( ^ω^)カウボーイなようです 【3rd:fast shot】

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/28(日) 23:14:34.04 ID:6UICE6OSO

【3rd:fast shot】



4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/28(日) 23:17:42.02 ID:6UICE6OSO



僕はポットハット・ジョイを何とか追いつめることが出来た。

残った下っ端達は散り散りに逃げていったようだ。


( ^ω^)「やっと追いつめた……。
 鬼ごっこはここで終わりだお!」


(;^J^)「この……」


ジョイは銃を構えながら後ずさりをする。

左腕からは血が滴り、怪我のせいか小刻みに震えている。



5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/28(日) 23:19:56.06 ID:6UICE6OSO


(;^J^)「撃つなら早く撃ちやがれ!」


( ^ω^)「このまま終わらせはしないお」


(;^J^)「くっ……、ふざけろ!」


( ^ω^)「そう焦る事は無いお、ガンマンなら誰でも知ってるアレをやるお」


(;^J^)「早撃ちでもすると言うか!?」


( ^ω^)「そうだお、互いに一撃決まれば動けなくなる距離に立ち、好きなタイミングで撃つ」


(;^J^)「……」



6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/28(日) 23:21:58.77 ID:6UICE6OSO


( ^ω^)「お前もガンマン、逃げるような事はしないだろお?」


(;^J^)「くっ……」

少しの間が空く……。

ポットハット・ジョイの頬から脂汗が滴り落ちる。


(;^J^)「クソっ……、受けてたってやる!」


( ^ω^)「……ここは狭すぎるから広場へ行くお」


(;^J^)「……良いだろう」

銃を下ろし、そのまま村の真ん中の広場へ向かった。



−−−



9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/28(日) 23:24:05.56 ID:6UICE6OSO


広場に着くと、真ん中に向かい合うように立つ。

拳銃はガンベルトに下げたままだ。


( ^ω^)「……まず離れるお」


( ^J^)「……」

背中合わせになり、一歩ずつ距離を空けていく。


一歩

二歩

三歩

四歩

五歩


足を止めて睨み合う。



10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/28(日) 23:25:11.49 ID:6UICE6OSO


( ^ω^)「拳銃を足下に置くお」


(;^J^)「何……?」


( ^ω^)「置くお」


(;^J^)「くっ……」

拳銃をガンベルトから引き抜き足下に置いた。


(;^J^)「……」


( ^ω^)「……」

そして、再び二人は睨み合う。



12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/28(日) 23:26:47.75 ID:6UICE6OSO


ジョイの視線が泳ぐ。

チラチラと自分の足下を気にしている。

対するホライゾンは自信に満ちた目で前を見据えている。


(;^J^)「……」


( ^ω^)「……」

風が二人の間を通り過ぎていく。

鳥が騒ぎだし、一斉に飛び立つ。

指先が無意識に動き出す。



16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/28(日) 23:31:50.74 ID:6UICE6OSO


ジョイ考えていた。

勝敗がほぼ確定した状態から何故自分にもリスクのある早撃ちをさせるのか。

何故あんなにも自信に溢れる目をしているのか。

逆に自分の考え過ぎなのか。

精神を揺さぶるつもりなのか。


(;^J^)「……」


( ^ω^)「……」


読めない。




20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/28(日) 23:33:37.42 ID:6UICE6OSO


砂埃が巻き上げられ、枯れ草が音を立てて揺れる。

そして、ピタリ風が止み静寂が訪れる。

不意に何処かの看板の金具が外れ、ガタリと傾いた。

それを合図に二人が動く。

手を足下の拳銃へ延ばす。


(;^J^)「あああああああああああああああ!!」


( ^ω^)「っ!!」




23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/28(日) 23:35:45.31 ID:6UICE6OSO


勝負はこの一瞬で決まる。





先に拳銃を掴み腕を上げたのはポットハット・ジョイ。


(;^ω^)「っ……!」


(#^J^)「くたばれぃ!!」

素早く狙いを定め、引き金に掛けた指に力が込められる。



24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/28(日) 23:36:56.19 ID:6UICE6OSO


辺りに乾いた銃声が鳴り響いた。




26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/28(日) 23:38:20.37 ID:6UICE6OSO

【3rd:fast shot】 fin




28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/10/28(日) 23:40:55.43 ID:6UICE6OSO


( ^ω^) 何これ、一話ずつが短くて読みごたえが無いお


('A`) 内容も薄っぺらく感じちゃうよな


ノパ听) 短い? スパッと読めて良いじゃない!!
 内容が薄っぺらく感じるなら深読みしまくれば良いじゃない!!


( ^ω^) もっと地の文多くて話に重みがあるのが読みたいお


('A`) 深読みとかダリィ、やっぱカウボーイ切るわ……


ノハ;凵G) ダアアアアアっ!! もう好きにしやがれコンチキショオオオオオ!!





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