社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 20:19:18.55 ID:uN/c1M9V0<> 書いてみる。 <>( ^ω^)ブーンがゴブリンと共に戦うようです[MTG] 理学療法士(不明なsoftbank)<>sage<>2007/03/12(月) 20:20:13.02 ID:HBQH5t9s0<> ブーンがゴロリと共に戦うようですに見えた <> か・い・か・ん(山形県)<><>2007/03/12(月) 20:20:14.72 ID:eBiRvL4T0<> 三三三三三三≧ヘ丶、    /    /          ヽ::.::、::.::
-冖-冖ー¬<三三Y> \ / / ,   /      ,   ヽ  └ァl!::.:
        └ヘ三三Z V / /   / ,′    | l   l    ノ‖::
           └ヘ三|} ∨ ,′ , l l | U  ,′l  , |  「::.:||::.:
           └r介=、Y | l| l|l| | |l |/| |  l l| |,ゝ:リ::.:
  /           //l ト、_〉〉l廾|‐トl-l |l l厶L/__/ ハ l〈::.〃::.:   ここはあなたの日記帳ではないのだわ
//            〈 く__川ヽ,小| r汽tミ ヽハノ 厶ヒく_,イ| |{://::.::;
/           \_/|l| 〉l∧ ゞヅ   ´  孔リ}> j l| |r卆::/    チラシの裏にでも書いてちょうだい
             |l| |l|//」 ハ           `゙´ //| |ゞ=く
            l     |l| |l|/ | レヘ、   `__     //イ !
          |   | | |lト、|!  ,> 、 ` ` ,.. -¬ | ‖|
         l   | | |_〉ヽ」 レ'´:..:..:..:.≧fチ:..:..:..:|∧| |\
            ',   レ′ 、 ヽ|:..:..:..:..:..:.ゞ=':-、:..:..:||:..:`Y |::.::.:ヽ
            ',      |l   \:.:.´ ̄:../:..:..:..:..:..||:..:..:.| j::.::.::.:∧
            ',     ト、    ヽ三三二ニ=彳|}:..:..//::.::.::./::.::l
            ',    |::.ヽ   \  , =彡'´⊥〉/厶-┐r=彡
            ',   |::.::\    ∨∠三三三三三三三三
<>
社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 20:21:22.84 ID:uN/c1M9V0<> ※「マジック:ザ・ギャザリング(Magic: The Gathering)」を題材としたお話です。

※現実と違う部分が多々あります。

※フォーマットはレガシーです。
※トーナメントパック、ブースターパック等は存在せず、カードはシングルで手に入れるか大会で手に入れます。
※トレードができないシステムになっています。
※大会で手に入れたカードなら、大会の途中でもデッキに入れることができます(実際の大会でやると即失格です)。
※レアやアンコモンは手に入りにくいです。
※所々に出てくる理論っぽい物は、作者の脳内理論ですので明らかにおかしい理論が多々あります。
※間違いがありましたら指摘お願いします。
※解らない言葉やカード等は下記アドレスで調べてもらえると助かります。
カード検索 → ttp://whisper.wisdom-guild.net/
カードやルール等の詳しい内容 → ttp://mtgwiki.com/

※MTGプレイヤー、特にレガシープレイヤーは先が読める時があると思いますが、
そこはネタをばらさないで生暖かく見守っていただけるとありがたいです。 <>
社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 20:25:19.65 ID:uN/c1M9V0<> 第1話


「じゃぁ今日はここまで。」

授業が終わった。
僕は内藤ホライゾン。VIP高2年。皆からはブーンと呼ばれてる。
走ることしか取柄のない、ちょっとピザだけど普通の高校生。
最近ある事にのめり込んでいる。


( ^ω^)「ドクオ、早く行くお!」

('A`) 「ちょっと用事があんだよ。すぐ終わると思うから校門で待っててくんない?」

彼はドクオ。僕の親友。
中学時代からの親友でキモイ顔をしてるけどとってもいい奴。僕の師匠でもあるしね。 <>
社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 20:29:34.36 ID:uN/c1M9V0<> ( ^ω^)「わかったお。校門で待ってるお。⊂二二二( ^ω^)二⊃ブ--…」

