内藤エスカルゴ - 現行作品一覧 - ( ^ω^)がダブルクロスをやるようです - セッション1 - オープニングフェイズ
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 04:11:19.47 ID:L7OHOCpr0
 




          - オープニングフェイズ -




 

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 04:14:25.95 ID:L7OHOCpr0
SCENE:1

(´・ω・`) : まずはツンのシーンから、三年くらい前の回想だ。登場したら侵食値を上げてね

ξ゚听)ξ : あーい、侵食値上げまーす

(´・ω・`) : とあるミッションに成功した帰りだね。解散して、今はヒートとふたりっきり

ζ(゚ー゚*ζ : あれ? 俺は?

(´・ω・`) : まだ幼いから、UGNに協力してない頃だね

ξ゚听)ξ : となると、私はデレのためにも戦っているわけか

ζ(゚ー゚*ζ : お姉ちゃん! 守ってぇ!

(´・ω・`) : 声が野太いwwww

ξ゚听)ξ : 守りたくないwwwww

lw´‐ _‐ノv : はい、もどすもどすw

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 04:15:46.55 ID:L7OHOCpr0
ξ゚听)ξ : えーっと、じゃあ、「怪我がなくて良かったわね」と、ヒートに話しかけます

(´・ω・`) → ノパ听) :「そーだな! 一般人の被害もなかった!」

( ^ω^) : 元気ッ子キター!

(´・ω・`) → ノパ听) :うるさいなw「けど、ジャームを殺す以外の方法は、ないのかな……」そういってちょっと寂しげな表情になる

ξ゚听)ξ : 優しい子なのか、とりあえず、「…………」となんとなく沈黙

ζ(゚ー゚*ζ : 気まずい流れだな(バリボリ)

lw´‐ _‐ノv : ああ、この後居なくなることも考えると辛いな(バリボリ)

('A`) : だが、なんとなくこのセリフは重要な気がするぜ(バリボリ)

(´・ω・`) : お菓子を食いながら茶々を入れるな!w

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 04:19:41.39 ID:L7OHOCpr0
(´・ω・`) → ノパ听) :では、沈黙を破って「ねえ、もしだよ? もし、ジャームを元に戻すことができたら……」

( ^ω^) : ……ごくりっ

(´・ω・`) → ノパ听) :「もうこんな、ひどい事をしなくて済むんだよね?」

ξ゚听)ξ : あれ? ジャームは元には戻らないんだよね?

(´・ω・`) : 今のところ、元に戻す方法は皆無だよ。

ξ゚听)ξ : じゃあ、「だけど、現実はそんなに都合よく出来てないわ」と、冷たく言います

(´・ω・`) → ノパ听) :「それは分かってるよ。ただ、ジャームにだって生きる手段が在ったんじゃないかって、そう考えちゃうんだ」

ξ゚听)ξ : 「……そうね。出来るなら、ジャームだって殺したくないけど。だけど――」


「もし、私がジャーム化したら。ただ欲望のままに生きる事になったら、私は殺して欲しいわ」


('A`) : おお!

ξ゚听)ξ : あれ? なんか変なこと言っちゃった?

('A`) : いや、余りにゲームにぴったりなセリフで、初めてとは思えなかったw

ξ゚听)ξ : そーなのかー。なんとなくゲームの雰囲気が掴めて来たわwww

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 04:24:20.83 ID:L7OHOCpr0
(´・ω・`) → ノパ听) :対してこう返そう。「うん。私も……ジャーム化して戻らないならば、殺して欲しい」

ξ゚听)ξ : 「その時は、私が殺しちゃうよ?」

(´・ω・`) → ノパ听) :「ああ、もしツンがジャーム化したら、私がトドメを刺す」

ξ゚听)ξ : 「ええ、約束よ」 そう言って、小指を突き出す。

(´・ω・`) → ノパ听) :じゃあ、彼女はその指に小指を絡めて、「約束だぞッ!」と微笑みます

('A`) : おお、ふつくしい友情

( ^ω^) : あとで殺し愛が始まるパターンだな

(´・ω・`) : その後、彼女はある事件を境に行方を眩ます。この約束からちょっと後の話だ

ξ゚听)ξ : ん、"実験体"になる事件のことか

(´・ω・`) : うん。その時のことはいずれ描写するからね

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 04:29:43.74 ID:L7OHOCpr0
(´・ω・`) : そして、キミは目を覚ます。

ξ゚听)ξ : 夢オチwww

(´・ω・`) : 携帯の着信音で目が覚めたようだ。

ξ゚听)ξ : じゃあ、ちょっと苛立ちながら電話をとる。「もしもし?」

(´・ω・`) : 相手はこの街の支部長だ。「もしもし、ツンさんですね? 実は耳に入れたい情報が……」

ξ゚听)ξ : UGN?

