07:40.73 ID:0KwNnMOpO
- (* ^ω^)「やったお!」
('A`)「よし、これで帰りは楽だな」
( ^ω^)「…お?」
そこで僕は気付いた。
西の塔の一階、その暗闇の先にはまだ踏み入ったことが無いことに。
( ^ω^)「ドクオー、あっちは何処に続いてるんだお?」
('A`)「んあ?…さあな、俺はずっと捕まってたからシラネーヨ」
(*'A`)「…なんてなwww」
(; ^ω^)「……………」
[ブーンは立ち去った]
(;'A`)「あ、おい、待てって!」
第四話「救出」
- 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:09:21.13 ID:0KwNnMOpO
- [レヌール城内]
[B1F厨房]
(; ^ω^)「埃っぽいお…」
(;'A`)「何も無さそうだな?」
(; ^ω^)「いや…ちょっと待つお?」
[部屋の隅に何かの影が見える]
('A`)「何だ?」
( ^ω^)「……もしかしたらだお?」
( ´〓`)「………」
[???が現れた]
('A`)「誰?」
( ^ω^)「この人がシラネーヨさんじゃないかお?」
('A`)「こんなところに何で…とにかく助けようぜ」
[ドクオはシラネーヨの猿轡を外した]
- 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:10:17.83 ID:0KwNnMOpO
- ( ´ー`)「…………」
( ^ω^)「あの……?」
( ´ー`)「ふぅ…助かったーよ」
(;'A`)「うわ、しゃべった!?」
(; ^ω^)(ドクオ…かなり失礼だお……)
( ´ー`)「当たり前だーよ、生きてるーよ」
( ´ー`)「俺はシラネーヨだーよ」
('A`)「あ、その辺の事情はもうふいんきryで察してたんで。はい、これ」
[ドクオはカーチャンのメモ書きを渡した]
- 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:11:06.82 ID:0KwNnMOpO
- (*'A`)「よし、任務達成!帰ろうぜ!!」
(; ^ω^)(何という外道、こいつは間違いなく地獄行き……)
( ´ー`)「……………?」
[シラネーヨはカーチャンのメモ書きを読んでいる]
( ´ー`)「………何でカーチャンが王者のマントのことを知ってるんだーよ?」
( ^ω^)「……?」
('A`)「…は?」
(;´ー`)「……………」
(;ノー`)「あちゃー、カーチャンにやられたーよ」
( ´ー`)「まぁ、仕方ないから教えてやるーよ」
('A`)「いや、帰りたいし」
( ´ー`)「代わりに、手伝って欲しいんだーよ」
- 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:13:32.20 ID:0KwNnMOpO
- ( ^ω^)「手伝うかはともかく…内容は聞きたいお」
('A`)「手伝う必要なんて無いだろ、話しとやらも帰りに聞いてやるからさ」
('∀`)「ほら、出口に向かおうぜ?」
(; ゚ω゚)(なんでお前はさっきから偉そうなんだおぉぉぉ!?)
( ´ー`)「何ヵ月か前のことだーよ」
('A`)(無視かよ…)
( ´ー`)「東のラインハット城に、ある盗賊団が忍び込んだんだーよ
そいつらは巧みな変装術を駆使して城内に忍び込み、ある宝を奪い去ったーよ」
- 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:16:07.53 ID:0KwNnMOpO
- ( ´ー`)「それが王者のマント、かつてのグランバニア王が使っていた由緒正しいマントだーよ」
( ´ー`)「マントについては俺の先々代、勇者の花嫁の父だったルドマンの残した日記にこう記されているーよ」
('A`)(最後のくだりは自慢だな…)
( ^ω^)(だお…)
( ´ー`)『グランバニア王は勇者の父親として魔王と一戦を交え、これに勝利した。(中略)』
( ^ω^)(中略ktkrwwww)
( ´ー`)『王は王者としての威厳漂わすマントをたなびかせ、太陽の象徴とも言える冠、竜頭を象った杖、光輝く盾を身に付けており、それはまるで太陽神のようであった』
- 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:17:47.14 ID:0KwNnMOpO
- ( ´ー`)「ってな感じだーよ」
('A`)(なるほどねぇ。それを取り戻して一儲け考えてると)
( ^ω^)(待つお…てことは、この人も盗賊みたいなものかお?)