ξ#゚听)ξ「ちょっとブーン!今日あんたも掃除当番でしょ!サボる気!?」

彼女はツン。僕の幼馴染み。
巻き髪でフランス人形みたいな、ちょっぴり可愛い…いや、めちゃめちゃ可愛い女の子。
いつもツンツンしてるけど。

(;^ω^)「見つかってしまったお…。」

('A`) 「じゃ、校門で。」

( ´ω`)「わかったお…。」


帰宅部の僕等が毎日のように行く場所、Hobby Shop 『Bourbon House』。
MTGをやる為だ。 <>
社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 20:34:05.27 ID:uN/c1M9V0<> 僕がMTGを始めたのは1ヶ月前。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

たまたま入ったリサイクルショップ。
『何でも100円!!』と書かれているかごの中に、目に留まった1枚のカードがあった。

( ^ω^)「ごぶりんきんぐ?」

英語で書かれているカードが目に留まった。
その英語で書かれている文章の中で唯一解った単語。
ゴブリンと言えば、不細工で頭が悪くていたずら好き、けれど良い奴もいっぱいいる。
ゴブリンに対してそんなイメージを持っていた僕は、ゲームや本に出てくるゴブリンに対して妙な親近感を持っていた。

(*^ω^)「ゴブリンの王様なのかお?絵も面白いおw。これくださいだお。
       でもこれ何のカードなのかお?」

と裏を見てみると、

( ^ω^)「まじっくざ…?知らないお…。
       ドクオはこういう事に詳しいはずだお。明日聞いてみるお。」

本当に偶然だったMTGとの出会い。 <>
社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 20:38:24.66 ID:uN/c1M9V0<> 次の日。

( ^ω^)「これ何なのかお?」

('A`) 「(!)レアじゃん。あれ?お前もMTGやってんの?」

( ^ω^)「これMTGって言うのかお?
       たまたま買ったんだお…おまえ『も』ってドクオこれやってるのかお?」

('A`) 「ああ、1年くらい前からかな。面白いぜ。
    今日もMTGやりに店に行くんだけど、お前も来るか?」

( ^ω^)「行ってみるお!ところでこのカードはすごいカードなのかお?」

('A`) 「《Goblin King / ゴブリンの王》?まぁすごいよ、レアカードだし。
    ゴブリンデッキにしか使えないから、めちゃめちゃ強いわけじゃないけど。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

それから毎日のようにバーボンハウスへ行くようになる。
MTGの先輩であるドクオに色々と教えてもらいながらMTGにはまっていった。
未だにスタックが良く解って無いけれど…。 <>
デスラー(広島県)<>sage<>2007/03/12(月) 20:39:05.25 ID:9xMGIjy60<> なんか定期的にMTGのブーン系小説スレが立つよね。
しかも途中で終わるし。 <>
社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 20:43:19.84 ID:uN/c1M9V0<> ξ゚听)ξ 「ボーっとしてないで早く終わらせるわよ。
      …そうだブーン、今日もあのお店に行くんでしょ?ちょっと図書館に寄りたいから私も一緒に行くわ。」

( ^ω^)「・・・。」

ξ///)ξ「べ、別にあんたと一緒に行きたい訳じゃないんだからね!!」


掃除が終わり学校を出ると、校門でドクオが待っていた。

('A`) 「お前らホント仲良いよな。sexでもしてた?」

ξ#゚听)ξ「##」ドゴッ!