(´・ω・`) : もちろん

ξ゚听)ξ : それじゃあ、苛立ちを隠さずに「はい、どんな用事かしら?」

(´・ω・`) : 「いくつかあります。ヒートさんに関する情報です」

ξ゚听)ξ : ヒートと聞き、ちょっと慌てて「ヒートが見つかったの!?」

(´・ω・`) : 「その件に付いていくつか。支部に来てもらえませんか?」

ξ゚听)ξ : 「……分かった。すぐ行くわ」

(´・ω・`) : じゃあ、電話を切った所でこのシーンは終わりにしようか

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 04:33:28.55 ID:L7OHOCpr0
SCENE:2

(´・ω・`) : 続いて、ブーンのオープニング

( ^ω^) : うーい

(´・ω・`) : 霧谷さん(*1)に呼び出されて、任務を言い渡されるシーンだよ

ζ(゚ー゚*ζ: 日本支部長から直接任務依頼とは、激しい戦いの予感

(´・ω・`) : キミが呼び出された支部長室に入ると待っていた霧谷さんが、いつもの笑顔で挨拶をする。

(´・ω・`)→霧谷 : 「どうも、ご無沙汰しています」

( ^ω^) : 「お久しぶりですお。先の任務、順調に終わりましたお。詳しくは報告書の通りに」

('A`) : 任務が終わった直後だったのか

(´・ω・`)→霧谷 : 「それはよかった。任務終了早々に申し訳ないんですが、緊急の任務です」

( ^ω^) : んー、ここはひねくれて、「……やらなきゃ、いけないんですかお?」

(´・ω・`)→霧谷 : 「現在、任せることができる人間は、あなたしか居ません。お願いします」

( ^ω^) : 下手に出られると断れないwww「分かりましたお」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
*1 : 霧谷さん
フルネームは霧谷雄吾。UGN日本支部長、つまり、日本のUGNで一番偉い人。
ダブルクロスでは、もっとも出番の多いNPCである。

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 04:37:20.11 ID:L7OHOCpr0
(´・ω・`)→霧谷 : 「任務の内容ですが、とある危険なジャーム。"クリムゾン・サイズ"が確認されて居ます」

( ^ω^) : 「危険というと、どの程度のものですかお?」

(´・ω・`)→霧谷 : 「先日支部が一つ壊滅させられました。現在、"クリムゾン・サイズ"はC市に向かっています」

( ^ω^) : ツンの居る街?

(´・ω・`) : そうそう、関東圏の地方都市。千葉とか、埼玉とかの大きな街くらい栄えてる

( ^ω^) : なんと微妙な田舎感。ツンがロイス持ってるし、過去に訪れたことにしていいですか?

(´・ω・`)→霧谷 : もちろん。「一度、任務で訪れたことがある街ですから、案内の必要はないと思います」

( ^ω^) : 「わかりましたお」

(´・ω・`)→霧谷 : 「それと、もう一つ」

( ^ω^) : ?

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 04:41:04.15 ID:L7OHOCpr0
(´・ω・`)→霧谷 : 「"クリムゾン・サイズ"は、恐ろしい個人戦闘能力の持ち主です」

( ^ω^) : 「それは支部を壊滅させる実力から、想像できますお」

(´・ω・`)→霧谷 : 「この"クリムゾン・サイズ"の戦闘能力からか、FHが動いています」

( ^ω^) : 「……それであっても、ジャームを殲滅すればいい話では?」

(´・ω・`)→霧谷 : 「その通りです。ですが、FHにはくれぐれもご注意ください」

( ^ω^) : 「了解しましたお」 そう言って、部屋を後にする

(´・ω・`)→霧谷 : じゃあ、その背中に向かって、「よろしくお願いします」と言おう

( ^ω^) : ドアの前で振り返って、礼をしてから去ります

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 04:44:53.17 ID:L7OHOCpr0
lw´‐ _‐ノv : うーん。真面目だ

( ^ω^) : ごめん、演技力ねーわ俺。ひねくれ者難しい

ξ゚听)ξ : どうせ自分のキャラなんだし、流れに身を任せちゃえば?