('A`)(その可能性が高いな、目的がはっきりしてないのが証拠だろ)
(; ^ω^)(じゃ、じゃあ…)
('A`)(焦るなよ、目的は何にせよ、カーチャンが頼んだのには理由があるはず。手伝うふりでもしとけば大丈夫だろ)
( ´ー`)「…そして先日のことだーよ、うちの店に寄った冒険者がレヌール城で光り輝くマントのお化けを見たって言ってたーよ」
- 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:18:35.15 ID:0KwNnMOpO
- ( ´ー`)「その話しを聞いた時にピンと来たーよ」
*「レヌール城には、盗賊団がいたはずだ。もしかしたらそのお化けは、そいつらが奪い去ったマントなのかもしれねぇ…ってか?」
(;'A`)「!?」
(; ^ω^)「…誰だお!?」
*「おいおい、侵入者が偉そうに何言ってんだ?」
[???が現れた]
( ´ー`)(本命登場だーよ…)
( ゚∀゚)「俺はジョルジュ…まぁ、昔も今もしがない盗賊さ」
(; ^ω^)(どっかで聞いた言葉だお…?)
(=゚ω゚)ノ「おやぶーん先に行かないで下さいよぅ!」
- 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:20:20.56 ID:0KwNnMOpO
- (゚血`)「オレタチ、オイテケボリ、タノシイwww」
[ジョルジュの仲間が現れた]
( ゚∀゚)「やっと来たか、おせーよ」
(;'A`)「お前は、さっきの!!」
(; ^ω^)「知らない奴もいるお!」
(゚血`)「オマエ、コワイ、タノシイwww」
[マネマネは怯えている]
( ´ー`)「…最近の幽霊騒動はこいつらの仕業だーよ」
( ´ー`)「それに本人が来たなら話しは早いーよ」
(#´ー`)「身に付けてる王者のマント、早く返すーよ」
- 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:22:08.95 ID:0KwNnMOpO
- ( ゚∀゚)「あぁ、これ?嫌だね、これは俺の戦利品だ」
( ゚∀゚)「それに着心地も最高だしな、返すわけにはいかねーよ」
(=;゚ω゚)ノ(絶対嘘だよぅ…さっきまで重そうにしてたよぅ……)
(# ゚∀゚)「…おい、マネすけ!びびってんじゃねーよ!!」
[ジョルジュは何かをマネすけに手渡した]
(# ゚∀゚)「いざという時はそれでもつけとけ!」
(゚血`)「オヤブン、ヤサシイ、タノシイwww」
[マネすけは喜んでいる]
( ゚∀゚)「…イヨゥ、準備は良いか!?」
(=゚ω゚)ノ「問題無いですよぅ、後ろは任せて欲しいですよぅ!」
- 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:24:00.41 ID:0KwNnMOpO
- (# ゚∀゚)「俺のマネすけを虐めた馬鹿共に、少し御灸を据えてやんなくちゃならねぇからな」
('A`)「…おい、おっさん。あんたは戦えるのかよ?」
( ´ー`)「何を言ってるんだーよ?これでも昔は僧侶としてパーティーを支えてたーよ」
('A`)「なら、良いや。ちょっと力を貸してくれ」
('A`)「こりゃあちょっと、嫌な予感が…」
(; ^ω^)「ドクオ、来るお!!」
(# ゚∀゚)「いっくぜぇぇぇ!!!」
[ジョルジュが魔神の如く切り掛かってきた]
- 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:26:42.91 ID:0KwNnMOpO
- (; ^ω^)(逃げられそうには無いかお)
[ブーンは拳を構えた]