('A(:)「…正直スマンカッタ。」 <>
社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 20:47:33.32 ID:uN/c1M9V0<> ( ^ω^)「最近MTG上手くなってきた気がするお。」

('A`) 「そりゃ初心者なんだから、やれば上手くなるに決まってんだろ。」

ξ゚听)ξ 「MTGってそんなに面白いの?」

( ^ω^)「面白いお!ツンもやってみるお。手取り足取りいやらs…やさしく教えてあげるお!」

ξ゚听)ξ 「…気が向いたらね…。」


そんな話しをしているうちにバーボンハウスが見えてきた。

ξ゚听)ξ 「じゃ、わたし図書館行くから。」

そう言ってツンは図書館へ。
僕とドクオはバーボンハウスへ。 <>
社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 20:51:44.27 ID:uN/c1M9V0<> (´・ω・`)「やあ、ようこそ、バーボンハウスへ…ってブーンとドクオか。いらっしゃい。」

しょぼくれた顔の頼りなさそうな彼は、店長のショボン。
こんな顔をしているがMTGはかなり強い。
大きな大会で優勝したこともあるとか。
それから、このバーボンハウスはBarでもある。
何でBarを一緒にやっているかは知らないけど。

( ^ω^)「こんにちわだお。今日も来ましたお。」

(´・ω・`)「 や ら な い か ? 」

(;^ω^)「だが断る。」

(´・ω・`)「残念。じゃここに名前書いて。」

すでに何人かの常連がデュエルしていた。

( ^ω^)「ドクオ勝負だお!」 <>
社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 20:55:07.51 ID:uN/c1M9V0<> 僕のデッキはゴブリンデッキ。
たくさんのゴブリンと火力が入っているウィニーデッキ。
もちろん王様入り。
ドクオが言うには、「スライ型のゴブリン」あまり考える部分が少ないからお前に合ったデッキだと思う、だって。
ドクオ君、どう言う意味かな?

ドクオはこれと言って決まったデッキは無い。
「好きな色は黒、好きなデッキタイプはコンボ。」
だそうだ。最近は黒ウィニーを良く使ってる。


('A`) 「まだまだプレイが甘いな。」

強くなったと思っても、所詮始めて1ヶ月なわけだしね。

(;^ω^)「うぅ…。ドクオもう一回勝負だお!」 <>
僧侶(アラバマ州)<><>2007/03/12(月) 20:58:36.12 ID:L3h/KBD70<> カードヒーロー思い出す。 <> 社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 20:59:10.72 ID:uN/c1M9V0<> MTGは考える要素が多い。

まずデッキ構築。
適当に作っても、それは『デッキ』ではなくただの『紙の束』。
メタ、デッキタイプ、シナジー、etc…。
何より自分に合ったデッキであるかどうか。

ようやくデッキを作り、始まるデュエル。
最初のマリガンチェックから始まり、最後の勝利条件を満たすまで気が抜けない。
1本目が終わってもデュエル中に得た相手の情報をしっかりと整理し、相手のデッキに合わせたサイドボード。

デュエルにしても、ただカードを出せば良いものではない。
相手の手札を読み、逆にブラフ等を駆使し相手には読ませない。
様々な選択肢の中から最良の選択を行い実行する。
それは自分が使っているデッキ内容によって全く違う。
序盤、中盤、終盤でも大きく変わる。
言葉で言うのは簡単なのだが、いざやるとなると難しい。

これら以外にも様々な要素が複雑に絡み合いながら、勝利に向かって「MTG」と言うゲームが進められて行く。
最良の選択をしたつもりでも、デュエルが終わった後ショボンに指摘されてから気付く事がまだまだたくさんある。 <>
社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 21:04:36.30 ID:uN/c1M9V0<> ショボンから教えてもらった事はたくさんある。
その一つがアドバンテージ重要性。
ただ色々説明してもらったけど、何となくしか解らないかった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(´・ω・`)「君のデッキはウィニーだからテンポが重要だね。」

( ^ω^)「(テンポ…?…!!)オーイェー!わかったんだおベイべー!」

(´・ω・`)「…!?」

(*^ω^)「テンポは大切だおチェケラ!ノリノリでいくおベイベー!!」

(´・ω・`)「・・・。」

その勢いでお酒の瓶を割ってしまい、ショボンにグーで殴られた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 <>
社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 21:07:49.90 ID:uN/c1M9V0<> (;^ω^)「負けましたお…。」