( ^ω^) : ん、そーするわ

(´・ω・`) : いいかい? 特に何もないなら、シーンを切るよ?

( ^ω^) : そう聞かれると、なにか在りそうな気がするけど、特に浮かばないから、切ってください

(´・ω・`) : りょーかい。じゃあ、次のシーンにいこう。

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 05:10:01.00 ID:L7OHOCpr0
SCENE:3

(´・ω・`) : そんじゃ、次はドクオだ。

('A`) : はいはい、場所は?

(´・ω・`) : 場所はどこかの路地。キミは最終通告をエージェントに伝えに来たところだ。

('A`) : お、もうそこなのか。じゃあ、いざと言う時のために獣化する準備をしながら、声を――

(´・ω・`) : その瞬間、女性の声で悲鳴が上がる!

ζ(゚ー゚*ζ : いやぁ〜ん!

('∀`) : だwwwまwwwれwwwww

(´・ω・`) : んな余裕のある声のどこが悲鳴なんだwww 同時に≪ワーディング≫(*1)を感知。

('A`) : 慌てて駆けつけます

(´・ω・`) : するとそこには、キミが最終通告を伝える予定であったエージェントの亡骸が!

ξ゚听)ξ : ええ!? てっきり、ボスかお助けNPCだと思ったのに……

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
*1 : ≪ワーディング≫
オーヴァードなら誰でも扱えるエフェクト。
非オーヴァードを気絶させる結界を張る。

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 05:16:15.29 ID:L7OHOCpr0
(´・ω・`) : どうする?

('A`) : んーとりあえず、駆けつけて肩を揺らす。「おいっ! 生きてるか!?」

(´・ω・`) : いや、そんな事しなくてもわかる。下半身が引き裂かれているんだ。おそらく即死だろう。

('A`) : 「くっ……どうしてこんな事に……」 と、どうしよう? とりあえず、報告か?

(´・ω・`) : 報告するんだね? じゃあ、コール音がしばらく続いて、リーダーが電話に出る。

('A`) : 「もしもし、ヒューポクライテです」

(´・ω・`)→リーダー : 「首尾はどうだ?」

('A`) : 「それが……エージェントの奴。こっちが手を出す前に、殺されていました」

(´・ω・`)→リーダー : 「……なんだと? 奴の持つ情報はどうだ?」

('A`) : 「今から調べます」……どうやって調べよう?

(´・ω・`)→リーダー : 「いや、それなら、コチラから死体回収班を回す。お前は、"クリムゾン・サイズ"の観察を引き継げ」

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 05:24:14.29 ID:L7OHOCpr0
('A`) : んと、命令違反したエージェントが観察していたのが、"クリムゾン・サイズ"?

(´・ω・`) : その通りだよ

('A`) : そういえば、どんな命令違反を犯したんだろう?

(´・ω・`) : 報告書によると、どうやら観察対象に接触していたらしい

( ^ω^) : というか、手荒い真似も平然とやってのけるFHが、観察って珍しいな

(´・ω・`) : うん、どうやら"クリムゾン・サイズ"の性質に寄るものらしいね

('A`) : ふむぅ……FHのエージェントとしては、願望に関係のない任務はあまり手を出したくないんだけど……

(´・ω・`)→リーダー : 「いや、関係はある。そのジャームは非常に危険なジャームだそうだ」

('A`) : なるほど、戦闘になったら止めろと

(´・ω・`)→リーダー : 「そうじゃない。興奮したなら、なるべくその興奮を維持するよう、戦闘して構わない」

('A`) : ? 侵食値を上げろってこと?

(´・ω・`) : ぶっちゃけると、そうなるね。

('A`) : まあ、よく分からないけど、それは心に刻んでおこう。

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 05:32:17.95 ID:L7OHOCpr0
(´・ω・`) : じゃあ、電話が切れるよ。そこに車が突撃してくる!