(;'A`)(銅の剣でも、往なすだけなら………)
[ドクオは剣を構えた]
(=;゚ω゚)ノ「親分、早いですよぅ!?」
[イヨゥはバイキルトを唱えた]
(; ^ω^)「バイキルト!?反則だお!?」
(;'A`)「ブーン、下がれっ!」
[ドクオが前に躍り出た]
(# ゚∀゚)「うっしゃあ!」
[ジョルジュの攻撃]
(;'A`)「うわっ!」
[ミス、ドクオには当たらなかった]
[ジョルジュの斧が壁に食い込んだ]
(# ゚∀゚)「ちっ!」
- 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:29:28.79 ID:0KwNnMOpO
- (# ^ω^)「僕はこいつを…!」
[ブーンはイヨゥに飛び掛かった]
(=;゚ω゚)ノ「わわわ、こっちに来るよぅ!?」
(^ω^似)ニヤ
[マネすけは足払いを繰り出した]
(; ゚ω゚)「へぶっ!」
[ブーンはこけてしまった]
(=*゚ω゚)ノ「マネすけ、ありがとうだよぅ」
(^ω^似)「おっおっ」
[マネすけは駆け出した]
( ゚ω゚)「………ッ!?ドクオ!!」
―
[ジョルジュの斧が壁に食い込んでいる]
(; ゚∀゚)「うがー!取れNEEEEEE!!!11」
(;'A`)(あんなの、体真っ二つなんてレベルじゃねーぞ……)
- 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:31:24.05 ID:0KwNnMOpO
- (^ω^似)「………おっ」
*「――オ、後ろだお!」
(;'A`)「な!?」
( ゚ω゚)「止まれお!!」
[ブーンは杖を振りかざした]
[しかし、何の効果も無かった]
(; ^ω^)「まだ駄目だったのかお!?」
[ブーンは体勢を崩している]
( ´ー`)「世話の焼ける坊や達だーよ」
(^ω^似)「おっおっ」
[マネすけは正拳突きを繰り出した]
(;'A`)「mjd!?」
[ドクオは驚き竦み上がっている]
[シラネーヨはスカラを唱えた]
[ドクオの守備力が上がった]
(;゚A゚)「グッ!!」
- 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:32:22.90 ID:0KwNnMOpO
- [ドクオに6のダメージ]
(^ω^似)「おっ?」
('A`)「痛…くない?」
( ´ー`)「当たり前だーよ、守りに備える魔法だーよ」
(*'A`)(へぇ…中々やるじゃん)
(^ω^似)「……」
[マネすけは辺りの様子を窺っている]
(; ^ω^)(チャンスktkr!!!)
( ^ω^)「………ブーンかお?君はブーンなのかお?」
[ブーンはマネすけに揺さぶりをかけた]
('A`)「ちょwwwキメェwwww」
( ^ω^)「何言ってるんだお!?マネマネの弱点はこれなんだお!」
(^ω^似)「………」
[マネマネには効果が無かった]
- 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:34:47.71 ID:0KwNnMOpO
- ( ´ー`)「…………」
('A`)「…………うわー」
(; ^ω^)「あれ?」
( ゚∀゚)「へっ、俺のマネすけが二度も同じ手に引っ掛かるか!」
[ジョルジュが現れた]
(=゚ω゚)ノ「そうだよぅ、耳栓さえ有ればそんな弱点余裕なんだよぅ!」
[イヨゥが現れた]
(^ω^似)ニヤ
( ゚∀゚)「はっはーwww残念だったなww」
('A`)「なんてこったい、これはオワタ」
( ゚∀゚)「さて、逃げ道は無いぜ?」
[ジョルジュはドクオに疾風の如く切りかかった]
(;'A`)(さっきより早い!)