('A`) 「さっきのプレイングおかしくね?」

とは言っても、最近はドクオにも勝てるようになってきた事は事実。

( ^ω^)「そうなのかお?」

お店の人達ともデュエルして最近は結構勝てるようになったし。

( ^ω^)「今度こそ勝つお!」

僕はMTGにはまりまくっている。



第1話、終わり <>
デスラー(広島県)<>sage<>2007/03/12(月) 21:13:11.67 ID:9xMGIjy60<> 乙。

第2話いつだろ。 <>
受付(チリ)<><>2007/03/12(月) 21:13:27.76 ID:EVdeOYaIO<> あ、あれ? <> 名無し募集中。。。(兵庫県)<><>2007/03/12(月) 21:13:47.79 ID:JSOIKmBG0<> 2話マーダー(・∀・)っ/凵⌒☆チンチン <> 社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 21:14:13.04 ID:uN/c1M9V0<> 投下する? <> 社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 21:15:46.27 ID:uN/c1M9V0<> まぁいいや
2話投下 <>
社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 21:16:49.50 ID:uN/c1M9V0<> 第2話



( ^Д^)「今日はこの店?
      店長のショボンは有名なプレイヤーだけど、それ以外は有名な人いないんじゃね?」

川 ゚ -゚)「入ろう。」

(゚∋゚)「…。」



店のドアが開き、3人組が入ってきた。

少し気になり、僕は手を止め入り口を向いた。

釣られてドクオも入り口の方を見る。 <>
社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 21:20:24.98 ID:uN/c1M9V0<> (´・ω・`)「やあ、ようこそ、バーボンハウスへ。
       このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。」

( ^Д^)「いや、酒はいいや。デュエルしたいんだけど。」

(´・ω・`)「ここに名前書いて。」

川 ゚ -゚)「ショボンさん、デュエルをお願いしたい。」

(´・ω・`)「おやおや、指名かい?」

川 ゚ -゚)「お願いします。」

(´・ω・`)「済まない、今から夜の準備があって忙しいんだ。それに僕は現役を退いたからね。」

川 ゚ -゚)「そうですか…。」

(´・ω・`)「ここの皆は骨のあるプレイヤーばかりだから問題ないと思うよ?」

川 ゚ -゚)「…解りました。」

(゚∋゚)「…。」 <>
受付(チリ)<><>2007/03/12(月) 21:21:21.05 ID:EVdeOYaIO<> 懐かしくて泣いてた <> 社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 21:24:37.16 ID:uN/c1M9V0<> 「ずいぶんいい気になってんな。」

「あいつら潰しちまおうぜ。」

と、どこからともなく声が聞こえる。


( ^ω^)「あいつら知ってるかお?」

('A`) 「シラネ。」

3人組の1人がテーブルに着き、常連Aとデュエルを始めようとしていた。

( ^ω^)「ドクオ、見に行くお。」

('A`) 「おう。」

僕が 川 ゚ -゚) に目を奪われていたのは秘密だ。 <>
社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 21:28:41.36 ID:uN/c1M9V0<> デュエルが始まる。
いや、デュエルと呼べるものでは無かったのかもしれない。
圧勝。
もちろん3人組みの1人が。

そいつが使っていたデッキはノンクリーチャーの黒コントロール。
常連Aの使っていたデッキは緑単ストンピィ。
1ターン目《Dark Ritual / 暗黒の儀式》からプレイされる《Duress / 強迫》と《Hymn to Tourach》。
常連Aが何とかクリーチャー並べたところにプレイされる《Damnation / 滅び》。
《Phyrexian Arena / ファイレクシアの闘技場》で稼がれるカードアドバンテージ。
そして《Cabal Coffers / 陰謀団の貴重品室》からの出された膨大なマナからプレイされる《Consume Spirit / 魂の消耗》と《Death Grasp / 死のわしづかみ》。
完璧なコントロール。