('A`) : ちょwwwwwなんでだwwww

(´・ω・`) : どうやら、車はなにかに攻撃されたらしい

('A`) : !? !?

lw´‐ _‐ノv : 今のドクオ。やる夫がキョロキョロするAAに見えるわwww

ζ(゚ー゚*ζ : だっておwwwwのあと挙動不審になる奴かwwwwww

('A`) : え? なんで車がこっち来るの?

(´・ω・`) : だから、何者かに攻撃されたんだって。車はキミの手前で黒い煙を上げて止まる

('A`) : と、とりあえず、中の人を助けよう

(´・ω・`) : じゃあ、キミが助けようとた所で、シーンが切れるよ

('A`) : ええぇえぇぇぇぇ!?

ξ゚听)ξ : なんと不親切なGMwwwww

( ^ω^) : 転校生と衝突的出会いを髣髴とさせるなwww車相手じゃ大ダメージだがwww

('A`) : なんだこの怒涛の裏切られオープニングはwwww

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 05:50:03.79 ID:L7OHOCpr0
SCENE4

(´・ω・`) : よし、次はシューだ

lw´‐ _‐ノv : ほいきた

(´・ω・`) : キミは在るUGNエージェントに呼び出されて、どこかで待っているところ

lw´‐ _‐ノv : んー、喫茶店でいいかな?

(´・ω・`) : あいあい。じゃあ、そこにジョルジュが現れる。キミとは"事件"以来の再会だ。

lw´‐ _‐ノv : ほう……それじゃあ

( ∵) : (素晴らしい程渋い声で)「久方ぶりだな。ジョルジュ長岡」

ξ゚听)ξ : そんな声なの?wwwww

( ^ω^) : 渋いぜ、プッチャン

(;´・ω・`) : え、え〜っと……(←予想外の対応に、混乱した)

( ∵) : 「ま、積もる話もあるだろうしな。腰掛けてくれや」
.        _
(´・ω・`)→( ゚∀゚) : 「おう。久しぶりだな。シュール」

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 06:03:20.55 ID:L7OHOCpr0
lw´‐ _‐ノv : 「…………(こっくん)」

( ^ω^) : まさか、こいつ。プレイヤー発言すらしないつもりか?

('A`) : なんという男気

ξ゚听)ξ : たしかに、無言でプレイを通したら凄いな
.        _
(´・ω・`)→( ゚∀゚) : 「大変なことになってるとは聞いたが、事件の後から、そうなのか?」

lw´‐ _‐ノv : 「…………(こっくん)」
.        _
(´・ω・`)→( ゚∀゚) : 「……あれは、てめぇの所為じゃねえよ。俺の方が悪い」

lw´‐ _‐ノv : 「…………(ふるっふるっ)」

ξ゚听)ξ : なんか、一々可愛いなwww

( ∵) : 嬢ちゃん、そんな口利いてると、いつか怪我するぜ?

(´・ω・`) : そっちがプレイヤー発言するなwwwww

( ^ω^) : プッチャン渋いwwwwww

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 06:19:18.31 ID:L7OHOCpr0
lw´‐ _‐ノv : あれ? とりあえずで対応してたけど、なんで"事故"以来会ってないの?

(´・ω・`) : やっと喋ったかwww彼は任務の傍ら、事故について独自に調査していたんだよ

lw´‐ _‐ノv : なるほど、じゃあずっと会ってなかったのは、どこか遠くへ調査に向かってたのか
.        _
(´・ω・`)→( ゚∀゚) : 「なあ、あれから、どうなった?」

lw´‐ _‐ノv : 「…………?」(首をかしげる)
.        _
(´・ω・`)→( ゚∀゚) : 「ほら、UGNとかさ。変わりはないか?」

( ∵) : 「ああ、変わりねえぜ。支部の方も、なんとか支えあっているよ」
.        _
(´・ω・`)→( ゚∀゚) : 「そうか、それはよかった」

lw´‐ _‐ノv : 喋れない代わりに、ただ笑顔を見せようか

(´・ω・`) : じゃあ、しばらく他愛のない話、いついつの任務が大変だったとか。そんな事を話して時間が過ぎていく

lw´‐ _‐ノv : それに対して、相槌を打ちながらたまにビコーズが、返事をする

( ^ω^) : プッチャン。いつの間に改名したんだよぉ

(´・ω・`) : それじゃあ、ある程度盛り上がると、彼は口を開く

('A`) : お?