[ドクオは剣で身を防ごうとしている]
- 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:36:23.49 ID:0KwNnMOpO
- ( ´ー`)「逃がさないのはこっちの方だーよ」
[シラネーヨはバギマを唱えた]
(# ゚∀゚)「イヨゥっ!」
(=゚ω゚)ノ「させないよぅ!」
[イヨゥはバギマを唱えた]
[真空の渦がお互いを弾いた]
(;'A`)「ぐっ」
[ドクオは身を防いだ]
[鍔迫り合いが続いている]
(; ^ω^)(あうあう…)
(#゚ω゚)ノ「しつこいよぅ!」
[イヨゥはバギマを唱えた]
(; ^ω^)(今、僕が割り込んでも何の力にもなれないはずだお……)
(#´ー`)「んなことしらねーよ、とっとと返すーよ」
[シラネーヨはバギマを唱えた]
- 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:37:38.46 ID:0KwNnMOpO
- ( ゚∀゚)「身のこなしは中々のようだなぁ」
(# ゚∀゚)「けどよ……!」
(^ω^似)ニヤ
(; ^ω^)(魔力も力も圧倒的に差が有りすぎるお…)
[ブーンの杖が光を放っている]
( ^ω^)「……………?」
( ^ω^)「これは……なんだお?」
[マネすけはドクオの後ろに回り込んだ]
(;'A`)「何!?」
(# ゚∀゚)「こういう手も有るんだぜ?」
[マネすけはドクオを羽交い締めにした]
[ブーンは杖を振りかざした]
(; ^ω^)「……………………!?」
[ブーンの中に声が響き渡る]
- 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:43:28.11 ID:0KwNnMOpO
- ―君は…無力じゃない……
[杖が輝きを増していく]
この時、僕の目の前は真っ白になっていて、
( ゚∀゚)「あ…何だ?」
( ´ー`)(あの杖はまさか…何でこんなとこに有るんだーよ?)
何も考えずに呪文を唱えていた。
―さぁ、唱えるんだ
( ω )「我が力……竜神の加護の下に……」
( ω )「…悪しき力を浄化する力の化身となりて」
(;'A`)「何してるんだ、ブーン!?早く手t」
―そう、これが君の力……
(# ω )「ドラゴラム!!」
- 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:45:56.58 ID:0KwNnMOpO
- [周囲に地響きが響き渡る]
(=;゚ω゚)ノ「これはなんだよぅ!?」
(竜 ω )「…………」
[ブーンはドラゴンに変身した]
(; ゚∀゚)「な!?」
[ドクオは羽交い締めから解放された]
(;'A`)「…ブーン?」
(^ω^似)「……おっ」
[マネすけはブーンに飛び掛かった]
(; ゚∀゚)「マネすけ、止せ!!」
[声はマネすけに届いていないようだ]
(=;゚ω゚)ノ「親分、これはヤバいですよぅ!一旦逃げた方が良いですよぅ!!」
- 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:48:22.33 ID:0KwNnMOpO
- [イヨゥはジョルジュを押さえている]
(^ω^似)「おっお」
[マネすけは正拳突きを繰り出した]
(竜 ω )「………」
[硬質な鱗は触れる者を傷付ける]
(^ω^;似)「おっ…」
[マネすけに6のダメージ]
[マネすけは杖を振りかざした]
[杖が閃光を発する]
[ミス、ブーンはダメージを受けなかった]
(竜 ω )「……」
[ブーンは大きく息を吸い込んでいる]
( ´ー`)「……おい、下がるーよ」
(;'A`)「え…?」
( ´ー`)「近くにいたら跡形も無くなるーよ」
- 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:50:14.03 ID:0KwNnMOpO
- [マネすけは杖を振りかざした]
[杖が閃光を発する]
[ミス]
(; ∀ )「そうか、マネすけがあいつをモシャスすれば良いんだ!!」
(=;゚ω゚)ノ「親分、しっかりして下さいよぅ!!マネすけは昔っから自分でモシャスを解けないって親分が言ってたんですよぅ!!」
( ;∀;)「マネすけ!!やるんだマネすけ!!!頼む…頼むから………」
[ジョルジュは崩れ落ちた]
[マネすけは杖を振りかざした]
[杖が閃光を発する]
(;´ー`)「今の内に外に逃げるーよ!!」