(;^ω^)「…強いお…。」

('A`) 「単に強いカードを入れてるだけじゃない。しっかりバランスも取れてる。」

(;^ω^)「自信たっぷりなわけだお。」

('A`) 「2部、もしかしたら1部なのかもしれない。」

( ^ω^)「…?」 <>
社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 21:32:54.30 ID:uN/c1M9V0<> 納得のいかない常連A。
サイド後、2戦目をやるが結果は同じ。
違ったことと言えば、フィニッシュが《Haunting Echoes / 消えないこだま》だったことぐらいか。

m9(^Д^)プギャー「お前弱すぎwwwwMTGやる資格ねーんじゃね?www」

常連A「…。」

(#^ω^)ビキビキ

次に常連Bが挑む。
しかし常連Bのデッキはパーミッション。
常連Bは粘っていたが、手札破壊満載の黒コントロールと相性が悪い事は目に見えていた。
そんな中、常連Bは唯一デッキに入っているレア《Morphling / 変異種》を場に出す事に成功する。

( ^Д^)「変異種ねぇ…。」

大して気に留めるそぶりを見せない。
そしてあっさりと対処する。
手札破壊によりカウンター呪文を捨てさせた上での《滅び》。
いくら《変異種》が強力だとは言え、どうすることもできない。


サイド後の2戦目は見ていられないほど醜い試合だった。 <>
理学部(アラバマ州)<>sage<>2007/03/12(月) 21:34:48.82 ID:Q3rOiYVO0<> そこで吼える俺の番狼 <> バンドマン(不明なsoftbank)<><>2007/03/12(月) 21:35:41.05 ID:pPeV6daB0<> >>29
それを焼き尽くす俺の黒焦げ <>
理学部(アラバマ州)<>sage<>2007/03/12(月) 21:36:23.30 ID:Q3rOiYVO0<> >>30 レ ス ポ ン ス で 狩 り の 興 奮 <> 社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 21:37:09.05 ID:uN/c1M9V0<> m9(^Д^)プギャー「てめーら弱すぎなんだよwww」

川 ゚ -゚)「…プギャー、騒ぎすぎだぞ。」

( ^Д^)「だってこいつら全然相手にならねーんだぜ?」

(#^ω^)「次は僕が相手だお!!」

('A`) 「ブーン、やめとけって。」

( ^Д^)「俺は誰でも良いぜ。」

(#^ω^)「止めるなドクオ。僕はあいつを倒してやるお!」

そしてデュエルが始まった。 <>
社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 21:40:31.87 ID:uN/c1M9V0<>




圧敗。





('A`) 「だからやめとけって言ったろ…?」

(;^ω^)「…。」

( ^Д^)「俺を倒すんじゃ無かったのか?ww」

(;^ω^)「…そうだお。他の2人はどうなんだお!?」

(゚∋゚)「…。」

(;^ω^)「君とデュエルするお!」

(゚∋゚)「…。」 <>
社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 21:44:23.28 ID:uN/c1M9V0<> そして始まるデュエル。
《Polluted Delta / 汚染された三角州》から《Scrubland》。
そのまま《Dark Ritual / 暗黒の儀式》からプレイされる《Duress / 強迫》と《Hymn to Tourach》。
落ちる《山》。

(;´ω`)「アウアウ…。」

飛んでくる《Sinkhole》《Vindicate / 名誉回復》。
場に出される《Cursed Scroll / 呪われた巻物》。

(;゜ω゜)「…。」





5ターン目には僕のコントロールするパーマネントが何も無かった。 <>
神(福岡県)<><>2007/03/12(月) 21:47:53.99 ID:hvmOF9B30<> >>9
作品作りながら投下が難しい題材だからな〜、
カード解説交えながらだと特に <>
社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 21:48:10.69 ID:uN/c1M9V0<> (;´ω`)「…もう1回、もう1回お願いしますお…。」