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 06:31:15.50 ID:L7OHOCpr0
.        _
(´・ω・`)→( ゚∀゚) : 「なあ、シュー。言って置かなきゃ、いけない事がある」

lw´‐ _‐ノv : 「…………?」(首をかしげる)
.        _
(´・ω・`)→( ゚∀゚) : 「ああ、俺は"事件"を追って、ヒートに出会った」

lw´‐ _‐ノv : 「……!」
.        _
(´・ω・`)→( ゚∀゚) : 「あいつは今、この街にいる」

( ∵) : 「そいつは、どういうことだ? 兄ちゃん」
.        _
(´・ω・`)→( ゚∀゚) : 「この街にいることが、確かなだけさ。まだ、あいつとは会っていない」

( ∵) : 「……なんで、俺達だけに伝えたんだ?」
.        _
(´・ω・`)→( ゚∀゚) : 「ツンに伝えて欲しい。キミたちが求めた親友が、この場所に戻ってきたって事を」

(´・ω・`) : それだけ言うと、彼は自分の代金をテーブルに置くと、席を立つ。

( ∵) : 「おいっ! 貴様、待て!」
.        _
(´・ω・`)→( ゚∀゚) : 「もう、時間なんだ。頼んだぜ?」

( ∵) : 「代金が足りないぞ!」

(´・ω・`) : おいwwwここでボケるなwwwwシーン切るぞw

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 06:48:04.96 ID:L7OHOCpr0
SCENE5

(´・ω・`) : ついに来てしまったが、最後はデレのオープニングだ。

ζ(゚ー゚*ζ : まるで、疫病神だな。場所は?

(´・ω・`) : 場所は車の中。キミもツンと同様、UGNに呼び出された途中だ

ζ(゚ー゚*ζ : つまり、この俺様が運転中というわけだな

lw´‐ _‐ノv : 小学生だろうてめぇwwww

ζ(゚ー゚*ζ : おっとw

(´・ω・`) : ちゃんとUGNが派遣してくれた運転手がいるよ。

ζ(゚ー゚*ζ : なんだ。早く言ってよねぇ

(´・ω・`) : キミは、車内で思考にふけっている。ヒートの情報を求めて奔走してきたが、情報は僅かしか集まらなかったんだ。

ζ(゚ー゚*ζ : ふむ。では、「ヒート……なんで私を選んでくれなかったのかな」などと、呟く

( ^ω^) : そりゃwwwお前が女だからだよwwwwww

(´・ω・`) : くそwwww小さい頃、遊んでくれていた思い出とか用意してたのにwww全部卑猥な妄想になりそうだwwww

ζ(゚ー゚*ζ : 例えば、一緒にお風呂に入ったり! 柱に傷をつけて背を比べたり! そのついでにおっぱい揉んだり!

ξ゚听)ξ : 最後wwwwwwwwww

91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 07:02:03.63 ID:L7OHOCpr0
(´・ω・`) : それじゃあ、いきなり独り言を言い始めたデレに、不審な目を運転手が向ける。

ζ(゚ー゚*ζ : 「なに、君は知らなくていいことさ」

('∀`) : 変人じゃねえかwww

( ^ω^) : テラ不審者wwww

ζ(゚ー゚*ζ : おいこら、幼女はなにやっても許されるって、憲法第九条に書いてあったぞ!

lw´‐ _‐ノv : んな法律ねえよ。どこの憲法だよ

ζ(゚ー゚*ζ : は、ハンムラビ法典

(´・ω・`) : 戻すぞwww車はビル街を進み、廃墟が多い場所にさしあたる。

ζ(゚ー゚*ζ : ほう。なんだかデ! ジャ! ビュ!

(´・ω・`) : すると、何かをキミの耳が捉えて、ピクンッ! と、跳ねる

ζ(゚ー゚*ζ : え? なにそれ? 何の反応?

(´・ω・`) : おまえ、自分でネコミミにしたんだろ?

ζ(゚ー゚*ζ : ああ、そうだったぁ! すっかり忘れてたよぉ! もう、危険とか察知したら、耳はピクピク動きまくるよ! そりゃあ過激に動くよ!