(;'A`)(ブーン………)
[ドクオ達は逃げ出した]
(^ω^;似)「…おかしいお、おかしいお」
[マネすけは杖を振りかざした]
[杖が閃光を発する]
[ミス]
- 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:50:30.62 ID:XgvFOu0EO
- 支援
- 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:52:33.05 ID:0KwNnMOpO
- (=; ω )ノ(親分、マネすけもごめんですよぅ…)
[イヨゥは自分にバイキルトを唱えた]
(; ∀ )「…ウグ……ッ!!」
[ジョルジュは気絶した]
[マネすけは杖を振りかざした]
[杖が閃光を発する]
[ミス]
(= ω )ノ(またね、だよぅ……)
[イヨゥはジョルジュを担いだ]
[イヨゥ達は逃げ出した]
[マネすけは杖を振りかざした]
[杖が閃光を発する]
[ミス]
(^ω^;似)「あうあう……」
[マネすけは杖を振りかざした]
- 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:55:32.86 ID:0KwNnMOpO
- [しかし何も起こらなかった]
(^ω^似)「お?」
(竜 ω )「グオォォォ…」
[ブーンは灼熱の火炎を吐き出した]
[辺り一面を火炎が覆い尽くす]
[マネすけは消滅した]
(竜 ω )「グオォ…」
[衝撃で建物が崩れ落ちそうだ]
(竜 ω )「ギャオオォォォォ!!!」
[ブーンは壁を突き破り飛び上がった]
[レヌール城]
[門前]
[ブーンは城壁を突き破った]
[ブーンは空を旋回している]
(;'A`)「どど、どうすれば良いんだよ?」
- 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:57:20.97 ID:0KwNnMOpO
- ( ´ー`)「あれは、竜覚醒魔法ドラゴラムだーよ」
( ´ー`)「あの術式は昔に滅んだはずなんだーよ」
(;'A`)「何だそれ!?じゃあ、ブーンが使ったあれは…」
( ´ー`)「だからドラゴラムだーよ」
(#'A`)「なんだよ、その矛盾は…!!」
( ´ー`)「あの子が持っている杖…竜頭を象った……ドラゴンの杖」
( ´ー`)「それなら、有り得る話しだーよ」
(;'A`)「は?あの杖が?」
(=;゚ω゚)ノ「親分、起きなきゃ駄目ですよぅ!!」
[イヨゥとジョルジュが現れた]
(=;゚ω゚)ノ「早く逃げるんですよぅ!!」
- 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:58:46.81 ID:0KwNnMOpO
- [イヨゥはベホイミを]
(#´ー`)「その前に早く太陽のマントを返すーよ」
[シラネーヨはマホトーンを唱えた]
[イヨゥはベホイミを唱えられない]
(=;ω;)ノ「駄目だよぅ、これは親分のお宝だよぅ………」
(#´ー`)「それはラインハット王家を継ぐ者の証なんだーよ」
[シラネーヨはジョルジュから太陽のマントを奪い取った]
(#´ー`)「それに、グランバニア王家との国交に今これが必要なんだーよ」
('A`)(国交…?何だこいつ、やけに詳しい?)
(=#;ω;)ノ「な、返せよぅ!親分が起きてたらこんなことにh」
( ´ー`)「バイバイだーよ」
- 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 21:59:47.63 ID:0KwNnMOpO
- [シラネーヨはバシルーラを唱えた]
[イヨゥ達は空の彼方へ消え去った]
(;'A`)「お、おい…どこに飛ばしたんだ?」
( ´ー`)「分かんないーよ、取り敢えずこの大陸の外だーよ」
(;'A`)(こわっ)
( ´ー`)「あの少年、降りてくる気がなさそうだーよ」
( ´ー`)「さっさと帰るーよ」
(;'A`)「えっ!?置いていくのか!?」
- 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 22:00:22.39 ID:0KwNnMOpO
- ( ´ー`)「ドラゴラムは魔力が切れるまで竜となり続けるーよ」
( ´ー`)「それまで待つのは得策とは思えないーよ」
( ´ー`)「君にはその間に見てもらいたいものが有るーよ」
[ブーンは空を旋回している]
(;'A`)「は…把握」
[続く]