( ^Д^)「やめといた方がいいんじゃね?www」

(;´ω`)「お願いしますお…。」

(゚∋゚)「…。」





相手、後手1ターン目。《暗黒の儀式》からプレイされる《Engineered Plague / 仕組まれた疫病》。





後からショボンに聞いたら、あのデッキはピキュラ黒って言うデッキなんだって。 <>
社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 21:53:13.94 ID:uN/c1M9V0<> ( ^Д^)「マジおまえキモイんだよwwwキモくてバカ、ほんとゴブリンにそっくりだよなwwww」

( ´ω`)「…ゴブリンをバカにするなお…。」

( ^Д^)「は?wwwwマジキメェェェwwwww」

( ´ω`)「…いつかお前達に勝ってやるお…。」

( ^Д^)「はいはいワロスワロス。」

川 ゚ -゚)「私達はもうこの店に来ることはないだろう。
     私達とデュエルがしたいのなら大会に出ることだな。」

( ´ω`)「…絶対出てやるお…。」

( ^Д^)「ま、2部にすら上がれるとは思えないけどなwwwwwww」

(゚∋゚)「…。」 <>
社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 21:56:45.27 ID:uN/c1M9V0<> ( ^Д^)「ほんと時間の無駄だったwwwww」

そう言い残し3人組は出て行った。



(#゜ω゜)「あいつらムカつくお!!!!111」

('A`) 「そう怒るなよ。」

(#^ω^)「ドクオは悔しくないのかお!!??」

('A`) 「実際あいつら強いしな。プレイングもしっかりしてるし。」

(#^ω^)「それでもあの態度はゆるせないお!」

('A`) 「まぁな。」 <>
社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 22:00:47.61 ID:uN/c1M9V0<> ( ^ω^)「そう言えば、あいつらが言ってた『1部』とか『2部』とか何なんだお?
       ドクオも言ってたおね。」

('A`) 「あぁ、それ?ランクと言うかクラス分けと言うか。」

( ^ω^)「ランクかお?」

('A`) 「公認大会に出るためには、まずWotV(Wizards of the VIP)の公式競技組織であるDCV(Duelist Combocation VIP)に登録しなきゃなんない。」

( ^ω^)「ふむふむ。」

('A`) 「プレイヤーと大会はランク分けされてるんだ。登録したときは全てのプレイヤーが3部になる。」

( ^ω^)「ほーそれで。」

('A`) 「3部のプレイヤーは3部の大会、2部のプレイヤーは2部の大会に出場することができる。
    その大会で上位に入るとランクに上がる。1部が最高で3部が一番下。」

( ^ω^)「なるほど。」

('A`) 「カードは買うだけじゃなく、大会で勝つと貰えるのは知ってる?」

( ^ω^)「聞いたことあるお。」

('A`) 「3部で勝つとコモン4枚、2部で勝つとアンコモン4枚、1部で勝つとレア4枚貰える感じ。勝ち上がると商品も良い物になるし。」

( ^ω^)「上位のランクの大会で勝つと良いカードが貰えるのかお。」

('A`) 「そんな感じ。ただ強すぎるカードはコモンでも1部の商品になってるけど。
    あと、その大会で上位に入ると商品としてカードが貰える。」 <>
社会科教諭(チリ)<><>2007/03/12(月) 22:03:50.35 ID:uN/c1M9V0<> (´・ω・`)「3部の大会は定期的に開いてるよ。」

とショボンがやってきた。

(´・ω・`)「こっぴどくやられたようだね。」

(#^ω^)「あいつら絶対にゆるさないおお!」

(´・ω・`)「バーボンハウス主催の3部の大会は、月に2回開いてる。場所はここじゃないけどね。」

( ^ω^)「そう言えばドクオのランクは何なんだお?」

('A`) 「俺は2部。多分あいつらは1部だと思うけど。」

( ^ω^)「じゃまず2部に上がらなきゃいけないお。3部の大会はいつあるんだお?」

('A`) 「ショボンさん、確か今週末ありましたよね?」



こうして初めての大会に出ることになったのだった。



第2話、終わり <>