(´・ω・`) : すると、ほぼ同時。ビルの隙間から何かが飛び出してきた。

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 07:16:11.65 ID:L7OHOCpr0
ζ(゚ー゚*ζ : あーあ、ネコ轢いちゃった

(´・ω・`) : 飛び出してきたのはネコじゃない!wwwww人ほどの影が車にぶつかる!

ζ(゚ー゚*ζ : なにぃ! ネコめ! 意外にもでかいぞ!

(´・ω・`)(無視した) : そのまま、影は車に何か赤い爪のようなものを突き刺すと、運転手を爪で圧殺し、どこかへとジャンプしていった。

ζ(゚ー゚*ζ : 「え? あれぇ? 運転手死んじゃったよぉ! アッハハハハハハ! ヤバイ! 死ぬ! 事故で死ぬううぅ!」

(´・ω・`) : オーヴァードがそんな簡単に死ぬかwww

ζ(゚ー゚*ζ : 「まずい! 車が暴走しているだとっ! 攻撃された場所から、そうだな、黒煙が出始めたぁ! どうしようニャン?」

( ^ω^) : ここでまさかの語尾設定wwwwww

(´・ω・`) : ああ、もう。勝手に進めよう。車が暴走し、路地に突っ込む。通りがかった人を巻き込みそうな所で、車は停止する。

ζ(゚ー゚*ζ : そうだなぁ! 車が突っ込んで、黒い煙を上げているんだなぁ!

('A`) : あ、俺が登場すればいいんだな。登場します

ζ(゚ー゚*ζ : 「いたたたたた」と、ゴスロリ衣装で、車から這い出よう

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/13(月) 07:26:48.08 ID:L7OHOCpr0
('A`) : 「大丈夫?」

ζ(゚ー゚*ζ : 「ああ、しかし、さっきのはなんなのだ?」 と、声を掛けてから、ドクオに気づく。

('A`) : 「さっきの? キミは何を見たんだ?」

ζ(゚ー゚*ζ : おっと、部外者にジャームなんていったらまずいな

('A`) : あー、じゃあ僕は昔戦っていたらしいんで、デレの正体に気づいてもいいですか?

(´・ω・`) : うん、いいよ

('A`) : 「お前は、あの時のUGNイリーガル!」

ζ(゚ー゚*ζ : 「む? 貴様はあの時のFHチルドレンじゃあないか!」

('A`) : 「お前、ジャームに襲われたのか?」

ζ(゚ー゚*ζ : 「ああ、なんだ? 知っているのか?」

('A`) : 「ああ、俺はそのジャームを潰すよう言われている」

ζ(゚ー゚*ζ : 「……ふん。なら、今は敵ではないのか。失礼、迷惑を掛けたな」と、去っていいですか?

(´・ω・`) : あー、いいんだけど、ドクオなにか忘れてない?

('A`) :なにを?

(´・ω・`) : お前、直接的な攻撃力、皆無だよ? 一人じゃなにがあっても、さっきのジャームに勝てない

98 名前:>>97訂正:2008/10/13(月) 07:38:05.28 ID:L7OHOCpr0
('A`) : なるほど。じゃあ、「あのジャームについて、こちらから提案があるだが?」

ξ゚听)ξ : ? なにがなるほどなの?

( ^ω^) : たぶん、GMはここでなんか和解策を提案しろと言っているんだお

ζ(゚ー゚*ζ : 「FHの意見など、聴いている暇などないな」

('A`) : 「なら、聴くだけでいい。俺はあのジャームについて調査している。場合によっては、戦闘しなければならない」

ζ(゚ー゚*ζ : 「ほう?」

('A`) : 「キミたちがこれから、あのジャームと戦うなら、俺にも協力させてくれないか?」

ζ(゚ー゚*ζ : 「……ふん、FHがなにを考えているか分からん以上、それは出来ない相談だな」  そういって、事故現場を後にする。

('A`) : 「わかった。だが、気が変わったら、その時は伝えてくれ」

(´・ω・`) : ……いいかい? じゃあ、シーンを切るよ

ζ(゚ー゚*ζ : こ、これで良かったのか? ドクオが激しく参加できなそうなんだが?

(´・ω・`) : 大丈夫。とりあえず、今の所、シナリオ通りだ

('A`) : なに考えているんだ?

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